飲食代が本代へ、交通費が電気・通信費へ。お金のトランスファーに行動変容を見る

ゴルフもなくなり、マラソンもなくなり、会食・飲み会もなくなると、残された趣味、余暇の過ごし方は、読書と音楽。

元々、本好きの僕はかつて(もう「かつて」という言葉を使って良いと思いますが)飲食代や飲み会に使っていたお金を本につぎ込んでいます。

今日も仕事帰りにジュンク堂に立ち寄ったのですが、事前に営業時間をチェックしておいて良かった!時短営業になっていたのです。あっぶねー

そしてもちろんレジはソーシャルディスタンス

今日も400ページを超える大作を購入。
さあ、読むぞ。読んで知識の海に身を投じるぞ。

今は黙ってインプット。

飲食代が本代へ、交通費が電気代と通信費へ。コロナによって人間の行動変容はこうも変わりますか。

あまりにドラスティックで、正直、驚いています。

外出自粛の時こそ食べたくなるもの

そう、粉もん。

いやいや、たこ焼きやお好み焼きって自宅で作るものでしょう、という意見もありますよね。確かにそう。家でいくらでも作れます。特にお好み焼きに関しては僕も腕に自信はあります。

でもね、たこ焼きはね。

家で作るものと専門店で食べるものでは全然違うんです。もちろん家のタコパも楽しいですよ。色々な食材をトッピングできますしね。でも、たまにはお店のたこ焼きもいただきたいのですよ。というわけで、この外出自粛の間に食べたいものの一つとして、今夜はたこ焼きをテイクアウト。控えていたビールも一緒にいただきましたよ。もうね、最高。

他にも、お店じゃないとなーって思うものが、焼き鳥と天一。

大抵のものは作るのですが、これだけはね。焼き鳥ももちろんテイクアウトもあるし、実際に持ち帰ったこともあるのですが、やっぱり焼きたてがいいじゃないですか。それに天一はそもそもお店じゃないと。レトルトで家で作れるのもありますが、なんとなく嫌だし。笑

お店に行きたいけれど、今は我慢です!

都市化・効率化から、疎化・リモート化へのターニングポイントを迎えた時に、僕たちはどう生きていくか (家にいる時間が長いので、あれこれ考えちゃうんです)

相変わらず、規則正しい生活です。
 
夜は本を読んで早く寝て、朝ランで一日がスタート。動かないので時間がたくさんあります。

ジョギングしている時間に、今目の前で起こっている社会を一変させた出来事について、消化しきれない自分と、なんとか理解しようとしている自分が必死でもがきながら、ポスト・コロナのアップグレードした社会がどうあるべきなのかの問に対する答えについて色々と考えています。

少なくとも(不謹慎かもしれないけれど)今回のコロナ禍は、既存の社会の枠組みと資本主義経済の限界を露呈し、破壊したという意見に僕は賛成しています。一部の資本家と超大企業が地球上の富の大部分を有している社会なんてどこかで限界が来るよね、とみんな思っていたでしょう。

さて、コロナ以前は、人口減少と高齢化、過疎化の問題、労働力不足に対してどう対応していくかということが大きな関心事であり、テーマでした。こうした問題に対しては、いかに効率化を推進するかというモチベーションが働きます。

どうしたって人口は減少していくので、AI/ロボティクスで労働力を補い、財を生産し、仕事につけない人たちにはベーシックインカムを支給というような未来図が描かれていました。また、少ない人口と財でインフラを維持するためには、省エネ・効率化が求められますから、役所や警察、消防、病院など社会インフラを整備するために、都市化(=コンパクトシティ)が進みます。僕自身も、個人的な趣味として「人口減少時代におけるコンパクトシティ」に興味を持って文献を読んでいたくらいです。

しかし、感染症は、人と人との接触(過密化)を否定し、社会の様相をがらりと変えてしまいました。

【コロナ前:「効率化と密」がテーマ】
人口減少 → 過疎化 → 都市に人と社会インフラを集中(コンパクトシティ)

【コロナ後(ウイズ・コロナ):「効率と疎」がテーマ】
三密禁止 → 都市化崩壊 → 人口分散、スペース(疎)生活 → リモート


リモートワーク、リモートレクリエーションは、人の移動を鈍化させます。航空業界、旅行業界、交通業界、自動車業界はこれからどうなるのでしょうか。旅行、飲食などのサービス業と自動車は日本の基幹産業でした。それが、今、まさに目の前でガラガラと音を立てて崩れています。それでも今、生きていかなければならない。生きるか死ぬかの重大な局面が現在進行形で進んでいます。これが世界規模で同時に起きている。

地震や自然災害、金融危機のような局所的な話ではなく、全世界同時に起きるのが感染症なんですよね。そして間違いなく、この後に大不況と金融危機が訪れます。それも、世界的に。その時、どう生き残るか。将来のことだと思っていたベーシックインカムが今必要になりました。(財源が・・・と言いますけれど、株価暴落や金融危機が起これば信用価値としてのお金なんて消えてなくなるんですから、消えた分のお金は刷っちゃえばいいんですよ)

