ビールもがまん、カレーもがまん。ケーブルカーもパスして脚で下山。でもなんだか乗り切れないなあ・・・

晴れてるうちの走りに行く!それが最近の行動パターン。土曜日に走って、日曜日は屋内作業。日曜日が三週連続で雨ですもんね・・・

というわけで、今朝は阪急宝塚駅スタートで六甲縦走路を攻めることにしました。一応、ケーブル駅をゴールに。もし体力があれば新神戸駅をゴールにと考えてスタートです。まあ、六甲はどこから登ってもしんどいですな。宝塚ルートも、割と短い距離で一気に標高が上がるので芦屋川ルート同様、なかなかのものです。

それにしても体力落ちてるわ〜すぐバテる・・・スピードに乗り切れない。錆びついた体をギシギシいわしながら、壊れそうな関節を恐る恐る動かしながらの今日の山行。まあ、こういう日もありますよ。

写真では分かりませんが、山頂、大混雑でした。みんな天気の良い今日を狙って来ていたようです。

山の上は結構寒い。下半袖、上にウインドブレーカーでちょうどいい感じです。

六甲ガーデンテラスのジンギスカンの良い香りが誘惑ですが・・・

なんとかケーブル山頂駅まで到達。足は売り切れ。

本来であれば、ここでビールとやまみつカレーを堪能してケーブルカーで下山といきたいのですが、一応今日は練習日なのでお楽しみはお預け。TENRANカフェで写真だけ撮りました。

油こぶしルートをケーブル下駅まで下山。

登りのトレーニングも大切ですが、下りの練習も必要ですからねえ。ここまで来たら六甲道駅まで下山したら良いのですが、膝に違和感を感じたので、無理せずバスに乗車しました。

今日の距離の三倍以上ある5月の鯖街道ウルトラまでもう一ヶ月半。

今のままでは完走もままならん。一応毎週末30kmはコンスタントに走っているんですけど、まだまだ調整が足りません。特に山練がねぇ・・・残り日数でしっかり調整したいと思います。

2021年度 入社式 VUCA World 真っ只中入社の新社会人はたくましく育ちそう!

4月1日。エイプリルフールやらなんやらありますが、この日はやっぱり入社式でしょう。朝、ネクタイを締めている時、こちらも新入社員のように気持ちが引き締まります。スーツを来てネクタイを締める日なんて、冠婚葬祭以外ではこの日くらいのものですから。今年もインターンシップを経て理系学生さんが入社してくれました。ありがたいことです。

未来から振り返ってみれば、「2021年入社」って割と貴重な存在になってくるのではないかと思うんですよね。

コロナによるVUCAの時代真っ只中の入社。これから先、どうなるか分からないし、逆に考えれば自分の力でどうにでもなる。業界だけの話をすると、昨年の旭化成エレクトロニクスの半導体工場の火災に始まり、先日のルネサスの半導体工場の火災と、相当深刻な打撃が予想されます。でも、どんなことがあっても前には進まなければならない。

きれいにそつなくこなす必要はない。泥臭くいこう。
今の時代に必要なのは、確固たる技術と、変化に対応する柔軟さとたくましさ。

とは言っても具体的にどうしたらいいの?というのは宿題にしておきました。とにかく、今から成長が楽しみです!

機械の擬人化、変化の時期、新年度へ向けて

あっという間に3月も最終日。
明日4月1日は入社式です。桜も美しい季節。こういうイベントがあるとリフレッシュして気持ちを新たにさせる時期でもありますね。

4月からスタートする理系学生インターンシップの計画を大学の教授と打ち合わせをさせていただく中で、昨年学生たちががんばって開発していた介護系IoT製品のプロトタイプを見せていただきました。我々は設計〜基板実装とソフトウエアの制御までしかお手伝いしていないので、筐体つきでしっかり動くものの完成を見届けていないのです。

面白かったのは、幾つかの製品が「〜君」とか「〜丸」とかのネーミングをつけられていたこと。たとえば「ページめくり君」とか、「泥棒お知らせ丸」とかね。なんとなくイメージ湧きますよね?犬のことをポチ、猫のことをタマ、というくらい、〜君、〜丸、と名前をつけて、プロタイプのロボットや機械を擬人化するのって人間の性ですね。

SNS上では、今日を最後に会社を退職される方の挨拶が散見されました。例年より多く感じたのは気のせいでしょうか。昨年来のコロナ禍で世界がガラリと変わりました。今まで漫然と生きてきたところに、今までの常識を根底から覆すようなことが起こり、人々の思考がより本質的なところに向いたような気がします。

本当に自分がしたいことってなんだろう
理想の形を諦めてないだろうか
自分に言い訳して漫然と過ごしていないだろうか
これからの社会にとって良いこととはなんだろう

こんなことを考えた時、一度きりの人生、過ぎたら二度と帰ってこない時間の一分一秒をどのように使うかを真剣に考えはじめたのではないのかなと思うのです。

どんな人生も、尊く輝かしいもの。
全力で応援します!

