仕事はリモートでできたとしても、学びと交流はリアルが一番

ここのところ忘年会が続いております。
今まであまりにも会食がなかったので、急にリアル飲み会が増えると体がビックリしてなかなかペースがつかめていませんが、徐々に以前のペースに戻っていくのでしょうね。

さてリアルといえば。
土曜日は、理事をつとめている一般社団法人グローバル人事塾の大阪開催。なんと二年ぶりのリアル開催の勉強会でした!

もちろん、マスク、換気、アルコール消毒など徹底しております。
会場提供の、中央会計(株)小松社長、いつも本当にありがとうございます。

今回のグローバル人事塾は、「競争力を高める人事戦略とダイバーシティ組織開発 ~年末スペシャル企画~」と題し、第一部の基調講演では、立命館大学経営学部教授の守屋先生からご講演をいただきました。

その後、以下のテーマで各有識者の方々にパネルディスカッションしていただき、こちらも大変盛り上がりました。

●生き残る為のインバウンド×アウトバウンド戦略
●世界から採用し、活躍してもらう為の仕組みづくり
●クロスカルチャーマネジメントスキル
●卓越した人事制度の海外事例
●優秀な外国人材が集まる労働環境と就業事例
●【ジョブ型】雇用と課題と評価
●日本人に必要な異文化理解力の高め方
●グローバル人材と働き結果を出す人の条件

皆さん、どのテーマに関心があります?僕はやっぱり【ジョブ型雇用】でしょうか。どう考えても日本には合わないような気がしますが、多くの方も同じように思っているようです。

さて、パネルディスカッションに参加いただいたパネリストの皆様は以下のとおりです。なんと豪華なメンバーでしょう。

パネリスト:
積水ハウス株式会社 執行役員 人材開発担当 藤間美樹 様
ユニバーサルスタジオジャパン 執行役員副社長CAO 島村隆志 様
株式会社FJT代表取締、一般社団法人海外人事交流会 代表理事 藤戸善啓 様
株式会社HRファーブラ 代表取締役 山本紳也 様

ファシリテーター:
株式会社セレッジ 代表取締役 菅野直純 様

特に海外駐在経験、外資経験が豊富な登壇者の皆様の、これからの日本のあり方について大変有意義なご意見をいただき、参加者の皆様からも活発な質問が飛んでいました。個人的には、スキルも大切だが、さらに重要なのは「マインドセット」というお話が刺さりました。本当にそのとおりだ。

人口減少、労働力不足という大きな問題を抱える日本がこれからどのような道を歩むべきなのか。懇親会も各テーブル様々なテーマで盛り上がっていました。

仕事はリモートでできても、やはり勉強会と懇親会はリアルが一番です。

そして、爽やかに司会をつとめていただいた、株式会社Twinkle Stars 代表取締役社長 CEO の松川 倫子様、久しぶりにお会いする運営の皆さん、いつもご参加いただく参加者の皆さん、初めてご参加いただいた皆さん、本当に大きな刺激をいただきました。ありがとうございました。

このままコロナが収束し、リアルセミナーを定期的に開催できればと願うばかりです。

次回は、12/22 品川の富士通COPOT様に会場を提供いただいての開催です。こちらも豪華講師陣をお招きしての開催。ぜひ、ご参加ください。

私も参加しますので、東京開催にご参加される皆さま、お会いできるのを今からとても楽しみにしています。

各地から旬のものが続々と

季節的に、年末までがふるさと納税の返礼品シーズンですよね。
我が家にも色々と届き始めました。

先週は青森県の黒石りんご。
全部に蜜が入っていて美味しい!

そして、北海道の白糠からいくらのしょうゆ漬け。

こちらはコストコのサーモンと合わせてサーモンいくら丼にしました。

他にもお肉などがこれから届く予定で楽しみです。

さて、12月といえば忘年会のシーズン。

コロナ真っ盛りの頃は忘年会なんて文化はもう戻ってこないのでは?と思っていましたが、とんでもない。どんどん忘年会のお誘いや予定が入って来ています。もちろんコロナ前の半分以下ですが、それでも今までほとんど飲み会がなかったことを考えると、週に何日も会食の予定が入ってくると「おおーっ」てなります。体がまだ慣れていないのはさておき、皆さんと飲むというのは楽しいですね。

努力はひっそりと。喜ぶ時はみんなで一緒に。

今日は所属ゴルフクラブの月例競技会でした。
月例競技会とは、ゴルフクラブ主催で毎月開催されるコンペのことです。

馴染みの方々と一緒に出場しましたが、その内のお一人が傍から見ていてもミスのない良いゴルフをしておられて、ベストスコアを更新。ハンディもたっぷりお持ちなのでNETのスコアが優勝確実な領域に。そのかたも一時期うまく行かずに悩んでいた時期があったので、自分のことのように嬉しく、ホールアウト後にグータッチ。嬉しいなあ。あやからせてもらおう。笑 