ソフトウエアのアップグレード、バージョンアップ後に下位互換がない(互換性があるものもありますけれど)のと同じで、社会が大きく変わりますから、一度崩れたものは元には戻りません。

であれば、我々は未来を想像し、創造しなければならない。疎化が進むのであれば、そこにビジネスチャンスがあるかもしれない。ビジネスという言葉すら、過去の遺産になるかもしれない。人口減少、全然OKかもしれない(不謹慎だけど)。

そうなると、人間として、一個体としてアップグレードして生きて行かなければならない。都市化から分散化へ。密から疎へ。奇しくも5Gの普及で超高速通信インフラが整備されつつあります。そうなるとリモートでなんでも出来るではないですか。人と人の距離は遠いけれど、リモートでは接続できる。仕事もプライベートもあり方は大きく変わるでしょう。

さらにここ数年、「働き方改革」が推進されてきましたけれど、あれの本質は、国も会社も国民・社員を守ることができないので、みんな自己責任で生きて行きましょうねというメッセージだと僕は捉えていましたが、今、まさにそれが本気で求められてきました。個として強くなろう。人そのものもアップグレードしなければなりません。そして、会社は会社で今までの営業方法を見直し、捨てるものは捨て、新しい方法に積極的にチャレンジする。

大切なのは、今を生きながら(生き延びながら)、変わること。しかもできるだけ早急に。今の社会システムは維持できませんし、過去はもう戻ってきませんから。


少し前にエントリーしたこの記事、自分でももう一度読みたいと思います。
「変化に柔軟に対応するって、具体的にどうすればいいの?」(2020年2月16日)


夜がだめならランチで貢献

夜に飲みに行くことはできないけれど、テレワークではなく出勤組の僕としてはランチはテイクアウトするか、どこかに食べに行くかしかありません。

最近はテイクアウトのお弁当などを買ったりしていたのですが、そういえば、とふと思いついたのが、夜お世話になっていた馴染みの店でランチをすること。

もちろん、ランチ営業しているお店に限ります。

会社から少し歩いて馴染みの店に行きました。やはり緊急事態宣言以降、テレワークと自粛で昼も夜もお客さんが激減しているようなのですが、僕の顔を見るなり、皆さんすごく喜んでくれました。大歓迎してもらって、こっちまで元気をいただきました!

久しぶりのお蕎麦と天丼。
最高に旨かったです。

出来ることからコツコツと。
みんなでこの苦境を乗り越えて行きましょう!

早寝早起き毎朝ランニング

一ヶ月、一週間単位で見える世界が変わっていく昨今です。ほんの2、3ヶ月前には想像すらしなかった景色が、ものすごいスピードで展開されていきます。

このような状況になってから、外飲みはまったくなりなりました。馴染みの飲食店のことがとても気になります。ああ、早く治まれコロナウイルス。

外がなくなれば、じゃあ家飲みで、という話なのですが、昨年から家で飲むこともほとんどなくなっていたので、夜寝るのが早い早い。最近は毎朝5時30分に起きて、走りに出掛ています。

ちょうど桜もきれいですしね。

コロナ前、コロナ後で生活スタイルも変わるものです。

今はみんな苦しい時期ですが、そんな中でも、出来ることをこつこつと積み重ねるしかありません。

「花の咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」

ピンチの時こそ、その人の器の大きさが見える

いよいよ緊急事態宣言が出されました。

記者会見を見ていましたが、このまま行くと二週間後には1万人、一ヶ月後には8万人に増えるという予測が立っています。人と人との接触を7割〜8割に減らすということが求められ、オフィスワークは原則自宅でとのこと。まさに、オール・ジャパンでの踏ん張り時。一人ひとりの行動に責任を持たなければなりません。

可能な限り自宅にいる、三密を避ける、というような当たり前の今後の行動指針については今さら触れることもありませんが、僕が注目しているのは、こういう時に人が発する発言です。その裏にはその人の本性と、普段口には出さないけれども内奥の考え方が出るものなのです。

このような緊急時、ピンチの時にこそ、人間の器の大きさと、その人の本性が見えますよ。身近な人を観察してみましょう。

自分のことだけを考えている人はいませんか。不安と不信に駆られている人はいませんか。焦って間違った判断をしている人はいませんか。他人を攻撃している人はいませんか。優柔不断に物事を先送りしている人はいませんか。他責にしている人はいませんか。

