MAKERS BAZAAR OSAKA

土曜日、大阪ATCで行われていたメーカーズ・バザールに行ってきました。

取引先から友人、知人までたくさんの方が出展、来場しており、とても楽しく見ることができました。電子工作からクラフトもの、3Dプリンターまで幅広いラインアップ。

家族連れの方も多く、プロから子供まで幅広く楽しめる場となっていました。僕も普段、電子工作に興味のない娘たちのために、共立電子さんで子供向けのワイヤーLEDキットを購入。家に持って帰ると、楽しそうに組み立てていました。

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会の終了後は、懇親会に出席させていただき様々なクリエイターの方と交流を楽しみ、その後、普段から仕事でも仲良くさせていただいているCADメーカーの皆さんと会食。

ものづくりには、エレキ(電子・電気)とメカの連携が必須ですが、飲みでもエレ・メカ協調設計は重要ですね。笑

さて、Quadceptは、8/5(土)、8/6(日)に東京ビッグサイト開かれる「Maker Faire Tokyo 2017」にスポンサー出展します。こちらも是非、来場くださいね!

蕎麦屋での酒場談義はジャズとゴルフ

蕎麦屋飲みは、居酒屋に行くのとは少し雰囲気が違います。小料理屋のカウンターとも少し違う。何が違うのか、明確に表現できるほどの語彙を持ち合わせてはいませんが、あえて言うなら「粋」ということになるんでしょうか。

昨夜は仕事帰りに少しクールダウンしたくて、一人で馴染みの蕎麦屋の暖簾をくぐりました。カウンター席で隣り合わせた常連さん方と、挨拶代わりの酒場談義。様々な話題の中で特に印象に残っているのは、最初にご一緒させていただいた紳士とのJazzトークでした。1961年、NYのVillage Vanguardで録音された、Bill Evans Trioの”Sunday at the Village Vanguard”は、なぜすごいのか、酔っ払った時はオスカー・ピーターソンではなく、キース・ジャレットが聴きたくなるよね、とか、共通かつ共感できる話が多く、ついつい盛り上がってしまいました。こんな話を延々と「初めまして」のお客さんと出来るのも、蕎麦屋ならではかもしれません。

閉店前に最後に残っていた常連さんとは二度目のカウンターでしたが、共通の趣味であるゴルフの話題から、ラウンドの日程まで決まり、それはそれで楽しみです。皆さん、年齢的にも大先輩の方々ばかりで学ばせてもらえることが多い上に、色々と気にかけていただけることもあり、幸せを感じます。

蕎麦屋飲みは、決してハードルが高いものではないのですが(費用もどちらかというと安い)、集まっている方が「粋」な方ばかり。もちろん店にもよるのでしょうが、どうもそういう傾向が強いように思います。

いずれにしても、Jazzとゴルフは人を近づけますね。

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多分、何かの制限がなければ、ずっと話し続けていれるような感覚

先日、所属しているランニングチーム「うめラン」の結成3周年懇親会が行われました。

ランナーの皆さんとは、時間を忘れるくらい話が弾みます。多分、何かの制限がなければ、ずっと話し続けていれるような感覚です。

マラソンは克服型スポーツの代表です。誰しもタイムを1秒でも縮めたいし、1mでも長い距離を走れるようになりたい。願わくば、笑顔で楽に走りたい。そのために、雨の日も風の日も、仕事で疲れていても走りに行きます。仲間たちのサポートもあります。支えたり支えられたりして、大会本番を迎え、辛さや楽しさや達成感を同じように経験する「同志」。共感し合える仲間同士の絆は、ランという共通言語で結ばれています。

僕は参加させてもらってからまだ一年未満の新人ですが、一人で黙々と走っていた孤独ランナーの時とその後では、分かりやすい言葉で言うと、ラン人生が変わりました。ルールを尊重しながらも、みんなとても仲が良い。気持ちの良い方ばかりで、いつも感謝しています。

「走ることが好き」という共通項の元に集い、緩やかだけど、相互の信頼と思いやりと尊重によって固く結ばれる集団(コミュニティ)があるというのは、これからの社会を生きていく上で、一つの型になるでしょうね。

皆さんにも走ることをオススメしたいですが、そうでなくても、趣味を持ち、同じ趣味の仲間で集まるというのは、やはり良いことです。

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うめランといえば、大阪城。
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あんたみたいな若いもんは、そんなところに並んでちゃいかんよ

