温室の冬支度、真っ白なゴルフ場に冬の訪れを感じます。どんなことでもやめることは簡単だけど、続けることは本当に難しいものです。

高齢の祖母が実家の温室でカトレアを大切に育てているのですが、これは、僕が生まれる前から曽祖父が趣味でやっていたもの。それを祖母が引き継いで50年近く続けています。

今は家も建て替えたりして、温室のサイズも小さくなりましたが、なんとも長い歴史です。

その温室の内側に防寒対策としてビニールクロスを貼ることは僕の仕事の一つ。毎年12月に入り、朝夜の気温が5℃を下回るようになると、そろそろかな、と、頃合いを見て作業をします。静かな庭で一人で作業をしていると、自分が小さかった頃のことや、祖父や曽祖父との思い出が蘇ってきます。

やめることは簡単だけど、続けることは難しい。続けることの偉大さを実感します。

冬の訪れといえば、この冬一番の冷え込みとなった日曜日、ゴルフ場は霜が降りて真っ白でした。

車の外気温はマイナス4℃!

ホームコース、千刈カンツリーでのラウンドもこれで最後。打ち納めですね。メンバーのみなさんとお会いするのも、次は来年2021年です。

運動に関しては、年末から年始にかけて、ロング走をメインに予定を組んでいます。

「個々の強みを活かす組織」と「謙虚さ」との切っても切れない関係について

先日、ある大きな組織の重役と一緒に飲んでいた時に、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉が話題になりました。もう昔からある言葉で、どんな文献にでも引用され、ビジネス書にもさんざん書かれている言葉ですが、この言葉の意味が分からない人が多い、というのです。

この言葉の意味は、「人は学問や徳が深まるにつれ謙虚になり、小人物ほど尊大に振る舞うものだということ」として知られています。

企業や組織のトップ、学問を極めた人こそ、腰が低く謙虚である、ということはいつの時代も変わりません。人望が厚い人もそうです。僕も幸い、このような素晴らしい人格を持った方を幾人も知っています。(その逆もまたしかり、ですが)

しかし、「腰が低く謙虚である」という言葉の意味を、「卑屈になること」と捉えたり、「縮こまる」こと「卑下する」こと、「大人しくする」というように捉えている人が増えていると、その方はおっしゃっていました。なんだか負けを認めているようで反発する人が多い、と。
 
いや、むしろその逆だよ、と思うのです。
僕自身は、「謙虚さ」というのは「強さ」だと捉えています。
 
いくら自分が偉くなったり、立場が出来たとしても、「我以外皆師 (われいがいみなし)」= 自分以外はみな先生だと思って接すること、それが謙虚さ、なのです。そして、このような態度は「強みを活かす組織づくり」と密接に関係しています。なぜでしょうか。

強みを活かすためには、人の良い点(強み)に常に目を向けなければなりません。そうする時に「自分以外はみな先生」という考えを常に持っていると、人の弱さに目を向けず、強み(=学べる点)を意識して探すようになります。

相手の得意な分野、強みに目を向け、その人の強みを活かすことは、強い組織を作る上で不可欠です。前回のブログ記事(組織で働くことの一番の意義は、「強みだけを生かし弱みを意味のないものにできる」こと。強みを見つけて、その強みで貢献していきたいものです)で、ピーター・ドラッカーの言葉を引用して、そのことを書きました。

皆がそれぞれの強みに目を向け、その強みを持ち寄って活かし合う組織はなんと素晴らしいのでしょう。そのためには、個々に「謙虚さ」が求められます。加えて、相手に敬意を払い、感謝の気持ちを忘れないこと、自分がしたいことだけをするのではなく、チーム内での最低限のマナーやルールを守る、という思いやりも必要でしょう。

このような組織は、弱点を指摘し合って、足を引っ張るような陰湿な空気ではなく、前向きでプラスの循環が生まれます。働く人間は幸せで、お互い学び合い、褒め合い、強みを活かせるので売上も業績も向上するでしょう。

人は生き物ですから、いろんな感情を抱えています。プラスのもマイナスのも。
でも、少し目線を変えて、謙虚な気持ちで周りを見てみると、自分も楽になりますし、多くを学ぶことができ、ひいては自らの成長に繋がります。