そういう人がもしいれば、反面教師にして学ぶのも良いかもしれません。ピンチはチャンス。良い意味で、人を観察して、自分も観察してみる。

人のふり見て我が身を直せ。

こういう時こそ、今一度、自分自身を見つめ直すのに良い機会だと思います。

一日も早く普段の生活が戻りますように。

エッグタルトとソーシャルディスタンス

あまり気が進まなかったのですが、食材の買い出しだけは避けて通れません。そこで、久しぶりにCOSTCOに。

この時期、なんらかの形で対策がされているだろうなと思って行ってみると、やっぱり人は少な目、入場制限も。おかげでゆったりと買い物ができました。久しぶり過ぎて、カートに大量の買い物。価格も大きい・・・笑

いつの間にやらエッグタルトがカートに入っていましたが、美味しかったです。

カフェテリアは、テーブルが撤去され、列にもラインが引かれて距離が取られるようになっていました。

ソーシャルディスタンス・ラインですね。

今日も最高の天気でした。
絶好のお花見ラン日和なので、帰宅後走りに。

ランサークルのラインには、各地で桜をバックに走っているメンバーの写真が飛び交い、それを追っているだけで旅ランしている気分に。

いい季節ですね!

お花見ゴルフの後は、はちみつ漬けづくり

最高の天気の中、神戸グランドヒルでお花見ゴルフ。

久しぶりのグランドヒル、やっぱりこのコース好きだなあ。タイミング良く、桜も満開!ゴルフと花見の一石二鳥です。

どうですか!?この美しさ。満開でしょう!?

昼はラーメンにしました。久しぶりにラーメン食べた。

18番のロングでバーディーフィニッシュ。
終わり良ければすべて良し(笑)

屋外スポーツとはいえ、コロナは心配です。
ラウンド後の風呂はスキップして、そのままゴルフ場を後にしました。

帰りに実家で、八朔(はっさく)をたくさんもらってきたので、長女と一緒に皮むき作業。こういう皮が硬い柑橘類は、もらった瞬間にえいやで加工しないとだんだん億劫になって手を付けなくなっちゃうのです。僕はいつもリンゴでも梨でもすぐに皮をむいてタッパーに保存するようにしています。こうしておくとすぐに食べれますから。

食べてみるとめっちゃ酸っぱかったので、はちみつ漬けに。
こうして娘と一緒に、あれこれ話をしながら黙々と作業するのって楽しいですね。

ああ、いい週末だ。

普段は脳を目覚めさせるための朝ランのはずが

昨夜、いただきものの Dewar’s 25年 をチビチビとやりながら、たまに本に目を落としつつ、ぼーっとしながら色んなことを考えていました。

仕事のことやこれからの人生のことを、経験に基づく自分なりの考え方(大袈裟にいうと美学のようなもの)や、社会はこうなって行くから、こういうことをすべき、などの展望と照らし合わせて考えていると、自分なりの「理想の形」がおぼろげに、あたかも丸太をちょっとづつ削り続けて作りたいものの形が見えてくるように、浮かび上がってきたのです。

ああ、これは面白い、こんな風になれば最高だな、とエキサイトしていると、片手に持った本はいつの間にか閉じられ、目は空を泳いでしまっていました。もう遅かったのでベッドに入ったのですが、5時30分に目が覚めてしまったので、久しぶりに早朝ランに。

本来であれば、身体を少しづつ起こし、脳を目覚めさせるための早朝ランのはずが、昨夜考えていたことを整理するクールダウンのような時間になりました。

芦屋川の桜も随分咲き始めました。

走りながら眺める桜でも十分楽しむことができます。だって酒飲んでたら花なんて見ないもん。あ、花見は字の如く花を見るのではなく、文化や行事のようなものでしたね。

今朝診察に行ったクリニックも、普段は一時間前から数十人待ちなのに、今朝は数名待ちという状況で、コロナの影響をすごく感じます。

我々の業界も海外での部品生産がストップしたり、メーカーの国内工場が次々と操業を停止したりして、徐々に影響が出始めました。この状況はまだ序の口で、これから更に状況は悪化していくでしょう。

しかし、今は出来ることをやるしかありません。
がんばろう。

【ランニング中の中之島の桜】一日二日で花の開き具合が変わります

大阪、都心のオアシス、中之島。

今年も桜は満開ですが、もちろん、夜桜を楽しむ団体なんて皆無。せいぜい、そこにいるのはランナーと健康のために散歩を楽しむ人くらいのものです。今年はみんな我慢ですね!しっかりとコロナをやっつけて、また来年楽しみましょう!

でもラッキーだなと思うのは、樹の下に集まってワイワイやったりしない僕たちのようなランナー。走ってその下を通り過ぎるだけですけれど、やっぱり河川敷やお堀端に満開の桜がずらりと並んでいる光景は、本当に目を楽しませてくれます。特に、ライトアップされた中之島の桜は川面にその姿を映し、本当に美しい。

思わず立ち止まって写真を撮ったのが、上の写真。

場所取りしての花見はNGだし、人が多く集まるところにわざわざ出掛けるのも控えたいところだけど、もし近所にこういう場所があったら、散歩やジョギングで出掛けてみるのも良いかもしれませんね。