唐突ですが、揚げ物って美味しいですよね。カロリー気にしながらもついつい食べてしまいます。そんな揚げ物カテゴリの中でも僕の好物のトップに入るのが、メンチカツです(関西ではミンチカツといいます)。
ハンバーグのたねに衣をつけて揚げるという発想を考えた人は天才ですね。
メンチカツの元々の発祥は、銀座の煉瓦亭さんらしいのですが、芦屋生まれの僕にとっての「ミンチカツ」は精肉店で有名な竹園さんです。ビゴさんのフランスパン、アンリ・シャルパンティエのフィナンシェと並ぶ、芦屋の地元グルメ、それが竹園の「ミンチカツ」とコロッケなのです。(もっといえば竹園第三別館のタルタルステーキは子供の頃の大ご馳走でした。過去ブログ2010.10.3参照)
厚めでサクサク、しっかりと歯ごたえのある衣に、中は精肉店が作るミンチならでは、肉の味がしっかりついて、肉汁が滲み出るジューシーなミンチ。ああ、もう最高だ。小さい頃から馴染みがあるからかもしれませんが、数々のメンチを食べてきた中でも僕の中では竹園のが一番です。
こちらは竹園楽天ショップから画像を拝借
箱に入ったメンチカツの画像をインスタにアップすると、芦屋を離れた友達から「食べたい!」とのコメントが入りました。ごめんね、飯テロで。でも、気持ち分かるよ、地元グルメだもん。懐かしいよね。
どんな街にも、その土地の味があります。
変化の早い時代、長年愛されている味が残っているだけでも贅沢なことなのかもしれません。