グラス越しに女性が一人


The Ritz-Carlton のクリエイション。

新しく考案した飲み物に、お客様の名前をつけます。
あなたと共にいつまでも。

うん、センスいい。
グラスの中に女性が浮かぶクリエイション。


明日からのISMS更新監査で脳ミソがウニなんだけど、ハフィントン・ポストに掲載されていたこの動画を見ると、そんなことどうでも良くなるという。こんなバレルあるんだ。美しすぎて言葉が出ない。

GoPro: Kilometer Barrels With Benji Brand – GoPro of the World June Winner

芦屋 “LINDA” という選択


15年以上の付き合いの柚原さんがオーナー、清水さんがディレクターを務めるサロン、芦屋川「Stuart」の姉妹店、「LINDA」を初訪問。

場所は阪神芦屋駅の西側、川を渡り少し下ったところの鳴尾御影線沿いにあります。
ぱっと見、花屋さんかな?と思うような店構え。でも、ウインドウの向こう側には大きな本棚もあるしなあ・・・書店?

いやいや、れっきとした美容室なのです。

店内は清水さんやスタッフさんこだわりのインテリア。
これらの植物の美しい写真は、有名写真家の写真集を切り抜いて一枚一枚フレームに入れたもの。

インテリア好きな方、一度、芦屋川の散歩がてら行かれてみては。とても素敵、かつ、スタイリッシュで個性的な空間ですよ。

「Shrink or keep原理主義者」でも美しいと思える街


建築物は大好きなのですが、人工的に造られた街、たとえば、ニュータウンなどの宅地や六本木ヒルズなどの複合施設はあまり好きではありませんでした。なんだか「いかにも」な感じがして。コンクリートで地面を固めて、どでかいゴージャスな建物立てて何するの?人口も企業も減っているのに、山を切り拓いて同じような家ばっかり建てて何考えてんだよバーカ、すら思うような考えの持ち主です。

この辺りの考察は、過去記事で惜しげもなく持論を展開していますのでご参照ください。

「人口減少に対応して、開発した宅地を「自然」に戻していくという試みは生まれてこないのだろうか」2013/10/13

「荒廃ではなく、再生にベクトルが働く好例」2013/10/17

まあ、僕はある意味で「Shrink or keep原理主義者」な訳です。特にエビデンスとなるロジックは持ちあわせていませんが。

そういう意味では、仕事やイベント、大学のサテライトに用事があって良く出入りするグランフロント大阪も「あーあ、なんだよ、このドデカイ建物は」と思っていてあまり好きではなかったのですが、先日初めて、中津側(北側)からアプローチした時に、おお、とっても美しいやん!と思ってしまったのです。いつも見慣れているはずなのに。

天気が良かったから?
自転車に乗っていたから?

原因は分かりませんが、とにかく「ああ、美しいなあ」と思ってしまった。

水辺では子供達が水着を着てバシャバシャと遊び、コリドーの日陰では外国人ビジネスマン達がラテを片手に談笑している。大阪という「どんくさい地方都市」(僕は地元民なので愛情を込めてこう言わせてもらいました)には似ても似つかないようなソフィスティケートされた光景が広がっているのです。

単に建物が美しいだけでは、きっと何も感じないと思いますが、例えば、そこに隠されたデザインの意義や機能性、街としての受け皿など、本当に良く考えられている。そういうところにきっと、良さを感じたんでしょうね。

嫌よ、嫌よも好きのうち、って事ですか。

「結局、何が言いたいのか」ということを考え続ける


なんか自己啓発的な、ビジネス書に出てきそうな書き出しですけれど。
ちなみに僕はIT業界に身を置く、しがないビジネスマンではありますが、自己啓発本やビジネス書はあまり読まない方です。本は大好きで(というより活字中毒に近い)常に何冊かはバッグに入れていますが、チョイスにバイアスが掛かっていますのであまり一般的ではないかもしれません。

話が横に逸れました。
仕事のシーンでも、日常シーンでも、「だから何が言いたいのか」を常に考える習慣を身に着けておくと、結構良いことがあるんですよね。一つは考えの整理に繋がること、そしてもう一つは真意を見抜く力が鍛えられるということです。メリット、デメリットの判断、勝つか負けるかの判断、チャンスか否かの判断も瞬時に出来るようになれば、特にビジネス面では相当効率的に事を進めることができますよね。

企画やコンセプトメイキングや提案書などもそう。
削って、そいで、フィルターで濾して、そして最後に残ったもの、それが「まあ、一言で言えば、そういうこと」というコアなロジックです。

