自分の直感を信じるということ、そして、それに従順であるということ

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PCを開くことがとても嫌になってしまった数日でした。

特に理由がある訳でもないけれど、自分の中で、仕事やメール、情報のI/O (Input/Output)を司る全ての媒体としてのPC、あるいはスマートフォンと関わることに急に嫌気が指してしまったのです。

そこで、この期間中(と言ってもたかだか二日間で、なんとか自分にむち打ちながら元に戻った)は、とにかく無理をせず、自分にとって心地良いと思える事だけをしようと思いました。極力、自分の志向にわがままになってみようと。

それはつまり、ジャズを聴きながら好きな分野の文献やエッセイ集を読み、コーヒーを飲み、10kmのランニングをし、出来るだけ車は使わずにトートバッグを肩からさげて歩き、散歩をし、連絡したい人とだけ連絡をし、馴染みのカフェに少し酒を飲みに行き、図書館に篭もる。

出張が続いていたということもあり、たかだか数日ではあったけれど、阪神間在住のものとしては忘れてはならない「1/17」という日も忘れてしまい(その日を知ったのは金曜日の最終便の飛行機で帰阪してから、地元のバーで常連さん達と話をしている時だった。ぎりぎりだ)、曜日の感覚もなくなってしまった感じでした。無気力、そう、無気力症候群のすごくスケールの小さなやつです。

で、こう書くと、今のこの「はい、色々疲れたので、したいこと以外は何もしませんよ」という居直ったコンディションの中で余分なものを全て削いだとしても、こんなにすることがあるんだと驚かされています。その他にも一つだけ仕事に絡むようなことはしましたが、それは、取引先がスポンサーをしているBJリーグの試合を観戦しに、若い頃に強豪校のバスケ部コーチをしていた父と二人で大阪の体育館まで出掛けたことです。確かに半分仕事ということもあるのだけど、それよりも久しぶりに父と二人で出掛けるという照れ臭さと共に、元コーチとしての的確な解説に驚かされたりしながら(当たり前だけど、少なくとも僕よりもはるかに専門的視点でゲームの流れを即座に分析している)、色々と話が出来たことは中々素敵な時間でした。


年頭の目標として掲げた、「elevation」という言葉。
1/1の記事から抜粋してみると、僕はこんなことを書いています。

“「elevation」つまり、上昇、跳躍。今までとは違うやり方で、思いっきり「跳ねたい」と思います。今まで「積み上げる」ことはして来ました。日々の習慣化のお陰でコツコツと継続して何かに取り組むことは得意になり習得したのですが、積み上げても見えてこない景色があることも、また事実。戦略的にもスピードが求められる年、今年はドラスティックな発想転換で「見えない景色を見る」年にしたいと思います。”

この、”積み上げてもみえてこない景色”をどのように見ようかと、気がだらんと抜けた時に色々と考えてみたところ、それは

「自分の直感を信じるということ、そして、それに従順であるということ」

だと気付きました。特にこの一週間でプライベートの場で出会った人たちからの何気ない言葉の数々は、このタイミングで本当に時宜にかなった仕方で降って来た言葉だったと思います。普段から極力、仕事関係なしに色んな分野の人と積極的に会うようにしているし、とてもありがたいことに食事の場をセッティングいただいたりして、素敵な方たちを紹介いただくのですが、それが、仕事と離れれば離れる程、気付きが多いのです。もうね、財産ですよ。

「直感」とは、自分の中のプリミティブな思考であると思うし、その思考は自分の中で「とても心地よく思うこと」「こうでありたいという価値観」「目指すべき方向性」と多分にシンクロすると思うので、間違いなく、それは自分の「志向」ですよね。それは、自分の人生をどう生きて行くべきか、素敵なものにしていくかの手段を見分けるコンパスのようなものであると思う訳です。

そこに「従順である」とは、自分に対して「嘘偽りなく、信じて従う」ことである訳で、人が何を言おうが、周りの環境がどうあろうが、自分の志向に対して言い訳せずに、信じたまま突き進むことが、自分の人生を、自分だけの自分という物語を彩りのある素敵なものにしていく。

人は大成功しようが大失敗しようが、金持ちになろうが貧乏になろうが、どのみち80年そこらで死ぬ訳です。あの時こうしていれば良かったと後悔することだけはしたくないし、「しない後悔よりも、した後悔の方が良い」に決まっていますよね。

