一日、一日を丁寧に塗りつぶして行く


気づくと3時。
ヨジラーの皆様とそろそろバトンタッチをしなければならない時間になってきました。おはようございます。って、まだ寝てない。

その日その日を丁寧に塗りつぶして行くことは、快感です。
「しなければならないことは明日に持ち越さない」とは昔から言われる鉄則ではありますが、これの真意は生産性向上だけでなく、ただ「終わらせると気持ちいい」という精神衛生的な部分と密接に絡みついているのではないか、いや、むしろそれだけなのではなかろうか、と考えています。
「気持ちいい」というのは人間の感覚によるものだから、非常に単純。この満足感、充足感は、その日寝る前にピークを迎えます。ああ、今日は良くやった!これで寝れる!という訳ですね。翌朝起床した時も、昨日からの持ち越しではなく新しいことから始めれる訳ですから新鮮で気持ちがいい。この「快感」が一種の麻薬のようになり、ワーカーホリックを生むのではないか、と、ふと考えてしまいました(飛躍し過ぎ)。
何はともあれ、僕もそろそろ寝ることにします。


タイトルはヤサグレていますが、深夜3時のボーっとした頭にはSmooth Soulがとても心地よいのでペタッとしておきます。

Sweet Coffee ~~ I Don’t Need You~~

それでは、今日はこの辺で。
数時間後から、また新たな気持ちでがんばりましょう。

少しだけ変化をつけてみる


昨夜もあまり寝ていないこともあって、なんだか流され気味の一日。朝から気合を入れて会議をして、それなりに句読点と強弱をつけているつもりだったけれど、夕方、あやうく某大手スポーツメーカーでのMTGをすっぽかしそうになりました。
外出中のMから16時前に「打ち合わせ遅れそうですー」との電話がなかったら、やばかった。急いで客先の担当者に「すいません!」と電話をかけると、「17時からで準備していますよ」と。1時間早かったから良かったものの、それにしても脳死状態。行ってみると、企画広報からデザインから商品開発の担当者が皆それぞれご多忙なのにずらりと8名もいらっしゃって、これですっぽかしたら大変なことになっていたな、と肝を冷やしたのでした。


全ては社内に導入しているGoogle AppsのCalendarに予定を記入し忘れていたことが原因。いかに自分がツールに頼って生活しているか。ちょっと愕然としましたね。もっと己の記憶に頼らなあかん。
なんだか流れが良くないような気がして、MTG帰りに靴屋に寄ったり、Loftで頼まれ物の買い物をしたり。行動に変化をつけると気分も変わるものです。2月は誕生月ということもあり、靴屋や服屋からキャンペーン葉書がたくさん届いていたのを、行く暇がなくてずっと財布にしまったままだったので、結果的に使えて良かったし。

さて、月曜日もあっという間に過ぎてしまいましたが、明日からまた心機一転、気合を入れてがんばって行きたいものです。しっかりしよ。

それはあくまでツールにしか過ぎない


先月からイギリス人のベテランSEが入社し、あるプロジェクトでがんばってもらっています。とにかく「真面目でフレンドリーで良い人」。日本での在住期間は5年以上、日常会話でのコミュニケーションは日本語で問題ないのですが、仕様の確認や進捗の確認、少し突っ込んだ話などでは、日本語でのコミュニケーションにも限界があります。そこで、日常会話は日本語+英語を交えて、突っ込んだシビアな話が必要な時には英語オンリーで、と、なんだか変な使い分けでやり取りしています。

しかし全ての社員が英語を話すことができる訳ではありません。皆とは日本語でやり取りしているので、うまく伝わらない時は僕が通訳的にブリッジをするような形を取っています(ちなみに僕の英語も決して褒められたものではないですよ)。無駄に時間を掛けるよりも、会議をまとめる方が早い。言葉はあくまで手段でしかないので、そこは迅速に対応するようにしています。

しかし仮に言葉の壁があったとしても、「人となり」は伝わるものです。先ほど、二人だけで突っ込んだ話をしましたが、彼の真面目で真摯な正確は仕事にも現れていますし、文化は違えど、本当に真剣に仕事に向き合ってくれているのがヒシヒシと伝わってきて、ちょっと感動してしまいました。今後の戦略のキーパーソンにも成り得る人材、期待せずにはいれません。
しかし、システム開発の場合、言語が世界共通というのは便利ですね。言葉が通じなかったとしても、コードで会話できる訳ですから。(ちなみにうちの日本人PGとは本当にソースで会話しているシーンも見受けられます 笑)


