食べて投げて


上質の気分転換。

3月末の大きな山が越えたので(まだまだ一週間単位で山は来るのですが)お誘い頂いた宮崎料理の「塚田農場」にて食事。最近、かなり出店を加速しているようですね。平日の水曜日、しかも空中店舗であるにも関わらずほぼ満席。定番の地鶏炭火焼もありますが、宮崎郷土料理の飫肥天(おびてん)やホルモン焼き、炊餃子など、創作料理屋といった趣でとても美味しかったです。美味しいものを食べて飲む。これぞ上質の気分転換。

その後、同じビルの上階にあるダーツバーでダーツを投げて更にリフレッシュ。ダーツも購入してしまいました。これが指にフィットしてなかなか良い感じ。うん、最高のリフレッシュだ。公私共に忙しい日々が続き、リフレッシュなんてしている暇はないと自分にも発破を掛けているのですが、マラソン同様、全力疾走しっぱなしでは長い距離を走ることはできないとも自覚。メリハリを上手につけながら効率良く長距離を走り続けたいと思います。


「急病人の方がおられますのでお医者様か看護師の方は◯号車へお願いします」
こういうアナウンスを聞いたのは初めてかもしれません。
最終電車が非常ボタンにより急停車したのは、車内急病人の方がおられたためでしたが、自分の知らないところで色々と人間模様があるようです。幸い大事には至らなかったようで何よりです。

さて、あっという間に週も後半戦。
春先冷えますが、明日からも心機一転がんばりましょう。

フレッシャーズ


4月1日はいい日ですね。
駅や街で新入社員をたくさん見かけます。みんな初々しくて緊張の面持ちで、いかにも「春」という感じがするではないですか。我が家の次女も来週は入学式。いいですね、春ですね。桜も美しいですしね。

うちの会社は新卒採用をほとんど実施しませんので、特に肌身として「新入社員が来る!」という実感はありませんが、街の動きに自分自身も新鮮な気持ちになります。この4月から5月にかけてうちも増員(中途入社)がありますので、こちらも気持ちを引き締めてがんばりたいと思います。


とはいうものの、3月末できちっと終わるプロジェクトもあれば、継続するものもあり。気持ち新たにスタート、という感じでありません。いつものように慌ただしくしているとあっという間に二日間が過ぎようとしています。早いわ。良いか悪いかは別にして公私共に予定がバンバン入っており、気付けばあっという間にGWを迎えてしまいそうです。

こういう時こそ、一つひとつのことに集中しながらしっかりと大切に一日一日を塗りつぶして行きたいものです。

金曜夜から土曜朝


週末に向かう途中の真夜中のオフィス。

ちょうど窓からは大阪の動脈とも言うべき新御堂筋を見下ろすことができます。真夜中3時なのに行き交う車のヘッドライト。もうすぐ週末の土曜日が始まります。夜明けを待たずに動き出す人々と、夜明けと共に寝る人々。ITが進歩しても技術革新が起きても、生み出す力が属人的である限り、人と社会に本当の休息と安息は訪れるのでしょうか。仮に生み出す力が人からマシンに代わったとしたら、人は何のために存在することになるのでしょうか。


真夜中に聴きたくなる音シリーズ

Sarah Vaughan ft Quincy Jones & His Orchestra – Misty (1958)

やっぱりSarahの歌声は最高。

モチベーションの源泉はどこにあるのか


答え:ワクワク感

仕事でもそれ以外でも、ワクワクした気持ちを持てれば、何でも楽しむことができ前向きになれると思います。モチベーションは「ワクワク感」から生まれる。

ワクワクした気持ちがないと、仕事は全て惰性になり、受動的になりますね。それが楽しい人生なのかどうか、僕は甚だ疑問に感じます。

自分が成長できる環境!
与えられる仕事にやりがいを持つことができる!

