寝起きの混濁とした意識の中で

機外の景色を、寝起きの混濁とした意識の中でぼうっと眺めています。外は大雨。滝のような雨が降っています。滑走路は池のようです。

不思議なもので、機窓の景色はディスプレイでみる映画のように非日常の世界に感じます。ディスプレイの向こう側はひどいことが起きているけど、自分は安心。今、自分がまさに大雨に晒されている駐機中の機内にいるというのに。

ペルソナ効果とでもいうのでしょうかね。サングラスやメガネかけるだけでも、安心感を感じる人がいるくらいなのですから。

さあ、週も後半に差し掛かってきました。
しっかりと!

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水辺のある風景

一緒に走っていたラン友さんが、「やっぱり水辺の景色は雰囲気出ますね」とおっしゃっていたとおり、大阪の中之島はシーニックなポイントで溢れています。

ランニングクラブ「うめラン」の普段の練習は、大阪市役所から大阪城の方に向かうコースなのですが、この時はラン友さんのお見舞いも兼ねて、中之島を河口に向かうコース。初めて走りましたが、中央卸売市場のあたりも20時前だというのに、まだ薄明るくてとても良い雰囲気でした。

一年で一番、日が長い時間の良さですよね。

大阪で働いていても、まだまだ知らないところはたくさんあるわけで、目線を外に向けるのもいいけれど、やっぱり、足元の良さ、地元の良さってありますよね。

(仕事は別として)ここ最近は、すっかり地元志向が強くなっています。
 
 
 
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また美味い肴に出会ってしまった

 
酒飲みにとって、肴は命。
 
美味しい酒と肴に出会うために日夜放浪していると言っても過言ではありません。美味しい店には自然と「食べ好き」が集まり、馴染みのカウンターには出張や旅行帰りの常連方によって各地の美味い肴が寄せられます。

昨夜そのカウンターで、また美味い肴に出会ってしまいました。

それがこちら。いぶりがっこのタルタルソースです。燻製された大根と、みじん切りの玉ねぎとのマリアージュ。これを小さくカットしたクラッカーの上にのせていただくだけで酒が進むんです。ネットでもカルディでも売っているようですね。絶対に買おう。 

今夜はこれだけでは終わりません。こちらも酒飲みの常連さんが釣って来られたという鮎の塩焼き。鮎はやっぱり肝ですよ、肝。

更に、古漬け。

最後はやっぱり、蕎麦で〆

平日夜のカウンターは、小さな酒場放浪記の世界。
最高の夜です。
 
 
 
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書き始めて14年目。日々を丁寧に塗りつぶしていきたいと思います

バタバタしていたら今年もつい忘れるところでした。毎年6月はこのブログの誕生月です。2005年6月からスタートしたこのブログも満13歳になり14年目を迎えました。長いこと続いているなという実感は通り越し、今では生活の一部になっています。こういうのをライフログというんでしょうね。

この時期になると思い出すのが、ブログを始めた当初、スペイン在住の読者の方がコメント欄に残してくださった「毎日を丁寧に塗りつぶされていますね」との言葉です。

ただ漫然と日々を過ごし、年齢を重ねることだけは避けたくて、一日一日を丁寧に塗りつぶしていくこと、そしてそれを習慣化するということだけは意識してこれたのではないかなと思っていますし、それが外部によって提供されるSNSサービスなどではなく、過疎化していようが読者が少なかろうが、個人サイトでやってこれたということも良かったと思っています。流行り廃りもありませんし、自分がやめない限りはサービスが停止することもないですから。

とても独りよがりですけどね。

でもライフログって、極端に私的なものなので、そもそも独りよがりだから、あまり読み手のことを意識して書いているということもありません(じゃあ公開するなよとの声もあるでしょうけれど)。好き嫌い、批判と同調の両方はあるでしょうけど、結構、自分の好き勝手書いていますから。

「習慣化」というのは、相変わらず自分の中では大きなキーワードです。

特別なスキルも、才能も持たない人間にとっては「コツコツと積み上げること」が唯一成長するための手段だと思いますし、そのためには習慣化することが必要かなと。仕事もマラソンも勉強も。欲をいえば、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学のスピーチで残したように、そのことを「好きになる」ということですよね。好きなことは、人間勝手にやりますから。僕が飛行機や空港のことを書くのと同じで。

というわけで、今年もコツコツと日々を丁寧に塗りつぶしていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。


 
 
 
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旅の醍醐味は、地の蕎麦と日本酒に出会うこと

いささか大袈裟かもしれませんが、僕は割と真剣に、日本の良さってどこに行っても蕎麦と日本酒の地酒に出会えることではないかなと思っています。

米ときれいな水があれば酒はできるし、蕎麦は地産のそば粉ではなかったとしても、日本のソウルフードといえるほど、どこでも食べることができます。だって観光地には、たいてい古民家を改良した蕎麦屋さんがあるものではありませんか。

愛媛の内子町でも、美味しい蕎麦に出会うことができました。

そうそう、内子町では、内子座に行きましたよ。大正時代に建てられた芝居小屋で、現在では重要文化財に指定されています。

廃屋にしても芝居小屋にしても、建築そのものに興味がある僕としては、このような木造の芝居小屋を抜ける風を感じ、築100年以上の古民家で蕎麦を食べることができる幸せを、何よりも大切に思うのです。
 
蕎麦と日本酒。
ああ、日本人で良かった。
 
 
 
 
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まるで映画の世界 猫100匹と過疎が進む廃屋の島 〜 青島

