High Flyin’ つまり高い高度を飛べと。


昨夜、羽田から最終の一本手前の便で帰って来ました。
往年の番組「ジェット・ストリーム」の影響からか、たとえ短い飛行時間であったとしても夜のフライトはワクワクするものです(半分は寝ていましたが)。そして出張明けの本日。どどんとアウトプットした後のスロースタートとは行かず、朝から打ち合わせに奔走しております。あまり色々と書く体力がないので、まずは音ネタを。”High Flyin'” つまり、高高度で飛行する、と。疾走感のあるSmooth Jazzです。

High Flyin’ – Nick Colionne


High Flyin’ ということで、昨日のMaker Faireでは僕自身も大ファンである、Fabrab高橋さんによる羽ばたき飛行機の展示とワークショップも開かれていました。ナウシカに出てくるトンボのような飛行機が飛び回っています。直に見れて感動。ちなみに飛行機のパーツは全て3Dプリンタで出力したもの。羽はどこでも売っているビニール袋を切って貼ったようなものです。

ちなみにこれ、ラジコンのようなコントローラーで動かします。バタバタと羽ばたく姿はかわいい。

Makersの熱気とMovementを感じる二日間 〜 MFT2013


Maker Faire Tokyo 2013が開幕しました。

初日の日曜日、開場前からたくさんの人が開場を待って長蛇の列を作っておられMakersの熱気が伝わってきました。企業だけでなく、個人や大学の研究室など、皆さんが思い思いに情熱を掛けて開発されたもの、例えば、クラフトや電子工作などが所狭しと陳列され、もう「楽しい!」の一言に尽きます。主催者のオライリー・ジャパンのムーア社長と話をしましたが、今年は昨年よりもMakersの数が一段と増えて、開場の手配に困ったとのこと。そこには確かにムーブメントの広がりを感じることができました。

来場者の方は、子供から年配の方々まで年齢層が幅広い!
家族連れもたくさんおられました。

我がブースには、理工系学生さんの姿がたくさん見受けられました。バックボードを背に学生の皆さんとたくさん写真を撮りましたので、Facebookページからご覧ください(ついでにFBページにいいね!していただけるととても嬉しいです)

来場者もいっぱい、ブースも大盛況です。

さて、こちらはAutodeskのブース。

360度、iPodタッチを並べで全方向から写真を撮影。
出来た写真をクラウド上でアップして3Dデータを自動作成。3Dプリンターで印刷してはい完成。

その他にも、種々さまざまなブースが展示されていました。さて今日は二日目。また皆様にお目にかかれるのを楽しみにしています。今日もMakersの熱気を感じに行って参ります!

「なでしこキャリアフェア」に行ってみたい


4時、5時台起きの皆さん、おはようございます。台風の朝ですね。関西地方、風は強いけれど雲の切れ目から晴れ間がのぞいて来ました。関東地方、台風の進路にある皆さん、気をつけてください。

さて、告知です。
友人であるゼスト(株)の樫村さんが、英字新聞社のジャパンタイムズと共催するイベントが東京で開催されます。女性限定セミナーなのが残念。スピーカーも豪華ですし、海外で働きたいと考えている方は是非。

「なでしこキャリアフェア〜世界を舞台にはたらく〜」
11/2(土)13時半〜五反田ガレリアホール

以前、樫村さんと飲んでいる時に色々と話を聞いたのですが、今、海外で働きたいと思っている日本のキャリア層がとても増えているとのこと。その中には、大手、有名企業のエグゼクティブも多いらしい。就職先としては東南アジアなどの新興国が多いので、いくらキャリア層とはいえ、給与は下がりますよね。それでも、自費で海外で開催される就職イベントに行って情報収集される方も多いそうです。

ビジネスの前線で培ったノウハウと日本語が話せること、そして英語も出来る日本人の人気は高く、アジア諸国の企業は欲しいところも多いらしいし、日系企業の現地法人やブランチも、日本人を”現地採用”したいところが多いようです。現地の給与水準+αでも、十分生活は出来るわけですし、海外志向が強い方にとっては魅力的かもしれませんね。

メディア掲載と Maker Faire Tokyo 出展告知


プライベートブログにも関わらず、
少し仕事絡みの話が続きますが今日も少しお付き合いください。

10月に入り、プレスリリースラッシュが続いています。
お陰様でマイナビニュースや、ExciteニュースライブドアニュースにはCADソフトウエア初のグッドデザイン賞・受賞のニュースが、Sankei Bizでは、今月末の東京、大阪でのセミナー開催をニュースで取り上げていただいています。この後、Quadcept英語対応バージョンリリースのニュースも取り上げられることと期待しています。