良く聞くフレーズですが、大きな落とし穴がそこにあります。「環境」「与えられる」というキーワードです。全て受け身、受動的。逆に言うと、与えられなければ何も出来ない。環境が整備されていなければ成長できない。怖いですね。そんな環境こそ不安で仕方ない。

ワクワクする気持ちになれるかどうかは、主観的に物事を捉えること、当事者意識を持つこと、道は自分で切り拓く気持ちを持つこと、「出杭力、道程力、造山力」(MITメディアラボ石井教授より)を身に付けること。とはいえ、それらに加えて外的要因も関係します。具体的に言うと、質の良い情報を取り入れることと、インスパイアしてくれる人と付き合うことです。

そういう意味で、最近ワクワクしたニュースと言えばこれ。

(出典:Wired.jp)
授業は無料、支払いは就職後に。プログラマー養成学校「Appアカデミー」

“サンフランシスコのプログラミングを教える学校が導入した学費の仕組みが大きな注目を集めている。それは「仕事に就くまで、学費は支払わなくていい」というものだ。卒業して仕事を見つけた人は、初年度に稼ぐ年収の15%を学費として6ヶ月間ほど支払う契約になっている。”

ああ、これこそがイノベーション。
教える立場の人間が飯を食うためには教え子を良い会社に就職させねばならない。教え子は教え子で入学倍率の非常に高いスクールに入ったからには、真剣に学ばなければならない。良いプレッシャーをお互い感じることからシナジーが生まれる。好循環を生むシステムです。本当に、良く考えた。でも何よりすごいのは実際これを良く実現させたということです。

イノベーションの原点にあるものは、発想やアイデアだけではない。
信念と覚悟と、ほんの少しの勇気。

あと、「思い込み」もね。

パンとオイルの関係くらいシンプルに


ありとあらゆる案件が回っていて、スイッチの切り替えが大変だ。来客MTGも内容が全然違うし、続けて参加する会議の議題も全然違う。例えば、仕様会議の後に法務文書のチェックをし、英語での打ち合わせの後に、採用の面接、その後はプロモーション企画会議、とか。その間に電話とメールで関係各所から連絡が入る。

こういうことをずっと続けていると、いつしか瞬時に脳の使用部位を切り替えることができるという能力が身についてしまったような気がするけれど、これは実に由々しき事態なのではないか、何かとても薄っぺらい感じになっているのではないか、と思うように。いやいや、ほざいている暇があれば仕事しろって感じですよね、がんばります。


最近、アヒージョのオイルにパンをつけて食べることにハマっています。
下手したらメインもピザもパスタもいらないくらい。ワインと、オリーブオイルと、パンだけで良い。これが実に美味い。

それぐらい物事をシンプルに考えていくべきですね。

あきらめたら、そこで試合終了だよ


昨日から少し忙くしていたら、いつの間には外は雨じゃないですか(知ってましたけど)。グッと集中しているといつの間にか外が暗くなっていたので、ちょっと息抜きがてら、備忘録として昨夜感じたことをメモしておきます。

経営戦略上、海外電子系の商社とアライアンスを結ぶことが必要になり、その候補として上がったのが米国の某大手商社。兼ねてから事業内容を含めて協業できそうな可能性を感じてアライアンスを組みたいなという希望を持っていましたが、いきなりヘッドクオーターにアポを取るのは無謀。かなりクローズド体質の企業なので、外部と提携することは困難であるとの情報もあり。その上、日本にブランチは存在しない。どうしよう。

そこでまず、日本で彼らから業務を委託されている会社に直接アポを取り、我々のプランを本社に説明したい、何か情報をいただけないかとアプローチしてみたのです。しかし返答は、想像の通り。紳士的な対応だけどドライにシャットアウト。やはりな、前例ないしな・・・と諦めていたのですが、ボスの「もう一回トライしてみたら?」の一言で再度連絡をし、なんとかアポを取ることができました。訪問して話をしてみると可能性を感じていただけたようで、ヘッドクオーターの上層部を紹介いただき、そこからメールでの連絡開始。うちのグローバルエンジニアの活躍もあり今は開発中の新システムのアーリーアダプト的な役割をすることで合意しています。

