【多国籍三人組珍道中】すすきのの名バーで味わうプライベート・シングルモルト

国際学会も金曜日まで。

普段なら食事をして軽く飲んで20時過ぎにはホテルに戻って仕事の続きをする三人ですが、札幌最後の夜は、せっかくだからウイスキーを味わおうと、すすきのに繰り出しました。さすがニッカのお膝元。ウイスキー専門店も数多いのが特徴です。

韓国支社のハリスが調べて来たのは、シングルモルトが評判の、MALT BAR KIRKWALL さん。

英語堪能な店主いわく、札幌という土地柄もあってか、外国人のお客さんがプライベートモルトを求めてやってくるそうです。今週は半分くらいが外国人だと。もしかすると、我々と同じEMC関連の人々がやってきているのでしょうか。

さて、ピートの香りを楽しもうと、店主にお任せして一人三杯、ライトからヘビーなものの順番で出してもらうことにしました。

ソサイエティに所属してカスク樽をシェアしているので、プライベート・ラベルのシングルモルトを楽しむことができます。

最後は、ど定番のラフロイグ10年でシメ。
ピートの香りに酔いしれました。

彼らも大満足。
多国籍三人組の旅も金曜日で最後です。

それにしても、札幌、いいところですね。
夕暮れの大通公園の美しいこと。

ニッカおじさんの看板、生で初めてみました。

【国籍バラバラ3人珍道中】海外の人から見た日本の良さとは

ホテル近くの居酒屋にて

ジョージア出身アメリカ人と、韓国人と、日本人の僕の三人は、月曜日から金曜日までの五日間、朝から夜まで三食含めてずっと一緒です。

共通していることは、英語で話すことと、シリコンバレー発の測定機器とシミュレーションソフトを同じブースで扱っていること。それ以外は、バックグランドも国籍も生い立ちも全部、何もかも違います。

彼らとずっと一緒にいると、僕が日本人として日本で当たり前のように感じていることが、外国人にとってはすごく新鮮に映ることがあるんだなと気付かされます。

彼らが真剣に驚いていたことをいくつかピックアップすると、

・朝のラッシュアワー時、地下街を人がたくさん歩いているのに、驚くほど静かだということ

・街にゴミが落ちておらずとてもきれいだということ(札幌だから特にかな)

・タクシーを呼んだら、予定時間の10分前にタクシーが到着して待っていたこと

・みんな大人しいのに、とても親切なこと

・食事が驚くほど美味しいこと(札幌だから特にかな)

・街が木の香りで包まれていること(札幌だから特にかな)

・夜のラッシュアワーは朝に比べてちょっと賑やかになること(仕事が終わってみんなハッピーなのか?と真剣に問う二人)

・酒を飲むと賑やかになること(これは万国共通だろう)

・電車待ちの列、交通、街の雰囲気が驚くほどオーガナイズされていること

今日一日だけで、こんなにたくさんの驚きを彼らは教えてくれました。まあ、これが、良くも悪くも「JAPAN」 なんですよ。もっと他に気づくことがあるかもしれませんね。

日本は確かにユニークな国ですが、改めて、このように海外目線でいろんな気付きや驚きを教えてもらえると新鮮だし、なんだか嬉しくなってしまいます。

彼らの同僚で、先日まで日本にいてシリコンバレーに帰国した別のアメリカ人も「東京のような大都会でさえ、驚くほどオーガナイズされている。お前が行くのは札幌だけど、同じことを感じると思うぜ。日本、やばい。すごい。」と言っていたそうです。

みんな、日本が大好きなようです。

今日はみんなで、北海道の地酒を飲み比べました。
さあ、明日もがんばりましょう。

自転車の補助輪を両手に持った女の子と、友から得られたたくさんの学び

自宅マンションのエントランスで、補助輪を2つ手に持った3歳か4歳くらいの女の子とお父さんに出会いました。

エレベーター待ちの間、その子は僕の顔をずっと見上げています。僕はなぜか子どもに好かれる体質のようで、何の興味を引くのか、子どもに見つめられたり、ついてきたり、遊んでくれたりするのです。これは、とても嬉しい反面、何か特殊なものを出しているのかなと思ったりします。

