JPCAショー:いよいよ水曜日から!

告知です。

毎年6月といえば、日本電子回路工業会主催JPCA Show 2018です。6/6(水)〜8(金)まで、今年は東5ホールの5F-18でお待ちしておりますので、是非ご来場ください。

さて本日、各メディアにプレスリリース記事が掲載されましたが、当社Quadceptと、バークシャー・ハサウェイ傘下の米オンライン電子部品大手 Mouser Electronicsとの業務提携が発表されました。

Quadceptがオンライン電子部品商社大手のマウザー・エレクトロニクスとCADからの部品購入連携による業務提携を発表(サンケイBiz)

米マウザー、QuadceptとCADソフトウェアに対するマウザーの製品データベース連携に関する業務提携を締結 (日本経済新聞)

Quadceptとオンライン電子部品商社との連携は、Digi-Key(米)、RS(英)、Chip One Stop(日)に次いで4社目となります。電子回路を設計しながらの部品選定、調達がますます便利になるよう、海外各社との連携を強化し、更なるグローバル市場への展開を加速させていきます。
 
 
 

エレクトロニクス・デザイン 最新の情報が集まる場所

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DesignCon2018 が開幕しました。

電気自動車、車載、スマートデバイス、エアロスペース・・・今の時代を彩る機器のコアを担うチップ、半導体、基板。それらの最新情報と最先端のテクノロジー企業が集まる展示会です。初日も大盛況のまま終わりましたが、我々のような日本企業もがんばってます。エレクトロニクスの分野ではまだまだ日本のプレゼンスが光ります。

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夜はSIシミューレーションの現地パートナーに、アップル新社屋オープンに伴って盛り上がっているクパチーノのニューダウンタウンに連れて行っていただきました。シリコンバレーで最もシャレオツな地域になっていて、人気のお店がズラリと並んでいます。

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今人気の台湾スイーツの店らしいです。黒蜜のスープのようなものに白玉団子が乗っかったスイーツ。みるみる列が伸びていきました。確かに、珍しい味!
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日本人としては、やはり「出汁」の味が欲しくなります。最後の締めはうどんとタコブツで。
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涼しい夜には積読の本を引っ張り出して

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ノンアルコールの会食帰り、夜空を見上げると少し雲が途切れ始めているように見えました。雨も降っていないので、帰宅後、ここぞとばかりすぐに着替えて家を飛び出しました。

気温も低く、走りやすい夜。今日は普段よりたくさんのランナーとすれ違いましたが、みんな雨があがるのを待っていたんでしょうね。

さて、涼しい夜は、やっぱり読書です。

今年のノーベル経済学賞は、リチャード・セイラー教授が受賞されましたが、そういえば・・・と、リビングの書棚に目をやると、やっぱりありました、「行動経済学入門」。

確か3、4年くらい前だったと思いますが、その当時の僕は、経済ってホントに非合理的だし、感情で動いているよなあ・・・と深く考えていた時期で、たまたま書店で目に入ってすぐに購入したのが、セイラー教授のこの本だったのです。

買ったことに満足してロクに読めていなかったので、このタイミングで改めて、ちゃんと読んでみようと思っています。この秋は、行動経済学にハマってみても良いかもしれません。


 
 
 

思い掛けないブレイクスルー

大阪で話題になった「神」歩道橋、そう、大阪駅とヨドバシ梅田を繋ぐペデストリアンデッキを遅ればせながら初めて渡りました。茶屋町方面で働く僕にとって、普段の通勤はJR大阪駅の御堂筋口を出て、そのまま阪急三番街を抜けるルート。あまり関係ないと言えば関係がなかったからです。

今日は帰りにヨドバシに寄る用事があったので、チャンスと思い渡ってみましたが・・・これは便利!

