ジョージア出身アメリカ人と、韓国人と、日本人の僕の三人は、月曜日から金曜日までの五日間、朝から夜まで三食含めてずっと一緒です。
共通していることは、英語で話すことと、シリコンバレー発の測定機器とシミュレーションソフトを同じブースで扱っていること。それ以外は、バックグランドも国籍も生い立ちも全部、何もかも違います。
彼らとずっと一緒にいると、僕が日本人として日本で当たり前のように感じていることが、外国人にとってはすごく新鮮に映ることがあるんだなと気付かされます。
彼らが真剣に驚いていたことをいくつかピックアップすると、
・朝のラッシュアワー時、地下街を人がたくさん歩いているのに、驚くほど静かだということ
・街にゴミが落ちておらずとてもきれいだということ(札幌だから特にかな)
・タクシーを呼んだら、予定時間の10分前にタクシーが到着して待っていたこと
・みんな大人しいのに、とても親切なこと
・食事が驚くほど美味しいこと(札幌だから特にかな)
・街が木の香りで包まれていること(札幌だから特にかな)
・夜のラッシュアワーは朝に比べてちょっと賑やかになること(仕事が終わってみんなハッピーなのか?と真剣に問う二人)
・酒を飲むと賑やかになること(これは万国共通だろう)
・電車待ちの列、交通、街の雰囲気が驚くほどオーガナイズされていること
今日一日だけで、こんなにたくさんの驚きを彼らは教えてくれました。まあ、これが、良くも悪くも「JAPAN」 なんですよ。もっと他に気づくことがあるかもしれませんね。
日本は確かにユニークな国ですが、改めて、このように海外目線でいろんな気付きや驚きを教えてもらえると新鮮だし、なんだか嬉しくなってしまいます。
彼らの同僚で、先日まで日本にいてシリコンバレーに帰国した別のアメリカ人も「東京のような大都会でさえ、驚くほどオーガナイズされている。お前が行くのは札幌だけど、同じことを感じると思うぜ。日本、やばい。すごい。」と言っていたそうです。
みんな、日本が大好きなようです。
今日はみんなで、北海道の地酒を飲み比べました。
さあ、明日もがんばりましょう。