さて、その女の子。

ずっと僕のことを見つめてくれるので、「自転車の練習してるんだね、補助輪取れたの?」と聞くと、黙ったまま。すかさず、お父さんが、「そうですね〜 でもまだ不安なところがあるから、つけたり、外したりしてるんです。」と答えてくれました。

別れ際に練習がんばってね、絶対乗れるようになるからね。うちの娘たちも時間掛かったけど、乗れるようになったから、大丈夫だよ、と声を掛けて見送りました。

写真はイメージです

子どもを見ていると、学ばされることがたくさんあります。直感的に興味のあるものに飛びつくこと、出来ないなりに一生懸命取り組むこと、正直でまっすぐなところ。

それらを温かく見守り、応援するのが親の役目。
口出ししたくなっても、ぐっとがまん。
だって、元々は自分も子どもだったのですから。

さて昨夜は、最近、丹波に移住してきた親友と一献。
近くに来ているのでご飯でもどうですかと誘ってくれたのです。

彼女とは社団法人の運営を共に行い、喜怒哀楽を共にした仲間。

東京住みの彼女が兵庫県の丹波に移住し、古民家の運営を行っていることで、以前よりも会う機会が増え、とても嬉しいのです。実際、ゴールデンウィークにも手伝いに行きました(その時の記事はこちら

彼女はすべてに対して、愛情の目を通して物事を見ていて、その視点にいつも学ばされています。

僕のことに対しても、ちゃんと鏡になってくれて、僕本来の性格である、ややこしくて、ストイックで、おせっかいで、屈折した愛情表現しかできなくて、自己肯定力に欠けているところも、ちゃんと正してアドバイスをくれました。

いつもありがとう!

【丹波満喫】古民家でヨガ体験、はなやぎで井戸掘、奥丹波の森で丹波大納言小豆、森の家、ドイツパン。

横田親さんが営む丹波市香良の「サードプレイスはなやぎ」でBBQ(飲みすぎて先に就寝)を堪能させていただき、宿泊。丹波二日目の朝は、酒抜きを兼ねて7時の散歩でスタートです。

それにしても、なんて気持ちの良い朝なんだろう!
それに、時間がゆっくりゆっくり過ぎて行きます。

午前中は、トモ・ヨーガの渡辺 顕さんに指導していただき、ヨガ体験。「はなやぎ」は築190年の古民家。その和室は程よく薄暗く、静かで、ヨガをするにはうってつけの空間だそうです。

身体で「今」起こっている出来事を受け入れる、痛みを受け入れる。そうか、「今この瞬間」自分の身体で感じる膝の痛みも腰の痛みも、我慢して乗り越えるのではなく、受け入れてあげればいいんだ。

故障中の身としては、ヒントになる話がたくさん。腹式呼吸をしながらのヨガは2時間あっという間でした。

そうこうしている内に、はなやぎの広大な庭では井戸掘の準備がスタートしていましたよ。次に行った時には出来ているかな。

どうなるのか楽しみです。

午後からは、荻野さんの奥丹波の森(丹波いちじまファーム)へ。
施設のほとんどが荻野さん手作りだそうです。施設を説明してくださる荻野さんの語り口も優しい!

ツリーハウス!
静寂と森が放つ目に見えないパワー。
ここにいるだけで癒やされます。

作業小屋の前にはふじの花。今がシーズンですね。

ここでは、丹波大納言小豆のぜんざいをいただきました。粒の大きなこと!近くの農家さんが無農薬で大切に育てられたものなんだそうです。玄米とよもぎのお餅が入っていました。美味しかった!

そして、ドイツパンが美味しい、ケーキ・パン・カフェ 丹波 穂のWonneさんへ。(写真撮り忘れた!)

