人は長所で尊敬され、短所で愛される

忙しい一週間でした。

外食することは全くといいほど、なくなってしまいましたが、三週間ぶりに馴染みの店で金曜日の夜にお疲れ様会。

今週は、アラスカ500km極寒レースを日本人初の5位入賞され、無事に帰国された北田雄夫さんのアドベンチャークラブ報告会から、人事塾オンライン講義での中北朋宏さんによる「コンプレックスを武器にする 究極のパーソナルブランディング」など、高度なインプットを仲間たちと得ることができました。心に残った言葉は、

「人は長所で尊敬されて、短所で愛される」

なるほどな。短所で愛される。そのためには自己開示が必要なんだけど、なんでも自己開示すればいいって訳でなくて、自分の中で昇華されたコンプレックスを明るく開示することで、人に助けてもらえるようになる。

そうそう、これこれ。
結局パーフェクトな人間なんていないわけだし、どのみち支え合い、補い合いながらやっていかなくてはならないのだから、最初から苦手なこと出来ないことを開示する。その代わり、長所で貢献する。出来ないことを補ってもらったら謙虚に感謝する。この相互作用が良いチームを作るのですよね。

ということで週末のスタートです。
走りますよ!

【巣ごもり作業】どこにも行けないから自宅で動画を撮ってYoutubeにアップしてみました

天気予報どおり雨の日曜日でした。
元々予定されていたゴルフは早々に中止。走りにも行けず。

自宅ごもりの一日なので、以前からやってみたかった動画編集をしてみました。iMovieを久しぶりに使いましたが、改めて使いやすいソフトだなあ。直感的に操作が出来るUIは最高です。

とりあえず、手元に気の利いた素材もないので、簡単な朝ごはんを作る行程をiPhoneで撮影して編集してみましたよ。行程って言っても、業務スーパーの鶏そぼろときざみねぎと卵を白ご飯にのっけた三色丼なんですけどね。タイトルどおり、3分で作れちゃいます。

でも凝ったごはんを作って公開するのが目的ではなく、今日は「動画作成」がテーマ。撮影した素材を組み合わせて編集する。そして書き出した動画をYoutubeにアップする。ここまでがタスクです。

八ヶ岳ベースで撮影した森の動画があったので、それをオープニングに使い、タイトルも「高原あさごはん」に。今は八ヶ岳にはいないのですが、そんな雰囲気で。編集作業2時間くらいかなあ。けっこう簡単に出来るものです。

で、できたのがこれ。

繰り返しになりますが、動画の内容としては中身がありませんので、あしからず。笑 
撮影素材さえあればそれっぽい動画になりますね。いや、どうでしょうか。笑

自宅にいる時は、youtubeを見ること多いのですが、旅やトレランの動画以外は、庭造りや家事、片付けなどの動画を見ています。

TV番組のように有名人が出るものではなく、普通の人が普通に撮っている動画が面白くて。みなさん上手に編集されていますよね。個がメディアになる時代ですね。

これから雨の週末は、巣ごもり作業として動画編集を趣味にしてみてもいいかも。

7種類の挨拶を使い分けながらのトレラン

鯖街道ウルトラのトレーニングのために六甲山へ。

芦屋から六甲山頂経由、有馬温泉の往復です。ファンランなら、そのまま有馬をゴールにして温泉入ってビールプハーしてバス帰りなのですが、今日は来た道を戻るというスパルタンな日。芦屋川からは六甲のゴールデンルートということもあり、今日もたくさんのハイカーさんが登っていました。

ご存知のように、山では誰かとすれ違う時に必ず挨拶をすることがマナーとなっています。

やっぱり挨拶は気持ち良い方がいいですよね。僕も意識して、にこやかに大きな声で「こんにちは!」と挨拶をするのですが、反応は人それぞれ。みなさん普通はちゃんと「こんにちはー」と返してくれるのですが、ソロハイクしているシャイなおっさまなどは無言で会釈か、「・・・ちゎ」「・・・っス」ということもあります。今日は初めて「・・・ぬ」という人に出会いました。「ぬ」てなに。

元気なのはちびっこ。韓ドラ「愛よ、お願い」のヨルムのような男の子(分かる人いますかね)なんかは大きな声で「こーんにーちはー!!!」と言ってくれてとても気持ちいいのです。