かくいう自分も深刻なアプローチイップスを治すべく、最近、室内練習器具を購入したのですがその成果がいきなり出ました。トップ、ダフリ一切なし。やっぱり練習あるのみですねえ。スコアもハンデどおりのスコアに落ち着きました。とはいえ満足していないけれど。

結果を出せた人と一緒に自分も喜ぶことで、幸せのおすそ分けをいただけます。

最近のスポーツのあり方ってそうですよね。

女子ゴルフとか見ていても、選手同士でみんな仲良く、良いプレーをしたら褒め合う。一昔前なんてライバルとは目も合わさず、口も聞かずだったのに。そういうスポ根的なのも見ていて楽しいのかもしれませんが、僕はイマドキのスタイルが自然で好きですね。かといって、技術が落ちているわけでもなく、馴れ合いなわけでもなく。むしろ年々技術は進歩していますし、日本人が海外で活躍する場面も過去にないほど多くなっています。もちろん、その裏側にはとてつもない努力があるのですが。

個人では見えないところで黙々と努力し、結果は皆で喜び合う。
これからの形ではないかなと思います。

ランチは定番の大瓶ビールと、唐揚げセット


共に学んで議論できる幸せ

今年からほぼ毎月のように参加させていただいている経済・政策勉強会。

東京発信ですが、オンライン開催ということで全国から国家・地方公務員、議員、教員、各分野で活躍するビジネスマン、現役学生など様々な分野の方が集まり、母校の経済学部の先生が中心となって行われている勉強会です。

月に一度、各分野の実務家の先生方をお招きして講演やパネルディスカッションが開催されているのですが、今日は参議院予算委員会調査室の先生のご講演でした。今年一年の振り返りと今後の予算政策について包括的に学ぶことができました。自分としては経済学の観点から「分配」のあり方について疑問を感じており、今回の55兆円という極めて大規模な経済対策の効果についても?と感じざるをえない中、改めて国としての動きを知り、本当にこの国大丈夫なのかなと不安に。というのも、財政健全化は今の永田町ではタブー視されており、当面の止血としてのバラマキ(およびその方法)のみが議論され、5年、10年先はおろか未来の国のあり方が議論されていないというのです。ほんとどうするんだろ。

米国ではテーパリングが発表され、金利引き締め=財政健全化の指針が少なくともロードマップ上で示されています。まあ、緩和したなら引き締めるというのは当然のことですよね。お金刷って金利下げれば良いというのは、一時的な止血方法にしか過ぎませんから。ただ、テーパリング発表とオミクロン株、さらに年末のタックスロスセリングも相まって米国株が大暴落しており、ここ数日、自分も涙目な状態ではありますが(笑)、まあ、長い目で見たらそっちの方が健全ですよね。

解決策の有無や方法はどうあれ、いずれにしても今後、日本が非常に厳しい状態になるのは目に見えています。一市民としてどうすることもできませんが、少なくとも、このような勉強会を通して全国の「学友」の皆さんと一つのテーマについて議論するだけでも、とても価値のあることだと思っていますし、今まで知り得なかった方々と親しくなれるのも嬉しいです。

学べる喜び、学べる幸せ。
日々感謝しながら、自分の考えを確立している最中です。

今朝のランニング風景

情熱とビジネスの相関性について

12月に入りました。
PDCAサイクルが早い人は年末に限らず、常に振り返りを行っているかと思いますが、なぜだか12月と聞くと習慣的に一年の振り返りモードに入ってしまいます。

今年は自分としても大きな変化の年でした。そして周りを見回してみても、不確実な世の中における「自分のあり方」を模索している人が多いことに気付きます。大きな変化の中で自分自身の最適化を求め、思い切って住む環境を変えたり、転職したり、独立する人も多いですよね。

大きな情熱を持ってなにかに取り組むのは素晴らしいと思います。じゃあ自分はなにかに情熱を持っているだろうか。こと、ビジネスや会社という枠組みに対して。

残念ながら、年々低下しているように感じます。今となっては、ほぼ0に近い。あまりに多くを見過ぎたのかもしれない。「情熱とビジネスに相関性はない」というケースを嫌というほど見てきたからかもしれない。ちなみに「情熱とビジネスに相関性はない」という真実は、学歴と仕事ができることとは比例しないことや、お金と幸せはリンクしないことなどと同様、大人になって気付いたことの一つです。

ビジネスのアイデアを考える時、こうすればうまくいく、これは絶対売れる、これは多くの課題を解決する、と色々と思い浮かぶし、絶対こうあるべきだと強い確信も抱きます。でも、それはあくまでそのアイデアを求めている人がいるかどうか(=市場)でビジネスとして成功するかどうかが決まります。