どうやら今年のシーズン初戦は、サンフランシスコの南に位置する、San Pedro Valley で開催される「Pacifica Summit Trail Run 30km」 になりそうです。9月にシリコンバレー出張があり、現地のビジネスパートナーから、「週末はこんなレースがあるので、是非出よう」とのお誘いがあったのでした。

大会のWEBサイトを見ると、累積標高が4100FTとあります。つまり1250mですから、30kmと行っても感覚的にはロードの40km〜50kmくらいに感じるレースとなるでしょう。昨年の「六甲Sea to Mountain ハーフトレラン」のしんどさ(累積標高1300mくらい)を知っているので、これはしっかり準備をしなければ大変なことになる、と身体が警告を発しました。いつまでもロードをちんたら走っていては全然ダメな訳です。レース本番まで残りニヶ月と少ししかないし、これは山に行かねば、と、家から徒歩で行ける高座の滝を目指しました。

梅雨の合間の晴天ということもあり、芦屋川駅はハイカーでいっぱい。もう本格的な夏山シーズンが始まっているようです。この状態では高座の滝からロックガーデンまで渋滞が起こるだろうなと予想し、コース取りを考えていたのですが、やっぱり王道ルートを登ることにしました。

トレイルランナーの方ならきっと同意いただけると思うのですが、登山道を走っていると(歩いていても)、ウエアやシューズ、軽装のリュックなどのスタイルを見て、すぐに、あ、こいつは走ってるヤツだとバレてしまうのです。そうすると、ありがたいことに、お先にどうぞ〜と皆さんに道を開けていただけるのですが、開けていただいたからには、ありがとうございまーす、すいませーん、横とおりまーす、などと言いながら颯爽と走り抜けていかなければなりません。これがなかなか良いトレーニングになるのですが、キツイ登りなどでは辛くもあるのですよね。

IMG_3010(写真:iPhone セルフタイマー)

さて、ハイカー渋滞が発生していたロックガーデンの入り口にある登りに差し掛かった時、列の最後尾にいたご老人が、後ろの僕に気付き、「ワシなんか80歳やけどな、こんな前の列見たら迂回路登って先回りするねん、あんたみたいな若いモンがこんな列に並んどったらあかん、この辺はどこからでも登れるから脇道行きなさい」と叱咤激励してくれました。ほれ、はよ、ここから登れ、と急かされるものですから、僕も、ありがとうございます(41歳だから若くはないんだけどな、あ、でもご老人の半分か、なら若いわな)と考えつつ、ではルート変えます、と、知らないけもの道を登り始めました。六甲は庭みたいなところとはいえ、けもの道一本一本まで熟知している訳ではありません。でも、方角さえ知っていればなんとかなります。

少し登ったところで、後ろを振り返ってみました。するとさっきのご老人がまだ下で僕の様子を見てくれていたんです。ああ、この人はやっぱり山男だなと確信しました。こいつは登り慣れてそうだから分かるだろうと思って、ほれ行けとは言ったものの、万が一デタラメなルートを取ってしまわないか、そうなら、下から大きな声でガイドしてやろうと、ちゃんと目線で確保してくれていたのです(多分)。さすが、山男。

IMG_2948(写真:iPhone セルフタイマー)

ロードはロードの良さがありますが、山は山の良さがあります。
まず、人とのコミュニケーションがたくさんあります。いろんなハイカー、ランナーとすれ違う時、休憩している時に挨拶や会話が生まれます。何人かのトレランナーと、暑いですね、川に飛び込みたいですわ、などと言葉を交わしました。これは山の良さですよね。

初戦のトレランレースが決まった今、ロードだけでなく、山に行くことが多くなりそうです。

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王将は最高のエネルギーの源

あまりコンディションの良くない時に走っていると、身体が本当に錆びたロボットのように動かなくて、一体何をエネルギーに変えて走れば良いのかと思ってしまうほど重たく、辛いものです。

どんなことでもそうだと思いますが、何かしらすべきことがある時には、達成後のご褒美をイメージすることが一番てっとり早く頑張れる方法ではないでしょうか。土曜日のランはまさにそんな感じ。体調が悪かった一週間をそのまま表すかのような身体の重たさでした。

関西のランナーにとって、鳥貴族と王将は最高のエネルギー補給の場だと思いますが、ちょうどゴール近くに王将があり、そこを目指すことにしました。最後の方は、「ビール、ビール」「餃子、餃子」と心の中で唱えながら一歩一歩足を踏み出して達成したご褒美が、こちら。

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喉の痛みや咳などで、これは風邪なのか?アレルギーなのか?と思いつつ、食事の後、まあ寝たら治るかと思って横になったら、そのまま明け方。身体が睡眠を欲している時は、そのようにさせて上げましょう。