そんなことをずっと繰り返していると、自分は7種類の「こんにちは」を使い分けていることに気づきました。

「こんにちはー」
「ちわー」
「ちわっす」
「ちゃー」
「ちゃーす」
「ちゃす」
「っす」

走っている時はどうしても短め。疲れてくると短めに「ちゃ」「ちゃす」になってしまいます。

困るのは、相手方が5、6人のパーティーの時。どでかい一発「こんにちはー!」で5人分をまかなえるのであればいいのですが、そうはいかない。なので、各々すれ違いざまに「ちゃー、ちーわー、すーーーー」(4番目、5番目の人は「ーーー」)のように合せ技になってしまいます。いや、挨拶はちゃんとしないといけませんね。

あと、疲れてくるとブラックな一面が出てくることも。
すれ違うハイカーさんの会話が聞こえてきます。

「おれ、あそこで川の水飲んだの覚えてるわー」
「川の水かー あはははは」

・・・何がおもろいねん(心の声)

いや、あかんあかん。
みんな気持ち良く登ってるんだから、何で笑ってもいいじゃないか!疲れは人に余裕をなくさせますね。

六甲山頂にて

阪神電鉄グループが神戸市に寄付したお金で建てられた素晴らしいトイレと休憩所がついに完成!めちゃくちゃきれい!すごいですよ、これ。サイクリストには嬉しいチャリンコホルダーも完備。

誰もいなかったので、パチリしてしまいました。六甲山頂に全自動水洗式トイレなんて、これは夢なのか。

ホテルのような洗面台。女性も嬉しいですね。
阪神さん、神戸市さん、ありがとう。

雨が降る前にスタコラサッサと帰ります。

距離25km、累積標高2400m。昇り標高だけなら1200m。そこそこ負荷のかかる練習ができました。

30kmランの後は旬の食材、さくら海老のかき揚げおろしそば。春の味ですな(良く分かってないけど)

恒例、30kmランニングの日。

中之島も大阪城も、晴天の中に映えていました。朝は寒かったのですが、走り始めてすぐにアウターを脱ぎました。春が近づいていますね。

今日のランチは、北浜の浪花そば。

ここの旬の食材を使った「季節限定メニュー」はとても美味しいのです。ラン友さんたちと、どんなメニューがあるかなと春にちなんだ食材の予想合戦をしました。ひとりは筍と菜の花を予想。メジャー級の二つを献上した僕は、さくら海老とふきのとうという玄人好みの食材を予想。

するとなんと、本当にメニューに「さくら海老のかきあげおろし蕎麦」があったのです。さっくさくのさくら海老。おいしい!!春の味!(←言いたいだけ)
せっかくなので、とろろご飯のセットにしました。我ながらチョイスが玄人やわ〜笑

これなら長靴いっぱい食べたいよ!(アスベル・風の谷のナウシカより)

ちなみに、筍と菜の花が入った温かいお蕎麦もありましたよ。
さすが食べ好きランナー。良く分かってる!

身体を動かしていたら土日なんてあっいう間に過ぎてしまいますね。今日は名古屋ウイメンズマラソンもありました。オンラインでもオフラインでも、出走されたみなさま、おつかれさまでした!

関西唯一のシーサイドコースで海を眺めながら風に翻弄される

一度はラウンドしたいリンクスコース。しかしながら、関西では、いや日本で「リンクス」と言えるコースはほとんどありません。

実際のところ、北海道の稚内カントリーくらいしかないのではないか。というわけでリンクスの聖地スコットランドでのラウンドは老後の楽しみに取っておくとして、今日は関西唯一のシーサイドコース、南海電鉄運営の名門「大阪ゴルフクラブ」でラウンドです。

川奈ゴルフクラブさながらの海に向かって打つのは気持ちいい!

爽快感は最高ですが、風が強い〜!
どのホールからでも海が見えます。良いコースだ。

前日の雨でフェアウェイも一部ぬかるみ、バンカーも水たまりの箇所がありましたが、また良いコンディションの時に来たいものです。

お昼は、大瓶ビールとラーメンのセット。
僕の中で「大瓶」を置いているゴルフ場は、良いゴルフ場としています。いや、実際そうなんですよ。名門は大抵、大瓶があります。笑