クラウドタイプの業務ソフトウエアということ、業界初のサブスクリプションライセンス型ということで注目していただいていますが、本当にやりたいことは「世界のものづくり業界を下支えすること、そしてイノベーションを起こすこと」ですので、これからもまだまだ「今までにない発想で」取り組んで行きたいと気持ちを引き締めています。


告知ついでに11/3(日)と4(月)に日本科学未来館で行われる「Maker Faire Tokyo 2013」(メイカーファーレ) にスポンサーとして出展しますので、興味のある方は是非ともご来場ください。シルバースポンサーとしてQuadcept社も参画しています。当日は私もブースにいますし、無償デモンストレーション、ステッカーもありますので、ぜひどうぞ。

Maker Faire Tokyo のオフィシャルサイトはこちらから

ちなみに Maker Faire とはなんぞや?という方のために、オフィシャルサイトから概要を抜粋してきました。

“Maker Faireは、地上最大の(DIYの)展示発表会です。家族で楽しめる、発明と創造と役に立つ情報がいっぱいの展示会であり、Makerムーブメントのお祭りです。そこは人々が自分で作った物を見せ合う場所であり、自分が学んだことをシェアする場所でもあります。

出展するMakerは、技術愛好家からクラフト作家、農家、ガレージの機械いじり愛好家など多岐にわたり、年齢も経歴もまちまちです。Maker Faireの使命は、このコミュニティを、楽しませ、情報を提供し、結びつけ、より大きくすることにあります。

最初のMaker Faireは、カリフォルニアのサンマテオで開催され、2013年の8回目には、800組を超えるMakerと12万人以上もの来場者が参加しました。もう1つのフラッグシップイベントであるWorld Maker Faire New Yorkは、3年間で500組を超えるMakerと5万5千人以上もの来場者を迎えるまでに成長しています。”

クリス・アンダーソンの「MAKERS―21世紀の産業革命が始まる」をお読みになられた方は良くご存知かと思いますが、3Dプリンターのコモディティ化や専門ソフトウエアの簡易化などにより、誰でもメーカー(Maker)になれる時代がやって来つつあります。そのムーブメントを一同に介したものがMaker Faireなのです。

当社の製品はまだまだプロユースの業務用アプリケーションではありますが、「ものづくりを下支え」したいというモチベーションの中には、こうしたムーブメントの裾野を広げて、ものづくり業界全体を活性化したいという気持ちがあります。もちろん、出来ることは少ないのですが、少しでもお役に立ちたい、そして我々の製品をもっと知ってもらいたいという気持ちでいっぱいです。

職業スキルに関する調査


Wall Street Journalから。
「職業スキルでスペインとイタリア最低、成長の足かせに トップは日本=OECD」

OECDがいうとことの「職業スキル」って一体何なのか、と思って調べて見ると、文部科学省が「OECD 国際成人力調査 – 文部科学省」という調査レポートをPDFで公開していました。調査の目的は、

「16歳から65歳の成人を対象として、社会生活において成人に求められる能力のうち、読解力、数的思考力、ITを活用した問題解決能力の3分野のスキルの習熟度を測定するとともに、スキルと年齢、学歴、所得等との関連を調査。OECDが実施する国際調査であり、今回が初めての実施となる。24か国・地域において、約15万7千人を対象に実施。」

ということで、職業スキルとは「読解力」「数的思考力」「ITを活用した問題解決能力」の三点とのこと。もちろん、仕事をしていく上でこの三点は基本スキルであることに変わりはなく、(サンプリング調査であるとは言え)日本人はOECD加盟国の中で一番スキルが高いということです。この中から見えてくるのは、日本人は高い職業能力についてのポテンシャルを有しているということ、一方で経済成長が停滞している理由の一つとして、そのスキルを最大限に活かす(特にITの整った環境での問題解決能力)ことができる環境がまだまだ改善の余地があるということです。いずれにしても、このようなマクロ視点での包括的な調査というのは、「中から見ている」と見えてこない点もあったりしてなかなか面白いものです。一方で、ミクロ視点で考えると非常に具体性が掛けるのもこの種の調査の特徴の一つでありますので、一企業としてどう取り組んで行けば良いのか、という意味においては全く別角度で考えなければなりません。