というわけで色々とすべきことが溜まっていますが、ご褒美を目の前においてがんばることにします。

アメックスとレクサスの違いは何か

昨夜はグローバル人事塾の勉強会。

電通、マッキンゼー、ウォルト・ディズニー・ジャパンを経て、現在グロービズ経営大学院准教授の武井涼子さんによる、「人財活用に響くブランド戦略!」というテーマです。ちなみに大阪でのグローバル人事塾の開催は、昨年以来4度目となり、毎回素晴らしい講師の皆様にお越しいただいています。(会場提供の中央会計様、いつもありがとうございます)

さて、「ブランディング」という言葉は良く聞かれますが、いまいち、ピンと来ていない方も多いと思います。昨夜の勉強会では、ブランド戦略とは、ブランドの資産化(ブランド・エクイティ)であり、それを増大させることで、より安定的に幅広いやりかたで高い収益をあげられる状態を作り出し、ブランド資産として企業価値にまで高める絶え間ないプロセスであると学ぶことができました。確かに、ブランド・エクエイティがしっかりしている会社は、収益安定性が高いといえますよね。

ちょうど今、自分も取り組んでいることなのですが、企業戦略(ミッションやビジョン)の下にブランド戦略があり、その下に人事戦略、事業戦略、財務戦略、マーケティング戦略などが広がっていると聞くと、ブランド戦略はポジショニング・ステートメントに集約されるんだと納得しました。要するに、誰に、どんな枠組みの中で、何を提供するのか。なぜ、それがこのブランドだからできると信じられるのか。これらを一文で表現できれば、その企業ブランディングは成功していると言えるのかもしれません。

実践的な内容として、「アメリカン・エキスプレス」と聞くと、どんなイメージを持ちますかとの問いがありました。ラグジュアリー、エグゼクティブ、お金持ち、成功者、海外を飛び回っているビジネスマン、生活が充実・・・などの声が会場から上がりました。

一方、「レクサス」はどうでしょうか。会場からは、お金持ち、ややこしい人、スポーティー、怖い人、高級・・・など様々な声が上がりましたが、アメックスとレクサスの違いは何かというと、前者は「一人の人」をイメージできるのに対し、後者は、イメージがぼやけてしまう、この差だというのです。つまり、どちらがブランドとして成功しているかというと、間違いなく、アメックスという訳です。

「日本のすごい女性100人」にも選ばれている武井さんの講義はとてもテンポ良く、質問を投げかけ、考えさせ、答えを導きさせるというコミュニケーションで、満員御礼の会場を一体化させる力がありました。さすがとしか言えない内容で、ワークショップから懇親会に至るまで大盛況の会となりました。

いやあ、ホントに勉強になりました!!
学んだことはすぐに実践!です。

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リレーマラソンは、タスキと思いやりと笑いを繋ぐスポーツ

長いランナー生活ですが、今までリレーマラソンに出場したことはありませんでした。しかし出てみると、こんなに面白いなんて!

今回、縁あって所属しているランニングチームの皆さんと大阪リレーマラソン(大泉緑地)に出場しました。8人編成で一人2周か3周。僕は一走目を仰せつかり、最前列からスタート。タスキを持って最前列からスタートするなんて、まさか自分の人生で経験するなんて思ってませんでしたが、気持ちの良いものですね。ガチランナーの皆さんのスタート後の猛ダッシュについていけたのは、最初の500mだけ。笑

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タスキを巻いて走ると、自分だけのレースではなくなります。チームみんなのためにがんばってタスキを繋ぐ。誰かが帰って来たらみんなで並走して盛り立て、声をかける。まさにチームプレーです。いいなあ。

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今日の目標は「みんな怪我なく、楽しむ!」。目標はクリア出来ただけでなく、なんと、3時間1分、74チーム中7位の記録付き。みなさん、大激走で年下の僕はその頑張りにただただ脱帽です。H田さんのありがたい差し入れの鱧と日本酒をいただきつつ、プチ慰労会。ごちそうさまでした。

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今日は各地でチームの皆さんが様々なレースに出ておられました。全国的に天気も良かったようで、素晴らしい一日になりましたね。