ということで、今年の僕は徹底的にワガママに生きてみます。

直感に蓋をして、人の言うこと、周りの言うことにばかり耳を傾け過ぎて来た20年、自分のことよりも自分以外のことに気を使い過ぎて来た人生には疲れてしまいました。このまま、自分の直感を信じて好きなように活き活きと生きている素敵な人達を指をくわえて見ながらダラダラと年を重ねて行くのであれば、いっそのこと少し早めにこの世とお別れした方がマシだと思うので、少し極端にドラスティックに何かを変えてみたいと思います。 
 
 
 
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Innovationの息吹を感じた初日


本日から弊 QUADCEPT社 の展示ブースをインターネプコン2014に出展しています。初日にも関わらず大盛況で、来場いただきました皆さま本当にありがとうございました。海外からのお客様やプレススタッフも来てくださいましたし、日・中・英語が入り乱れる中、インターナショナルなブースとなりました。

個人的に嬉しかったのは、今年、本格的に進出する北米(シリコバレー)に十数年いらっしゃる同業の方と出会えたこと、そして何よりも先日このブログで「今年、目が離さないデバイスとテクノロジー」の記事で紹介した、米国防総省高等研究計画局(DARPA)主催の災害対応ロボットの競技会で一位になった、東大発のべンチャー企業「SCHAFT」のチームスタッフの方がデモンストレーションに興味をもってわざわざ尋ねて下さったことです。まあ、一ロボットファンとしては世界一のロボットメーカーがいらしたとのことでテンションが上がらざるを得ませんよね。

その他にも、cutting edgeな技術をもったメーカーの皆様、エンジニアの皆様にも好評で、Innovationの息吹を感じます。いや、楽しかった。

明日から金曜日まで、まだ二日間開催しています。
熱気あふれる会場を是非のぞきに来てくださいね。

明日から東京ビッグサイトで展示会です。


明日から東京ビッグサイトで三日間展示会です。

「インターネプコン」と聞いても全くピンと来られない方も多いと思いますが、毎年1月に開催されるアジア最大級のエレクトロニクス製造・実装技術展がインターネプコン(通称:ネプコン)なのです。この展示会に我らが「Quadcept」もドーンと出展します。東京、及び近くにいらっしゃる方は是非お立ち寄りください。

まあ、エレクトロニクス製造・実装技術と一言で申し上げても、完全にBtoBの製造・メーカー系の展示会になりますので一般の方は知らなくて当然なのですが、身近に使っているPCやiPhone、スマフォなどのデバイスから、TVや電子レンジ、自動車に至るまで、電気を必要とする機器にはすべてこの「エレクトロニクス」の技術が活用されている訳で、「身近なところに技術アリ」と言った感じで面白いですよね。個人的には、昨年に引き続き、クラウド化、高速化、データ活用系の新製品が多数出てくるのでは、と期待しています。

さて、一昔前の展示会では、名刺一枚渡せば参加できるクジ引きなどの催し物がたくさん行われていましたが、最近はあまり見なくなりました。どうやら、スマートかつシンプルな集客方法がトレンドになりつつあるようです。なんだろう、黙ってブースで待っていて「興味がありそうな人にだけ製品の説明をやる」というスタンス。まあ、これでは面白くない。やっぱり展示会なのだから派手にやってもいいじゃないのかどうなんだ、という訳で、今回のQuadceptのブースでは、懐かしの

「三角クジ引き祭」

を開催します。はずれクジなし、一等〜五等まで豪華景品を用意して待っていますよ。参加賞は「うまい棒」です。うまい棒も数十種類のテイストが出ていますが、美味しくない味を貰っても仕方ないので、人気の「コーンポタージュ、たこ焼き、明太子、チョコレート、チーズ」のみの5種類をチョイスしました。ベタと言われようがなんと言われようが、ここはあえてノスタルジックに行きますよ。ある意味新鮮に感じていただければ。

という訳で三日間、東京ビッグサイトにおりますので遊びに来てください。
前日入りなんてもってのほか、当日5時起きで朝イチのフライトで羽田に飛ぶという、いつもの強行スケジュールですし、今夜も某所で打ち合わせと会食というハードスケジュールですが、三連休で充電したので元気一杯がんばりたいと思います。

言葉の温度について


新年会が重なり、昼も夜もなかなかに忙しい週後半でした。
ただ気心知れた仲間達と集まってワイワイやるのはとても楽しいものです。普段からLINEのグループ機能で連絡を取り合っているのも面白いのですが、会って酒を飲みながら話すことの良さとは比べようがありません。

ビジネスシーンでも同じですよね。メールより電話、電話より面談。アナログと言われようが、その方がビジネスは進みます。もちろん、普段の連絡事項はメールでも十分OKですが、商談成立に至るまでのプロセスは、可能であれば、やはり面談が一番でしょう。言葉には温度があると思っていて、先の「面談 > 電話 > メール」の順に「熱 > 冷」と、その温度感が変わって行くように思います。