自分がやりたいことと、それを飯の種にできるかどうかは別、ということです。

良くデータとして引き合いに出される「起業してからの生存率」ですが、創業から1年後は40%、5年後は15.0%、10年後は6.3%。 20年後はなんと0.3%の会社しか生き残っていません(←まあこの数字もほんまかいな?と思いますけどね、周りで起業した人みんな5年10年やってますからね)。

スタートアップの場合ですが、失敗して撤退する理由の第一位は「市場が存在しなかった」というものです。次に資金枯渇、人材不足、競合に負けた、などと続きますが、僕の肌感覚としても「市場がない(あるいは小さすぎる)」というのがほとんどだと思います。これはスタートアップだけでなく、企業の新規事業も同じです。

逆に今市場がなくても今後拡大しそうだ、という分野には資金が集中します。例えば、ロボットや自動運転、今流行りのメタバースなどですね。でも、ヒット製品を生み出さなければいずれ撤退の第二位である「資金枯渇」に繋がって行きます。

いずれにしても、情熱や想いだけではなんともならないということが良く分かります。市場の有無とマーケティングがとても大切です。そこを見ずに情熱と想いだけで「これやりたい」という人が多いので、ちょっと困ってしまっています。確かに成功者の本なんかには「情熱と想いが一番大切」とどこにでも書いてますけど、それは成功したから言えることですね。「諦めるまでやめない」というのも同じです。最終的に成功したから結果として報われたということです。

一方、そういう人のことをうらまやましく思うこともあります。自分が「情熱」に対して食傷気味とはいえ、やはり情熱がないと成し遂げられないこともたくさんある。今年の振り返りとして冷静沈着になり、「拡げるよりも畳む」方にシフトしつつあるとはいえ、種はいくつかある。来年は小さくても「これ」というものに出会いたいと思っています。

お願いです、できれば中身だけください

ゴルフってまだまだ昭和レトロな文化が色濃く残っているスポーツだと思います。どんなスポーツでも気軽にできるようになったのに、ゴルフ場によってはハンディキャップの申請や会員権、クラブ競技などこれから始めようという人から見たらハードルが高いことが多い。もちろんネットで簡単に予約は取れるようになり、プレーするだけなら気軽にできるのですが、正式なハンディキャップをもらおうと思うと、どこかのクラブに所属しなけれがなりません。

元々は社交クラブのようなところからスタートしているからだと思いますが、未だにメンバーは男性限定のところもありますもんね。

先日、ゴルフ仲間からの紹介で、あるゴルフクラブの会員になりました。それ以外に、元々メンバーになっているクラブは別にあり、そこをホームコースとしてハンディの申請をしているのですが、まあホームコース以外にもうひとつくらいメンバーになっているクラブがあっても良いかな、くらいの気持ちです。仲間の方もたくさんいらっしゃいますし。

通常、あるクラブのメンバーになったら、キャディバッグに付けるためのネームプレートが送られてくるのですが、これがまた立派な化粧箱に入ってくるのです。もちろん、由緒あるクラブの場合はそれなりのステイタスというか、そこまでひっくるめての体験の提供なのだと思います。高級なクレジットカードが宝石箱のような箱にワインと一緒に入って送られてくるのと同じようなイメージでしょうか(今はそんなんないんでしょうかね)。

僕がメンバーになったクラブは比較的カジュアル志向だとは思うのですが、それでもこんな感じ。

でも、僕のような「ミニマリスト」からすると、できれば中身だけ欲しいのです。だってこの化粧箱、取っておいても使わないでしょ。もうね、僕の場合は中身だけ出してすぐに廃棄してしまうのでエコじゃないというか、もったいないのです。

今後は、こういうところも含めて、「箱付きで欲しい人」と「中身だけ欲しい人」で選択ができるようにすれば良いですね。ショップなんかでも簡易包装を選択できる場合もあるし、賛否両論ありますがエコバックなどは大賛成です。なぜなら、自宅に山のように紙袋とかビニール袋が溜まっちゃうから。結局、大掃除の時に全部処分しちゃいますからねえ。

何がエコでそうじゃないか、効果はあるかないかの議論はさておき、自分の場合はできるだけ物を持ちたくなくて常に身軽でいたいので、今後は自分から「もし可能であれば中身だけください」と働きかけて見ようと思います。そういう場面がどれほどあるか分かりませんが・・・

ただ、問題はAmazonなどの通販なんですよね。どんな小さなものでも絶対ダンボールに入って届きますもんね。

夜間飛行からの日常ルーティーン

久しぶりに夜間飛行。

夜のフライトは美しい夜景を楽しめる反面、一度海に出てしまうとほとんど何も見えないというデメリットもあります。まあ、国内の移動ですから、寝ていればすぐに目的地に到着するんですけどね。