外国人エグゼクティブたちとのラウンドは、月イチ。せっかくなので良いゴルフ場に行こう!と毎月、月替りでラウンドをしています。

来月は、太平洋クラブ六甲コース。もう何年ぶりだろう。
今からとても楽しみです。

個人のキャリアも集合知で決めて良いのではないか

どういうことかというと。

自分ってどんな仕事が向いていると思うか、自分はどんな会社であれば活躍できるかを、自分のことを良く知る人たちに聞いて、その投票結果で決めてもいいのではないかと思うのです。いわゆる他己評価というやつですね。360度評価ともいいます。これをできるだけたくさんの人に聞く。集合知。

これは社内のポジションでもそうだし、転職する時にも有効かもしれません。意外と自分が思う自分像と、他者から見た自分像は異なるものです。自分はこれが得意、と思っていることでも他者から見たら違ったりね。他己評価で客観視し、それで進路を決める。思い込みのバイアスから解放されて良いかもしれませんし、くすぶっている人は逆に伸びるかもしれませんよ。逆にこれにハマっちゃうと、全部人に決めさせたりしてね。笑 極端にふれると良くありませんが。

基本的な話をすると、苦手なことをいくらがんばっても伸びないし、結果は出ません。出来ないこと、向いていないことはやならくていい。自分の能力(得意なこと)を見つけ、フォーカスし、伸ばすことが大切です。

僕もたまによく知る友人たちに「どう思う?」と聞くことがあります。結構ちゃんと指摘してくれるものです。とても参考になります。

というわけで今週もおつかれさまでした。
なんだか忙しかったな。

みなさまも良い週末を!

ランナーにとってのゴールデンコースはプラスなのかマイナスなのか

天気に恵まれた日曜日、久しぶりのロング走を計画。

とはいえ、僕のようなヘナチョコランナーにとって一人で走れる距離なんてせいぜい20kmくらいのもの。よく一人で40kmとか50km(あるいはそれ以上)とか走る方はいらっしゃいますけれど、僕には到底無理。体力的にというより飽きる。

そう、飽きてしまうのです。

自分でそれが分かっているので、ロングを走る時はどこかで人と合流するようにしています。たとえば、家から淀屋橋まで20kmを走って、ラン友さんと合流して大阪城をぐるっと回ってトータル30kmにするとか。あとはご褒美の人参をぶらさげる。ゴールに銭湯を設定するとかですね。

昨日は、後者の人参作戦にしました。
自分の中で決めたことはこの三つ。

・最低、20kmは走る
・ゴールは温泉にする
・湯上がりに瓶ビール(大)をプハーする

飽きてきたらこの三つの目標を思い出し、走りました。

HOKAの厚底も慣れてきました。先日、厚底ではないシューズを履いたのですが、違和感ありまくり。一度厚底を履くと離れられませんね。

最後は飽き飽きしましたが、なんとか20kmを走って、六甲道の灘温泉へ。ここでしっかり汗を流し、冷温交代浴で温もった後は、瓶ビール(大)です。633ml、大人の義務教育を履修せねば!

帰りは電車なので、六甲道駅近くで昼飲みができ、なおかつ大瓶を置いている店(←これ大事)をネットで検索して探しました。すると、出た!「えびす大黒 六甲道店」!なんでも立ち飲みの名店らしいし、なにより店名が「えびす大黒」。そう、ウルトラランナーならおなじみ、島根県で開かれる「えびす・だいこく100kmマラソン(通称:えびだい)」と名前が同じ!こりゃ行くしかないでしょ!

店内のカウンターは、アクリル板で仕切られていてお一人様でも快適。それに、大瓶がなんと399円!そしてそしてボリュームたっぷりのメンチカツのデミたまライスが500円!安い!これにたたききゅうりを付けて、1100円!大瓶飲んでお腹いっぱいになってこの価格ですよ。すごいわ、えびだい!

カロリーをしっかり消費したのに、さらにプラスになって帰ってきました。ランナーのゴールデン・コースは、プラスマイナスでプラスです。まあこんなものでしょう。

というわけで、ロング走は一人だと飽きる!という同じ属性の方、是非ご一緒しましょう!