雨なので、茅乃舎だしを使って簡単料理(だし好きにはたまりません)

昨日の晴天がウソのような、雨の日曜日。こんな日は朝から簡単料理です。

だしが好きなので、茅乃舎だしを使って牛肉のお吸い物(関西ではにくすいと言います)を作りました。だしの味がたまりません。しかも5分で作れた。簡単!日本人はやっぱりだしでしょう。海外から帰国した時の空港に漂うだしの香りに何度癒やされたことか!

先週に引き続き、今週もレシピ動画を作ってみましたよ。よかったら見てみてください。
動画って撮影したり作ってるだけで楽しいですね。

桜はこの雨で散ってしまうのでしょうか。それとも来週まで持つのかな。
いずれにしても、皆さま良い週末を!

35kmラン:大阪城は満開の桜、ランニングクリニックで筋肉痛(普段の走り方がいかに悪いか!)

今日は、所属チームと姉妹チームの合同ランニング練習会。
舞台は大阪城ですが、集合場所の淀屋橋ミズノ・ランニングステーションまでいつものように自宅からランで21km。2号線東向きも慣れてきました。要所要所で桜が満開。

メンバーの皆さんと合流して大阪城へ。
お堀端の桜は毎年見ていますが、美しいですねえ。

今日はプロの辻コーチに教えていただきました。

体重の乗せ方、バランスとリズムの大切さ、そして、安定するための方法。理論が目からウロコなのと、普段使わない筋肉も使ってしっかり筋肉痛。普段いかに無駄な動きが多いか、使うはずの筋肉を使っていないか、ですね。

ちゃんと教えてもらうと勉強になりますね!
ストレッチ、トレーニング方法、早速実践です。

その後、軽く流して集合写真を撮って解散。

そこからまた淀屋橋まで戻って総距離35km。いい練習になりました。気温も高かったので、結構バテてしまいましたが・・・5月のウルトラまでしっかり身体を作っていかないと。今のままでは不安要素しかない。笑

それにしても週末が天気だと嬉しいですね。

ご一緒させていただきました皆様、ありがとうございました!

人は長所で尊敬され、短所で愛される

忙しい一週間でした。

外食することは全くといいほど、なくなってしまいましたが、三週間ぶりに馴染みの店で金曜日の夜にお疲れ様会。

今週は、アラスカ500km極寒レースを日本人初の5位入賞され、無事に帰国された北田雄夫さんのアドベンチャークラブ報告会から、人事塾オンライン講義での中北朋宏さんによる「コンプレックスを武器にする 究極のパーソナルブランディング」など、高度なインプットを仲間たちと得ることができました。心に残った言葉は、

「人は長所で尊敬されて、短所で愛される」

なるほどな。短所で愛される。そのためには自己開示が必要なんだけど、なんでも自己開示すればいいって訳でなくて、自分の中で昇華されたコンプレックスを明るく開示することで、人に助けてもらえるようになる。

そうそう、これこれ。
結局パーフェクトな人間なんていないわけだし、どのみち支え合い、補い合いながらやっていかなくてはならないのだから、最初から苦手なこと出来ないことを開示する。その代わり、長所で貢献する。出来ないことを補ってもらったら謙虚に感謝する。この相互作用が良いチームを作るのですよね。

ということで週末のスタートです。
走りますよ!