往復とも、減便の影響で満席のフライトとなりました。通常ダイヤから間引いて運行しているので満席は当然。利用させてもらう者としては各航空会社にはがんばっていただきたいので、フライト変更や満席なんてなんのその。がんばれ航空会社さん。

家事全般が好きなもので。

お金を稼ぐ仕事よりも家事の方が本来は向いているなあと若い頃からずっと思い続けているし実際そうなのですけどね。そんなことを考えながらのアイロンがけ。

何も考えずに無心で取り組める瞬間が良いですね。

そういう意味では洗濯も、料理を作るのも同じ。物干し竿に洗濯物を干したり、野菜の皮をむくのも、煮たり焼いたりするのも無心になれる時間。食器洗いも食洗機を使うのはあまり好きではなく、ついつい手洗いしてしまうのも同じ理由です。

今、自分の中でいくつか課題があって、その課題に向かうためには何にも邪魔されない静かな時間が必要になってきます。基本的には、自分の限られたリソースをどこに集中させるかを考えています。そしてこれからの自分の歩み方も、今回の旅でなんとなくおぼろげに見えてきました。今まで考えもしなかったことが現実になるかもしれない。意外と身近なところにヒントはあったのです。

この二年くらいもがき苦しんでいますが、すっと抜けるまでもう少しかな。

あっちへふらふらこっちへふらふら

あっちへふらふら、こっちへふらふらと動いていたら、いつの間にか木曜になっていました。この季節、ゴルフ場でも旅先でも、どこも紅葉が美しくて嬉しくなってしまいます。

先日のラウンド、朝もやに浮かび上がるゴルフ場です

祝日を絡めてふらりと旅に出てきました。

あてもなく、良さそうだなと思って入ったお店。味は最高、店員さんも良い方で、本当に良いおもてなしをしていただきました。

旬の白子ポン酢です。

ホタテをあてに日本酒で。

こういう素敵な出会いと美味しい酒が人生を彩ってくれます。


厳しい時期ですが、漁師さんも農家さんも、酒蔵さんもお店も、がんばって欲しいです。

一つ一つの味と、一瞬一瞬の景色を目にしっかり焼き付けて帰ってきました。

もうすぐ12月です。

旅先での馴染みの店、人のぬくもり

仕事柄、関東に行く時の出張先はだいたい決まって来ますし、宿泊するホテルも定宿になってきます。たとえば、半蔵門、武蔵小杉、新横浜などは最も出没する街です。

それぞれの場所に馴染みの店も出来始め、お店の人にも覚えてもらうようになりました。出張中は大体忙しいので、一山越えた時、ちょっとホッコリしたい時に、見ず知らずの店よりも馴染みの方がリラックスできるというものです。

例えば上の写真はその一つ。
座るカウンターも決まっていて、店員さんと言葉を交わしながらお酒と料理を楽しむ。人との交流からぬくもりを感じることができるお店って本当に貴重です。

そういえば、ちょうど「ほぼ皆既月食」な部分月食も見ることができました。iPhoneを最新モデルに変えたのですが、カメラの性能は向上していますね。

今日は一日ゆっくりできました。

洗濯してアイロンして、靴のメンテをして。明日はゴルフ。しっかり気分転換してきたいと思います。

自律走行ロボットがしのぎを削る「つくばチャレンジ」

出張最終日は、新横浜からつくばへ移動。

自律走行ロボットの祭典、つくばチャレンジ2021が今日から日曜日まで開催されています。つくば市では、2007年からつくば市内の遊歩道等の市街地で移動ロボットが自律走行する技術チャレンジを開催し、先端技術の実証実験の場となっています。

弊社の方でクラウド側の開発のお手伝いをさせていただいているPiezoSonic社の搬送用ロボット「Mighty)が大会にエントリーしています。定められたコースを走る本番は日曜日ですが、今日はコース検証と本番に向けての準備をされていましたので、検証を兼ねて陣中訪問させていただきました。

この度、Mightyは、CES2022の「Drones &Unmanned Systems」部⾨でCES2022 Innovation Awardsをめでたく受賞され、益々勢いづいています。

つくば市役所前をスタートし、歩道を走り、信号を認識して横断歩道を渡り、研究学園駅を抜けて、公園のルートを走る。全長3km弱のコースを自律走行させるのですから、各チームの技術が試されます。

チームの内訳は大学が7割、民間企業が3割、くらいでしょうか。ぱっと見た感じですから大学チームの方がもっと多いかもしれません。

ちなみにMightyですが、実用販売に向けて現在、急ピッチで開発が進められています。

法整備との兼ね合いがありますが、近い将来、日本でもサンフランシスコのように自律走行ロボットが街なかを走り回る日が訪れそうです。