週も後半に差し掛かってきました。
今日は少し息抜きを、ということで、今から軽くお酒でも飲んできます。

それでは今日はこの辺で。

ヒューリスティックから発生するバイアスが生む情報発信


ライティング作業の一日。
自社、他社双方の製品プレスリリースとライティングを広報的立場として書いています。届けたい相手の顔を想像しながら何かを書く事自体は長いことやっているので慣れているはずなのに、どうしても「刺さる」言葉を探してしまうからタイピングする手が止まってしまいがち。「探してしまう」という表現を使ったのは、人の心は我々メーカーのような発信側、つまり「中の人」の想定通りにはなりにくい、コントロールが及ばないという事実があるからです。当たり前ですよね。受け手のコンディションによって受信する感度、捉え方は千差万別。情報過多の時代だから余計に、一方通行の都合の良い言葉は信用されにくいからです。

一昔前、バイラル・マーケティングという言葉が流行りました。マスメディアを使った企業側の一方的な情報発信が信用されにくくなった今、人はどこから情報を得るのか。それは、自分と同じ立場の「受け手」、その製品やサービスの利用者である友人や家族、隣人、ネット上での口コミなどによるというものです。それは今でも変わっていないと思います。僕も実際、情報収集の半分程度はベンチマークしているブロガーやTwitter、FBから拡散される情報です。自分と同じ感度を持ったアンテナの高い人々から利害関係なくキュレーティングされる情報は、当然ながら共感するし、吸収する。それがヒューリスティックな判断に基づくものやバイアスが発生していたとしても、です。人はヒューリスティックな生き物ですから仕方がありません。

しかし、こうした(自分も含めて)アンテナの高いブロガーやインフルエンサーを企業側が意図的にコントロールして都合の良い記事を書いてもらおうとすると、「クチコミ戦略」という意図が見え見えの稚拙なプロモーションになってしまいますし、ステマとも呼ばれかねない。白けちゃうんですよね。結局のところ、本当に良い製品を作って提供し、顧客満足やコスト削減、業務効率化といったバリューを生むしかないんですね。本当に良いモノは、それを使って満足した人の発信や拡散によって広がるもの。僕もブロガーの一人として、ここで紹介するもの、例えば、製品にしろサービスにしろ、音楽、お店、本、ニュース等は自分のアンテナに触れたものだけをキュレーティングしているに他なりません。強制されて宣伝したものなんて何ひとつないし、する気もしないというのが本音です。

という訳で、出来るだけリリース記事はフラットに淡々と、それでいて欲しい情報がシンプルにギュッとつまっているような質の高いものを目指しています。自分自身がブロガーである立場であるからこそ、出来るだけフラットな目線で見ようとしてしまうのが、良いことなのか悪いことなのか。笑


さて、美術館などで展覧会を企画する学芸員などをキュレーターと呼びますが、この記事「ジョン・マエダが語る『MoMAのヴィデオゲーム収蔵について』」ではMoMA(ニューヨーク近代美術館)のキュレーターの言葉が紹介されていますね。ここに出てくるのが本当の(?)キュレーターさんです。笑
それはさておき、とても良い記事でしたので備忘録も兼ねて紹介しておきます。

それでは今日はこの辺で。
今日も一日お疲れ様でした。
明日も一日がんばりましょうね。

MBAとネットとiPhoneがある生活について


昨日来、出社復帰しております。関係各所ご心配お掛けいたしました。
「仕事復帰」と書くと自宅にいても仕事はしているので正確な表現ではありません。そこであえて「出社復帰」と書くことにしました。というのも、週中の二日間、自宅で療養していましたが仕事面では全く不便を感じなかったからです。これは先月の椎間板ヘルニアの際も同様でした(毎月必ず病欠しているという、このザマはなんだ)。

もちろん、フォローしてくれるみんながいるからに他なりませんし、実際には東京出張も二日間飛ばしてしまって迷惑を掛けてしまってはいるのですが、それでも、PCとiPhoneとネットさえあれば、本当にどこにいても仕事ができます。来客による打ち合わせや訪問以外は、会社にいなくても良いのではないか?会議もSkypeで出来るし・・・極端ですが、実際に出来てしまうんですよね。
もちろん、開発や設計、カスタマーサポートなど、当社内でも部署によっては社内サーバに常時接続して仕事をしなければならない場合や、社内の特定PCからでなければ疎通できないサーバでの作業ももちろんあります。その場、その端末の前でなければ仕事ができませんよね。僕のようにソースコードを書くわけでも、デザインをする訳でもなく、企画や資料作成、「意思決定」に関わる仕事、外部のパートナーやクライアントとメールと電話を使ったオフェンシブな仕事をしているのは社内でも一部の人間に限られるのかもしれませんが、本当にどこにいても大丈夫。強いていうならば、社内の会計ソフトさえクラウド化してもらえば・・・おお、完璧だ。笑