最近の新卒採用の大きな特徴は、学内セミナーが主流になっているらしいです。ナビや合説、フェアによって不特定多数の学生を集めて母集団を形成し、そこから選考していくというフローではなく、大学を絞り、OBやOGをリクルーターとして送り込み、学内で小規模の個別セミナーを開催して学生と直に話をしながらマッチングさせて行くというやり方。うちも先月、大阪某大学の学内セミナーで企業説明会を行いましたし、来月は京都で行う予定にしていますが、出展する企業としてもコストは掛からないし、じっくり話合いながら採用できるという意味ではミスマッチも極力防げるのではないか、と考えています。いずれにしても組織は人なりという意味で採用活動については継続的に行わなければなりませんし、強い組織が人を作っていくという点は重要な要素なのですが、新卒、中途のこだわりなく、良い人とのマッチングは続けて行きたいと思っています。という訳で当社は今、下記の人材を積極的に募集していますので、興味がある方ご連絡を。
babyice5122[アットマーク]gmail.com

【ソフトウエアエンジニア】
C#、WPF、C++に関するスキルと実務経験

【WEBプログラマ】
LAMP環境、Rubyに関するスキルと実務経験

【マーケティング】
英語(読み書き)が堪能で、コミュニケーション能力が高く、業務系ソフトウエアの業界に造詣の深い方

クラウドサービスが冷え込まなければ良いが


本日テック界隈で話題沸騰していた記事、きっとご覧になられた方も多いと思いますが、グラフィックソフト業界のジャイアント、Adobe社がハッキングの対象となってしまいました。

Adobeがハックされる―290万人のユーザー情報とAcrobatのソースコードが漏洩 〜Tech Crunch

Adobeにサイバー攻撃 290万人のユーザー情報に不正アクセスの可能性 〜IT Mediaニュース

Adobe社の公式リリース
「お客様情報セキュリティに関する重要なお知らせ」

詳細は記事に詳しいのでご参照を。
Adobeと言えば、クリエイティブ、IT界隈の人間で知らない人はいない巨大企業であり、業界の人間でなくても「Adobe Reader」である電子文書Readerは必ず使用しているのではないかと思いますので、そのユーザー数は全世界に膨大に存在するに違いありません。最近はソフトウエアだけでなく、クラウド対応スタイラスと“デジタル定規”「Mighty & Napoleon」をリリースしたりして、ハードウエアにも進出しています。また、クラウドサービスも展開し、この春には、ソフトウエアの全面サブスクリプションライセンス化を発表したばかりという非常にInnovativeな企業でもあります。ただ、割りとこの辺のセキュリティ関連事故では目立つ存在であることも事実ですが。(公式サイトには自虐的に「アドビには、セキュリティの問題が少なからずあるように思われますが、これはなぜですか?」という質問も掲載されています)

彼らのサービスがハッキングされ、顧客情報だけではなく、もしかしたらソースコードの一部も流出したかもしれないという事実が本当だとすれば、一部のソフトウエアの脆弱性が丸裸にされてしまう可能性もあるということで、とても深刻な事態であります。怖い怖い。


さて、昨今サイバーテロによるアタックやハッキングは日常茶飯事になってきました。サービスを提供している企業はもちろんセキュリティ対策をバッチリ施していると(自負も含めて)は思いますが、上には上がいるので、ウイルスしかり、この世からサイバーテロがなくなることはないという意味では、Adobeが掲載しているような「サイバー攻撃は、現代のビジネスにおける悲しい現実の1つ」といえるかもしれません。

広義の意味でのクラウドサービスはとても便利なものであり、Google Calendar、GMailを代表とするパーソナルユースから、ストレージサービスやPAASなどのエンタープライズユースに至るまで、クラウドサービスを利用しないでネットの恩恵を受けるということはもはや出来ない時代になってきました。しかし、特にエンタープライズユースのBtoB製品、業務系アプリケーションなどの世界では、「こんなリスクと隣合わせならば、別にクラウドじゃなくても、イントラネットで利用すればいいじゃん」という声も更に強まってきそうです。

これからのクラウドサービスは、

・セキュリティ事故の大半は、内部流出によるもの
・自社で情シスを抱えてデータセンターを設置し、システムを立ち上げるまでの膨大な労力とコストを考えれば、クラウドを利用する方が簡便である
・いつでもどこでも使えてコストが安い

