【Nepcon Vietnam】ベトナム、ローテクノロジーからハイテクノロジーへと進化発展中の市場

米中貿易戦争の影響で、各国のメーカーが生産拠点を中国からベトナムに移している状況を受け、組立や実装工程が得意なベトナムの工場はどこも好景気、多忙のようです。

最低賃金が月3万円、とはいえ、年次約13〜15%人件費も上がり続けているようですが、現在、ベトナムで主流の頭数(人件費)でカバーできる組立などのローテク工程も、今後は、FA・自動化が進んでくるでしょうね。

ベトナムもこれから、ローテクからハイテクへ進化を遂げていくのでしょう。

というわけで、ネプコンのパートナーブースでベトナム進出している日系企業をターゲットにTDR装置とシミューレーションソフトのPRを行いました。もちろん現地企業にも。

シンガポール、韓国、日本から集まった面々。

ほんと、どこの国に行っても、みんな国籍・出身地・人種はバラバラ。共有しているのは同じ仕事をしていることと、英語を話すことだけです。

あれですよ、日本にいるとあまり分かりませんが、他の国に行くと、仕事で駐在している人とか、移住している人とか、とにかくものすごく多国籍です。

あえて、いつも日本語で情報発信していますが、正直、こんな中に身を置いていると、嫌でもグローバル感覚が身につきます。

さあ、明日は週末!
今週も一週間お疲れ様でした。

電子回路基板業界の祭典、PCB-WESTがスタート(前夜祭)

PCB-WEST2019スタートしました。

今日はセットアップとレセプション。基板業界、材料メーカー、SI/PI/EMC、レイアウト、設計、製造、世界中から業界の人間が集まる展示会です。

半導体のメッカ、シリコンバレーで最先端の技術をやっている人間たちが集う世界は刺激しかありません。

ベイエリアで最も好きな場所のひとつ、Hacker Dojoでエンジニアのマインドセットについて再考する

このブログでも何度も紹介している、Hacker Dojo.
ここの雰囲気とコンセプトが大好きで、今回の出張の第一訪問先となりました。

仕事のメインは、この夏のテックキャンプに参加している学生さんたちを見ること、そして、今現在、提携している大阪の某工業大学の先生方と検討しているプロジェクトについての相談、そして何よりも大ファンである、重鎮・水野さんに会いに行くことです。笑

がんばる学生さんたち

エンジニアのための場という意味では、シリコンバレーの中でも地味でありながら長くその存在を保っている Hacker Dojo。この空気感、泥臭さ、手作り感のすべてがいい。好きなことをやる人が、好きなことができる場。

基本的なルールしかないこの場所は、やはり、特定の大学や企業の色がつく場所であってはならないのですよね、だって、日本で同じことをやろうったって、うまくいかないのですから。そこは、箱(施設)が先行してあるのではなく、エンジニアやギークのマインドセット(好きなものを好きなように人の目を気にせず作るんだよ)が基本にあるからこそ、自然発生的にできる場所であるのです。

だって、新しいアイデアの源泉って、技術と技術の交差点で発生する事故のようなものなのですから(と、僕は信じています)。

やっぱり場を作るのは人。
人が場を作る。

しかし、マネタイズに関しては難しいのは事実でしょうね。Hacker Dojoを運営するNPO法人も、利益追求団体ではないからこそ、潤沢な資金がある訳でもなく、Googleによって家賃が高騰してしまったMountain View から、仕方なしにSanta Claraに移転してきた経緯を持つのです。(自分としては、いつもいる場所から道路一本で行ける Mission Colliedge Blvdに移転してきたので嬉しいのですが)

それでも、10周年を迎えるのは、やはり熱心なギークたちがいるからこそで、そこがまた素晴らしい!

ベイエリア初日から、エンジニアのマインドセットについて考えることができ、たっぷり元気をもらえました!

明日からは本格的に業務がスタートします!

【グローバル人事塾夏合宿 in 伊豆高原】二日目は伊豆半島堪能ツアー

宿近城ヶ崎海岸、断崖絶壁のキワッキワでスリル満点の記念撮影!

前日、これからの団体のあり方やテーマについて真剣にディスカッションし、真夜中まで飲み明かした朝は、3時間ほど寝てから、大室山一周朝ラン!寝不足も二日酔いも走っちゃえば解消できる!という勢いです。

セルフタイマーでジャーンプ!