本質を見極めることと、抽象化能力の関係について あーもうなんかやだやだ

本質思考、というのは言うは易し。

でも本質思考ってどんな考え方なのかをちゃんと理解している人ってすごく少ないのではないのかなと思うです。前提条件として本質思考に必要なのは抽象化能力です。抽象(英語:Abstraction)とは、「物事の共通部分を抽出して、把握すること。一般化。上位の概念に物事を昇華して考えること」。具体的に言うと、ひまわり、チューリップ、パンジーの上位概念が「花」であること、ガスト、サイゼ、すかいらーくを抽象化すると「ファミレス」であるということを瞬時に発想できるかどうかなのです。

日本企業の問題点について、先日、冨山和彦さんがこのようにツイートしておられました。

出てきました「抽象化能力の欠如」。まさにそのとおり。

日本が得意なのはプロセス管理と社内規定のチェックリストを満足させることで、ビジネスアーキテクチャを構想できない。本来どうあるべきなのか、何が目的なのかを見失って時間・費用などのコストが増大して機会損失という最悪のロスに繋がるケースがとても多い。加えて、成功体験にあぐらをかかずに真面目に成功体験を深堀りし精度を上げることで方針転換が出来なくなるという「パラダイムの不条理」=「方針転換は悪」という考え方が更に泥沼にいざなうケースもあります。もう何度見てきたことか。

参考:「レナウン、シャープも陥った不条理 真面目だから失敗する日本企業」(日系ビジネス)

冨山さんにもリツイートしていただいたのですが、僕自身、日々仕事をしている中で多くの会社がこの「抽象化能力」に欠けているのではないかと実感する場面に直面することがあります。新しい設備を導入する際に、本来入手したい技術やスペックとは無関係な安全基準を優先させるための調整に時間が掛かり致命的な納期ロスが発生してしまうケースとか。これによってまた世界からどんどんと置いていかれてしまうリスクの方がよほど深刻なのではなかろうか。

ではどうすればよいの、ということなのですが、もうこれは教育の問題ではないかと思っています。予め正解が決められていて、テストで◯☓を付けられて判定されるようなこと。お手本があって、それを倣うこと。画一化された価値観。はみ出したら村八分。日本が工業国になったのは勤勉さ、真面目さゆえでしたが、そこには欧米列強というお手本がありました。ゼロイチが生まれにくい。

加えて、完璧な物を作ろうとするあまり時間が掛かり、先に市場をごっそり持っていかれる。ハードにこだわりすぎてソフトが弱い、など色々と。とはいえ、単一民族、日本語という難しい言語、空気を読む文化に守られた1.2億の市場があるので、その中で幸せにやって行く方法もあるのでいいんですけどね。

いずれにしても、抽象化能力に長けている人は、勘所のつかみが早く、判断が早くて正確です。それは会社も同じ。モノ作っても売れない、一年で市場環境が変わる時代だからこそ、必要なのは抽象化能力=本質を見極める力です。

自分もガッカリするくらい全然足りていないんですけどね。マジで自戒をこめて投稿しておきます。

【巣ごもり作業】どこにも行けないから自宅で動画を撮ってYoutubeにアップしてみました

天気予報どおり雨の日曜日でした。
元々予定されていたゴルフは早々に中止。走りにも行けず。

自宅ごもりの一日なので、以前からやってみたかった動画編集をしてみました。iMovieを久しぶりに使いましたが、改めて使いやすいソフトだなあ。直感的に操作が出来るUIは最高です。

とりあえず、手元に気の利いた素材もないので、簡単な朝ごはんを作る行程をiPhoneで撮影して編集してみましたよ。行程って言っても、業務スーパーの鶏そぼろときざみねぎと卵を白ご飯にのっけた三色丼なんですけどね。タイトルどおり、3分で作れちゃいます。

でも凝ったごはんを作って公開するのが目的ではなく、今日は「動画作成」がテーマ。撮影した素材を組み合わせて編集する。そして書き出した動画をYoutubeにアップする。ここまでがタスクです。

八ヶ岳ベースで撮影した森の動画があったので、それをオープニングに使い、タイトルも「高原あさごはん」に。今は八ヶ岳にはいないのですが、そんな雰囲気で。編集作業2時間くらいかなあ。けっこう簡単に出来るものです。

で、できたのがこれ。

繰り返しになりますが、動画の内容としては中身がありませんので、あしからず。笑 
撮影素材さえあればそれっぽい動画になりますね。いや、どうでしょうか。笑

自宅にいる時は、youtubeを見ること多いのですが、旅やトレランの動画以外は、庭造りや家事、片付けなどの動画を見ています。

TV番組のように有名人が出るものではなく、普通の人が普通に撮っている動画が面白くて。みなさん上手に編集されていますよね。個がメディアになる時代ですね。

これから雨の週末は、巣ごもり作業として動画編集を趣味にしてみてもいいかも。

7種類の挨拶を使い分けながらのトレラン

鯖街道ウルトラのトレーニングのために六甲山へ。

芦屋から六甲山頂経由、有馬温泉の往復です。ファンランなら、そのまま有馬をゴールにして温泉入ってビールプハーしてバス帰りなのですが、今日は来た道を戻るというスパルタンな日。芦屋川からは六甲のゴールデンルートということもあり、今日もたくさんのハイカーさんが登っていました。

