相変わらず新しいサービスや技術が次々に生まれるエレクトロニクスのメッカ、シリコンバレー

こちらに来てから、たくさんの友人、知人、取引先と再会し、楽しくも刺激のある日々を過ごしています。

エレクトロニクス業界に身を置く自分としては、いわゆる日本でいうところの「シリコンバレー的」な、スタートアップやピッチイベントなどには縁遠いのですが、逆に本来の「シリコンバレー的な産業」である、半導体、電子部品、電子回路基板、センサーやモジュールなどのメッカであるこの場所で、同じ業界に身を置く企業や仲間たちと情報交換したり、新しい製品を学んだりできるのはとても喜ばしいことです。またこんなレガシーな業界でも、新しい製品やサービスは出てきています。特にインドやアジアががんばっています。

また、QUADCEPTもここ4年連続で出展していますので、さすがに業界での知名度も上がって来ていて手応えを感じます。

とにかく専門的な業界ですから、PhDホルダーがたくさんいるのはもちろんのこと、セミナーでは様々な論文やペーパーが発表されていますし、学歴や専門性がリアルに求められる世界です。

一緒に晩飯を食べながら、UCバークレーに通っている自分の娘がFacebookに内定をもらって、新卒初任給が1200万だと教えてくれた友人もいましたし、巷言われている「シリコンバレー」のすごさに日々出会うのも、ああ、ベイエリアに来たなあと実感する瞬間です。

なにはともあれ、自社の製品をアメリカでPRし、逆にこちらの製品を日本に紹介するという仕事をしていますから、プロダクトリサーチ、商談、契約など、毎日があっという間に過ぎていきます。