この木、金曜日に日本、香港、イギリスの三拠点を繋いでの英語によるWEB Conferenceを行いました。デスクトップ共有だけでなく、ネット経由とはいえ、画面分割で各拠点にいる担当者の顔が見えるに越したことはありません。しかし、ネットワークの調子+先方から指定されたシステムの問題で、音声+デスクトップ共有だけのMTGに。相手の表情や雰囲気、空気感が伝わってこず、プレゼン、ディスカッションも非常にしにくい状態になりました。もちろん音声だけでもコミュニケーションは十分に行う事は出来ます。しかし、微妙な「空気感や温度」をキャッチするのは難しいですよね。せめて、顔がディスプレイに映っていれば良かったんですけれど。

WEBカンも、映像があれば場の空気が伝わり言葉の温度を感じることが出来ます。
媒体がディスプレイだったとしても、顔が見える関係が良いですね。

場所を選ばないというスタイル


自宅で仕事、勉強、ランニングという普段の休日に戻りました。やはりこのリズムが落ち着きます。普段走ることのない田舎道も新鮮ですが、やはり日々走り慣れている河川敷から海沿いのルートも良いものです。17時に走り始めたというのに、冬の薄暗さと寒さが堪える季節になってきました。とりあえず、寒くても明るかったら気分も良いのですが、スタート時間を早めるしか方法はなさそうです。まあ、その分、海から見る山の夜景を楽しむことはできますけれど。

休みが長いと何をして良いか分からないという人がいますが、理由は諸々あるようです。例えば、身体や勘が鈍ってしまうという人、仕事以外に本当に何もする事がないという人・・・僕の場合はPCと携帯とwifiさえあればどこにいても仕事が出来るので、営業日も休日もあまり関係がなく、どこにいてもOKなので、ありがたいなと思っています。連休明けに備えて徐々に身体を慣らして・・・ということをしなくても、PCを開けば、そこから仕事の世界が広がっています。

明日が連休最終日。
時間を無駄にしないように過ごしたいと思います。

Tripしたい時にはどうすればよいか


賑やかな都会も、華やかなリゾートもいいけれど、ごくたまに北欧の田舎町の何もない場所で、白夜の夜にボーっとしたくなる時ってないですか?ちなみに僕は北欧に行ったことはありませんので、あくまでも想像の世界でしかないのですが、師走の日々の中、忘年会や出張で連日連夜ワイワイ、イェーイ!とやっていると、自分の中の根暗心が「北欧に飛ばせ」とささやいて来るわけです。

しかし物理的に「飛ぶ」ことはできませんよね。そんな時は、音の海にどっぷり浸かるのが最善の策ではないでしょうか。今週初の一日社内ということもあり、溜まりに溜まった事務処理をひたすらカチカチと行う中でのBGMはラウンジ系のチルアウト。バーチャルトリップです。仕事も捗る!


全く話題は変わりますが、12/23の宝塚ハーフマラソンにエントリーしているのですけれど、この時期のマラソン大会はちょっとしんどいなあ、と毎年感じています。例年、大会前後は連日連夜の忘年会(それでも数はかなり減った)で、決して「走る上で万全のコンディション」ではない。その上、仕事も忙しい。昨年の二ヶ月間まったく走らずにぶっつけ本番で走ったことを考えると、今年は秋から今月頭にかけてまあまあ走れたので、まだマシではあるのですが、12月後半の大会は・・・どうもねえ(あ、決して言い訳ではないですよ)。ハーフベスト更新なんて夢にも思っていないので、当日はとにかくがんばって1:40分台でゴールを目指すだけです。

という訳で今日はこの辺りで。
今夜も忘年会ではっちゃけて来ます。

京都の車窓から


研修旅行から帰国して早二日、息つく間もなく日常業務に追われる日々を送っています。今は寒い京都から帰阪途中の電車内。京都大学での学内セミナーを終え、京阪電車の出町柳駅から淀屋橋へ。京阪特急おけいはん。始発駅は比較的良い場所に席を確保することができるので、ゆっくり膝の上のPCを置いて仕事ができるというもの。

そういえば、採用関連のネタとして、
過去にこんな記事を色々と書きましたっけ。

2013年4月18日 企業説明会で既卒者にこんな話をしました

2013年12月3日 新卒採用について一考

しかし、いかにも師走でバタバタです。
淀屋橋まで約1時間の電車内で寝るなんてもっての他、ひたすらメールを追いつつ、今はデータ待ち。この後は取引先との忘年会(ちなみに今日を皮切りに四夜連続忘年会)なのに、途中で抜けてコーヒー飲みながら仕事なんてことも現実的にあり得そうです。地獄の研修旅行で時間に追われてて良かった!あまりにギャップがあり過ぎると精神衛生的に良くないですからね。

