From SFO With Love – SFOより愛をこめて


全旅程が終了しました。今朝はベイサイドトレイルをジョギングしてから荷物をパッキングして空港へ。今、こうしてサンフランシスコ空港にて朝食を食べながら無事にブログを更新出来ていることに感謝です。

タコスとIPA。
今日だけは朝ビールをお許しください。

昨日はシリコンバレーに戻ってきてからすぐに、二件の現地企業を訪問させていただき、とても良いお話をすることができました。最後の夜は現地のパートナー様にサニーベールの地中海レストランに連れて行っていただき、誕生日をお祝いいただきました。本当にありがとうございました。

今回の出張は本当に良い成果を生んだと思っています。少なくとも、蒔いた種が少しづつ実りつつあるようです。刈り取りはまだまだこれから。ようやく今がスタート地点と捉え、これからしっかりアクセルを踏んで行かなければなりません。

宿題もたくさんいただいてきました。本当にたくさんの会社を訪問させていただき、また、展示会では数百人の現地の皆様とお話をすることができました。やること盛りだくさん!益々がんばって行きますので、よろしくお願いいたします。

それでは、次回の更新は日本から。

アメリカ国内線の機内で考えること

アメリカ国内線に乗ってミネアポリスからサンフランシスコへ戻ってきました。

毎度のことながら機内は満席。皆、荷物の追加料金を払うのを避けるために手荷物を多くするから、収納スペースは早いもの勝ちで埋まり、行き場のない荷物は足元のスペースに入れるから座席も狭くなってしまうのはいつものこと。今回のミネソタ行きは直前に決まったので、良い席も確保出来ず、残席数席という状態で予約したので文句も言えませんけれど。

僕は、飛行機でも新幹線でも窓側の席を(空いていれば)確保するようにしています。しかし今回はそのような事情のため、三列シートの真ん中に座ることになりました。

いつも不思議に思うのですが、窓側の人はどうしてあまり外の景色を見ないのでしょうか。国内線の機内からなんて、地形がハッキリ見えるのに。僕の隣の巨漢の紳士は、窓の外の光景には目をくれず、ひたすら村上春樹の、厚さ5センチはあろうかという「1Q84」のペーパーバックを読んでいます。彼の身体の隙間からは、砂糖を上から振り掛けたケーキのような美しい山々が見えます。ああ、写真撮りたい・・・いや・・・できない。一声掛ければ心地よく撮らせてくれるとは思うのですが、なんだかそれも恥ずかしくて、またチャンスはあるだろう、と諦めました。

と言いながらコソッと撮影。

そんなことを考えている僕も、彼の横で、同じく村上春樹の「走ることについて語る時に僕の語ること」を読んでいました。考えてみると、遥か異国の地の、しかも国内線の機内で隣り合わせた二人が同じ日本人の小説家の本を読んでいるなんですごいことです。ちなみに斜め前に座っている若い黒人女性はMacBookでドラマを見ているのですが、彼女のDesktopのウォールペーパーは、葛飾北斎の富嶽三十六景。僕が見る限り、日本人なんて一人も乗っていないのに、日本、ここまで米国人の生活に影響を及ぼしていますよ。誇りに思っていいのではと思います。

とここまで書いて、そろそろランディング。このタイミングでようやく老若男女がそわそわと外の景色を見始めましたよ。そうか、皆さん、ランディング前の低い景色を見るのが好きなんですね(あくまで仮設)。

さて、この長い出張も大詰めです。
今夜はサンフランシスコにて最後の一泊。

その前に、今からシリコンバレーに戻って二件の打ち合わせと、ディナーミーティングです。さあ、最後の仕事がんばります!

大きな山場を超えました


ノースアメリカの寒さにも慣れて来ました。

今日はほぼ丸一日、某大企業とミーティング。議論に議論を重ねた末、弊社プロダクトのグローバル展開全面バックアップを確約していただきました。契約も巻けたし。はー、大きな山を超えた。本当に感謝です。そして、プレッシャーから解放され、今はホテルで放心状態となっております。ランチミーティングに、ディナーと、ご招待いただきました皆様に、本当に感謝。

