二年ぶり二度目の大阪マラソン出場へ

いつもランネタで申し訳ないのですが、今日は関西、いや、全国のランナーにとって運命の日となりました。そう、今日という日は関西が誇る大阪マラソンと神戸マラソンの当選発表の日です。

当然のことながら、僕はSNSでランナーの友人たちとの繋がりが多く、チームのLINEグループやFBで、「当選」「落選」の二文字が行き交う一日となりました。肝心の僕はというと、大阪マラソンは二年ぶり二度目の当選、神戸マラソンは安定の落選となりました。神戸には縁がないのか・・・6年連続で落選です。

さて、前回出場した大阪マラソンは2015年。
10月なのに随分気温が高く、準備不足、走り込み不足もあって35kmで足が攣って撃沈、それまでなんとか3時間台を維持していたフルマラソンでしたが、結果4時間オーバーとなった(確か4時間5分くらいだったと記憶)苦い思い出があります。(当時の記事:「足を引きずりながらゴールした後に、また次の大会のことを考えるのがマラソン」

しかしやはり大都市の真ん中を走る大会とあって、沿道の応援も素晴らしく、町並みを眺めながらの素晴らしい大会でした。あのコースをまた走れると思うと気持ちが高ぶります。

本番は11月26日。まだ先ですが、初心に返りしっかり準備してPBを狙いたいと思います。もちろん、落選された皆さんの気持ちも背負って。

(写真は大阪マラソンではありませんが、自撮りを初めた頃の懐かしい一枚です。初心を忘れないためにも)
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同級生ラン友たちと走る極楽一方通行ラン:芦屋〜明石35km

二週間後のサロマ湖100kmウルトラマラソンを控えたラン友の練習に付き合い、明石までの35kmランです。

朝7時半に待ち合わせ場所に行くと、同級生ラン友のタクローと共にオッキーも待っていてくれました。昨夜一緒に、同じく同級生ラン友が経営する焼鳥屋の周年祝いで飲んでいたらしく、それなら待ち合わせ場所にオレもということで来てくれたそうです。思いがけず、賑やかなスタートとなりました。

芦屋川で記念撮影。
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オッキーと別れ、二人で久しぶりに二号線を西へ向かいます。昨日のような陽射しと暑さを覚悟していたのですが、曇天で涼しく、走るには最高の大会となりました。

須磨で合流したセッキー君と共に、明石大橋までたどり着き、記念撮影。いつ見てもきれいな橋です。
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ここから明石までは、約5km。頭の中で(たまに口に出しながら)ビール、ビールと唱えつつ、明石駅を目指しました。途中で、龍の湯に入ろうかと思ったのですが、龍の湯から明石駅までまだ距離はあるし、たいして汗をかかなかったため、パス。ゴール後は明石焼の店ではなく、駅前の王将で生ビールと餃子!!王将を選んでしまうあたりが、ランナーですよね。まあラン後のビールのうまいこと!このために走っていると言っても過言ではありません。

なにはともあれ、この時期にロングを走れたのは収穫です。みんなお疲れさまでした!

さて、最後は橋マニアの皆様に捧げる世界一の吊橋の写真です。
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リレーマラソンは、タスキと思いやりと笑いを繋ぐスポーツ

長いランナー生活ですが、今までリレーマラソンに出場したことはありませんでした。しかし出てみると、こんなに面白いなんて!

今回、縁あって所属しているランニングチームの皆さんと大阪リレーマラソン(大泉緑地)に出場しました。8人編成で一人2周か3周。僕は一走目を仰せつかり、最前列からスタート。タスキを持って最前列からスタートするなんて、まさか自分の人生で経験するなんて思ってませんでしたが、気持ちの良いものですね。ガチランナーの皆さんのスタート後の猛ダッシュについていけたのは、最初の500mだけ。笑

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タスキを巻いて走ると、自分だけのレースではなくなります。チームみんなのためにがんばってタスキを繋ぐ。誰かが帰って来たらみんなで並走して盛り立て、声をかける。まさにチームプレーです。いいなあ。

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今日の目標は「みんな怪我なく、楽しむ!」。目標はクリア出来ただけでなく、なんと、3時間1分、74チーム中7位の記録付き。みなさん、大激走で年下の僕はその頑張りにただただ脱帽です。H田さんのありがたい差し入れの鱧と日本酒をいただきつつ、プチ慰労会。ごちそうさまでした。

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今日は各地でチームの皆さんが様々なレースに出ておられました。全国的に天気も良かったようで、素晴らしい一日になりましたね。

