【技術談義】考え抜けば、必ずブレイクスルーする

昨夜は工学部の教授2名と和食をつつきながら技術談義、今日は日本を代表するメーカーの研究所で長年、最前線を走ってこられたドクターエンジニアと和食談義。

二夜連続で日本のものづくりを牽引してこられた大ベテランの先生方と、今後の日本をどうすべきかについて熱い議論を繰り広げました。我々はソフト屋ですが、ここ最近イギリス製測定機器や、シリコンバレー本社のノイズ可視化装置、高周波用プローブの取り扱いをスタートさせるなど、ハードウエアの世界と切っても切れない関係にあります。このハードウエアの、更にニッチな電子の世界は様々な技術に支えられています。

我々も学生さんに興味を持ってもらうために、様々な工夫をしてインターンシップなどを実施しているわけですが、やはり酒の場での話題は「これからの日本のものづくりはどうなっていくか」となります。

これから日本のものづくりはどこに向かっていくんだろうね、時代は変わってどんどん便利になるけど、基礎技術を知らないと乗り越えていけないよね、など。でもやはり、「考えて考えて考え抜く力」、「悩み抜けば必ず解決するんだという執念は絶対に必要」など、本当にそのとおりと首が取れるくらいブンブンと頷きながらの時間はあっという間です。

昔と違って、今は会社や怖い上司に言われて山のような仕事を寝ずにこなしながら、結果としてスキルアップをしていった時代ではありません。会社が無理をさせないとなると、スキルを磨いて経験値を高めていくためには、どこかのタイミングで「無理をする」ということを、自分で決めてコミットしなければならなくなります。

これ、楽をしようと思えばいくらでもできてしまうという点で、「できる人」と「そうでない人」に完全二極化してしまう恐れがありますが(今でもそうなりつつありますが)、明日が見えない夜を何日過ごすかという経験が、結果として人を成長させて良い結果をもたらすということは否めません。

僕も42歳とはいえ、まだまだ若手。
さあ、これからだ。
 
 
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ディスプレイ越しの気分転換

ぐーっと詰めて仕事をして、ふと顔を上げた時に見える景色はロングアイランドの先端の岬や、山の稜線に立つ見晴らしの良い家。

僕は仕事にオンオフをつけないので、いつも仕事をしているいえばしているし、いつも遊んでいるといえば遊んでいます。

しかし気持ちの中ではそうであったとしても、やはり物理的な場所は移動できません。そんな時は脳内トリップするか、Google画像検索で、辺境に立つ別荘や、マリブやベルエアなど、海の見える場所に立つ家を眺めたりして気分転換しています。

安上がり!

気分を変える方法は、たとえば、コーヒーを飲んだり、外の空気を吸いに行ったり、うちの開発のM君のようにおもむろに社内で筋トレを始めたり、と色々ありますが、素敵な景色を眺める(それがたとえディスプレイ越しであったとしても)のは、手軽でおすすめですよ!

上の写真は、ロサンゼルスのマンハッタンビーチ。

週末の朝、人々が思い思いに散歩を楽しんでいました。夜中に雨が降ったようですが、ビーチ沿いの遊歩道をジョギングした地です。ジョギングコースとしては、ワイキキのカピオラニパークからカハラにかけてのコース、サンディエゴの海沿い、そして、このマンハッタンビーチが僕のベストコースTOP3です。
 
 
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袖振り合うも多生の縁

ついこの前まで信州の山の中にいたと思っていたのに、あれからもう一週間が経ってしまいました。

今週も色々とありましたが、当社のインターンシップで院生達と一緒に過ごせたのは嬉しかったですね。その日の夜に立ち寄った店で、たまたまインターンに参加していた院生の内の一人の大学の副学長が隣席にいらして、そのことをお話すると、おおそうでしたか、それはうちの学生が世話になりましたな、と、席を寄せ合い色々とお話をお伺いすることができたのも何かの縁。