今年に入ってから自分がそうなってしまっているので余計なのかもしれませんが、まあ、体調不良や何らかの事情によって出社できない立場の人たちのワークスタイルについて、色々と考えることが多いですね。自分の「身でもって」実験している感じ。ダイバーシティではないですが、これからはどんな状況、ワークスタイルであっても、その人の能力を最大限に引き出せるような環境を企業としても提供して行く必要があるのではないか・・・そう考える今日この頃です。


さて、昨夜、久しぶりに食べた「こってり味」のラーメンとビール、めっちゃ美味かったので、体調も完全快復。今日も一日仕事頑張れそうです。

本日仕事の方もお休みの方も、良い週末を。

雑貨屋は物欲をくすぐる


会社近くの梅田・茶屋町にstandard bookstoreというカフェと本屋と雑貨屋が一体になった店があります。ツボをついたセレクトと店の雰囲気が良く、たまに立ち寄ってみたりするのですが、雑貨屋はどうしてあんなに物欲をくすぐるのでしょうか。

例えば、こんなiPhoneケース。

Raicaを彷彿とさせるケース、実際装着するとなるとポケットに入るかな?というようなサイズではあるのですが、例えば、服を着替えるようにTPOでケースを使い分けるなどすれば面白いかもしれません。また値段も手頃ですしね。

またこの店のいいところは、カフェスペースと展示スペースの垣根が全くないこと。陳列されている本を持ち込んで読んでもいいし、座席の真横までディスプレイが迫っている。昨日、打ち合わせと打ち合わせの合間に少し時間が出来たので、ランチ兼時間つぶしに立ち寄ったのですが、カフェフードの王様、タコライスの味もなかなか良い。PCを開けてメールチェックしながら食事をし、たまに横を見て物欲をくすぐられる。最高です。

雑貨屋はまず第一に「居心地が良くあるべき」という点をしっかり抑えたstandard bookstore、お勧めです。


今日も良い天気ですね。
芦屋川は六甲山を目指すハイカーで今朝もいっぱいでした。

皆様も素敵な日曜日をお過ごしください。
そろそろタイヤ交換も完了しそうなので(実はカーショップに来ています)、僕も出かける準備をしたいと思います。

それでは、また。

いかにも楽しい


いかにも、出会いというのは楽しいものです。
取引先との会食が続き、来訪による会議や打ち合わせが続いて慌ただしい中でも、人と関わることに変わりはない訳で、その中での学びや気付きがたくさんあります。

不思議なことに、仕事の関係で旧知の中であったとしても、プライベートの付き合いがなければ相手の年齢も知らないことも多く、「ああ、この人はきっと僕より年上だな、この人は年下じゃないかな」と思っていても、飲みの席でフランクな会話をしていると実は同い年であったり年上であったりすることが判明し、急に親近感が湧いたり。昨今、飲み二ケーションの回数が随分少なくなってきたとも言われていますが、やはり必要ですねえ。


私的にお世話になっている辰馬本家酒造の黒松白鹿セット。

昨夜飲み過ぎて久しぶりにリビングで就寝してしまった今朝、目覚めるとテーブルに。次女の酒蔵見学でもらってきたようです。日本酒好きとしてはたまりません。ちょっと息抜きに熱燗でもキュッといきたいものです。

一週間、あっという間に過ぎました。
今週はとにかく秒速。

少し早めに休んで、一旦、心身共にリセットです。

それでは皆様も良い週末を。

感情移入とは、相手をリスペクトすることなのかもしれない


今朝、シェアされていた日経ビジネスオンラインの記事がとても良かったので紹介します。

コンビニのレジに立って分かった「相手目線」の大切さ
コミュニケーションの大切さ 岩瀬大輔編

御存知、ライフネット生命の副社長、岩瀬さんによる記事です。スーパーエリート街道を歩んできたかのように思える氏ですが、自信満々で受けた司法試験の口述試験に落ちた時の理由が、自分が採点する側になって始めて分かったこと、株主のS&Iの担当者に誘われてセブン-イレブンでバイト経験をした時に、お客さんが誰一人、レジ店員である自分と目を全く合わせてくれなかった辛く寂しい経験から、「相手の眼鏡で物事を見る」ことの大切さを学んだと語っておられます。