というベネフィット面だけではなく、いかに堅牢なシステムとセキュリティ対策がなされているかという点をもっと強調しなければならないでしょう。仮にterms of use でどれだけ免責していたとしても、一度事故が起きてしまうとイメージダウンによる甚大な信頼損失からの回復も難しくなります。当社もクラウドサービスを提供している企業である以上、これは対岸の火事とも思えません。

レッドブルがあれだけ高価なのは、商品価格のほとんどが広告費用だからという噂もありますが(エナジードリンクだけでF1からエクストリームイベントから山のようにスポンサーをやっているとそれもまた真実と思えます)、クラウドサービスプロバイダーも、売上の相当なパーセンテージをこのセキュリティに掛ける必要があるかもしれませんね。色々と考えさせられるニュースです。


さて、金曜日ですね。
僕は残念ながら「花金」という訳には行かず、まだまだ黙々と仕事をしなければなりませんが、みなさまどうぞ良い週末をお過ごしください。

グッドデザイン受賞という、一つの評価の形


Marketing Strategist として携わっているQuadcept社の製品がグッドデザイン賞2013を受賞しました。

恐らく電子CADソフトウエアの分野では初の受賞で、しかも評価ポイントが「電子系CADの伝統的な世界にクラウド型のツールをフリーミアムモデルで提供するという、業界に一石を投じる斬新なアプローチ。コストパフォーマンスが高く、DIWOやMakers時代の学校や個人にとって、極めて魅力的なツールである。」と、こちらの意図を見透かしたような、あるいは談合でもしてたんじゃないのかという評価をいただけたことは嬉しいことです。「機能的にも十分で、インターフェイスもシンプルにまとまっており、今後の基板設計ツールのデファクトスタンダードになり得る可能性を秘めている。」とのありがたい言葉もいただけていますので、本当にそのようになるように、開発メンバーは今一度気持ちを引き締めていることでしょう(ちょっと外から見てみた)。

どのようなツールが受賞したのかということは下記のページに詳しいので、是非興味のある方はご覧ください。
Quadcept グッドデザイン賞受賞ページ

構想から数年が過ぎ、当初策定したコンセプトも、製品・サービス共に固まりつつあります。とにかく、レガシーな業界に一石を投じ、国産発のソフトウエアで世界の業界にイノベーションを起こしたいという一心で携わって来たプロジェクトですが、今回の受賞で更に広がりに弾みが付くことを期待しています。今週には英語対応バージョンもリリースを予定。アメリカ、シンガポール、台湾、インドネシア、タイ、フランス、中国のみんな、もうちょっと待っててね。


さて、一年は早いものでもう10月ですね。
ここから年末までが電光石火のように過ぎていくのは旧知の事実。仕事もプライベートもかなりスケジュールが混み合って来ていますので、ちょっと本気で気合を入れて行かないと、と気持ちを新たにしています。

ちょっと早いけれど、今年も無事に締めくくることができるように残り3ヶ月、しっかりがんばります。

少しづつ情報発信して行きます


今まで、NDAの関係で仕事関連の情報発信はかなり控えて来ましたが、少しづつ、出来る限りではありますが情報を発信して行こうと思います。もちろん、今まで通り機密性が高いものをここで書く事はできませんが、一方で色々とお知らせしてオープンにしたいこともたくさんある。専門性が高い分野に身を置いていますが、少しでも興味を持ってもらえればと思っています。

と言うのも、数社を横断的に掛け持ちさせてもらっている身分としては、戦略上、色々と考慮しなければならない大人の事情もあったのですが、その内の一社については、新しいカタチで「ものづくりイノベーション」を起こしたいと考えているため、できるだけ透明性を持たせた仕方で情報をオープンにして行こうと思っています。昨今のMakes Movementや3Dプリンタのコモディティ化により、企業にしかできなかった「ものづくり」が個人レベルでも実現できるようになって来ました。これはある意味、時代の大きな変わり目だと実感しています。もちろん、我々が開発している製品はBtoBの業務用アプリではありますが、そういった草の根的な、裾野の広がりがあるフィールドにも目を向けて業界全体のベースアップに少しでも貢献できればこれ以上嬉しいことはありません。

主にマーケ、海外事業をこれまでも担当して来ましたし、今も「IT(クリエイティブ、システム開発)+マーケ+海外対応」がセルフドメインではありますが、これも一重に「小規模な所帯」だからこそのものです。過去に大きな企業で働いたこともありましたが、僕はこの規模の会社が合っているようです。(とにかく、めちゃくちゃ忙しい日々ではありますが)。