田舎ですし、何もないところで冬場は寒い土地ですが、僕はここが大好きです。

写真はホテル周辺の景色です。
やっぱり空の色が美しい。

明日は、またサンフランシスコに戻ります。

【Airport Gallery】ミネアポリス・セントポールから、ノースダコタ・グランドフォークスへ。空港をつなぎ、北を目指す。夕日に背中を押されるように。

こちら、米国時間2月1日の日曜日です。日本時間では2月2日。まさか自分の誕生日をレンタカーを運転しながら迎えるとは思っていませんでした。米国にいると、時差の関係で誕生日を二回迎えることができるので良いですね。

さて、今朝は8時半にSFO(サンフランシスコ国際空港)からMSP(ミネアポリス・セントポール国際空港)に向かうDELTA便に乗り、そこから更に飛行機を乗り継いでノースダコタに移動して来ました。ではいつものように写真を幾つか掲載してみます。

サンフランシスコ国際空港、スリーレターで「SFO」。こちらは約20度。
半袖の人もいるくらいの快適な気候です。

向かう先は気温マイナス20度の寒冷地。

気温差40度(!!)もありますが、飛行機に乗るとやっぱり半袖半パンの人もいて、アメリカ人の「個人的な温度感」も間近に見ることができます。だって、ノースダコタに向かう地方便の機内に半袖のオッサンが5人くらいいるのですから。外はマイナス20度なのに。まあそこも含めて、あまり大きな問題ではないのでしょうね。

機内から見下ろすミネアポリスの街は凍てついています。川も池も真っ白。

こちらは8ヶ月ぶりのミネアポリス・セントポール空港です。やっぱりこの空港は美しいし、落ち着きます。好きな空港の一つ。


夕方の16時半にノースダコタに到着。ノースダコタ州はカナダと国境を制する州です。雪は少ないけれど、とにかく寒い!屋外に5分いると、僕のような温室育ちの人間は軽く死ねます。

夕日が綺麗ですね。

ここから更にレンタカーを1時間運転して目的地を目指します。ダッシュボードに示される外気温は 2度F(華氏)、つまり摂氏マイナス19度。窓が凍りついてパワーウインドウが動きません。

夕日に押されるように、ひたすら真っすぐな道を運転しました。

明日は訪問先企業で一日かけてミーティングです。
良い成果が出ますように。

最後になりましたが、皆様、素敵な誕生日メッセージありがとうございました。皆様の応援が大きな力になっています。アン・サリーをBGMに、一人、ホテルの部屋でメッセージをひとつひとつ読みながら、喜んでいます。

Ann Sally ( アン サリー) – 時間旅行

青空の下を移動しながら


ここシリコンバレーは車がないと、とても不便な地域ですので(アメリカはどこもそうかもしれませんが)、出張中はずっとレンタカーで移動することになります。今回レンタルしているのは、FordのFusion。同じサイズで借りた前回のVOLVOよりもよく走るし、快適です。

車社会だから、道路はよく整備されています。WifiとiPhoneとGoogle Mapsを使えば移動はとても便利。昨日まではEXPOだったのでずっと屋内にいましたが、今日は一日、打ち合わせをたくさん入れていますので、車で順番に訪問先に向かいます。

ちょうどランチ時間ですので、撮った写真を幾つかアップしておきましょう。今朝は曇っていたのですが、段々晴れて来ました。カリフォルニアの青い空が気持ちいいです。

マウンテンビューのGoogleCampusの近くから、Cupertinoへ。Appleの本社群がある場所です。近くに来ると必ず立ち寄る、気持ちの良いところ。

EVカーが多いシリコンバレー。teslaもたくさん走っています。
Appleの駐車場にも、EVの充電施設がばっちり整備されています。

それでは、次の打ち合わせ先に向かうとしましょう。
 
 

聖地のピッチに降り立つ感動


今回の出張のミッションはたくさんありますが、その中でも大きな目的となっているのが、DesignCon2015のExhibitです。Quadceptの米国出展は初めてですので、とてもエキサイティングです。

今日は前日のセッティングの後に、Reception Partyがありました。しかも、会場となっているSanta Clara convention center の真ん前の、49er’sの本拠地、Levi’s stadiumです!すごいよね。スポンサーになっているのは、Agilent。社名を変えて、今は KEYSIGHT となっていますが、昨年11月にNYSEに上場したばかりでノリノリです。

聖地のピッチに降り立つ。感動ですよ・・・

今日も1時間刻みで打ち合わせ、そして、セッティング、ミーティング、最後にWelcome Reception。海外出張ならではの、密度の濃い時間を過ごしています。

さあ明日から、がんばるぞ!!!