そんな集団を作りたいし、その中で自分も「謙虚さ」を忘れないでいたいものです。

組織で働くことの一番の意義は、「強みだけを生かし弱みを意味のないものにできる」こと。強みを見つけて、その強みで貢献していきたいものです

現代経営の父、ピーター・ドラッカーの名著「ドラッカー名著集6 創造する経営者」の中に、僕の好きな一文があります。

人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。人は弱い。悲しいほどに弱い。問題を起こす。人とは費用であり、脅威である。

しかし人はこれらのことゆえに雇われるのではない。人が雇われるのは、強みのゆえであり能力のゆえである。

組織の目的は人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和することにある。

創造する経営者

これはマネジメント層に語られた言葉ではありますが、働き手の視点で見てみると、組織で働くメリットは、ずばり「自分の強みだけで仕事ができる」ことにあります。

例えば、営業が得意な人、コーディングが得意な人、経理が得意な人、いろんな「得意」がありますが、すべてを出来る人はほとんどいません。自分が一人会社の社長だとしたら、営業、製造、仕入、管理、経理、すべて自分がしなければならないのです。それは大変なことですし、必ず抜け漏れが発生します。

でも、組織(会社)なら、働く人間それぞれ得意分野が違うわけですから、僕のように営業が苦手な人間でも、他に強みがあれば、その分野で仕事をさせてもらえるのです。

有用な人間になるためには、まず自分の強みを知ること。
自分で分からなければ、同僚や上司に聞いてみるのもありですよ。

無理して苦手なことを克服しようとしたり、興味のない分野で努力するよりかは、自分の強みをどんどん伸ばす方が圧倒的に組織で用いられますし、転職したり、独立したとしても、その強みがほしい会社はたくさんあるはず。出来ないことは無理にしない。その代わり、出来ることを一生懸命、人一倍がんばる。そうすることによって、チームに貢献する。

明日から本格的に社員面談がスタートしますが、自分にはない強みを持っている仲間たちに、いつも感謝していることを伝えられたらと思います。強みを活かして、伸び伸びと!

移動の一週間を振り返って。こういう時期だからこそ、嬉しいこと、夢中になれること、美しいものを分かち合える場のありがたみを知る

今週は移動の一週間でした。

兵庫県の竹田城から始まり、愛知出張、東京出張、京都、大原、そして、今日は大阪城テラスで、プロ・アドベンチャーランナー北田雄夫さんのアドベンチャークラブのみなさんとのランチ会。

こういう時期だからこそ、生身の目で美しいものを見、食を楽しみ、人と会って楽しいことを分かち合うことのありがたみを噛みしめています。美しい景色、取引先との商談、そして、趣味をともにする仲間との時間。

もちろん、感染対策はしなければなりません。今日のランチも屋外で楽しませていただきました。新しい時代のコミュニケーションですね。走ることが大好きな仲間たちと、ウルトラマラソン、アドベンチャーマラソンの話。みなさんの移動距離や走行距離を聞いていると、感覚が麻痺してきます。フルマラソンが散歩みたいに感じてしまいますね。

話は変わって。
今日のCostcoは、パーティー仕様。

今日も大量購入ですが、中でもサーモンは美味しい。サーモンづくしです。

帰り道、車窓からの夕焼けを見ながら、今週もがんばろうと誓うのでした。
いよいよ12月。

さあ行くぞ!

自宅に水風呂があればどれだけ良いだろう!!

しっかり運動し、風呂で汗を流し、しっかり温まった後に水風呂にザブン。頭のモヤモヤがなくなって、視界がスッキリし、霧が晴れるような、あの感覚。

サウナ好きの人に言わせれば「整う」というらしいのですが、この運動後の、温水交代浴は「整う」というよりは、火照った体のクールダウン。疲れが一気に吹き飛ぶというか、リセットされるというか、そんな気分になるのです。