びっしょり汗をかいて、美味しい朝食をいただいた後は、今回大変お世話になったコテージをチェックアウトして、レンタカーをピックアップし、城ヶ崎海岸へ。

集団での記念撮影が好きな御一行・・・伊豆半島の各名所での集合写真をお楽しみください。笑

伊豆の国パノラマパーク。富士山と一緒に。

駿河湾と富士山のデュエットはいつみても美しいです。

山頂で雲丹ラーメンをいただき、

三島の柿田川湧水へ

二日目は伊豆半島をしっかり堪能しました。

素敵なメンバーの皆さんたちとの二日間。今年で三回目の夏合宿でしたが、またもやたくさんの思い出や伝説(笑)を作ることができました。

また、来年7周年を迎える人事塾のこれからについて、参加者の皆さんたちの貴重なご意見をいただくことができました。日本最大級のHRコミュニティとして、進化の手を止めることなく、バージョンアップを繰り返して行きながら、ますます社会に役立つ団体として成長していきたいと思います。

会員企業の皆さん、参加者の皆さん、そして、理事、運営メンバーの皆さん、二日間、ありがとうございました!

また、今回残念ながら参加できなかった皆さんん、また来年、ぜひよろしくお願いいたします!

【CSiの授業提供】工大生の「ものづくり実践演習」を受け入れての二日間(4時間/day)〜 いや〜二日間で良くここまで進むわ

まあ、うちの会社はなんでもやる会社ですけれど、前期は工大のロボティクス学科の学生さんを受け入れて、「ものづくり実践演習」のインターン(いや、ある意味授業提供)を実施しています。ついに大学にコマ提供までするようになりましたよ。まあ、学生さんたち好きなので嬉しい限りです!

全部で第三回(第四回は予備日)今日がその二日目。

これ、手前味噌な話で申し訳ないですけれど、なにせ先生方(当社の開発メンバー+回路設計、AWメンバー)のレベルと提供している内容が良い!

理系学生さんたちも真剣そのもの。

初日で、回路図を描き終え、二日目で部品表作成をした後に二班に分かれて、基板レイアウトチームと組み込みソフトウエアチームに分かれて作業。

ガーバ出しした基板データを基板製造会社に送って、その間に部品の手配と、プログラミングの構成を済ませておく。二週間後に届いた基板に部品を手はんだ付けで実装して、プログラムを組み込み、火入れして動作確認。

こんな実践的な内容、なかなかないと思います。
教える我々も楽しいですが、学生さんたちも楽しいでしょうね!

さて、自分は明日から東京です。

あっちゃこっちゃ飛び回りながら今週も過ぎて行きそうです。

奈良の片隅で、UKとUSを巻き込んだ話をインドの方とする

怒涛の一週間が継続中。

今日は、シンガポールから当社の協業企業のトップが来日。インド人の彼はシンガポールに住む様々な人種の人間と同じように、グローバル人。流暢な英語を話し、世界を飛び回るジェットセッターで、息子はシアトルの大学に通う学生という典型的なシンガポーリアンです。

そんな彼とは長年一緒にビジネスをさせていただいているのですが、今日は奈良にR&Dセンターを設ける材料メーカーに訪問しました。

この立派なR&D施設では、誰もが知っている北米のカッティングエッジな企業に採用されている材料を製造しています。

様々な材料特性をソフトウエアに組み込むべく、UKの本社を巻き込んでのプロジェクトに話が発展しました。面白いなあ。

夜は梅田のバンジャーラでインド料理。
大阪のインド料理の店では一番好きかもしれません。

今夜も美味しい料理をありがとうございました。

【祝】2019年度(令和元年) 入社式 〜 若き力に期待を寄せて

元気バージョンの集合写真

さあ、今年もこの日がやってきました!2019年度の当社入社式!いやーテンション上がりますね。朝の入社式に始まり、昼食懇親会、夜の新歓に至るまで一日中、新鮮な空気を感じることができています。

そして今年は、新元号「令和」の発表、当社の20周年記念パーティー開催(未告知にて失礼します)。様々な意味で節目の記念となる年です。

昨年も2名でしたが、今年も元気で優秀な新卒男子2名が入社してくれました。会社説明会で興味を持ち、インターンで理解を深めて、今日という日を迎えられました。それぞれ春休み中にしっかり社会人になるための準備とリフレッシュ旅行をして、今日から新たなスタートです!

真面目バージョンの集合写真

今年の役員挨拶小ネタ(スベリ芸)

これから、「ものづくりをもっと便利に」をキーワードにエレクトロニクス業界にイノベーションを起こして行きましょう!

ようこそ、CSi Global Alliance Inc へ!


