コーヒーの湯気と共に消えて行きそうな、小さな日々の記録と記憶

腰痛と膝痛を押して走りに出たは良いが、1kmもしないうちに腰が爆発しそうになってリタイア。こういう時は絶対に無理をしてはいけないというのが身体に染み付いているので、あっさり引き返して帰宅しました。朝から一日、自宅の机に向かっていたので、余計に良くなかったのかもしれません。まあ、ダメなら帰ろうと思って出たのですが、その「ダメ」が思っているよりも早く来た感じです。

寒空の下では、華やかな着物姿の新成人とまだ蕾すら見えない桜の木の黒い幹とのコントラストが鮮やかでした。

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ランニングで予定していた二時間がぽっかりと空いたので、娘の書き初めの手伝いをした後は、スタバで本読みの続きを。徐々に薄暗くなっていく窓際の席は何かを集中するのに、あるいは気分転換するのに最高の場所です。そして、僕は今、事のついでにこうして日記をつけています。そう、ブログは日記。小さな日々の、記録と記憶です。

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共に過ごす時間

ラスベガスで開催されているCESの情報がたくさん入って来ている連休期間です。CESにはQuadceptのユーザー企業だけでなく、ビジネスパートナーも多数出展しているようで盛り上がりを感じることが出来ています。今年のトレンドを占う年始のCES、総括はまだもう少し先でしょうか。各メディアの記事をチェックする時間を確保しなければなりません。

渡辺謙主演のドラマを視聴しました。
ダメなパパが主演の一家の物語、「しあわせの記憶」。家族構成も娘二人となっていて、自分と重ね合わせながら見てしまいました。「家族は記憶」というセリフに、ああ確かに、と納得です。子育てって、かわいくて仕方なくていつまでも一緒にいたいと思う子どもたちを一日でも早く立派な大人として自立させる(=親離れさせる)ために行うことですから、ほんと、こうして一緒に炬燵に入ってテレビを見ながらああだこうだと言ってる時間なんて、あっという間なんですよね。

家族は記憶。
少し寂しく感じますが、素敵な言葉でもあります。

こちらの写真は今日のコストコで見掛けた、シャンパンとチョコのお洒落なセット。いかにもパーリーピーポーが好きそうな代物です。
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NYとブルックリンラガー

土曜日の朝は旅サラダから始まります。

ゲストは草笛光子さん。ミュージカルの勉強のために幾度となく訪れたニューヨーク・マンハッタンのブロードウェイが旅の舞台でした。ああ、NY。僕にとっては郷愁と憧れに満ちた特別な場所です。

朝は子どもたちの勉強の先生をしつつ、自分も溜まった仕事をこなし、夕方から走りに出ました。時間もなかったので10kmをハイペースで走ろうと思ったのですが、結果は5.20/m。病み上がりで身体が重たく調子が出ません。まあ10kmを楽しめたので良しとします。

夜は、地元のバーをパトロール。知人との一軒目では、NYナンバーワン地ビールのブルックリンラガーをパイントで。地元での新年飲み初めは奇しくもNY絡みとなりました。ブルックリンブリューワーリーも行きたい場所の一つです。東海岸には今のところ仕事で行く用事がないし、距離も遠い。いつか仕事またはプライベートで行くことができれば最高です。

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(写真出典:http://blog.ocbeerblog.com/)

僕は昨年、飛行機で地球2.5周分を飛んだらしい

どんなものでもそうかもしれませんが、日常的な行動を集計すると積み重ねたものが意外と大きく、自分でも驚くことがあります。

今日、FBで知人がフライトをトレースできるアプリを使って一年間の飛行距離を集計していたので僕も真似てみました。集計の結果、僕は昨年、100,205km、140時間も飛行機に乗っていたみたいです。100,205kmというと地球2.5周以上の距離になるわけで、へえ、そんなに飛んでいたのかと我ながら感慨深いです。

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もちろん、よく知る友人たちの中には一ヶ月で地球一周するんちゃうかというくらい移動しているジェットセッターもたくさんいますし、そもそもパイロットやCAなんかどうなるんだという話なので僕なんて大したことないのかもしれませんが、比較の対象が「東京ドーム」とかではなく、「地球」となるとスケールが一段と大きく感じますよね。ただ僕の仕事は「移動」ではないので、常に渡航先での結果を残すことだけを考えています。そういう訳で今年もたくさん飛ぶ年になりそうです。

下の写真は、KIXと並ぶもう一つの母(空)港、SFO(サンフランシスコ国際空港)です。
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ランチのメニューで仕事の始まりを実感

休みも短かったせいか、ごく普通に仕事モードに突入しています。初日から様々なプロジェクトが動いている訳ですが、まずは、東京ビッグサイトで1月18日-20日まで開催される「ネプコン・ジャパン」を控えて、諸々の準備に追われています。Quadceptも出展しますので、お近くにお立ち寄りの際は是非お越しください。