心に響く瞬間

土曜日は次女の運動会でした。

学校行事は、それが運動会であっても音楽会であっても、心にぐっとくる瞬間が何度もあります。歯を食いしばって走る子たち、負けて悔しそうに泣く子たち、近隣の中学校の吹奏楽部の演奏もすべて、普段どれだけ練習してるんだろうと思うと、心に響くものがあります。運動会は通常、赤組対白組で行われますが、4年間負けなしだった次女が今年初めて敗れて悔しそうにしていたのも、親からすると良い経験になってよかったと思います。

演技やリレーを見ながら、普段の仕事では味わえない「グッと来る瞬間」を何度も味わいました。この気持ちは感動と言えば良いのでしょうか、実際なんと表現すれば良いのか分かりませんが、こういう心に響く回数が多ければ多いほど、心が成長するような気がします。学校行事だけでなく、映画を見たり、演劇を観たりすることも同じかもしれません。これぞまさに心の栄養。心は養うことで成長するんだろうと思います。

(写真は本文と関係ありませんが夜のCostcoです)
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豪雨の前にナイトラン

北浜のTHE LINKS で打ち合わせを終える頃、僕の頭には「帰宅したらナイトラン」の言葉が浮かんでいました。そして、北新地を抜けてJR大阪駅に差し掛かる頃には、それが決意に変わっていました。なぜなら昨夜はランニングチームの神戸部会の練習だったのですが、仕事が忙しくて走ることができず、とても残念な思いをしたからです。

空腹とか、JR神戸線の遅れなど、「ランをやめるべき理由」を一つひとつ消しながら、久しぶりに単独のナイトラン7kmを楽しみました。今日は一日、血液が停滞しているかのごとく身体のだるさ、頭の重さとの戦いでしたが、運動と発汗は老廃物を排出してくれるようです。随分とスッキリしました。

帰宅してしばらくすると雷ゴロゴロ、土砂降りの雨。

そうか、今日一日の絶不調はこの雨のせいだったんだな、と、低気圧に敏感な体質だったことを忘れてしまうのでした。雨が降る前は頭に漬物石でも乗ってるんじゃないかというくらい、だるく、重く、しんどいのです。

そうそう、6月1日から弊社は19期目に入りました。ステークホルダーの皆様に感謝しつつ、19期、しっかりと、より良い会社、より良いくらし、より良い社会のために邁進したいと思います。

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アンチITという立場でありたい

アンチIT、アンチSNSと言えばいいのでしょうか。僕の仕事はIT技術を駆使して世界を住みよくすることだと思っていますが、その生業とは裏腹にIT技術に対するアンチテーゼが生きる原動力なのかもしれません。

ITは世界を良くしたのでしょうか。人々を幸せにしたでしょうか。仕事を効率化したでしょうか。人々の生活は、時間から解放され豊かになったでしょうか。

大方の人々が感じ、気付いているように、答えは明白かつ残念ながら、「否」です。

ミシャエル・エンデの「モモ」ではありませんが、世界がITによって便利になり、時間に余裕が出来たとしても、結局「時間泥棒」によって隙間が埋められることにより、マルチタスク化が進み、便利がすべて虚無、妄想であるということが証明されてしまうんです。AI、ロボティクスは、人々から仕事と糧を奪い、一部の資本家を更に富ませるだけの結果となります。そこに幸せな世界はあるのか。答えは資本主義経済の限界、つまり圧倒的な富を得る資本家と、それ以外の人々のディバイドです。その暗くて深い溝と、圧倒的大多数の人が少ない糧を求めてコマネズミのように働き続けなければならないことが全ての答えです。

日本はとても幸せな国です。いまだに。
そう言える要因はいくつかありますが、僕の持論で言うと、そこは日本語の特異性によるものではないかと思います。つまりグローバリゼーションの波が来ても、世界が諦めてしまう程の複雑怪奇な、わびさび的、空気を読む的文化と、大きくも小さくもない規模のマーケットと、日本語の難しさによるものです。だから、日本は鎖国政策をしなくても、守られた国なんだろうと思います。

タイトルに戻りますが、やっぱりネットやSNSから離れて直に人と会い、走り、食べ、飲み、楽しむというのは安心感を生みますね。とても癒やされるし、ホッとするし、生きるためのモチベーションに繋がります。

