僕も娘も旅の途中

帰阪中(神戸空港に帰着したので帰神中?)のANA最終便の機内で、ハイボールを飲みながら「翼の王国」をパラパラとめくり、目についたコラムを読んでいました。

コラム。

そのテーマが、食や温泉や海外のトピックなど・・・つまり旅の色が濃ければ濃いほど、僕の心は踊り、そして落ち着きます。「翼の王国」にしても新幹線車内誌「WEDGE」にしても、乗り物の中で読むのは旅のコラムが素敵です。

それは、旅というものが、安心より不安で、習慣より異例で、要は「もう二度と繰り返されないかもしれない」という約束があるからなんだろうと思う。だからみんな写真を撮る。

<中略>

きっと旅を旅らしくするには距離が必要で。そこには移動が生まれて途中が生まれて、その空白こそが旅。

(平野紗季子 翼の王国より)

博報堂の社員でありながら、フードエッセイストとして各方面で活躍中の平野さんの文章は、20代の女性という若々しさと独特の言い回しの中に、ハッとさせられるほどの核心をついた指摘があり、その後にじんわりと温かくて心地良い共感を生み出させてくれます。

そう、旅は移動。移動は空白。空白は旅。

毎日の日常が旅ということも出来るかもしれませんが、この週末は長女の誕生日であり、内部進学入試の日であり、翌日合格発表というまさに長女デー。結果の方は無事に合格ということで、年を越す前に来春からの進学が決定し、プレッシャーからの解放で嬉々としていました。よくやったね、おめでとう。

きっと彼女も旅の途中。

そしてその姿を写真に撮る僕も、旅の途中。

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曇天の空港にて、ハードウエアコンテストGUGENの出展作品を閲覧

あっという間に金曜日です。
今朝の伊丹空港は曇天ですが、飛行機は映えています。

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明日は、日本最大のハードウエアコンテスト「GUGEN 2017」の展示会と授賞式が秋葉原コンベンションホールで開催されます。毎年、Quadceptもスポンサーとして協賛させていただいており、今年もどんな作品に出会えるか今から楽しみです! 搭乗待ちの時間を利用して152点の応募作品一点一点を興味深く見ているところです。Edisonを使っているものが多いように感じますが(たまたま目についただけ?)、チップ、マイコンボードの進化で年々レベルが上がって来ているように感じますし、すぐ製品化できるんじゃないかと思うものもたくさん。作品はこちらから見ることができるので、興味のある方は是非どうぞ!

それでは、今日も一日がんばりましょう!

年の瀬右往左往

MacOSをSierraにアップグレードしようとして、容量が足りず、右往左往した挙句にOSX Lionを再インストールして事なきを得たり、インフルの予防接種に向かう途中、子供用のマスクをさせられて卍丸みたいになったりと、いかにも年の瀬という感じです。

しかしPCにしてもインフルにしても、科学技術の進歩した現代であるにも関わらずリスクヘッジはバックアップだったり予防接種だったりと、いつの時代も何かが脆弱で、「100%」や「絶対」なんて言葉は人類の歴史の中に存在しないのではないかと思います。

ところで12月になると、「暮れも押し迫る」とか「押し詰まる」という表現を使いますよね。「迫る」と「詰まる」で意味が違うんだろうなと思って調べてみると、以下のように使い分けているようです。

「暮れも押し迫る」  ・・・ 暮れに近くなること
「暮れも押し詰まる」 ・・・ 暮れの中でも、その終わり(12月末)に近くなること
(引用元:NHK放送文化研究所)

いずれにしても今日が12日であること、今年も残り半月であるという事実に軽く目眩を覚えつつ、精神安定剤である読書でもして気持ちを落ち着かせたいと思います。しかし一年ってこんなに早いものでしたっけ。

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[ゴルフもランも朝が早い]朝は強いが夜は尻餅をつくほど弱い

朝4時半に起きて5時半に出発。

まだ外は真っ暗、防寒用にタイツをはき、腰には「貼るカイロ」、ポケットにもカイロ。コンビニでホットコーヒーを買って飲みながらゴルフ場を目指します。フェアウェイにもグリーンにも霜が降り、いよいよ本格的な冬ゴルフのシーズンになってきました。

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ゴルフもマラソンも基本的に朝が早い。最近朝型の傾向がどんどん強くなり、早起きは得意ですが夜はめっぽう弱くなっています。9時に寝ろと言われてもハイと言って寝ることができます。

今日は奈良マラソン、青島マラソンなど各地の大会で同級生や走友会の仲間が激走を繰り広げていました。出走された皆様、ナイスランでした!応援の皆様、お疲れ様でした!ゴルフ帰りの車中で、ランナーの結果をチェックです。

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良い冬晴れの一日で、スポーツには最高の一日になったと思います。

小学校生活最後のステージ発表会に

6年生の長女のステージ発表会。
毎年12月に行われる学芸会のようなもので、小学生活最後のステージとなります。

学年全員での発表は、修学旅行に行った東北での経験を題材にし、命の尊さと、家族や仲間達の大切さをテーマに良く練られた内容で、本当に良く練習したんだなあと感心しました。ステージで歌ったり踊ったりしている子供たちを見ていると、小さくでダブダブの制服を着ていた1年生の頃とは比べ物にならないほど立派に成長し、月日の早さを実感します。