こういうことがけっこうあるんです。面白いですよね。

今週は土曜日まで仕事でした。
明日ももりだくさん。

一日一日を大切に塗りつぶしていこう。
 

 
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高架下に染み付いた場末感

 
JR大阪駅の真下にあるというのに場末を感じることができる場所、新梅田食道街。

街の中心なので本当は結構な人で賑わっているのだけど、写真の撮り方によっては一気に酒場放浪記の雰囲気が出てしまうというのは、高架下というロケーションのもつ狭小さ、天井の低さ、立ち飲みの文化、そして時代を超えて往来してきた無数の人々の息吹が染み付いているからでしょうね。とにかく、このがちゃがちゃした感じが妙に落ち着きます。

狭い店のカウンターの端に腰掛け、キンキンに冷えたハイボールと焼鳥で英気を養います。

低気圧病の持ち主にとっては少し辛い二日間でしたが、相変わらず仕事は充実していて時間があっという間に過ぎて行きます。最近少しハードウエア寄りの仕事が多くなっていますが、新しい製品を扱うのは楽しいことです。

今週は土曜日までみっちり仕事。
明日はインターンで学生に会えるのが楽しみです。
 
 
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おかき界の頂点に君臨する 羽衣あられ

 
おかき好きとして、このパッケージを見て買わないという選択肢はありません。それくらい大好きなおかきが「羽衣あられ」です。

おかき界の頂点に君臨するおかき。いや「あられ」だから、あられ界の頂点なのかな。とにかく、この美味しさたるや、まさにキング。ビジネスの世界で例えると、世界最大手企業のオーナー会長のような存在感のおかき。おかき・ゲイツ。ウォーレン・おかき・バフェット。

調べてみると、羽衣あられは昭和37年に発売とのことですから、発売から56年も経過している超ロングセラー製品なんですよね。すごいな。

僕と羽衣あられとの出会いは、今から35年以上前にさかのぼります。つまり幼少期。曽祖父の家に行くと必ずストックしてあったと記憶しているのです。この絶妙な塩加減がたまらなく好きで、これと、ビゴという店のフランスパンさえあれば大人しくしているという少年でした(多分)。

そんな羽衣あられですが、なぜか会社のカフェスペースに設置しているお菓子ボックスの中で見つけてしまったんです。お菓子ボックスは業者さんが定期的に補充してくれるのですが、誰の、どういったチョイスだろう。こんなヒット商品がまさか売れ残りなんてことはないし、これは、きっと粋な計らいなんだ。そう思ってありがたくいただきました。

やっぱり美味しいわ。
うまいもんは、うまい!

集中力が低下してくる夜の時間の頼れるおかきです。
 
 
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今自分がどこにいるのかを考えつつ、今週の締めはビリヤニで

 
怒涛の一週間が終了。

今週何してたんだっけとGoogle Calendarを見ないと思い出せないくらい、なんだかバタバタしていました。たまにこういう週もありますが、何はともあれ、積み残しもなく無事に過ぎていったことは確かです。うん、多分。

週によって、色々と偏りはあるもので。

今週は、(結果として)海外と向き合う週。米大手メーカーからの協業の話、アライアンスパートナーが来日してのミーティング、シリコンバレーの新製品の国内プローション準備など、あれこれ捌いていると自分が今どこにいるのか分からなくなってしまいます。一番やっかいなのは、アメリカ東海岸とのWEBカンファレンス。日本の早朝→現地夜、現地早朝→日本の夜、といった具合に完全に昼夜が逆転してしまうので、ほとんどのカンファレンスは、日本時間朝8時、現地夜19時、などの非常に中途半端な開催となってしまうんですよね。

大阪を本社とする小さな会社ですが、たくさんの情報と製品が集まってくるのはとても嬉しいし、これからの事業展開も楽しみです。自分としては、できるだけ「ビジネス」とは遠いところに身を置きたい性分なのですが、業界活性化、「ものづくり」がもっと便利になるのならと思うとワクワクします。

今週の締めはビリヤニで。
それではお仕事の方もお休みの方も良い週末を。


 
 
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広島駅はカープ三連覇一色。駅もユニフォーム姿の人でいっぱい。