まるで、カレーうどんに七味をたくさんかけて、頭から汗をかいた後に冷たいビールを流し込んだ時のようなスッキリ感といえば良いのでしょうか。ちょっと違うか。

コロナの影響で使用が止まっていた風呂も10月から再開したゴルフ場。また使用停止になるかもしれませんが・・・とりあえず、今日はラウンド後に、水風呂を堪能。

今週は、平日夜に銭湯ラン、そして、水風呂ゴルフ。

自宅に水風呂があれば、いつでも入れるのに!と思いつつ、次の銭湯ランに思いをはせるのでした。

【銭湯ラン】走って、汗をかき、金麦大を飲む

ランニングには、「銭湯ラン」というカテゴリがあるのをご存知でしょうか。

スタート地点はどこでも構わないのですが、ゴールは銭湯。しっかり走った後に、銭湯で汗を流し、温冷交代浴をして、最後にビールをプハー!!

これが「銭湯ラン」です。

昨夜はラン友さん数名で、銭湯ラン。
コロナもまた増えてきましたから、三密回避。

サクッと飲んで、シメは鶏塩ラーメン。
こうして平日の夜に運動をして、しっかり飲める幸せ!

なんだかんだ言いながら、飲むために走っているようなものです。

快晴の青空に映える、色づく木々たち

今年はあえて、わざわざ紅葉を見にいくことはしていないのですが、やはり一年で一番好きな季節である秋の楽しみは、紅葉です。

青い空に、赤い紅葉。
もうそれだけで、気分が爽快になります。

幸い、僕は月に3ラウンドほどゴルフをしますので、ゴルフをしながら紅葉も楽しむことができるという一石二鳥を、この時期味わっています。

今日、ホームコースでのラウンド中に、「ゴルフは季節を感じれるスポーツやからねえ」と同伴の方がおっしゃったことに至極納得しました。それを言い出すと、マラソンもトレランも、自然の中でするスポーツは大抵そうだろうと思うのですが、同じコースを回っていると、明らかに季節の移ろいを感じます。

朝一番のスタートが冷え込む時期になってきました。
太陽の確度も冬の訪れを物語っています。

見える景色の中で勝負するのではなく、誰も見たことがない世界へ一歩を踏み出すことが真の挑戦なのだろう。前を向く力をもらえる一冊。

挑戦。

当たり前のように聞く言葉だが、「挑戦」とはなんだろう。その言葉の本当の意味を考えたことがあるだろうか。そして、仮にその言葉の意味を知った時、自分は何かに「挑戦」したことはあるだろうか。

地球のはしからはしまで走って考えたこと」は、日本で唯一のプロアドベンチャーランナー・北田雄夫さんが世界七大陸アドベンチャーマラソンを走破し、その後も次々と前人未到のレースに挑戦していくライフストーリー。情熱大陸(毎日放送)を見て、知っている人もいるかもしれない。

この本を読んでいると、まるで自分が実際に走っている気持ちになるから不思議だ。

飛行機に乗り、空港で荷物をピックアップし、宿泊施設で荷物をほどき、足りない物は現地で購入し、世界中から集まるが、数は決して多くないアドベンチャーランナーたちと交流する。自分も一緒にゴビ砂漠を走り、南極の雪に足を取られながら進み、サハラ砂漠の暗闇の中を祈るような気持ちでルート取りをしているような気持ちになる。まさに今ここが「その場所」であるかのような錯覚に陥る。

アドベンチャーマラソンは、一種のハイテンションな、アドレナリンが爆発するようなエクストリームスポーツのようにイメージするかもしれないが、実は真逆なのだと思う。

基本的にアドベンチャーマラソンでは、寝具や薬、食料、その他必要なものはすべて自分で背負って走る。一日の消費カロリーを計算して、摂取カロリーの分だけ食料を用意する。荷物は1gでも軽い方がいいので、緻密に重量を計算しながら、持参物も食料も選択していく。飽きてはいけないので、食べ物の種類にも気を使う。寒暖の差に耐えれるように、ウエアは素材から吟味する。

もはや勇気さえあれば「えいやー」で挑めるようなものではなく、深い洞察と経験値がモノをいう世界なので、40代、50代のベテランランナーが多いのも頷ける。感覚というよりは、数学。そして、生きる力、精神力。そういう世界なのだ。

挑戦という言葉を考えた時、北田さんの前人未到のチャレンジから学ぶことはたくさんある。普段の生活の中で、誰もが「選択」と「決定」を繰り返している。その中には、自分にとって挑戦(=チャレンジ)と思えるような選択もある。一歩踏み出すには確かに勇気がいる。