相手の眼鏡で見るということは、相手目線に立つこと。相手目線に立つということは、相手の生き方、人となり、歩みをリスペクトすることから始まる、とあります。本当にその通りだと思いますよね。相手が誰であってもリスペクトする気持ちを忘れなければ、言葉ひとつ、会釈一つ、目線一つ、変わるはずです。

僕はまだまだこの部分について情けないほど未熟なのですが、仕事する際に必ず意識しているのは、相手の製品、サービス、企業文化をまず好きになる、ということです。つまり当事者意識ですね。この製品、サービスの良さをどのようにしたら顧客に伝えられるのか、この製品を導入すると、クライアントにはどのような利点があるのか。こういうことを考えていると、自然に相手のことが好きになるし、良い仕事が出来ると信じています。感情移入はリスペクトから生まれる。氏の考えはストンと腹落ちしました。

目線が変われば、見える景色も変わる。
明日からもまた、新たな気持ちでがんばって参りましょう。

脳で体をコントロール


頭の回転が良い人や、ある分野にとても造詣が深い人と一緒に話をしていると、こちらまで脳が刺激されて急に仕事や勉強が捗ったり、興奮して眠れなくなるといったことがありますよね。僕の場合もリアルな場はもちろん、TEDやUstreamの講義や討論等を見ている時に刺激され、その後の仕事が倍速で捗るということが良くあります。

今日聞いた話によると(間違って解釈しているかもしれませんが)、話す相手の脳に自分の脳がシンクロする、引っ張られるようなこともあるらしいです。ある有名な速読の先生は、最初の段階はメソッドに基づいて教えていくそうですが、あるレベルに到達すると、レッスンではなく「一緒に食事をしに行きましょう、一緒に買物に行きましょう」と自分と行動を共にするよう求めるそうなんですね。特にレッスンをしたり、本を読んだりしている訳でもないのに、そのように会話をし、行動しているだけで生徒は自分自身の脳が活性化されていくのを実感するそうです。ちなみにその先生は一日2時間しか寝ないのですが、体のどこも悪くないらしい。どうやら、身体すら脳でコントロールできるとのこと。ここまで来ると僕の理解をはるかに超えているので何やらスピリチュアルなイメージすら持ってしまうのですが、もし一日2時間睡眠で残りの22時間全開フルスロットルでいれるのであれば、一日が二日分あるのと同じことなのでうらやましいことです。

いずれにしても、脳が停滞しているように感じたり、曇を取り除きたい時に有効な「活性化させる術」を知っていることは重要なことですね。僕のカンフル剤は、TEDや好きな先生方の講義やブログですが、そういった「何か」を見つけると便利ですよ。


今日はビッグサプライズもあってとても嬉しい一日でした。
さて明日から週の後半+月末に差し掛かります。
本当に一ヶ月早いな・・・

それでは、また明日。

昼下がりの家出


インフルエンザが猛威をふるっているようです。我が家は先週、長女が羅患し小学校も学級閉鎖に。そんな中、今度は次女が不調を訴えました。今朝、早速小児科に一番乗りして診察してもらうと・・・やはり「インフルエンザA型」・・・。妻は予防接種を受けているのですが、僕は未接種。普段からうがいとマスクは欠かしていないとは言え、さすがに怖い。妻もそれを心配して「家にいたらあかんよ、家出しておいで」というので、彼女の帰宅を待ってカフェに逃げて来ました。

明日までのタスクがあるので、ちょうど良いタイミング。このまま夜まで一気に集中して終わらせてやろうと考えています。外にいれば眠気もこないだろうし(昨夜は3時まで飲んでいた)。なによりもこんな武器を手に入れました。

ジャンキー仲間(?)に薦められたので一度試してみようと思っています。さて効果の程はいかに。


昨夜は緊密な関係にある取引先のTOP3と会食。新地の隣、西天満にある「結心」で美味しい和食を熱燗と共にいただきました。隠れ家的な料理屋で、奥にはテーブル席の個室があり、静かな会食の場としては最適なお店です。

業界を取り巻く環境は厳しい中、着実な成長を続け今月から新たな体制で再始動した先方。今後の成長に益々期待です。その後、新地を離れ、終電に乗り夙川へ。ここでは同級生達が集まっていました。0時を回ってから合流して、皆と3時頃まで。仕事モードのスイッチを完全にオフにして、ただただ肩の力を抜いて楽しむ。それにしてもみんな変わらないし面白いなー。最高に楽しい時間でした。

では、そろそろ深い海の底に潜ることにします。
皆様も良い土曜日を。