より本質的に

二週間ほどブログの更新が空いてしまいました。

前回の更新後、仕事が急に忙しくなってことに加え、またまた39℃の発熱が始まり、今も継続中です。一度発熱すると長く続くんですよね、しんどいし、不思議。この病気は何がトリガーで発熱するのか分かりませんが、心当たりがあるとすれば、少し元気になって数km走ってしまったことと、アルコールを飲んだことでしょうか。

因果関係が証明された訳でもないので対処の方法はないのですが、やっぱり、走ることと飲むことは当面の間、休止ということになりそうです。このままランナー引退、ということだけは避けたいので、そのためにも自重します。

そういうわけで今週は全然動けてないのですが、解熱剤を飲むと一時的に熱は下がるので、会議やミーティングはすべてこなせています。仕事に関しては、アフターコロナの時代が本格的に始まり、より事業を「本質的」に見直したいというオファーが多く寄せられています。マーケット全体を通して言えることですが、右肩上がり成長への期待はなく、必要なものを必要なだけ買うこと、必要な分だけ稼ぐこと、そして、必要な仲間とだけ過ごすことというような、より本質的ともいえる雰囲気をすごく感じます。数字目標や組織拡大といった目標は意味をなさず、上場企業以外は中期経営計画を立てることなんて無意味なんじゃないのかなと思うようになってきました。だって、計画立てても達成できないでしょ。

とはいえ、会社としては売上を上げて、利益を確保していかなければならない。そのために、今まで教えられてきた「目標を立てて実行する」というプロセスを回すんですけど、これ数字面ではあまり意味のないことなんじゃないかなと思うんですよね。本当に世の中にとって価値があり、必要とされる製品は勝手に売れます。でも、その会社が売りたいと思って販売数目標を立てて、達成できなければ、無理やりディスカウントしたり、お願いして買ってもらうような製品ってそもそも存在しなくていいですよね。

企業の売上と利益は、為替と金利の影響で上ブレもするし、下ブレもする。だからベンチャーのように資金調達してIPO目指す、みたいな会社って本当にすごいよな〜と思うんです。僕なら怖くて出来ない。日本って国そのものが長距離走の文化なので、敵味方関係なく殴り合って短期決戦、強いものだけがWinner!みたいなビジネスは向いてないと思うんですよね。

話が逸れてしまいましたが、より本質的に、自社の強みと「こういう価値を提供したい」という役員の想いを棚卸しをし、社員と顧客と蜜にコミュニケーションしながら良い製品やサービスを本当に必要な人にだけ届ける、という当たり前のことがより求められていると思います。製品やサービスを顧客と向き合って磨き上げること。今進行中の依頼は、そういう芯の通ったプロジェクトばかりですので、こちらもやりがいを持ってお手伝いすることができています。

最後にこの二週間で撮りためたバラの写真を掲載しておきます。
もう散っちゃったかな。

バラつながりでバラのお菓子

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