ただ考えてみると、自分の場合は、ある程度「見える景色」の中で勝負しているのではないか、と思うこともある。まったく先が見えない、前例がない、ひょっとしたら命を落とすかもしれない、そんな見えない景色をあえて見に行こうとしているだろうか。リスクヘッジをしながら、言い訳をしながら、逃げ道を探しながら生きてはいないだろうか。

新型コロナウイルスで、様々な制限があり、心身ともに停滞気味の人も多いだろう。でも、その中でも出来ることはたくさんある。前に進めば、風景が変わり、一歩登れば、景色が変わる。

普通の人でも、挑戦はできる。
そして、挑戦することで、また世界が変わる。人生が豊かになる。

走る人も、そうでない人も。すべての人にオススメの一冊です。

ランナー同士の交流が、楽しくて、さわやかになる理由をずっと考えていたのですが、その答えが分かりました

それはですね、みんな前向きだから!

みなさん、すっごくポジティブ。ネガティブな話題は一つもない。みんな走るの大好きで、一分でもタイムを縮めたくて、1kmでも長く走りたくて、そのために日々黙々と鍛錬してるから、前向きな話題に事欠かないんですよ。各地の大会の話題、経験したこと、本当に楽しいなあ。

今日は、アドベンチャーランナー 北田雄夫さん と、アドベンチャークラブの皆さんと一緒に大阪城ラン。前回のクラブ主催「みんなで走ろうイベント」の罰ゲームで、北田さん、達成できなかった距離659kmを一人で走るというミッションを実行されました。先週、山陰道を400km以上を走り、この金土日の三日間は大阪城で233km。

まあ、普通の人では考えられない距離を走っておられます。ランナー同士の褒め言葉で「変態ですね」というのがあるのですが、変態を超えて、あっちの世界の方になっておられますよね(どっちの世界)

今日は最終日ということで、僕も仲間の皆さんと一緒に20km伴走させていただきました。本当にみなさん面白くてさわやかで、あっという間の時間でしたよ。大阪城の紅葉も美しく、天気の良さもあって、最高の一日でした!

そして、今日ご一緒させていただいた、この方、伊藤智彦さん。

百名山コンプリート、イタリアの世界最長クラスの山岳レース『トルデジアン』完走、トレイルランナーとしても数々の実績を残しておられる有名ランナーさんです。

同じ年とは思えないほどのスタミナ、とってもさわやかで謙虚な方で、もう惚れてしまいました。笑

スーパースポーツゼビオ梅田店に行かれたら、運が良ければ伊藤さんに出会えるかもしれませんよ!

改めて、本日ご一緒させていただいた皆様、ありがとうございました!走るの大好きだー!

読んで、打って、走って、肉を食べる休日!予定のない日もたまにはいい!

今日は予定を入れていない休日。
6時に起きて、仕事と読書!

もうね、買ったはいいが、忙しさを言い訳に、積読になっている本の多いこと!

産業医・コンサルタントの上村紀夫さんからいただいた著書二作目、アドベンチャーランナー北田雄夫さんのサイン入り一作目の本も含め、読むのが楽しみ過ぎるのに、時間が取れないことに対するフラストレーションをこの休日にぶち込みました!息抜き用の小説もあるよ。

書評についてはおいおいブログでアップしていきます。

その後は、打ちっぱなしへ。
ドライバーのシャフトも入れ替え、アイアンも総入れ替え。スプーンはグリップ交換。使ってなかったユーティリティー23°を距離の穴埋め用に再使用。すべてのクラブをうちっぱでチェック。いい感じ!

ゴルフの方も色々とフラストレーションが溜まっていたので、この際、一気に入れ替えて心機一転。うん、今のベストセッティングが出来たように思います。

そして、夕方はランニングへ。
山ばっかり走っていたので、久しぶりのロードです。夕焼けが美しかった・・・

家族みんなが合流した夜は、恒例の焼き肉。
やっぱり肉を食べないとね。

いやあ、めちゃくちゃ充実した休日でした。
平日の祝日は最高ですね!