  
今日は広島出張。

広島駅に降りたつと、真昼間だというのに駅はカープのユニフォームに身を包んだ人でいっぱい。中年から高齢の女性が多いように見受けられます。そして、駅は三連覇の横断幕やモニュメントでだらけ。そうだ、昨夜、セ・リーグ三連覇が決まったんでしたよね。おめでとうございます。

広島駅南口の階段。みんな写真撮ってます

JRの駅員さんがカープのマスコットになっちゃった

盛り上がっております

今日はちょうど試合があるそうで。訪問先からの帰りはナイターの時間が近づいていたので、路面電車に続々とカープウエアのおばさま方が乗り込んできます。さすが市民球団。女性ファン(時間的に中年〜おばあちゃんまで)が多い!夜になると仕事終わりの男性ファンが増えてくるんでしょうね。

そういえば、数年前の出張帰りにマツダスタジアムで広島vs阪神戦を一塁側で観戦して帰ったことがありましたが、その時も周りはカープ女子だらけでちょっと嬉しかった記憶があります。

地域に根付く球団。市民に愛される球団。こじんまりした町のサイズ感、広島駅から歩いて行ける、大リーグスタイルの「ボールパーク」のような球場。カープが市民の日常生活の一部になっているんですね。

ユニフォームを着て球場に急ぐ人々を見ながら、ほのぼのとした気持ちなりました。
 
 
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19卒 内定者懇親会 〜 当社が新卒採用を進める理由

 
 
19卒の内定者懇親会を梅田で開催しました。来年4月入社予定の方は、今年に続き2名。それぞれ能力的にも人柄的にもポテンシャルが高く、面白い男の子たちです。

新卒採用って、時代遅れ〜って思うかもしれませんよね。当社も、別に新卒採用をしなくていいやと思い、この10年以上、中途採用、キャリア採用ばかりしてきました。結果、社員の年齢別人工分布図が、現代日本のそれと全く同じに・・(笑) つまり高齢化してきたんですね。中途採用時30歳前後で入ってきた社員も(ありがたいことに離職率が低いので)今ではアラフォーのおじさんたちに。

社員24名の内、40代以上は9名(内、役員3名)、35歳〜39歳が9名、30歳〜34歳が2名、25歳〜29歳が2名、それ以外に今年の新卒入社2名という内訳です。つまり、社員の75%が35歳以上なんですね。 まあ、会社を長くやってるとそうなるんでしょうけれど、なにせ若手がいない。こうなると、サスティナブルで永続的な企業を目指す我々としては、「あと20年、30年したら社員いなくなるじゃん」と危機感を感じる訳ですよ。まあ、80歳現役の時代ではありますけれど。

そこで、「別に新卒じゃなくても、第二新卒でも、レジュメぐちゃぐちゃでもいいけど」、若手の採用をしています。それは、つまり、サステイナビリティのためであり、事業継続のためであり、将来の幹部育成のためです。もちろん、流動的な世の中です。最初に入った会社で生涯勤め上げるなんて非現実。それに20年、30年先なんて、 AIとロボティクスによるオートメーションでベーシックインカムが導入されているかもしれないし、働き方も変わっているでしょう。正社員という制度もなくなっているかもしれない。僕もその分野を個人的な研究テーマにしているのでよく分かるのですが、戦略を短期+中長期で考えること、テクノロジーの先行きと、今の現実をバランス良く考えることがとても大切だと思っています。バランスを取りながら、今何をすべきか決定する。先を見過ぎると、かえってコンサバに逆振りしちゃうことって結構あるんですよ。それに時代は変われど、今から毎年学校を卒業する若者たちをどうにかしてあげたい、という気持ちもあります。

当社も20年企業ですが、同じように将来どうなるかは誰にも分かりません。でも、やっぱり若い社員たちがイキイキと働いている会社はいいものです。今年入社の2名もすごくイキイキとがんばってくれているので、社内がとても明るくなりました。若者ならではの発想にこちらが驚くこと、学ぶこともありますしね。そして20歳ほど年の離れた彼ら、彼女らを、我々は将来の幹部として育成している訳です。ちなみに中途採用も継続していますが、それは開発職+リファラル採用に限定しています。