ご応募お待ちしております。笑

深呼吸って大切ですね

土曜日は朝ランから。

海沿いを走りながら、ところどころで深呼吸。何かに集中したり仕事をしている時って意識していないと息が浅くなっていることに気づきます。Apple Watchを腕につけている時は「深呼吸しましょう」と定期的にアラートメッセージを出してくれるのですが、意識していないと息をするのを忘れてしまう。それだけ、深呼吸というのは意識しないとできないことなんですよね。

午前中は東日本大震災の復興事業に関するオンラインセミナーに参加する予定だったので、10kmで切り上げ。予定どおりセミナーとその後の懇親会に参加し、有益なインプットを得ることができました。こうして週末にオンラインで研究会や勉強会に参加できるのは嬉しいことです。

ところが最近の悩みは、考えることが多すぎて脳内がスパゲッティになってしまっていること。それに加えて疲れやすいので、インプットを十分に消化しきれないままその日を終えることが多くなっています。これはいかん。しっかりデフラグしなければ。

こういう場合の解決方法は、やはり走ること。走っている時は脳が活性化され、断片的な思考がテトリスのようにきれいにはまっていくように感じます。久しぶりにゴルフがない週末。明日はゆっくりロング走でもするかな!

SNSでつながらないという選択。とっても心地良いのです。

ゴルフ帰りに運転しながら、心地よさとはなんだろうと考えてみました。もちろん今日のラウンドがとても楽しかったからなのですが、この楽しさ(=心地よさ)って一体何なんだろうなと。

少なくともデジタルではない。SNSでもない。オンラインでもない。

それとはまったく真逆の、オーガニックで、オフラインで、アンプラグドな関係。そこにはスマートフォンもアプリも充電器も必要ない。僕はそこに心底「心地よさ」を感じているのだなと実感したのです。

その証拠に、今日ご一緒した皆さんとはSNSでのつながりがない方ばかり。一年ぶりに一緒にラウンドした方(僕が尊敬する大好きなジェントルマンです)もおられます。久しぶりでも、やあやあお元気ですか、またあのお店に飲みに行きましょうね、と、懐かしい昔話と近況報告で盛り上がるのです。

最近、プライベートで一緒にいる人たちは、SNSで「つながらない」あるいは「つながっていない」人が特に多いと気付きました。SNS上の滞在時間は減っているし、つながりも増えてはいないけれど、それでいい。それがいい。(孤独のグルメ 井之頭五郎 風)

別につながっていなくても、会いたい人にはいつでも会えるし、ゴルフにも山にもランにもご飯にも行ける。連絡を取ろうと思ったら携帯やLINEで十分。常日頃から何をやっているか知らなくても、会った時に近況報告ができればいいじゃないか。

「あえてSNSでつながらない」という選択。

なんだか開放された気分になりますよ。デジタル・デドックスという意味ではなくて、最初から「つながらない関係」。

とはいえ、冒頭で書いた「オーガニックで、オフラインで、アンプラグド」なことって、今の時代、一番贅沢なことではあるんですけれどね。

覚悟を決めてチャレンジする人の言葉には無駄がなく、そして温かい

逃げ道をなくし、覚悟を決めて挑む前人未到のチャレンジ。

日本人で初めて挑む、極寒のアラスカ Iditarod Trail Invitational レース(標高1000m、最低気温マイナス40度、距離560km)に出場されるプロ・アドベンチャーランナー北田雄夫さんと、大和田さんのお二人と現地アラスカをつないだZoom交流会が行われました。

氷点下0度〜40度の極寒、民家もなく、マーキングもない道なき道を、食料や着替えなどをソリで引きながら昼夜問わずに進む。サポートはなし。野生動物遭遇、氷が解けた河川や湖転落などの緊急事態も自己責任で対応。10日間という時間制限で560kmを走破。560kmというと、東京から岡山くらいの距離ですからそのすごさが分かります。

そのような前人未到のレースに日本人として初めてFootの部で挑む北田さんと、大和田さんの言葉には、命の危険を掛けて挑む人の決意と哲学が見えました。必ず完走してみせる、生きて生還するという決意と、一方で、命より大切なものはないのでエスケーププランも用意しておくという冷静さ。

逃げ道をなくし、立てた旗に向かう人が語る言葉には無駄がない。
そして、温かい。

積み重ねた努力から来る自信、力のある人間が語るクレバーな言葉。そして、他の人を傷つけない愛情あるメッセージ。

学ぶことばかりです。

■告知
そんなプロランナーがクラウドファンディングを開始されました。既に目標を半分以上クリアしていますが、まだまだご支援お待ちしています。

日本人初アラスカ560km・ヒマラヤ850kmに挑戦し、日本中に希望を届けたい!
https://camp-fire.jp/projects/view/362974