カルガモの親子を追って一人ハーフマラソン

柔かい陽射しも昼が近づくと厳しい暑さに。

芦屋から二号線を住吉川を目指すいつものルート、走り始めは快調でしたが、住吉川を一周、二周とするにつれ、徐々に暑さとの戦いとなって来ました。もう川にザブンとしたいくらいの発汗です。
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住吉川にはカモがたくさん生息していますが、上流の方では、カルガモの親子を見ることが出来ました。必死で母カモに付いていく可愛らしい雛たち。
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河岸を果敢に、かつ器用に登ってくる雛たち。結構な斜度なのに、すごい。かわいいぞ!
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こちらは別のカルガモ親子です。
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ほっこりとした光景を目にしていると、調子もあがり、km6分のゆっくりお散歩ペースで21kmを走りました。カルガモの写真を撮ったりしていたので、ランキーパーのリスタートボタンを押すのを忘れて3.5km損しましたけれど、まあそれも愛嬌ということで。

午後からは大好きな図書館へダイブ。
目当ての文献を探して、芦屋市立図書館から西宮中央図書館へ。どちらも緑に囲まれたところにあり、春特有の陽射しがちょうど良い角度で差し込み、とても良い一日でした。
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パーソナルカラーを知ると、生活がとても身軽になる

僕自身はファッションにそんなに関心がないし、センスも持ち合わせていないのですが、プロのカラーリストさんに「パーソナルカラー」を見てもらってから、間違いのない服・色選びが出来るようになりました。パーソナルカラーというと、化粧品や洋服など女性のイメージが強いと思いますが、男性でもパーソナルカラーを知ることのメリットは計り知れません。

パーソナルカラーは、主にスプリング、サマー、オータム、ウィンターの四分類に分けられるそうですが、友人のカラーリストMARIちゃんからアドバイスをもらってから、「サマーカラー」を着ています。サマーさんのカラーチャートは検索すると出てきますが、主に、ブルー、白、グレイッシュ、パープルなどが挙げられるそうです。

元々自分でも好きな色だったので違和感なく着れるし、何より、買い物に掛ける時間がほぼ0。着る物も色もほぼ決まっているので、僕のようにファッションに興味がない人間としては、「はい、これとこれ。」で終わってしまう買い物はめちゃくちゃありがたいんです。まあ、もうちょっと冒険するのも良いとは思うんですけれどね。笑

服選び、ショッピングに掛ける時間を削れること以外に、失敗することがないので無駄なお金を使うことがないし、タンスの中やクローゼットが着ない服で溢れることもなく、生活が身軽になります。着るものは、ほぼ、白・ネイビー・グレー(またはパープル)。ワンパターン。笑

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とまあ、僕自身が随分助かっているので、パーソナルカラーをオススメしたいと思います。さて、MARIちゃんこと岸田万里さん(色彩検定全国一位、色のスペシャリスト)が西宮北口のガーデンズで男性向けのカラー診断会をします。通常3時間31,000円のところ、今回は45分で4,000円と、かなりとっつきやすい価格になっているので、是非、みなさんどうぞ。

日時:6/10(土)
価格:4000円 (45分)マンツーマン診断
場所:阪急西宮ガーデンズ 5階 Stajimo Nishinomiya

空き状況
(各時間、数枠空きがあるようですが、すぐに埋まるのでお問い合わせを。)
11:45〜
13:30〜
14:15〜
15:00〜

お問い合わせは公式サイトへ(お電話受付) : サロンドクルール芦屋

純粋で、スレていない青年たち

飛行機での移動が多い自分ですが、時と場合によっては新幹線を利用することもあります。以前はダントツで新幹線の利用が多かったのですが、東京までの2時間半超が長いこと、理由は分かりませんが、年齢と共に新幹線での仕事(PCを開いてメールチェックなど)が苦痛になってきたことなどがあります。飛行機は飛行機で空港から目的地までの移動が面倒くさいなどデメリットはありますが、なにせ乗っている時間が短いのが助かります。

とはいえ、電車に乗るとそれはそれで色々と旅情を感じる素敵な光景を目にすることもできます。

今朝、移動中の在来線での出来事です。中国人と思われる青年二人(揃って背丈も一緒、メガネ着用)が「◯◯的青年行自由〜大阪・京都・奈良」みたいなガイドブックを熱心に読み込んでいました。そのうちの一人が対面に座っている僕の足元に「◯◯的青年」をドスンと落としてしまったのですが、とても礼儀正しく、はにかみながら黙礼してくれたのは、なんだか純粋でスレてなくていいよなあと感じた次第です。そうだ、若い頃って、純粋でスレていなかったよなあと懐かしく、寂しく思い出したのです。僕は色々と悪い意味で「こなれて」「やつれて」しまっているのかもしれません。

新幹線で癒やしの友と共に帰阪中です。
なんだかバタバタと忙しい一週間でした。なにか色々と抜け漏れがありはしないかと心配です。
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