皆様も飲み過ぎには注意してくださいね。

地獄の社員研修レポート


少し長めに更新を休んでおりました。
毎年恒例の「社員研修」ということで南国に行っておりました。睡眠時間と体力を削りながら、そして「疲れた」「眠たい」は絶対禁句の厳しい研修のお陰で、社員一同、また一回り成長したように感じます。そんな厳しい研修中の風景を、少し共有したいと思います。

上記の写真を見てお分かりのように、研修場所は、ほぼゴルフ場とビーチという厳しい環境です。体力と気力を削りながら遊ぶ、いや、研修するという行程(いやー楽しかった)。ちなみに帰国した昨日は、一通りの片付けを終えた後、泥のように眠っておりました。夕方になって、娘を連れてミスドに二人勉強に行った以外はほぼ家で過ごすという疲れっぷり。

この研修で学んだものを、日々の仕事に活かして行きたいと思います。日々精進。年末まで走り抜きますよ!

「全員精鋭主義」がもたらした一つの大きな結果


IWF2013で、Quadceptが優勝を獲得しました。

Innovation Weekend Grand Finale 2013

IWの関係者の皆さん、応援して下さった皆さん、本当にありがとうございました。そして、この優勝は「もちろん」チーム全員で勝ち取った賞だと確信しています。

徹夜でプレゼン資料を用意して練習に練習を重ねたスピーカーK君、マーケターMさん、そして、毎日毎日、夜遅くまで開発に励む開発部のみんな、営業、サポート、クリエイティブ、ICT・・・しっかり下支えしてくれているチーム全員で獲った賞です。表に出ることはなくても、みんなの働きが一つの結果になりました!全員に、おめでとう!

少し、会場の雰囲気なども。

そして、一緒にファイナルに出たスタートアップスの皆さん、お知り合いになれてとても嬉しいです。舞台裏の控室には独特の緊張感と一体感が生まれ、特に同じテーブルに座っていた皆様とは「戦友」のような感覚になりましたね。とても盛り上がりました!皆さん、素晴らしいアイデアに、ドクター、マスタークラスの優秀な方々ばかり。皆で成功したいと心から願います。これも何かの縁、これからも仲良くして行きたい!


今年は、たくさんメディアに取り上げていただいたり、賞をいただいた年でした。グッドデザイン賞を皮切りに、IWF優勝で無事に今年も締めくくることが出来そうです。これで、明日の夜からのグアムでも思いっきり羽を伸ばしてこれる!(なんて

それはさておき。
我々のグローバル戦略はまだ始まったばかり。やらなきゃいけないことが山積しています。いきなり大きな事は出来なくても、目標に向かって小さい事をコツコツと積み上げることは出来るはず。これからは多方面からのアドバイスも取り入れながら、着実に歩を進めたいと思います。

タイミング良く、明朝9時からアメリカの大手商社と、とても重要なテレカンを実施しますし(今、まさに帰りの最終新幹線で必死に英語資料閲覧なう)、師走ではありながら、とても良い波が来ている感じです。このままの流れを維持し更に加速させつつ、来年を迎えたいと思います。

なにはともあれ、本日はお疲れ様でした。
そして、お会いした皆様全員、ありがとうございました。

車窓から、富士と虹


午前は雨、午後は晴れの一日。
朝一に大阪での客先MTGを終え、新幹線に飛び乗って一路東京へ。

途中の京都では、美しい虹を見ることが出来ました。
京の町を東から西まで跨ぐかのような、大きな虹。

そしてお目当ての富士山ですが、今日は少し雲がかかっていました。雪化粧した富士山は本当に美しいので、冬の新幹線は楽しみにしているのですが・・・まあ、でも、山頂は出ていますよね。静岡あたりから見えた時はそんなに雲もかかっていなかったのだけど。

月に何度か東京〜大阪間を往復しているのだけど、ここ最近はクリアな富士山にお目に掛かることが出来ていません。うーん、残念。

という訳で、今日は東京泊りです。仕事が溜まっているので、早々にホテルにチェックインして黙々と資料をまとめたり、メール処理をしたり・・・うん、全く終わる気配がない。笑)いや、ここは集中力一本でがんばります。


今夜の仕事のお供はこれ。
スタンダードナンバーがずらり。スタンダードだからこそ、良いのかもしれません。ウイスキーが欲しくなりますが、飲んでいる雰囲気だけ味わって、お茶を飲みながら仕事です。

JAZZ 静かな夜のカフェ 【作業用BGM】