デジタルデトックスに失敗(MBPクラッシュしたけど)

昨日の朝、突然Mac Book Proがブラックアウト。

それまで不調を訴えてなかったマシンなのに、そこから何度再起動かけてもウンともスンとも言わなくなってしまいました。さあ、どうしよう。午後からはクライアント先でシステムβ版のリリース会議。遠方なので、11時には会社を出なければなりません。タイムリミットは1時間。

まあ、4人で動くので自分のPCが使えなくてもいいか・・・と諦めて開き直りました。PCのない生活もたまには良さそう。これがデジタルデドックスというやつかと思うとなんだか気持ちもスッキリです。不思議なものですよね。

とはいえ、いつまでも悠長に構えているわけにもいきません。会社にあった新型VAIOを借りて仕事が出来る環境を整えようと作業を始めると、本当にびっくりするくらい、十数分で環境構築することができました。どういうことかというと、、、

・資料の保存先は、Google Cloudか、社内サーバ。
・ドキュメント類は、G-SUITE。DocumentにSpreadsheetに、Presentation。つまり、最近はMS Officeはほとんど使っていない
・会社のメールはG-SUITEのgmailで送受信可能
・連絡はすべて Slack
・タスク管理は Backlog

つまり、ローカルPCにデータはほとんどおいていないんです。各サービスのアカウント情報さえ分かれば良いので、拍子抜けするくらいダメージがありませんでした。ビバ・クラウド生活!逆にいうと、デジタルデドックスをするチャンスを逸してしまいました。笑

ちなみに、こんなクラッシュの仕方は始めてでしたが、結局、クラッシュではなく、電源不良によるトラブルか、ディープスリープのひどいやつのようで、アップルストア心斎橋のジーニアスバーで、システム管理コントローラ「SMC」クリア(シフトキー、コントロールキー、オプションキーを同時に押した状態で電源ボタンを15秒)を教えてもらい、治ったのでした。めでたし、めでたし。

まあ、いずれにしてもPCはいつかは壊れるもの。

いつ何があっても大丈夫なように、クラウド化しておくことをお薦めします!

国に関わるあらゆる仕事って複雑ですよね(ざっくり)

 
国に関わるあらゆる仕事というのは複雑かつ多岐に渡りますよね。特に国をまたぐ行き来にまつわる諸々の手続きについては。

というのもグローバルビジネスをしていると、当然海外との行き来が多くなるわけですが、国外からの来客に対して(大抵はテクニカルエンジニアやアプリケーションエンジニア)、相手国によっては日本国への入国ビザ連携が必要な場合があり、その場合は我々招待する側がビザ申請者に対して Letter of Reasons for Invitation などの form を書かなくてはなりません。

それを持って、彼らは彼らの住まいの地域の、例えばサンフランシスコ日本領事館などにビザ申請に行くわけです。で、色々とややこしいのは、アメリカ在住が長いにも関わらず、国籍はイランだったりする人がいたりして、その場合は当然、日本入国にビザが必要なんですよね。イラン国籍、アメリカ在住、日本入国。こんなケースが普通にあります。まあ、当たり前なんだけど。

以前、フランス国籍のフランス人プログラマが当社で働いていたことがありましたが、社員旅行でバリに行く時に、当時インドネシアの総領事館にビザ申請に行っていたのを思い出しました。

国の機関って、ほんと細部に渡ります。いろんな業務があるなあ。入国も出国も税関も、申告も。これらすべてペーパーレスになって電子化されたら良いのにと思いますよね。

最近ハマっているサラダ取り放題

相変わらず新しいサービスや技術が次々に生まれるエレクトロニクスのメッカ、シリコンバレー

こちらに来てから、たくさんの友人、知人、取引先と再会し、楽しくも刺激のある日々を過ごしています。

エレクトロニクス業界に身を置く自分としては、いわゆる日本でいうところの「シリコンバレー的」な、スタートアップやピッチイベントなどには縁遠いのですが、逆に本来の「シリコンバレー的な産業」である、半導体、電子部品、電子回路基板、センサーやモジュールなどのメッカであるこの場所で、同じ業界に身を置く企業や仲間たちと情報交換したり、新しい製品を学んだりできるのはとても喜ばしいことです。またこんなレガシーな業界でも、新しい製品やサービスは出てきています。特にインドやアジアががんばっています。

また、QUADCEPTもここ4年連続で出展していますので、さすがに業界での知名度も上がって来ていて手応えを感じます。

とにかく専門的な業界ですから、PhDホルダーがたくさんいるのはもちろんのこと、セミナーでは様々な論文やペーパーが発表されていますし、学歴や専門性がリアルに求められる世界です。

一緒に晩飯を食べながら、UCバークレーに通っている自分の娘がFacebookに内定をもらって、新卒初任給が1200万だと教えてくれた友人もいましたし、巷言われている「シリコンバレー」のすごさに日々出会うのも、ああ、ベイエリアに来たなあと実感する瞬間です。

なにはともあれ、自社の製品をアメリカでPRし、逆にこちらの製品を日本に紹介するという仕事をしていますから、プロダクトリサーチ、商談、契約など、毎日があっという間に過ぎていきます。