演技後には体育館でパパを見つけて飛びついてくるし(抱っこせえと言うが重たくて仕方ない)、普段寝る時は小4の次女共々パパの両脇に納まって安心して寝るような、まだまだ甘えん坊の娘たちですのでパパにとっては可愛くて仕方ないのですが、来年から中学になると思うと幾分寂しさも覚えると共に、頼もしくも思います。

もうすぐ今日が終わる やり残したことはないかい
親友と語り合ったかい? 燃えるような恋をしたかい
一生忘れないような出来事に出会えたかい
かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい

子供たちの合唱に心を打たれました。

写真は今日のランチです。
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蕎麦屋飲みの奥深さ

蕎麦屋での飲みほど良い飲み方はないですよね。

先蕎麦でも締蕎麦でもいいですが、ビールや日本酒で筑前煮や古漬けをいただきつつ、大将や常連さんとの会話を楽しみ、良いタイミングで蕎麦を。

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一気に注文を通さないとすぐにメニューを下げられ、何もサービスしてないのに15%のチップを要求される国に比べて、こんな贅沢な飲み方が出来る日本は素晴らしいです。その場の空気や雰囲気すらアテにして飲めるんですから。

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日本から蕎麦屋がなくなったら、日本は滅びるんじゃないかと本気で思っています。

それ程、蕎麦屋を尊敬し愛しています。

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キリッと冷えた早朝に

有言実行ではありませんが、早朝12kmを走って来ました。キリッとした冬晴れです。

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久しぶりの地元ラン。数週間も経てば随分気候も変わるようで、今シーズン初のタイツ装着です。朝7時の冷え込みはなかなかのもので、タイツ嫌い生足バンザイの僕でもさすがに今日は履いてしまいました。いよいよ冬本番ですね〜。

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写真はinstagramで加工していますので、とても鮮やかになっていますが、実際は冬の朝らしく、地表に沈む冷たくて重たい空気を朝陽が鋭利な刃物で貫くような光景が広がっていました。両手を息で暖めつつ走りながら、空を見上げます。

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いつでもどこでも安く、質の良い品が買え、美味しいものを食べる事ができる国なんて他にない

今朝、渡航先のグアムから帰国しました。

海外から帰国する度に、日本がいかに素晴らしいか国か、そして特殊な国かを実感します。先ほど最寄り駅に買い物に出掛けたのですが、和菓子屋には芸術作品のようなきらびやかなお菓子が並び、それらが箱ではなく、一個単位で100円や200円で買うことが出来ます。弁当屋には、これまたキメ細やかに彩られた宝箱のような駅弁が並んでいて、600円や800円。ほとんど奇跡です。100均に行けば、言うまでもなく、なんでも揃ってしまいます。

もし他国に住んでいたとしても、ないならないで我慢するか、その中で工夫して生活するようになるのでしょうけれど、日本のように、どこに行ってもあらゆるものが揃っていて、しかも安く、質が良く、朝から夜までいつでも買える国は他を見回しても・・・ありません。少なくとも、僕が海外で目にする限りは(それなりに近い国はあったとしても)。

一方で、このような豊かさの裏にはそれらを支える人々の努力がある訳で、過剰なサービスや価格のために犠牲となる人(長時間労働、厳しいノルマ、低賃金など)が出てくるのも事実。どこまでが良くてどこからが行き過ぎなのかは人それぞれ判断が異なるところではありますが、過剰供給は良くないのでどこかで調整が働くことを願うものの、日本にいると日本の良さ、仕事に対する真摯な態度や真面目さ、ホスピタリティなど、改めて良さ(時に凄まじさ)を実感することができます。

もちろん、海外は海外の良さがあります。
グアムはやっぱり海でしょうか。

ビーチ沿いのこんなところで仕事が出来ればなと思ったりします。

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それに、やっぱりIPAやPALE ALEなどは美味しいですよね。昨夜はイタリアンと共にいただきました。

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今年も快適な環境の中でたくさんの学びが

毎年この時期は社員研修旅行。
昨年に続き、今年もグアムに来させていただいております。

普段は社員全員が参加するイベント事もなかなか企画出来ませんので、研修旅行は年に一度のイベントとして全員で楽しむことができ、とても楽しく過ごすことが出来ています。ゴルフをしたり、プールでバレーボールをしたり。普段話しが出来ない人と話をしたり。

数十名で囲むテーブル、食事も最高です。美味しいものを食べて英気を養います!
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ゴルフ場では二重にかかる虹に遭遇。本当にクッキリ見ることが出来ました。
グアムのゴルフで良いスコアが出た試しがありません。到着して数時間後にはゴルフ場なので睡眠不足と暑さ、風との戦いです。でも、カートに積んでいるビールは最高にウマい。笑

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もちろん、僕は旅ランナーとしてどこでもシューズとウエアは持参です。今朝はビーチランを楽しみました。

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このように研修旅行に来れるのも、普段皆ががんばって仕事に取り組み、結果を出しているから。お取引先様含めステークホルダーへの感謝を感じながら過ごすことが出来ています。