さて、そんな当社ですが、今年の内定者懇親会も盛り上がりましたよ!みんなで他己紹介して褒め合ったり、社員の一人にたまたま誕生日の人がいたので、食後のデザートにロウソクをさした即席ケーキでお祝いしたりして。

来年の4月がとても楽しみです。


 
 
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【理系学生向け2daysインターンシップ】基板レイアウト、はんだ付け、組込プログラミングの楽しい二日間!

木曜日、金曜日の二日間、20卒学生向け、理系限定2daysインターンシップを、大阪本社セミナールームで開催しました。あっという間の二日間、楽しかったなあ。初日7名、二日目5名の参加です。

昨年度までは1dayインターンだったのが、内容の割に期間が短い!とのことで、今年はゆったり長め、学生さんにもしっかりゆっくり学んでいただけるようなプログラム構成にしました。当社はCADメーカーですから、当然CADの操作に馴染んでいただくのはもちろん、今回は、卓上ベル鳴動装置と、電池+モーター駆動のミニ四駆の自動停止制御プラグラムの組込までを体験していただきました。

卓上ベル鳴動装置を制御するのは、今回特注したオリジナル基板と、Arduino Uno。オリジナル基板には、スイッチとソレノイドを実装。スイッチを押すと、卓上ベルを鳴動させるものです。もちろん、オリジナル基板の回路図、基板設計図も用意して、配置、配線体験もしていただき、はんだごてを使って部品実装までしていただきました。

初日の座学風景、CAD操作。(写真はすべて許可を得ています)

いよいよ基板に部品を実装。みんな、器用にはんだ付けしています。

こちらは、超音波センサーを搭載したミニ四駆。このユニバーサル基板の上に、プログラムを組み込んだ Arduino Uno を接続して制御します。(来年からはこのユニバーサルもちゃんと基板起こしする予定・・・笑)

さて、ここからグループワーク。
モーター制御の自動停止プログラムをサンプルコードをヒントに書いて行きます。ちゃんと障害物の手前で停止してくれるでしょうか。うまくいかない場合はコードレビューしたりして、盛り上がりました。

自然と教え合う学生さんたち

ちゃんと動くでしょうか

うまくいかない場合は、コードレビュー。みんな真剣そのものです。

青春やなあ・・・自分もこんな頃があった(笑

結果、2チームとも予定を大幅に上回るスピードでミッションコンプリート。
更に、障害物検知後に停止、バック、停止、など応用編にもチャレンジしていただきましたよ。

あっという間の二日間。みなさんお疲れ様でした!!

次回は10月に開催です。たくさんの学生さんのご参加お待ちしています!
応募はこちらから〜
 
 
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成田空港 〜 帰国後の「だしの味」

 
 
少しバックデートします。

サンフランシスコから、愛する母空港KIXへの直行便は当然フライトキャンセル。成田に振り替えていて本当に良かったと思いつつも、成田から大阪まで帰ってくるのがなかなか大変。それなら、もういっそ東京で友達とご飯でもしてゆっくり帰った方がいいよね、と考えました。

15時に到着。空港でシャワーを浴びて着替えた後、ダシの味が恋しくなり、天ざるを食べます。帰国後に蕎麦かラーメンを食べるのは儀式のようなものですね。

成田エクスプレスで品川まで戻って、大好きな友達と合流。久しぶりのハイボールを飲みながら2時間マシンガントーク。楽しかった!旅の疲労回復。共通の価値観を持つ相手との時間は、思考の確認作業、自論に対するエビデンス探しのようなものですね。付き合ってくれた友に感謝。

楽しい思い出に浸りながら、新幹線に乗って23時半に帰阪。爆睡。

さて、今日から当社では、理系3回生を対象として2daysインターンシップを開催します。
どんなエキサイティングな時間になるのか今から本当に楽しみです。
 
 
 
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