ここのパンも絶品です。お近くの方、是非行ってください。

二日間の丹波ステイ、本当に最高でした。

普段から信州の蓼科高原(八ヶ岳ベース)や山梨の方には良く行って自然の中に身を置いていますが、地域の方とここまで密接に触れ合う機会って、そんなに多くはないんですよね。

篠山マラソンにも毎年出ているし、篠山にもお友達はいるし(ゆうこさんのグンゲ ピッツァにも行かなくちゃ!)、氷上も昔は良く行っていましたが、神戸から車で一時間ちょっとの近い丹波の大自然、もっとちゃんと知ろうと思いました。

お世話になった、親(いたる)さん、遥ちゃん。そして、現地で一緒に楽しい時間を過ごさせていただいた皆さん。楽しい時間を本当にありがとうございました。

また行きますよ!

本栖湖の芝桜から、伊豆の大仁ホテルへ

八ヶ岳ベースから車で約2時間。
本栖湖の芝桜を見に行きました。雨にぬれた芝桜もきれいです。

ここからさらに2時間。
伊豆の大仁ホテルが、今日の宿泊場所です。

大仁ホテルといえば、大人気のビュッフェ。タラの芽の天ぷらが最高に美味しかったです。地酒やハイボールまで飲み放題。

ついつい飲みすぎました。

城山の横に、本当なら富士山が見えるのですよ。本当なら。

明日は、伊豆から東京へ向かいます。
西からどんどん東へ向かっています。

グレンゴインのソーダ割りを飲みながら、山菜の天ぷらを揚げる高原の夜

蓼科高原は桜満開。

今日はそんな桜を見ながら、朝ラン21.5km、累積800mの高原ラン。

蓼科の八ヶ岳ベースでは、グレンゴインのソーダ割りを飲みながら、薪ストーブをたき、山菜の天ぷらを上げていただきました。

天ぷらには、やっぱり信州のよなよなエールと、諏訪浪漫のクラフトビールでしょう。

八ヶ岳ベースは新緑もまだまだです。

明日は、一旦、伊豆高原に向かいます。

肉の酒類と酒の関係

昨夜は焼鳥、今夜は牛。しっかりタンパク質を補給しています。

焼鳥も牛も、どちらも大好きな肉ですが、合わせる酒はそれぞれ違うのが面白いところ。

焼鳥に合うのは絶対にハイボール。牛の時は赤ワイン。牛にハイボールはなぜか合いません。ハンバーグや焼肉ならハイボールでいいのですが、熟成肉やローストビーフなどは赤ワインです。

同じ肉なのに、不思議ですね。

GWはまだまだ先のことだと思っていましたが、もう目の前に迫っています。考えてみると、元号も変わるし、10連休もあるし、年末年始の休暇のようなものなんですよね。大掃除して年越しの準備をしないと、と思ってしまいます。

仕事の追い込みがすごいことになっていますが、泣いても笑っても、明日の金曜日が最後。しっかりがんばりましょう。

【韓国出張】こちらも桜が満開です

朝の飛行機で仁川へ。

当社の製品を取り扱ってくれている代理店さんと二日間のミーティングです。空港からバスで移動中、窓から見える景色の中に満開のさくらが飛び込んでくると、嬉しくなります。


午後からのミーティングを終え、今度は協業先の本社へ。
自社ビルの地下一階が社員食堂になっていて、ここで焼き肉のおもてなしを受けました。それにしても、おしゃれなビル!