昨夜はランニングチーム・神戸部会のメンバーの方のラストラン、そして送別会でした。ランで結ばれた堅牢な関係から生まれる絆は、ただただ楽しくて素敵です。

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カルガモの親子を追って一人ハーフマラソン

柔かい陽射しも昼が近づくと厳しい暑さに。

芦屋から二号線を住吉川を目指すいつものルート、走り始めは快調でしたが、住吉川を一周、二周とするにつれ、徐々に暑さとの戦いとなって来ました。もう川にザブンとしたいくらいの発汗です。
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住吉川にはカモがたくさん生息していますが、上流の方では、カルガモの親子を見ることが出来ました。必死で母カモに付いていく可愛らしい雛たち。
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河岸を果敢に、かつ器用に登ってくる雛たち。結構な斜度なのに、すごい。かわいいぞ!
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こちらは別のカルガモ親子です。
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ほっこりとした光景を目にしていると、調子もあがり、km6分のゆっくりお散歩ペースで21kmを走りました。カルガモの写真を撮ったりしていたので、ランキーパーのリスタートボタンを押すのを忘れて3.5km損しましたけれど、まあそれも愛嬌ということで。

午後からは大好きな図書館へダイブ。
目当ての文献を探して、芦屋市立図書館から西宮中央図書館へ。どちらも緑に囲まれたところにあり、春特有の陽射しがちょうど良い角度で差し込み、とても良い一日でした。
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降りるべき滑走路にソフトランディング

朝が気持ちの良い季節になってきました。

日も長くなり、朝5時台から明るく、爽やかで涼しいのはありがたいことです。今朝は久しぶりに早朝ラン。好天の中、軽めのジョギングを楽しみました。

GW中はずっと信州の山の中にいたので、久しぶりというほどでもない通勤電車と梅田の高層ビルの景色に、ああ都会に帰ってきたなという感を感じずにはいれません。ギャップは時間を遠ざけますね。

朝のジョギングによって徐々に身体も通常の生活に慣れ、仕事を楽しみ、帰りの飲みを楽しみ、緩やかに降りるべき滑走路にソフトランディングして行くのでしょう。

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各地から届くランレポを楽しみつつ

ランナー同士の絆は強いもので、普段から一緒に練習しているランニングチームの皆さんとはもちろんですが、今、アメリカに長期出張中のラン友さんからも「今日はこんなところを走った」、「このストリートを何キロ走った」など、随時LINEで写真付きの報告が届きます。

仕事の合間にそんな風景の写真を見ているだけで、ああ、気持ちいいだろうな、Google Maps片手にルート検索してるんだろうな、と色々と想像して、一緒に走っている気分とまではいきませんが、こちらまで楽しくなってしまいます。

FBやInstagramなどを見ていてもランナー属性の方々の友達が多いので、タイムラインはランネタが多くなるのですが、これは僕にとってはとてもありがたいことです。時に励みになるし、気分転換になるし。

さて、自分の方はと言うと、シーズンが終わった今月はここまで86kmの走行。あと14km走れば100kmになりますが、さあ、この週末でクリアできるかどうか。

もう4月も月末、GW前ですね。
一日一日がまるでジェットコースターのように過ぎて行きます。

(こちらはシリコンバレー滞在時にいつも走っているランコースです)
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からだの燃料計がアラートを出すと、通信機器をオフにする

いつものように早起き。

コーヒーを淹れて走りに行く準備をしながら、TVで録画していたNHK「猫のしっぽ、カエルの手」を流していると、やっぱりベニシアさんの魅力的な京都・大原での生活に身体の動きが止まってしまいました。田舎暮らしや農業って、それはそれでとても大変なのは理解していますが、やっぱり里山の中で暮らすというのは人間にとって自然なことですね。

そんな訳で少しスタートが遅れましたが、久しぶりに地元コースを12km。ピカピカの天気の中、ピクニック気分で走り始めました。いつものように走り初めは身体が硬くて、錆びついたロボットのような気分ですが、徐々に暖まってくると身体が軽くなってきます。

川沿いのコース、東からの光を浴びて気持ち良かったです。下草の新緑の絨毯も。
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芦屋浜に建設中のベイコート倶楽部もその姿を現してきました。遠くから見ると本当に客船と見間違うほどです。
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海洋体育館の朝練に集まるヨット部の学生を眺めながら、香櫨園浜まで行って折り返し。
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ランの方が気持ち良かったのですが、一週間、いや、ここ一ヶ月の疲れが出たのか、ソファに沈没。色々と予定していたことを諦め、PCもスマートフォンからも離れて、ひたすら睡眠。おかしなもので、月に一度は幾ら寝ても足りないくらい寝続けることができます。色々と溜まっているんでしょうね。

疲労って自分では全く気づかない時も多いですし、自覚症状ないのでつい無理しちゃう時も多いですから、分かりやすいバロメータがあれば良いのですが・・・車の燃料計のような。Oロンさん、Pソニックさん辺り、疲労が可視化出来るツールを開発していただければ、喜んでもらえると思いますよ(笑)