今の世の中、あまりにたくさんの情報で溢れているし、営業目線では、言葉を多くしたり、理論武装したり、PowerPointやKeynoteの資料を分厚くしたりすることで、なんとなく「やった感」を出すことがありますが、結局は自己満足です。サイト設計でもそう。あまりにも伝えたいことが多過ぎて、ファーストビューの表示エリアで破綻しているサイトを良く見掛けますが、あれも同じく自己満足。結局、自分達が思っている程、読んでもないし、気にしていないんですよね。発信者が思っている半分、いや、それ以下くらいでしか、掲載している文章を読んでいないのです。ビジュアルも同じ。

であれば、最初から、「言いたいことはこれです。何故かと言うと、こうだからです」と潔く、そしてシンプルに情報を発信した方が、むしろ伝わるし、好感を持ってもらえるというのが僕の考えです。言葉を多くする、話が長い、これらは、単に「周りくどい」という印象だけを残すように思います。

こういうことを書くと、ドライ過ぎてなんだかキツい印象を与えるのでは?と思うかもしれないけれど、言葉には温度があると思っています。心がこもっていれば、人には伝わる。逆に言葉が多くても心がなければ冷たいのですよね。

とはいうものの、このブログでは、身も蓋もないことを実にダラダラと書いていますが、溜まったものを吐き出す場として見て頂ければ幸いです。(←逃げた

それでは、今日はこの辺で。

Acoustic Alchemy – Playing for Time (HQ) by Jazzy Club

雨の日のテンプレート漁り


娘の授業参観の後は一人でゆっくり自宅+カフェ仕事。
外の雨を気にしながら、思い思いに過ごす人達とテーブルを並べてモニターに向かい、プレゼンテーション資料を作成。

プレゼン資料は、自分なりに作成した「型」を、長年あれこれ考えながらバージョンアップを繰り返して使用しています。この形に放り込めば、ある程度、短時間で効率的に作成できるようなものです。しかし、同じテンプレートを使用していると、マンネリ化してしまうのも事実。そこで新たな刺激やアイデアを得るためにアクセスしているのが、ご存知、slideshare ですね。

この slideshare で最近話題になっていたのが、このスライド。

【プレゼン】見やすいプレゼン資料の作り方【初心者用】

【初心者用】とはなっていますが、初心者ではなくても、改めて気付かされること多数。ああ、そういえば、こういうところ気を付けてなかったな〜 と思うようなこともたくさんあります。是非、参考に。こういうのをシェアできる良い時代ですね。


連休の中日ですが、今日から金曜日まで予定びっしり。
気合入れて行きましょう!

スクラップ&ビルドではなく「スクラップ&クリーンアップ」を選択したい


「mail online」の記事から

Mall rats desert sinking ship: Inside the abandoned shopping centers that were once a beacon of the American Dream

人口減少で廃墟となった「オハイオモール」ショッピングセンターの荒廃ぶりです。どこか「ピエリ守山」を彷彿とさせますね。このモールがオープンした1970年代の半ばより、クリーブランドでは人口が半減してしまったとのこと。重工業、製造業の衰退が原因だそうです。

で、このような記事を見ていると、日本もこの先、至るところでこのような光景を目にするのだろうな、と思いを新たにせざるを得ません。今から「廃墟を見ること」に慣れて置く必要がありそうです。

というのも、日本では戦後の住宅難から「スクラップ&ビルド」と「夢のマイホーム」という文化が根付いており、住宅に至っては30年で建て替え、誰でも35年ローンを組んでマイホームを購入するという文化が根付きました。しかし、それは戦後から高度経済成長期にかけて必要であったことですね。もはや住宅が全人口に行き渡った今、2008年をピークに人口減少を続ける日本で、まだ住宅供給に新規商業施設の供給が必要か?業界の人に聞いても「スクラップ&ビルドしないとお金が回らないので、壊して立て続けるしかないんですよね」とのことで、まあ、経済的側面から見たら良く分かる話ですけれど。仮にSBがなくなれば、マンションデベロッパー、不動産会社、建設会社は軒並み潰れるでしょう。ショッピングモール建設費用、運用費用がかさみ、数百億円で倒産(633億円の負債を抱えて倒産した大和システムのような例)、不良債権がかさみ、最終的には政府から銀行への資金投入、つまり国民がせっせと払っている税金が、コンクリートの塊を壊すためだけにぶち込まれる訳です。