一階にはカフェも入っています
食堂の横には卓球台も

たくさんのおもてなしと、楽しい時間に大感謝!
どの国に行っても仲間がいるというのは、本当に嬉しいことです。


日本酒の会 〜 北新地 山吹

今宵はお互いに「なにかあれば飲みに行く」という馴染みと一緒に、北新地日本酒の会。今日の舞台は、新地通なら誰もが知っているであろう、隠れ家的日本酒バー、山吹 さんです。久しぶりの訪問。

日本酒もさることながら、ここはしっかり割烹の要素も兼ね備えているお店。食事が美味しいのがいいですね。またレベルアップされたかなと思う、料理の数々。

まずはビール、そして最初の一杯は、石川県の五凛。

すっきり辛口のお酒。純米の香りとともに、料理も進みます。こちらは湯葉の大根サラダ。まるで生春巻き。

二杯目は、福岡は糸島の、田中六五。

35%削り、65%を残したお酒。こちらもすっきり辛口。好きな味です。お料理も、肉巻き卵や、自家製チャーシューなど

お互いに自己分析。そして、他己分析。同じ人種は一緒に時を過ごしていても心地良いですね。肩を組みながら、何も言わなくても分かる関係です。

シメのお酒は、ガツンと大阪の秋鹿。これはもう、ど定番。

週の始めですから、今日はこれで終了。
心地よい時間に、美味しいお食事、美味しい酒。

良い夜を過ごしました。

【神戸の名店 五軒めぐり】ジントニックで始まり、熊肉とJAZZが続き、アイラのシングルモルトで締める至福の夜

ダンディーのお手本のような方で、自分も父のように慕っている御仁と神戸でサシ飲み。

指定された待ち合わせ場所は元町駅の西口です。

「今日はよろしくお願いします。いやあ、Kさんのお供させていただけるなんて、光栄以外の何者でもありません」

「いやいや、こっちも付き合ってくれて嬉しいんよ。今日は馴染みのところを回るからよろしくね」

そう会話しながら、最近怪我から復帰されたゴルフの話などをしつつ、花隈方面へ。坂の途中にある一軒目は、老舗バー、サヴォイから独立された「サヴォイ・オマージュ」。まず一杯目は、ビフィータのジントニックでスタートです。爽やかな風味が乾いた喉を癒やしてくれます。

そしてKさんの二杯目は「雪国」。「雪国」の生みの親、井山さんをモデルにした映画が封切られたということで、こちらを頼まれたそうです。マスターの森崎さんと映画の話で盛り上がっておられました。

そして、二軒目は「レストラン ロダン」。
月輪熊の出汁しゃぶをコースで。

まずは春らしく、鰆。

次に、A5ランクの牛で作ったタルタルステーキのフォアグラ添え。タルタルステーキは、僕の幼少時代の原風景。祖父によく連れて行ってもらっていた竹園レストランででの大好物でした。

そして、いよいよ熊肉の登場です。昆布出汁にくぐらせていただきます。なんと美味しいことか。脂身に全く癖がなく、口の中で肉が溶ける。驚きました。

それに、料理がすべて美味しい。ん〜やはり美味しいものを食べないとあきませんね。最近、簡単なもので済ますクセが付いてしまっていたことを反省しました。

ロダンでの楽しく美味しい時間の後は、こちらも神戸の老舗バー「ヤナガセ」へ。

サヴォイ・オマージュに、ヤナガセ。もうね、神戸のバーのお手本のようなところを連れて行ってくださるKさん、さすが、大手酒類飲料メーカーのお偉いさん。どこに行っても、バーテンダーやお店のマスターが、Kさん、Kさんと慕っておられるのです。お仕事だけでなく、その素晴らしいお人柄で人望を集めておられる様子です。

ヤナガセ

こちらではKさんはやはり雪国、僕は、デュワーズをハイボールで。

そして、四軒目は、北野坂を少し下がったJAZZレストラン「ソネ」。
久しぶりのソネです。JAZZの生演奏を聞きながら、メーカーズ・マークを。

至福の時間を過ごしました。

神戸といえば、ソネ。ソネがなくなれば、神戸ではない。最近少し神戸から離れていましたが、やはりこの街はJAZZとBARの原点です。

そして、Kさんとの最後のお店は、ご友人が経営される隠れ家で、シングルモルトを。ピートの残り香で夜は更けていくのでした。

素晴らしい時間をご提供いただいたKさん、そして、神戸という街。
すべてに感謝です。