4ヶ月ぶりのサンフランシスコ・ベイエリアは、やはり快適です。


9時間のフライトの後、サンフランシスコに到着したのは16時半でした。

久しぶりのベイエリアは曇り、摂氏15度とは思えないくらい暖かく、半袖の上にパーカーで十分な気候は、やはりこの土地がとても住みやすいところであるということを認識させられます。

空港到着後、すぐにレンタカーに乗ってホテルがあるシリコンバレーのサニーベールにやってきました。ホテルのロビーでは今夜のディナーMTGを約束していたIさんが待っていて下さり、その場で打ち合わせをした後に、何度か通っているお気に入りの「BLACK ANGUS STEAK HOUSE」へ。

肉をガッツリいただきながらの打ち合わせ、到着してからぶっ通しではありますが、とても有意義なものでした。

ビジネスって面白い。

移動すること、出会うこと


金曜日の伊丹行き最終便となると満席。羽田空港は東京から各都市に向かう人でいっぱいです。飛行機だけではなく、新幹線も金曜の夜は早めに席を確保しておかなければ大変ですよね。

インターネットの時代になり、移動しなくても仕事が出来る環境が整ったにも関わらず、人は移動し、会い、展示会などに集い、商談をします。結局、時代が変わっても会って握手をすることで信頼関係が構築され、顔の表情や話し方で好きか嫌いかを判断し、血の通った人間関係を築き上げることによってビジネスも続いて行くのでしょう。


無事に三日間に渡る展示会も終了しました。

お陰様でとてもたくさんの方に来場いただき、連日大盛況でした。業界の重鎮や大御所もわざわざお越しくださって期待の言葉を述べてくださったり、ユーザー様から感謝の言葉を聞くと、感激して鳥肌が立つ場面も少なくありませんでした。会場は暖房が効いていて暑く、製品ロゴが入ったチームTシャツ一枚で対応していたので、鳥肌がバレてしまったかもしれません。

とにかく今週は有意義な一週間でした。お会いした皆様、本当にありがとうございました。次は26日からのシリコンバレー・サンタクララで商談と展示会です。アメリカでも良い出会いがありますように。

お陰様で大盛況です


インターネプコン初日、お陰様で大盛況です。
反応も上々、業界のイノベーティブの息吹を感じます。

↓ 人がいませんが、こちらは前日設営時の我がブースです(笑)

海外からの来客も多く、明日の天気は良くなさそうですが人の入りは見込めそうです。今日お会いした皆様、ありがとうございました。今週金曜日まで展示会は続きます。お近くの方は是非ご来場ください。


東京ビッグサイトでの展示会ですから、当然宿泊はゆりかもめ沿線となります。となると、昨夜も今夜もご飯は新橋ですわね。

東京では「やきとん」が人気です。
焼鳥、焼肉ならぬ「やきとん」。豚の各部位を美味しくいただけるお店です。昨夜連れていっていただいた店は、新橋では連日行列(近くに複数店舗ある程)の「まこちゃん」。やきとんは初体験でしたが、まさに安旨!なかなかアリですね。

師走も忙しいが、展示会シーズンの1月も忙しい


今週の忙しさったら!
ただでさえ年始の休み明けは忙しいのに、1月は大きな展示会が二回も開催されるので、その準備で各部大変忙しいことになっています。

まず第一弾。

1/14〜16の期間、東京ビッグサイトで「インターネプコンジャパン2015」が開催されます。もちろん Quadcept も単独出展いたしますので、是非遊びに来てくださいね。

関連記事:Quadcept Blog 「INTERNEPCON JAPAN 2015」

そして、第二弾。

その翌々週の1/27〜30の期間に、カリフォルニア・シリコンバレーの Santa Clara convention center にて、「DesignCon 2015」が開催されます。TechDream社との共同出展で、こちらも出展いたしますよ!

DesignConは、シリコンバレーのど真ん中で開催される設計系の大きな展示会です。こちらの準備も色々と大忙し。

という訳で、次の連休明けからは東京に4日間、26日から一週間以上アメリカに出張となっています。今週末と第四週目しか大阪におりませんので、色々とスケジュールを組むのも大変。でも展示会はとてもエキサイティングですし、お会いできるユーザー様や来場者の皆様との交流も嬉しいので、しっかり頑張りたいと思います。

こんな調子で「新年明けた」と思ったら、すごい勢いで1月も終わってしまいそう。