昨夜、コネクトしていただいた方と会食しました。あの時の「リトライ」がなければこうして一緒に酒を酌み交わすこともなかったよね、と話ながら、超多忙な本社の社長が非常に興味を持ち、関連部署に「日本のあの会社との話は進んでいるか?」と担当部署に打診があったりしたとの後日談なども聞けて、嬉しかったのです。今年はやっぱり固定観念で動いたら良い結果は出ない、あきらめずにトライし続ければ必ず成果が出る、と再認識しました。諦めたらそこで試合終了だよ。


今夜は今夜でシンガポールのパートナーと会食。久しぶりにインド人マネジャー(強面だがめちゃくちゃ気さくで面白いオジサン)に会えるので今からとても楽しみです。

それでは、また。

しっとりするのが正しい過ごし方


週の後半に差し掛かってきました。
そろそろ追い込みをかけなければと思っても、もう明日しかないですね。どうしよう。時間がない。と言いながらブログは書ける訳ですからまだまだ気持ちにも時間にも余裕があるということなんでしょう。

深夜の時間にエントリーをするのが習慣となっています。たまに朝や夜の早い時間もありますが、まあ、ほとんどが夜中の2時。一日のしめくくりとして、良いことを書いたり面白いことを書いたりして終わりたいと思うのですが、そもそも真夜中にハイテンションなことを書ける訳がない。シーンとした中、一人で機敏に、そしてクスクス笑いながらカチカチとキーボードを叩いていても気持ち悪い。それが出来るのは自由な夜型人間でしょうけれど、僕は一応、会社勤めなので7時には起きて9時前には出社しているのです。早く寝なければというプレッシャーを感じつつ、夜は正しく一日の反省でもして、しっとりしておきましょう。

と、ここで同じ歳の親友から国立大の医学部博士課程に合格したとのニュースが。アラフォー世代の女性は、みんなすごいな。おめでとう!
と言うものの、負けてられない気持ちが沸々と湧いてきて、ますます寝れないではないか・・・


さて明日は金曜日ですね。
ラストスパートがんばりましょう。

Collective Sound Members – A Touch Of Jazz

実は簡単にバランスを取ることができるものなのかもしれない


どうも違和感を感じることが多い最近のニュース。

毎年恒例の長者番付発表、収入の二極化、サラリーマン平均年収、ネオヒルズ族などなど。ビジネスやアイデアや創意工夫ではなく、お金にまつわることだけがニュースになり、お金に興味がある人達のアクセスを集めるということが、どう頭を捻っても理解できないのです。人の収入を知ってどうなるのだろう。自分の収入をひけらかして何になるのだろう。皆の収入の中での自分の立ち位置を知ることが何に繋がるのだろう。いや、お金は大切だし、仕事をしている限り、一円でも二円でも収入が多い方が良いに決っているのに、なんだろう、この違和感は。それよりも生み出したアイデアやクリエイティビティの方がはるかに注目されるべきではないのか。(ちなみに世界長者番付上位の国家予算レベルの資産を保有されている方々はもはやお金のためだけに仕事をしていないことは明白ですが)

僕は緩い考えを持ち過ぎているので、金持ちになってやる、日本を変えてやる、世界を凹ませてみせる、などのギラギラした気持ちがないことが違和感の原因なのかも。そもそも、金を稼ぐという教育を受けてこなかったし、中途半端に苦労を知らずに育ったという環境もあるのかもしれない。しかし、キレイ事かもしれないのですが、人生というのは金を稼ぐためだけのものではなく、ある意味「修験道」のようなものだと考えています。とにかく、勉強。日々、勉強。そして、仕事はその「修験道」の一つであるべきだと思うんです。経営者であれ、サラリーマンであれ、公務員であれ、仕事から学べることは計り知れない程多い。何かに不満がある人は、大抵「受け身」なんだと思います。置かれている立場、環境、景気、法などを言い訳にする。いや、そんなの、自分の力でどうにでもなると思うんですよね。自分に足りないところが何かを自覚し、過去と現在を照らしあわせて今すべきことを粛々と行う。ただ、それの積み重ねなんだと思います。山登りと良く似ていて、前だけを向いて黙々と登り、たまに後ろを振り返ると、ああ、もうここまで登って来たんだ、という実感に浸ることができる。それと同じなのでは。