さて、通常営業はランチのメニューで実感することができます。今日は東京から来社された方と一緒に家族亭であんかけ蕎麦定食を。炭水化物に偏ってしまうのも平常運転感があって良いものです。先日は(贅沢な話ですが)お節料理に飽きてしまって、こんなものを食べてしまいました。

いずれにしても、体調はすこぶる悪いですが、これだけ食欲があれば良しとしましょう。

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調子が上がらないと思ったら、発熱していたというオチ

早いもので2017年に入ってもう4日目です。

当社は明日から仕事初め。今日はリハビリがてら自宅でのデスクワーク後に20kmランに出掛けました。今日まで休みの人が多いのか、夕方の住吉川はたくさんのランナーやウォーカーで賑わっていました。

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タイムや体力というよりも、気持ちがまだまだ乗って来ません。2.5kmの上り坂を二回走るだけで心が折れそうになりますし。今月の末にはスピードレースの大阪ハーフマラソンがあるのでもっとがんばらないと行けないのですが、気持ちの追い込みと、走り込みの両方が必要なようです。

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とはいえ、なんとか20kmは走れたのですが、どうも昨夜から身体の調子が悪い。関節が痛くて、熱っぽい。もちろん予防接種は打っているのでインフルエンザは疑わないのですが、どうやら風邪のようです。夜、熱を測ると37.5度。まあ、熱があるのに走っていた訳ですから、調子が上がらないのは当然ですね。

今夜は十分に水分を摂って早めに就寝し、明日の仕事初めに備えたいと思います。気合は十分です。

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静かに逞しく健やかに

新年明けましておめでとうございます。
今年も例年と変わらず、実家で家族が集い静かに過ごす正月です。

こうして一家の誰も欠けることなく新年を迎えることができるのはとても幸せなことだなと思います。長女は今春中学生になり、次女は5年生になり、僕自身はあと一ヶ月で41歳になります。新しい一年を迎える度にこうして年を取って行きますが、一日一日を丁寧に塗りつぶすことで、なんとか一歩づつでも、少しづつ成長して行きたいと思います。

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この年になると、マラソンのタイム同様、何かが劇的に変化したり、爆発的な成長を遂げることが少なくなって来ます。もちろん会社としては爆発的な成長、まさにキャズムを超えてエクスプロージョンする年にすべく戦略を立てている訳ですが、個人的な成長もそこに重ねて伸びて行けば良いかなと思うものの、今年は、静かに、逞しく、健やかな成長を期待したいと思います。

本年もよろしくお願い申し上げます。

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テールライト

妻と子供たちが実家の手伝いに行っている間、僕は自宅の洗面所と台所を数時間掛けて掃除しました。大晦日の午後に、Diana Krallの“Live in Paris”を聴きながらゴム手袋をして汚れを落とす作業は良い気分転換になると共に、今年の出来事を思い返す良い時間となります。

ただ日付が変わるだけなのに、そんな日常でも、年をまたぐというのはどうしても大きなイベント、節目のように感じますね。普段ほとんど乗らない車なのに、それに、何もこんな日に洗車しなくてもいいのに、やっぱり洗車したりして。

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2016年のテールライトを見送り、2017年のヘッドライトを迎えます。

そんな大晦日の夜。
皆さまも素敵な時間を過ごされていますように。

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悩んだり、傷ついたり、常に何かを抱えているというのは、君がそれだけ真面目に生きているっていうことなんだよ

大掃除の合間にランニング。まだまだ自宅の大掃除は終わりそうにありませんが、少し気分転換に夕日を眺めに行きました。大抵の思い煩いは走れば解決します。走ることって素晴らしいよね。

今年も色々とありました。楽しいことも辛いことも、365日もあれば、そりゃ本当にたくさんの「色々」があるものです。人間というのは弱い生き物なので、傷つき悩んでもなんとか気持ちに折り合いをつけながら、次の朝を目指して生きていくものです。そして次の朝には、辛い気持ちも薄まっているのです。

「悩んだり、傷ついたり、常に何かを抱えているというのは、君が真面目に生きているっていうことなんだよ」

以前、ある人に言われた一言です。

そう考えると、自分の人生を肯定できるような気がします。そして人のことも、批判や否定ではなく、肯定しようと思います。生きているってそういうことなんだな、まあ、そう悪くはないのかな、と。そしてなんとかやりくりしていると、辛いことよりも楽しいことの方が多くなってきます。言い換えると、問題すら楽しめるようになる。そんな感じでしょうか。

とにかく人間は社会的な生き物なので、誰も一人で生きていくことは出来ません。周りの人々の支えがあってこと。僕の中で、一年を振り返った時に、苦楽を共にした家族や会社、所属している色んなコミュニティの仲間たち、一緒に走った皆さん、そして、お会いした全ての方々の笑顔が走馬灯のようによみがえります。

日々感謝です。

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