ご存知のように、山では誰かとすれ違う時に必ず挨拶をすることがマナーとなっています。

やっぱり挨拶は気持ち良い方がいいですよね。僕も意識して、にこやかに大きな声で「こんにちは!」と挨拶をするのですが、反応は人それぞれ。みなさん普通はちゃんと「こんにちはー」と返してくれるのですが、ソロハイクしているシャイなおっさまなどは無言で会釈か、「・・・ちゎ」「・・・っス」ということもあります。今日は初めて「・・・ぬ」という人に出会いました。「ぬ」てなに。

元気なのはちびっこ。韓ドラ「愛よ、お願い」のヨルムのような男の子(分かる人いますかね)なんかは大きな声で「こーんにーちはー!!!」と言ってくれてとても気持ちいいのです。

そんなことをずっと繰り返していると、自分は7種類の「こんにちは」を使い分けていることに気づきました。

「こんにちはー」
「ちわー」
「ちわっす」
「ちゃー」
「ちゃーす」
「ちゃす」
「っす」

走っている時はどうしても短め。疲れてくると短めに「ちゃ」「ちゃす」になってしまいます。

困るのは、相手方が5、6人のパーティーの時。どでかい一発「こんにちはー!」で5人分をまかなえるのであればいいのですが、そうはいかない。なので、各々すれ違いざまに「ちゃー、ちーわー、すーーーー」(4番目、5番目の人は「ーーー」)のように合せ技になってしまいます。いや、挨拶はちゃんとしないといけませんね。

あと、疲れてくるとブラックな一面が出てくることも。
すれ違うハイカーさんの会話が聞こえてきます。

「おれ、あそこで川の水飲んだの覚えてるわー」
「川の水かー あはははは」

・・・何がおもろいねん(心の声)

いや、あかんあかん。
みんな気持ち良く登ってるんだから、何で笑ってもいいじゃないか!疲れは人に余裕をなくさせますね。

六甲山頂にて

阪神電鉄グループが神戸市に寄付したお金で建てられた素晴らしいトイレと休憩所がついに完成!めちゃくちゃきれい!すごいですよ、これ。サイクリストには嬉しいチャリンコホルダーも完備。

誰もいなかったので、パチリしてしまいました。六甲山頂に全自動水洗式トイレなんて、これは夢なのか。

ホテルのような洗面台。女性も嬉しいですね。
阪神さん、神戸市さん、ありがとう。

雨が降る前にスタコラサッサと帰ります。

距離25km、累積標高2400m。昇り標高だけなら1200m。そこそこ負荷のかかる練習ができました。

インドシナ半島に昇る朝日はあの時、何を教えてくれたのだろう

随分と暖かくなってきましたね。
生暖かい風がそうさせるのか、ふと一年半前にハノイのノイバイ国際空港にいた時の自分を思い出しました。

ーー
ドイモイ政策で急速な経済発展を遂げた社会主義国家の国の玄関。日本の大成建設によって建てられた空港とはいえ立派だった。アメリカからベトナムにかけての長い出張の最後、羽田に飛ぶ前の早朝の空港。大きな窓から朝日が差し込み、明るかった。

知らない土地に一人でキャリーバッグを引いて向かい、現地の取引先と合流して仕事。そして最終日の朝6時。まだ人の少ない空港で膝の上にPCを置いたまま、ぼんやりとインドシナ半島に昇る朝日を眺めていた。

寝起きでぼんやりした頭で、ここはどこなのだろう。僕はなぜここにいるのだろう。もちろん仕事で来ているのだけど、仕事ってなんだろう。この国はどのようにして経済が回っているのだろう。映画「インドシナ」に出てくるカトリーヌ・ドヌーヴのような人は本当にいたのだろうか。

気づくとボーディングの時間。
禅問答のような問いに対して明確な答えが出ないまま飛行機に乗り込みました。
ーー

一年半後の今。

「何かを待つ」という時間がありません。ただひたすらPCに向かい、会議とオンラインミーティングをこなすという隙間のない日々。たまには禅問答も良い。自分で意識して何もしない時間を作る必要がありそうです。

答えのない問いに対して、孤独と、その場の空気と、あてもなく漂う時間が何かの答えを提出してくれるかどうかは分かりませんが、このような時間そのものに、味わいと深みがあるのではないかと思うのです。