伊予灘に浮かぶ、通称・猫の島こと青島。
大洲市の長浜から渡船に乗ると、約30分で猫の楽園に到着します。

たくさんの猫と、廃屋が目立つ集落から感じる静と動のコントラスト、目を上げると穏やかでどこまでも青い海、鳥と猫の鳴き声以外は何も聞こえない瀬戸内のゆったり流れる時間の対比が、まるで映画かアニメの世界に来たような気になります。すべてが非日常。

さて、今回はこちらの仲間に連れて行ってもらった、青島の魅力をたくさんの写真と共に届けたいと思います。なお青島については、こちらのサイトが詳しいので「行きたい!」と思われる方は是非、事前に見ておいてください。「【猫島に行く人必見】愛媛県の青島に行く際に絶対に準備&注意しておきたいこと7つ / 持ち物リストもあり(Rocket News)

一日二往復の連絡船で渡ります。船は空いていましたが、乗客はやはり猫目当て、一眼レフなどを持った方々ばかりでした。

島に到着。すぐに猫が集まり始めます。

どこもかしこも猫だらけ

しかし、一歩船着き場の辺りを離れると、廃屋の多さが目につきます。戦後すぐに過疎化が進み、今では島民15名程度の島となってしまったようです。島の方に迷惑にならないように、ちゃんとルールを守って行動します。

小道を登っていくと

廃墟となった小学校に佇む、野口英世像

海がきれい。

本当にのどかな漁村、という感じです。

いかがでしたでしょうか。
 
ブログや写真集で猫好きの中で一躍有名になった青島。にゃんこ達はとても人懐っこく、自由にのんびり生活しているように感じました。一方で、前日まで東京のど真ん中にいた僕は、普段目にすることのない過疎の現実を目の当たりにし、色々と考えされました。ここは観光客がたくさん来る有名な島だけれど、日本には本当の過疎地、誰もいない島もたくさんあるのでしょう。

15年後の2033年には、3戸に1戸が空き家となる人口減少時代がやってきます。広げてきたものを畳んで自然に返していくという撤退戦が必要になるのでしょうね。
 
 
 
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松山の隠れた名店 やきとり たつ川 の創作串に唸る

東京から帰り、翌朝のフライトで松山へ。

今宵の店は、やきとり たつ川。今治出身の大将が丁寧に仕事をする隠れた名店。入り口は全く目立たず、初めての人にとっては入りにくいお店ですが、中に入るとカウンターのみの精錬された雰囲気が漂います。

まずはビールから。
おまかせ8本。

愛媛の地鶏を使った焼鳥。味の奥に深みとコクがあります。

こちらは餃子を豚で巻いた一品。

みょうがの豚バラ巻き。もろみと共にいただきます。こってりとあっさりの融合。こういう創作串の数々が、今、松山で予約が取りにくいお店としての地位を確立しているのでしょう。

おすすめ地酒の数々。

最後の〆は、豆ごはん。絶妙の塩加減。

最後の最後まで楽しむことができました。
さすがの松山ならではのクオリティ。行かれる方は予約必須です。
 
 
  
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週末に向かう空港

金曜日の夜の羽田は、それぞれの旅路を急ぐビジネスマンや旅行者で溢れています。世間は週末に向かっていますね。

三日間に渡る展示会も一旦終了。
今回もたくさんの来場者で賑わいました。お立ち寄りいただいた皆様、ありがとうございました。土日は一旦、骨休めです。


 
 
 
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中目黒のなんやえらいお洒落な場所で会食

仕事を終えてホテルにチェックインして着替えた後、中目黒の裏道にあるRIGOLETTO SHORT HILLSで。

僕たち電子業界にいると、普段の飲み会といえば新橋や四谷、御徒町の裏道などが多いので、中目黒なんていつ以来?というくらい久しぶり。恵比寿、代官山、中目黒なんて、あまり縁がありませんが、おしゃれな店がたくさんありますね。

蒸し暑い夜は、やっぱりスパークリングから。おしゃれ!

内装もおしゃれ。

一軒目を出て、駅の高架下の方へ。スタバも蔦屋もおしゃれ!

ちなみにスタバでいうと、恵比寿の駅から歩いている途中に見つけたこの店、店内の人魚の絵はこの店にしかないらしいです。(スタバの友達談)

昨夜は、久しぶりに会う仲間との再会、スタバにいることを知って深夜なのに駆けつけてくれた仲間もいて、素晴らしい夜となりました。

やっぱりサードプレイスの仲間たち、最高です。感謝!

さて、今日から東京ビッグサイトではJPCAショーが開幕します。東5ホール5F-18でお待ちしていますよ。詳細はこちらから。
 
 
 
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私的ドメスティック志向は加速するのか

いつも出張から帰ると感じることですが、地元っていいですよね。

いくら海外のきれいな場所でジョギングしても、地元のコースが一番しっくりくるし、帰国したらすぐにでも走りたくなる。銭湯や、ラーメン屋や焼鳥屋に行きたくなる。

朝のホームで電車を待っている時に見える六甲山も、安心の風景です。海外では経験することのない「満員電車」に乗ろうとしている、まさにその直前なのに不思議ですよね。

昨夜、仁川のラウンジで自作のハイボール(不幸なことにソーダが常備されておらず、シュウェップスのトニックウォーターでジョニーウォーカーを割った甘いハイボール)を飲みながら、ぼーっとアメリカのニュース番組を見つつ、やっぱ日本っていいよな、と考えていました。ご飯は美味しいし、物は安いし、治安はいいし、ハイボールも甘くないし。

なんでしょう、自分として生活面では益々ドメスティック志向になっているような気がします。

もちろん、ビジネスではグローバルを取りに行きますけど!
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