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いつもなら一階まで降りて横断歩道を渡り、更に大阪駅の二階まで階段を登るか、地下一階まで降りて通路を抜けてエスカレーターで上がるかしかないからです。

考えてみると、なぜここが繋がらないのか不思議に思ったことはありましたが、事前に計画を知らなかった一般人にとっては、「どうしようもないこと」なんだろうと思って気にもしませんでした。しかし、これが一夜にして橋桁が出来、あれよあれよという間にペデストリアンデッキが出来てしまったのは、まさに青天の霹靂。ああ、そうか、この方法があったか!という、例えるなら100均で超便利なアイデアグッズを見つけたような気分です。

「これが当たり前」「仕方がないことだから」と思うのは普通のことです。しかし、諦めずに求めていると、いつかどこかでブレイクスルーしたり、ご褒美に巡り合ったりするものですね。多少大袈裟かもしれませんが、仕事や人生も同じことが言えるかもしれません。

梅の花と宇宙

週の後半の東京生活から、神戸空港に帰ってきたのが金曜21時半。土曜日は身体を休めるべく、自宅で提供いただいた日経ビジネスを拝読しつつ、宇宙ビジネスのトレンドについて思いを巡らしていました。

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先週の展示会では、当社Quadceptのブースでも大阪府大の超小型衛生「opusat」を展示させていただき、多くの来場者の注目を集めていました。現在当社では、大阪府大の准教授率いるベンチャー企業と業務提携をし、設計データ管理ツールと上流設計管理ツールの開発を進めているのですが、そのデモが目的です。

アメリカでは官よりも民間主導で宇宙ビジネスが進んでおり、再利用可能ロケットのSpaceXのように、ロケット開発から顧客を意識したサービスまでが幅広く活況です。日本の宇宙ビジネスは国家予算に依存しており、実に総額3554億円の内、官需が91.2%となっています。これが問題であるかそうでないかはさておき、リスクを考えず「先手必勝」の圧倒的スピードで進み続けるSpaceXのような企業が出づらくなるのは確か。そこで、宇宙ビジネスを儲かる分野として、異業種からの参入や出資を促すのが不可欠であると記事にはありました。

自分も、昨年8月のMakerFairTokyoでスポンサー参加した際、インターステラテクノロジーズをはじめとする宇宙ベンチャーや各大学のプロジェクトが展示してあるのを見て、裾野の広さを実感すると共に、夢を夢で終わらせないように官民の支援(どちらかというとキャッシュを鬼のように持っている民間企業)の枠組みが必要だと思っています。我々としても、上流設計支援ツールを通じて少しでも貢献したいと思っています。

さて、こちらは打って変わって梅の花。
庭の梅の木、徐々に蕾が膨らんできました。まだまだ硬そうな蕾を見ていると、一つだけ花が開いているのを見つけました。季節は徐々に進んでいます。

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こんなビジネスが成り立つ世界もある(今のところは)

雪でゴルフコンペが中止になったこと、腰の調子も随分良くなったこともあり、ゆっくりペースで一人ハーフマラソン22kmを走りました。坂道を回避するため、平地の海辺をぐるぐる周りながら、ヨットや景色を見て楽しみました。

ヨットハーバーに差し掛かると、来年2月に開業予定の「芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」の巨大な姿が目に入りました。まだ建設中ですが、巨大な客船のようです。

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リゾートトラストが運営するこの会員制リゾートホテルですが、プレスリリースによると、「8,571,895 円(ベイスイート年間 12 泊タイプ・消費税込)~36,360,257 円(ロイヤルスイート年間 24 泊タイプ・消費税込)」とのこと。全201室あります。仮に3000万以上払って会員権を買ったとしても、宿泊代や食費は無料にはならず、別に数万円も払う訳ですから、一般人には取っ付き難い価格です。ちなみに、2008年にオープンしている東京ベイコート倶楽部会員の平均年収が3600万ということですから、普通の給与所得者ではなく事業主がターゲットということになりますね。

