新幹線の車窓から


朝一番、英人エンジニアとの面接を終えてから東京へ。
今日は大阪も東京も雨でしたね。
今、帰阪中の新幹線で更新しています。

忙しい日々ですが、今朝とても良い記事に出会ったのでご紹介。
日本電産の永守社長に関する記事。実は前からこのシリーズはずっと読んでいたのですが、改めて見返して見ると背筋がピンと伸びます。なんだか怒られている感じ。この人と全く同じ動きをしろと言われても、恐らく普通の人は真似ができないでしょう。年間の休みは正月の午前中だけ。365日働いている人。到底真似できません。「人生をこの一つに賭ける」という信じられない程の強い信念と恐ろしい程の持続力がないと出来ないことかもしれません。人それぞれ考え方はあるでしょうけれど、この記事にはビジネスをする上でのたくさんのヒントが隠されていると思います。
※出典はプレジデントオンラインです。

日本電産・永守重信社長に密着365日【1】

日本電産・永守重信社長に密着365日【2】

日本電産・永守重信社長に密着365日【3】

「ネアカ、イキイキ、ヘコタレズ」。
いい言葉です。

言い訳のない生き方には自己責任が伴う


いつも公私共にインスパイアしてくれる旧友(仮にNとしましょう)と話をしていると、ああ、覚悟を決めているな、と思うのです。生き方が潔よい。

言い訳をしない生き方というのは、「自分の人生は自分で決める」ということです。決めた人生、ケツを拭くのも自分。そんなの当たり前じゃないか、と思うかもしれないけれど実はこれには大きな責任が伴います。お気楽サラリーマンの方がよっぽど楽です。人ってどこか言い訳をする生き物ですよね。仕事、会社、家庭、生い立ち、教育、嫁怖い、旦那怖い、子ども出来悪い・・・(笑)最後の方は冗談ですが、言い訳しようと思えば何だって材料になるものです。そしてそれを理由付けにして、あいつはいいな、こいつはいいな、うちはこういう事情だからダメだ、と文句ばかりを言ってしまうことがあります。何かのせいにすることができるので、行動を起こせない自分を守ってしまうんですね。

責任と自己決定は全く違います。生きていれば責任を負います。責任を放棄して好きなことをする、というのは本末転倒です。でも、責任を言い訳にしない、これが素敵な生き方だと思うんですよね。責任はしっかり果たしつつ、自分の人生の指針は自分で定め、それに向けて努力調整する。人一倍の努力です。時に誰かの手を借りることもあるでしょう。でも、その調整すら含めて、全て自分で完結するのです。こういう人間が身近にいると、本当に感化されます。とにかく前向き、とにかくチャレンジング。

僕も新しいことを始めようと、相談をしたことがあります。その時、身内を含めてもNだけが唯一、最初から大賛成してくれました。すごい!絶対にやり!全面的に応援するから!開口一番でした。こういう友を持てて、本当に幸せです。背中を押してもらえればやる気になるし、調整もする。「本当に大丈夫?できるん?」なんて言わないところが、僕のことを良く分かっています。

これは僕も注意していることなんだけど、相手が深く深く考えて出した結論に対して、意見を求められた時にはネガな要素を指摘することはありだけど、自分が知りもしない分野に対してはなっから心配することや出来ない要素を引っ張りだすことって、相手に対して失礼だったりします。話した方は「そんなの百も承知」と思います。しっかり、背中を押してくれるのが本当の友だと思いますよね。また何か新しいことを始める時に、どこかに逃げ道を作りながら模索してバランスとって・・・なんて、上手く行きっこありませんわね。僕も仲間達に対して、いつもそのように「背中を教えて応援してあげれる」存在になりたいものです。そして、自分もただひたすら「言い訳をしない生き方、選択」をし続けていきたいと思います。まあ、最近一ついい意味で吹っ切れました。自分の気持ちを大切にすることを学びました。