という訳で、少しづつではありますが色々と仕事の事も書いて行きます。

ちょっとマニアックになってしまうかもしれませんが、出来るだけワクワクするような発信の仕方をして行きたいと思いますので、これからもお付き合いの程、よろしくお願いします。

消費者との”フェアな関係”とは


マーケティング、ブランディング担当者、必読記事です。

「企業はもはや無視できない、3つの新しい消費者行動パターン」 (wired.jpより)

“現代の消費者たちは、以前より豊富な情報をもち、懐疑的でもある。人々の購入行動は、信頼する企業に対する投票行動のような面が増えてきている。” (記事引用)

消費者と企業は以前のような”トップダウン的”(これはつまり、企業からの一方的な商品の情報提供が、その商品の全てであり真実であるという風に信じる従来型の消費者を示唆すると理解)な関係ではなく、ギブアンドテイク(何を提供すれば何を得られるか)を透明に理解したいと考えているという点にまさに表されている。それが、この記事で言うところの「フェアな関係」。ソーシャルメディアがインフラとして機能していることも背景にあると思います。

今、業績を伸ばしている企業の特徴は、「提供している交換を、包み隠さずに正直に認めている」という点も、重要なポイントですね。安い理由は何か、シンプルなのは何故か、メリットはどこで、デメリットはどこにあるのか。

先日のカネボウの白斑問題のように、「大手が提供しているから、ブランドのある会社だから」という変な安心感は、もはや影も形もなくなり、いかに透明で、正直であるかが、結果的に消費者ニーズに応えていると理解できると思います。

“見せかけだけの美点」を付け加えたり、顧客との情緒的なつながりを無理につくろうとする必要はない。”(記事引用) ただ、正直で誠実であること。

指摘されている消費者行動パターンは以下の3つです。

新しい「フェア」へ向う人々
消費だけではなく、創造もする人々
時間を「取られない」ようにする人々

一言で表されていますが、シチュエーションに合わせて咀嚼すると興味深い側面が見えてきます。そして自分自身が「消費者」の立場で考えた時に、その商品やサービスをどのように見ているか、鏡のように照らし合わせて考えても面白いですよね。もうね、CMや美辞麗句を並べた広告や、営業マンの「これすごいでしょう」を信じていないのですよ。買わされることを極端に嫌い、選ぶのは「あくまで自分の審美眼に見合ったもの」というスタンスになっている方も多いのではないでしょうか。これがまさに、「フェア=対等な関係」。


昨日紹介した東洋経済の記事にも「ニュースを受け取るだけでなく、ソーシャルメディアを使って、頻繁にシェアし、自分の感想や知識を、ニュースに「加える」ようになった。」とありましたが、これらの行動も(まさに僕がそのティピカルモデルですが)、一方通行の情報をそのまま素直に信じなくなったという点も大きなファクターとして挙げることができますよね。そのニュースをソースにして、自分の観点というフィルターを通して理解する。

これから益々、企業の舵取りが変わってきそうです。
さて、色々と考えねば。

繋がる時は繋がるものだ


前回の記事でインドのバンガロールにあるソフトウエア開発会社の話を少し書きましたが、昨日、シンガポールのソフトウエア企業のインド人社長が来日してランチミーティングをしていたところ、彼も今年中にはバンガロールに現地法人を設立する(ソフトウエアではなく、太陽光発電などエネルギー関連会社とのこと)という話が出ました。IT産業が活発な地ですし、インドは慢性的に電力不足ですからそのような流れもまあ当然と言えば当然ですよね。

MTG場所となった新大阪ワシントンホテルの中華料理屋からの眺望もなかなかのものでした。

ああ、なんだか短い期間に「バンガロール」という名前を良く聞くなあ、と思っていると、なんと現在フランスにいる親友からメールがあり、今年中に日系企業のバンガロール支社長(彼女の親しい友人とのこと)に会いに行くし、IT視察もアレンジしてもらったので、何かあれば言ってねとのことで、なんだこの「局地的バンガ・ブーム」はと思ってしまった次第です。まあブームの件は冗談として、たまたま急にいろんなところが繋がり、情報が集まってくるというのは不思議なことですね。


今日は土曜日出勤でした。
昨夜は会社の新歓で酒祭りだったのですが、飲み会の前、中、後と、ヘパリーゼを4本も飲むという徹底ぶりで酒量の割には体は元気でした。もとい、社内には二日酔いに苦しむ社員が姿があちこちで見掛けられましたが。

明日から二連休ですね。
仕事の方も休みの方も、良い週末をお過ごしください。