このような富裕層ビジネスが成り立つのは、富の八割を二割の人が握っているという事実があるからです(細かい割合はさておき)。ちなみに、純金融資産1億円以上の富裕層は全国に100万世帯以上存在し、彼らだけで240兆円の資産を保有しています。市場規模だけを見ると、明らかに富裕層をターゲットにすると儲かりますし、彼らは税金面から見ても「経費」というお金を使わなければならない人たちなので、ほんとうまく出来ているなと思います。

まあ、自分には関係のない話ですが、困っている人たちもたくさんいるのに、こんなビジネスが成り立ち、実際飛ぶように会員権が売れちゃうような世の中ってどうなんだろうと思ったりします。

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昔ながらの師走らしさがなくなってきたように感じる

明後日からの今年最後の海外出張に向けて資料や契約書の準備を行っています。これさえ乗り切れば、ようやく気持ち的にも締めくくりという感じになってくるのでは・・・という希望的観測ですが、どうなることやら。

12月や1月は展示会や出張などのイベントが多く、例年非常にバタバタするのですが、昔はどうだったんでしょうね。海外、特に欧米はですが、クリスマス休暇が終わっちゃえば年末年始は元日くらいしか休みがなくて、ほぼカレンダー通りに動いています。そんなグローバル化の波に乗って、日本も昔ながらの師走らしさというものはなくなってきたように感じます。もちろん、取引先への挨拶まわりなどはあったとしても、それで年末終わりといえばそうでもなく、最終週や年始早々でもメールのやり取りや仕事は続いていたりしますもんね。

挨拶も、「まだ仕事のやり取りはありますが、一旦、良いお年を。」「あけましておめでとうございます。年末からの仕事の続きですが、今年もよろしくお願いします」みたいに、単に月をまたいで日付が変わる程度の感覚しかありません。海外とのやり取りはもっとドライです。

毎年ラスベガスで開催される世界最大の家電見本市CESも年始早々1月5日から8日まで開催されます。今回は弊社にも出展の話があったのですが諸々の事情で見送りました。しかし、もし出展となれば、日本の自動車メーカーや機械メーカー、家電メーカーの担当者が毎年そうであるように、年末も年始もなくバタバタとすることになっていたのでしょう。

いずれにしても、まだもう少しだけ乗り越えるべき山はあります。
今こそ肉を食って力をつけなければ!!

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「縮小ニッポンの衝撃」を視聴して

視聴した「NHKスペシャル 縮小ニッポンの衝撃」。

こうなることは随分前から分かっていたので「衝撃」というのは幾分おおげさなタイトルのように思いますが、いずれにしても人類の歴史の中で最も早く人口減少社会を経験することになる日本。番組の中では「撤退戦」ということで夕張市の取り組みが紹介されていましたが、荒廃した団地のインフラに掛かる費用を削減するために「捨てるところは捨てて、住民を集約させる」という強制移住に近い取り組みをリアルに目の当たりにすると「いよいよ始まったな」という気持ちになりました。

人口減少社会では行政サービスと地域社会の維持が困難になるので、残すか畳むかの二者択一になります。島根県の雲南市の例では、行政サービスを各地域に組織した住民団体に委ね、水道メーターの点検とか高齢住民の見回り、バスの運行などをしていますが、支えているのは70代前後の高齢者。高齢者の中でも元気な人が更に高齢者を支えるという構図です。既に市は集落の集約化や存続そのもの決定を住民に任せるような取り組みも初めているようですが、これって本当に住民にとっては厳しい問題。ある高齢の住民代表の方は「どうしたらいいのか分からない。嵐の中に船を出すようなもんですよ」と言っておられましたが、その通りだと思います。

集約することによる効率化と予算の削減は教科書通りの撤退手法ですが、所有権や財産の問題もさることながら、実際に何世代もその地域に根ざした生活をしている人からするとそんな簡単に土地を離れることはできないし、高齢故に引っ越しの問題もあります。しかしこれから皆が直面する問題です。ひとごとではなく、自分ごととして真剣に考えて行く必要がありますね。