以前から行動経済学に興味があり、ポチッたものが今日届きました。

行動経済学 経済は「感情」で動いている 友野典男

ささっと読めそうです。
これからに季節、夜のお供に行動経済。

さあ、明日は関西ゴルフ部コンペです。
天気も良さそうですが、起床は4時。もうあまり時間がありません。
おやすみなさい。

納得するということ


ここ数日で話題になっているエントリー。
あるブログから参照させていただきました。
「ナースが聞いた「死ぬ前に聞かれる後悔」トップ5」

もちろん死ぬ前に、「ああ、良い人生だった。後悔はない。」
と言えれば良いわけです。人生にタラレバはないのだから。
でも、そんなことなど、臨終の際に立ってみなければ分からない。
この記事は「今生きている人間」が読むからこそ、
心に響くのだと思います。
どんなことをしていても生きていれば悩む。
本当にこれを続けていて良いのだろうか、
妥協した生き方をしているのではないだろうか、
自分のためではなく、周りに気を遣って生きているのではないだろうか。
「何か眼に見えない窮屈な枠」に囚われているのではないだろうか。
目標や自己実現になかなか辿り着けないように感じ、
遠回りをしているように感じることも多い。
自分や自分の気持ちに正直に生きることは確かに大切。
しかし、人間は将来に先回りをして未来の自分から
今の自分を俯瞰して何か的確なアドバイスを送ることもできない。
結局は、今の自分の選択をどれだけ信じることができるかということに
尽きるのだろうと思うんですよね。
それこそジョブズが言うように「点と点を結んで線とする」ことで、
その点を選択するのは自分である、ということ。
Twitterでフォローさせて頂いている英国在住のMさんは、
「人生を楽に生きる方法」というテーマで面白い持論を展開しておられます。
極端かもしれないけど、ああ、なるほど、納得。
という感じで、微笑ましく読むことができます。

いずにれしても、毎日を納得して過ごし、置かれている状況を
人のせいにせず、自分の選択を信じて毎日を精一杯後悔のないよう、
妥協のできるだけないように生きること。
常に意識しておきたいと思います。

かっこいいと思った


放送休止前のNHKプロフェッショナル。
仕事をしながら、自宅で視聴です。
なぜなら、今日のスペシャルは「キングカズ」。
43歳現役のプロサッカー選手。
サッカーファンでなくても、
そんなに入れ込んでいなくても、
「がんばろう」
そんな気持ちになります、彼の生きざまを見ていると。
そんなカズからは名言がたくさん。
12年前(ワールドカップ代表から外れた時)を振り返って、
「あの瞬間まで僕のサッカー人生は余興だったのかもしれないですね」。
プロフェッショナルとは・・・
「どんな時にも全力を出せる人」
「J2以下のカテゴリでも、情熱持ってやってるチームで、
自分を必要としているチームがあれば、どこでも行く。」
やっぱり「キング カズ」でした。
自分にはサッカーしかないから。
サッカーしかやってきてないし、
これだけずっと続けているものも、
一生懸命やっているのもサッカーしかないから。
なかなか簡単にやめれないですよね。
そうスタジオで語るキングカズの目には、
うっすら涙が・・・
素晴らしい。
思わず仕事をする手を止めて、
見とれてしまいました。
2ウィンドウ目のTwitterでチェックしてみても、
やはりリアルタイムでのTLがたくさん。
みんな感動しているみたいでした。
昨日も今日も、NHKとTwitter。
最近のパターンですかね。笑

企業ドラマ


TVドラマで唯一毎回見ていた「不毛地帯」。
今日は体を休めるために早目に帰宅したので、
オンタイムで視聴することができました。
枠の問題で物足りなさはあったものの、
やはり企業ドラマは見ごたえがあります。
最後の「組織で会社を動かす」という言葉、
本当に身に染みましたね・・・。
単独プレーヤーなら良いとして、
仮に企業人であれば、当然「組織」の一員なわけで、
組織的にどう動くか、ということが、
企業存続かつサスティナブルなビジネスになり得る。
ワンマンプレーヤーばかりでは、
「組織的」な動きはできないし、
個々の依存が高いため、常にリスクを負わなければ
ならなくなってしまいます。
ナレッジの蓄積、ケーススタディができないから、
常勝軍団にはなれません。
スピード、決断、ビジョン、選別、配置・・・
それぞれの立場での役割はあるものの、
個々にエッジを立てるのではなく、
組織全体にカルチャーがスッーっと染みわたって、
ジンワリと出てくるような、そういった「血液」を
作ることが出来るかどうか、そしてその上に、
個々のキャラや能力と言った、「肉」をつけて行けるかどうかが、
僕の個人的なテーマです。
元々、組織は人なり、という言葉にある通り、
個々にエッジを立てることは簡単だし、
デキル人間は勝手に自分を売れる訳ですね。
で、そういう人間には仕事が集まる。
じゃあそういう人間集団を形成し、まとめるには?
ここが一番大事で、難しくもあります。
シンプルに、2対8の法則を、
10対0の法則に変えた企業が勝ちなんです。
最近なんだろう、「自分を売る」ことは好きだし、
一方ではもうそろそろいいかな。。。と思ってるけど、
社員全体というか、会社を売りたい、
という気持ちの方が強くもあり。
以前は自分が自分がと思っていたけど、
最近、それも薄くなってきて、
何もアウトプットできて来れてはいないけれど、
なんとなく、僕が言ったことで「良い」と思って、
使ってくれている人間がいると、
そっちの方が嬉しくなったりします。
とにかく、まだまだビジネスマンとしては
ヒヨッコ以下ですが、
まあ、色んなこと考えながらもがいとるな、という気持ちで、
温かく見守って下されば嬉しいです。
今週もラスト一日。
明日は午前中から予定が一杯。
夜も長くなりそうです。
この一晩で、体調を万全な状態にもっていきます。