充足感、満足感、欲求というのは、ひとそれぞれ違います。
ちなみに今の僕にとっての欲望は、誰もいない湖畔に一人で行って、星の王子様や、モモや、果てしない物語などの児童文学にどっぷり浸ること。星空の下で活字にどっぷり溺れる。素晴らしいな。

あ、誤解を招いてしまいそうなので、あえて追記しておくと、企業は利益追求であるべきです。間違いなく。利益を追求しなければ会社である意味がない。正しく商売をする。それが長く強く商売を続ける秘訣であると思います。

そんなこんなで自己矛盾、社会に対する矛盾を感じていると何もかもリセットしたくなって、数ヶ月ぶりにビールを買って帰りました。昨年10月以来、家では炭酸水しか飲まないようにしているので、本当に久しぶり。そんなこともあって、こんな支離滅裂な記事をエントリーすることになってしまいました。まあ、たまにはいいか、ということでご了承いただければ幸いです。缶ビール2本で、バランスが取れた。

それでは、明日もがんばりましょう。

たとえ起きていたとしても、なんともならないこともある


昨日のエントリーで、「「いつも大体なんとかなっている」は、慢心につながる(寝坊)」という記事を書きましたが、起きていたとしても失敗することはありました。朝令暮改のようで、なんともお恥ずかしい。

業務を終えて0時発の電車に乗り、ボーっと考え事をしていると降りるべき駅で降りるのを忘れ、三ノ宮まで行ってしまったのです。運良く折り返しの終電があったので良かったものの、あまりの失態ぶりに自分でも焦った。笑
寝過ごすならまだしも、そもそも起きてる訳ですしね。何かに没頭するほど沈思黙考していた訳でもなく。
ちなみに、今まで電車で寝過ごしたことは一回だけしかありません。しかも終電の新快速、気づいて降りた駅の周辺には何もなく、タクシーで帰るのももったいなかったので、探して探してようやく辿り着いたネットカフェ(ということにしておいてください)で仮眠して始発で帰ったこと。この一回だけですから、今でもその時の状況は良く覚えています。
逆に泥酔して気持ち悪くなり、途中の駅で下車してそこからタクシーで帰る(書きながら恥ずかしい)ことはあったとしても「降りそびれる、寝過ごす」ということは皆無に等しい。しかも酒も飲んでなければ寝てもいない。イッツ・ア・ミラクル。

もしかして疲れの影響かもしれませんが、この週末もタスクと予定がびっしり真っ黒な状態なので、休もうにも休めず・・・でもなんとか時間を作ってゆっくりしたいものです。

長くて短い一週間が終わりました。いつの間にか3月に入っています。
外は寒いですが、気分は春ですね。

皆様も良い週末をお過ごしください。

「いつも大体なんとかなっている」は、慢心につながる(寝坊)


日帰り東京出張。
7:06の電車に乗らなければならないのに、6:45に目が冷めました。もうね、目が覚めた瞬間、飛び起きるどころか心臓が口から飛び出ましたよ。あわてて飲み込みましたけど。15分で準備して無事に電車に間に合い、ちゃんと朝ごはんも買って新幹線に乗り込んでいます。起きて15分で家を出れる。こういう時、男で良かった・・・と実感。出張の日に限ってこういうことが発生します。前日の夜に「今日はここまでがんばろう、最悪、新幹線で少し寝れば良いし・・・」と気持ちを緩めて深夜まで起きていることが、いつも仇になる。良くない循環です。

あともう一つ、「どんな状況になっても、いつも時間に間に合っている。」
これが慢心に繋がっているのかも。「大体いつもなんとかなっている」これ、言い換えると「いつもギリギリ瀬戸際で生きている」ということでもあるので、大変危険。いつも背水の陣。ラッキーパンチだけで決勝戦まで来ました状態。

という訳で、こういうドタバタが起こる度に反省です。

今日の出張は1時間刻みで4件の仕事。
時間に全く空きがありませんが頑張ってきます。

2月最終日、皆様も良い一日をお過ごしください。