個人的に、縮小社会や都市の縮小を指すシュリンキングシティについては以前から興味の対象で、このブログでも色々と書いています。またどこかで整理してみたいと思います。

AI(人工知能)とベーシックインカム(2016年8月4日)
[備忘録]攻めの採用とリテンション、アトラクト(2016年7月15日)
自分が住む地域を眺めつつ、3人に1人が65歳以上の世の中を想像してみる(2015年12月13日)
荒廃ではなく、再生にベクトルが働く好例(2013年10月17日)
人口減少に対応して、開発した宅地を「自然」に戻していくという試みは生まれてこないのだろうか(2013年10月13日)

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ソフトランディングとはならず

盆休みも明けて元気に仕事!! のはずが、なかなかうまく行かないのが人生というもの。
仕事の方は良いニュースも多いのですが、いかんせん身体が思うように言うことを聞いてくれません。夏バテということもあるのかもしれませんが、とにかく一年で一番好きな季節である秋を早く感じたいものです。

さて、ダイヤモンド・オンラインに興味深い記事がありましたのでシェアしておきます。

「SMAP解散に見る、優良組織崩壊のきっかけ」(DIAMOND ONLINE より)

経営に必要な4つの要素である、(1)戦略、(2)製品と生産プログラム、(3)人材、(4)財務、をそれぞれSMAPにあてはめて考察しています。アイドルグループと企業は違うという意見もあるかもしれませんが、組織論としてなかなか面白いし、うんうんと納得できる点もたくさんあったので是非ご一読を。知っていること、当たり前のことばかりかもしれませんが、失敗例を学びつつ、逆にこうすればうまく行くという成功へのヒントも得ることができます。

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AI(人工知能)とベーシックインカム

明日は早朝5時に起きて飛行機に乗らなきゃなのに、仕事で遅い帰宅となって準備に焦りつつもクールダウンはしたいから冷蔵庫に直行してハイボールを作って飲み、片手で出張準備をしつつ、もう一方の片手で本を読んじゃう時ってないですか?
ええ、ないですよね。それにハイボールのグラスはどこに行ったんだって話ですよね。

でも、何かをしながら片手で読んじゃうくらい面白い新書を買っちゃったんです。それがこれ。

人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊 (文春新書)

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人工知能による未来の雇用の減少については以前から闊達に議論されてきましたが、経済学的なアプローチで論じたものはありませんでした。僕はシュリンクに興味があり、以前からAIの台頭が職を奪うことによる貨幣流通量の減少が、人口減少と相まって経済活動が縮小していくこと、逆にAI/ロボティクスによる機械化生産によるモノの過剰供給が起こった時には、生産しなくても良くなった人間は何をし、経済はどうなり、経済学はどう説明するのか…と色々と考えていました。既存の経済学は右肩上がりの成長を前提としていますが、シュリンクは前提としていません。富の分配を前提としていますがボタン一つでの無限の供給は前提としていません。そこで僕は新たな分野「シュリンキング・エコノミー」を分析してみようとすら思っていました。

しかし、著者の井上智洋先生は駒沢大学の経済学部の講師で、学部生時代に学んだAIに関する知見も素晴らしいですが、専門はマクロ経済学です。目次を見ると分かりますが、彼の主張は分かりやすく、「AIが人間並みの知性を持てば(シンギュラリティ)仕事がなくなりますよね。なのでこれからの社会保障としてBI(ベーシックインカム)を導入すべきですよね」というものです。

今年の4月の人事塾in大阪にご登壇いただき、パネルディスカッションを共にさせていただいたITジャーナリストの湯川鶴章さんも同じ話をされていました。なるほど、ここで話が繋がるんですね。とにかく、第四次産業革命は2030年に起こると言われています。そしてシンギュラリティは2045年です。なんと、あと14年後には世界はガラリと変わります。14年後と言えば僕は50代半ばで我が娘はまだ25歳です。

さあ、今から何を考えて備えましょうか。
個人的には久しぶりの良書です。是非ご一読を。