ボトルネック

相変わらず自分の中だけで、

セルフI/Oを繰り返しているような、

代わり映えのしないエントリーばかりです。

そろそろ心象スケッチ的内容からも

脱却を図らないと・・・と思いながら、

数年後の自分が読み返した時のための

ダイアリー、または備忘録としての意味合いも強いため、

申し訳ありませんが、いつも読んでくださる皆様。

もうしばらくお付き合いくださいませ。

業界ネタやマネジメント的内容など、

もう少し増やしていきたいとは感じております。

本当に、いつもありがとうございます。

なぜこのような前置きをしたかというと、

最近脳が停滞気味でして。

これもある意味、小さなボトルネックだと思いながら

楽しんでいる自分と、ブレイクスルーするための手法を

模索している自分とのディバイドに身を置いているような、

つまり、非常に内面的に苦しんでおります。


 

  

ここを乗り越えれば、

また一つ成長するであろうという予測はできるのですが、

いかんせん、物理的要因がついてこん。

出来ていないことも、しなければならないことも、

足りていないこともよーく分かる。

やはり前進あるのみか。

一度、「自己の成長」というフィールドでの、

フォーキャストも置いてみましょう。

今年はあと丸二ヶ月。

ここ、来年の目標です。

いつも笑顔で息子達が帰ってきたかのように、

温かく迎えてくれる、おかあさん。

決してブレることのない親父の味。

「安心と信頼」

意外に身近なところに、

ビジネスにおける良い実例がありました。


 

 

クライアントが一番欲しいのは、

安心感と満足なのです。

社内プロジェクト 鬼十則

昨日は異例の19時前退社→休養をしたお陰で、

今朝はすっきりです。

天気も良くなって晴れるようですし、

今日も一日気持ち新たにがんばりましょう。

さて、先週金曜日に発足した社内プロジェクト、

通称【Dream-Gate】。

コードネームは某ベンチャー支援財団のような名前ですが、

夢への門出ということで、仮命名しました。

社長をキャプテン、tomo-kをオーガナイザーに、

各部署リーダー、我がICTソリューション事業部の精鋭達の、

合計10名全員男という集団でスタートです。

いつものように汗臭い男子校ノリですが、

皆それぞれ、営業、SE、PG、デザイナーなど、技術者を中心にした、

それぞれのフィールドでのプロばかり。

主力事業とは別に、来年までに新しいサービスをリリースし、

今年中に新サービスで売上を上げることを目標に、発足しました。

基本的にエンジニア系の人間が多いのですが、

皆アツい気持ちを持っています。

ちなみに、このプロジェクトのために「行動規範」とも言うべき、

ルールを策定しました。

書いていることは当たり前のことばかりですし、
自分が作っておいていうのも何ですが、
これを見ればプロジェクトチームの雰囲気を感じて頂けると思います。
【Dream-Gate鬼十則】
1、まず行動すること
2、言い訳をせず、理屈をこねず、弱音を吐かないこと
3、失敗を恐れず勇猛果敢に立ち向かうこと
4、後ろは振り返らず、目線は常に前に上に保つこと
5、柔軟に思考を働かせること
6、負けず嫌いであり、勝ち癖をつけること
7、仲間は家族、助け合うこと
8、全てに愛と情熱を注ぐこと
9、一度始めたものは必ずやり遂げること
10、そして、必ず成功させること
当たり前のことばかりですが、
こと社内ベンチャープロジェクトに関しては、
日常業務とパラレルで走ることになりますので、
しっかりルールを作り、マイルストーンを置いておかなければ、
途中で立ち消え・・・という最悪なことも発生しがちなのも事実です。
いかに「本気」になるか。
これに尽きますね。
というわけで、皆でがんばりましょう。

割り切れない気持ち

昨日の昼過ぎ、珍しく弟から電話が鳴りました。
僕ら共通の友人である、
幼馴染Tが亡くなったという残念な知らせでした。
あまりに急な知らせで実感がわかないものの、
通夜や葬儀に参加できる日程が確保できるか分からないし、
なにより荼毘にふされる前に、なんとか彼の顔が見たいと思い、
昨夜、新神戸から新幹線に飛び乗り、
大分県に向かいました。