以前「人口減少に対応して、開発した宅地を「自然」に戻していくという試みは生まれてこないのだろうか」という記事を書きましたが、その中で「40年後の日本は、三戸に一戸が空き家になるので、35年ローン組んで銀行と不動産会社を儲けさせるのはやめましょう」的な内容を書きましたが、まあ、めっちゃお金持ちや現金一括で家を買える人は買えば良い、というお話でした。賛否両論あると思いますが・・・笑

ちなみに、都市部でも、百貨店が乱立し、オフィスビルの入居率が上がらないのに、どんどんビルの新築計画が持ち上がっています(大阪市北区はまだまだ建ちますよ、恐ろしい話だけど)。オハイオのショッピングモールのような光景を広げないために、今から「スクラップ&クリーンアップ」、もしくは「リフォーム」をメインにした事業に転換していく必要があるのではないでしょうか(デベロッパー、不動産会社の皆さん)。

ちなみに「欧米の住宅サイクル年数は、英国「141年」、米国「103年」、フランス「86年」、ドイツ「79年」と報告されており、約1世紀の間、住宅が「ストック」として機能しています。 」(建築用語事典)(とのこと。こういうのはいいよね、文化として「下心」が見えない。ちゃんとエコシステムが機能している。それに、これからは人が流動する社会になるので、国境を超えていつでも移動できるように、荷物は軽くしておく必要があるとも考えます。

これから、箱物ビジネスではなくシュリンクビジネスですよ。このテーマで何かビジネスモデルがあれば、やりたいんだけど。

タケコプターとプロダクトデザインのハイブリッド


FLY AWAY願望者(フェチ)の極致。

夢の乗り物「タケコプター」がプロダクトデザインとしての「美」と融合するとこんな形になるであろうという、血液が沸騰するくらいアツい乗り物がこれだ。

ただ、ひたすらプロダクトとして美しい。

Zero Ultralight Helicopter by Hector del Amo

洒落たものを洒落ていると思える幸せ


例えば、
阪神芦屋の「をどり」の看板や、

港区日の出の、TABLOIDビルの一角など

人がいない場所でも、空間とオブジェクトが融合されて独特の空気を生む。
それらの事象を「洒落ている」と感じながら、もう少しだけ、今日という一日を塗りつぶす作業にかかりましょう。

High Flyin’ つまり高い高度を飛べと。


昨夜、羽田から最終の一本手前の便で帰って来ました。
往年の番組「ジェット・ストリーム」の影響からか、たとえ短い飛行時間であったとしても夜のフライトはワクワクするものです(半分は寝ていましたが)。そして出張明けの本日。どどんとアウトプットした後のスロースタートとは行かず、朝から打ち合わせに奔走しております。あまり色々と書く体力がないので、まずは音ネタを。”High Flyin'” つまり、高高度で飛行する、と。疾走感のあるSmooth Jazzです。

High Flyin’ – Nick Colionne


High Flyin’ ということで、昨日のMaker Faireでは僕自身も大ファンである、Fabrab高橋さんによる羽ばたき飛行機の展示とワークショップも開かれていました。ナウシカに出てくるトンボのような飛行機が飛び回っています。直に見れて感動。ちなみに飛行機のパーツは全て3Dプリンタで出力したもの。羽はどこでも売っているビニール袋を切って貼ったようなものです。

ちなみにこれ、ラジコンのようなコントローラーで動かします。バタバタと羽ばたく姿はかわいい。

ああ、もう、集中力一本勝負


えっと、この記事とても面白かったのでリンクしておきます。
東洋経済オンラインから。

メディアを襲う”破壊的イノベーション”
読者・視聴者を3分の1失ったアメリカの報道機関

「米国のニュース・ビジネスは崩壊した」という挑戦的な文章から始まるこの記事、ジェフ・ベゾスがワシントン・ポストを個人的に買収した件と合わせて読み応えがあるものとなっています。はい、今日は疲労困憊のため、細かい所感はなしです。僕もざざっと流し読みしかしていないため、ちゃんと後で読もうと思っての備忘録です。


本年度のグッドデザイン賞を受賞した自社ソフトウエアの英語版がいよいよリリースということで、チェック作業が日々続き、もう英語見るのいや~状態。あ、ぼやいていないですよ!どんな仕事でも前向きに。しかし、思いのほか時間が(膨大に)取られていまして、企画書や提案書の提出、メールの返信などなど遅れておりまして、多方面にご迷惑をお掛けしておりますが、生暖かい目で見ていただければ幸いです(すいません)。

それではまた明日。