23時半に現地に到着し、
彼と対面しました。
既に、地元の友人二人と弟が先に到着していました。
彼が仕事の都合で九州に移転して以来、
ここ4年位はほとんど会っていなかったのですが、
体重90キロ、野球のキャッチャーをしていたドカベンのような
彼の体は、骨と皮だけのようになってしまっていて、
そのあまりに変わり果てた姿に言葉を失いました。
一か月で彼の体を一気に蝕んだ、
ガンという病に対する憎しみにも似た感情、
そして激痛に耐え、病と闘い抜いた彼に対する、
「お疲れ様、よくがんばったね」
というなんとも言えない感情が交錯し、混沌とした中、
ご両親や友人達と、彼の思い出話を語り合いました。
一人息子を亡くしたおっちゃんとおばちゃんは、
僕も小さい頃から世話になった方々ですが、
とても気丈に振る舞っておられました。
ただ、やはり、
胸中は推測して余りあるものだと思います。
想像するだけでとても辛くなります。
もう少し、彼と彼のご両親と一緒にいたかったのですが、
仕事に穴をあけることができないので、
弟の車に乗せてもらい、夜通し走り、今朝帰宅しました。
人の命は、はかないし、有限のもの。
だから残された者は、与えられた命に感謝し、
一日一日を無駄にすることなく、
悔いなく、精一杯生き抜かねばならない、
それが生きている者の使命なのだと。
辛く、悲しい出来事でしたが、
本当に色々なことを考えさせられました。

鉄下駄で出勤

最近の自分のブログを見て、

あきらかに以前の記事との違いに気付く。

 

1、文章が短い

2、奥行きがない

3、毒が盛られていない

4、角が取れてきた

 

逆に考えれば、

以前の記事は文章が長く、奥行きがあり、

毒が盛られて、尖っていたということになるのか。

どんな危険なブログか。

 

 

それはどうか分からないけれど、

「書く」ということに「怠慢」になって来ていることは、

少なからず当たっているかもしれない。

数年前、それこそ書き始めの頃は、

毎日毎日、道を歩いていても、電車に乗っていても、

仕事をしていても、会議中でも(アカンやん)、

「ネタ探し」を行っていたのだけれど、

二年半以上、書く事を続けているとなんだか

「PCの前に座れば、それなりに何か書けるよね」

という一種の「甘さ」を覚えてしまったのかもしれない。

 

加えて、時間が十分に取れないのも事実。

そしてやたらと疲れやすい体になってきた。

夜はとにかく眠い。

 

飲みとゴルフしかしていないように思われがちだが、

実はこう見えて色々とあって、疲れも溜まるのである。

 

「事象を深く考える」ということは、

つまり対象をじっくり観察することから始まり、

その対象は、時にビジネスであったり、娘であったり、

人間全般であったり、自分であったりするのだけれど、

多角度から観察して仮説を立てて検証していくという作業は、

頭の体操になりそうな気がして嫌いではない。

まずは、

考える時間をしっかり確保すること。

そうするためには、

疲れない、眠くならない、強靭な肉体作りから初めないと。

 

 

という訳で、 

明日から、ランニングシャツ+鉄下駄で出勤します。

一人称

東京にいるストイックなデザイナーに、

「tomo-kはどうして、

自分のことをぼくというのか」

と聞かれる。

どうしてと聞かれても、困る。

とりあえず、

「ピーターパン・シンドローム」

とだけ答えておいた。

ブログでもメールでも、話をしていても、

確かに自分への呼称は「僕」である。

ただ、弟とか、地元の連れとか、

仲の良い男友達なんかには例外的に「俺」を使う。

一人称は、とても不思議だ。

あまり社交的な場での言葉遣いにはあかるくないのだけれど、

この年にもなると、オフィシャルな場では、

「私」というのが適当なのだろう。

通常は、「僕」。

友達といる時は、「俺」。

これらにどういう違いがあるのか分からないが、

ニュアンスの問題のような気がする。

僕は(あ、やっぱり僕だ)、幼稚園だか小学校だか忘れたけれど、

同級生の中で一番

「オレデビュー」

が遅かったような気がする。

「オレ」

という言葉はとても悪い言葉なんだ、と思っていた。

だから、友達の前で恐る恐る

「オレさー、、、」

と言ったのが母親に見られているのが分かった時、

とてもバツの悪い思いをした。

そんな自分を見ていた母は、

口は真一文字に結んでいたが、

目は笑っていた。

娘二人の父親になった今、

この母の優しい目の意味が分かる。

 

でも、自分はいつまで経っても子供でいるような気がする。

 

ピーターパン・シンドローム

 

口から出任せだったけど、

あながち間違っていなかったかもしれない。