FALCON9 着陸成功 のyoutube動画を何度もリピる


イーロン・マスク率いる SpaceX のFALCON9が帰還着陸に成功したというニュースにガッツポーズしました。(SpaceX、大型Falcon 9ロケットの着陸に初めて成功 – TechCrunchより)

FALCON9は、使い捨てではなく再利用を目的とした、垂直に離着陸が出来るロケットです。今まで何度も打ち上げられてきましたが、爆発、炎上を繰り返してきました。今回、史上初めて、宇宙空間に人工衛星11機を運搬し、その後、帰還して水平着陸に成功しました。

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まさに歴史的瞬間です。この成功の裏側にどれだけの資金投入と、エンジニアの汗と涙、不屈の精神があったことか!リアル下町ロケットです。帝国重工の社長の言葉を思い出されます。

「開発に携わるものは少しのミスも許されない、極限状態のまま完璧なまでにミスをしないよう違いに2重、3重とチェックを重ねてその上で信頼を高めていかねばならん。ロケットをなめるな!」

Youtubeでは着陸に成功した時の管制室の喜びが投稿されていますが、まさに全員でガッツポーズ。下町ロケットでは僕もTVの前で何度もバンザイしましたが、今回も同じくPC画面の前でバンザイしました。人が喜ぶのはいい!アツい気持ちと、チーム一丸。これぞ、仕事の醍醐味です。

ジャパニーズホスピタリティ


日本のおもてなしの精神は、世界に輸出できるだの、いやいやガラパゴスだの、賛否両論ある訳ですが、少なくとも顧客満足の数値的には世界最高水準だと思うのです。例えば、こういうこととか。

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労力(=時間単価)としては軽いかもしれないけれど、このような一つ一つの気配りやおもてなしの気持ちを具現化することで、客はプラスアルファのプレミア感やロイヤリティを感じるのです。

この忘年会シーズン、金曜日のお店なんてなかなか予約が取れないのだけれど、明日の忘年会のために予約したお店は、「うちは予約でいっぱいなんですが、系列店が徒歩5分以内にありまして、そちらは箱が大きいので大丈夫だと思います!僕が手配するので、5分以内にお電話折り返させていただきます!」という対応。なんて気持ちがいいんだろう。他で予約されるよりは系列店で予約してもらう方が組織として勝てるので良いという、ある意味下心は見えるけれども、鉄板焼きが食べたい僕としては、なら、よろしく。となる訳です。

業種業態関わらず、ビジネスの成功はこのような小さな積み重ねとホスピタリティにあるのだと思います。日々勉強です。

小間切れトレーニング


もう「冬場」という言葉を使って良い季節だと思いますが、冬場の早朝は気持ち良いものです。キリッと引き締まった空気、ひんやりした風。布団から出るには多少の気合いが必要ですが、一度出てしまうとなんてことはありません。

この時期、忘年会などで飲食の機会が増えますから、やはり少しでも運動をしてカロリー消費をしなければなりません。ましてや冬場はマラソンのシーズン。夜はほとんど時間を開けることができないので小間切れの時間を使ってトレーニングとなると、週末を除くと朝しかない。

という訳で、今朝も6時半から走ってきました。先に書いたとおり、寒いけれども気が引き締まり、空気が澄んでいるので山もくっきりはっきり見えて爽快です。

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走ってさえおけば、多少飲み食いしても健康と体力維持が出来ていると思えて安心します。多忙な年末仕事の中での良い気分転換にもなりますし。今月は平日朝ランをちょっとした目標にしたいと思っています。

地図はもはや役に立たない。必要なのはコンパスだ。


「世界の変化のスピードがこれだけ速くなると、『地図』はもはや役に立たない。必要なのは『コンパス』だ」

伊藤穰一さんのバイオシティ構想に関する記事(wired.jp)を読んでいて出会った言葉です。これは、MITメディアラボの指針の一つだそうですが、この言葉ほど、今の時代に必要なものはありません。

世の中は急速に変化しており、一年先ですら予測出来る人はいません。会社という組織的な枠組みでの成長や、人生という個人の歩みでも、「その時点で頭の中に描いた道」のとおりに進むことだけにこだわっていると、変化が起きた時に対応できず、道にしがみつくあまり動きは鈍り、チャンスがあっても掴むことができないという意味で、とてもリスキーです。セレンディピティとも縁がないので面白くもありません。

重要なのは地図ではなく、コンパスです。

例えば目的地が「成功」(何をもって成功とするかは自由ですが)である場合、成功というゴールに対して最短で進むことができるのはコンパスです。何が起こるか分からないために地図は必要ないし、存在さえしません。古い車のカーナビが役に立たないのと同じく、地図は時代のスピードについていくことが出来ません。しかし、コンパスが指す方向さえ見失わなければ、その場その場の最短ルートを、柔軟に、しなやかに選択することができます。

コンパスが指す方向だけを見据え、地図なんて破り捨ててしまいましょう。

必要なのは、コンパスです。

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ハーズバーグのニ要因と承認欲求について


著名な心理学者であるハーズバーグの仕事に対するニ要因理論によると、人間には苦痛を避けようとする本能的な欲求と、心理的に成長しようとする人間的欲求という別々の欲求があるとのことです。言い換えるなら、苦痛を避けようとする本能的な欲求を満たしても、人間は「不満足感」が減少するだけで積極的な満足感を増加させることはないということです。また、逆に心理的な成長を求める人間的欲求を十分に満たすことができなくても、不満足感が増加するわけではないと言われています。

つまり、仕事の満足感を得る要因と不満を起こす要因は別物で、不満となる要因をいくら取り除いても、満足感を得ることにはつながらず、それはあくまで不満足感を減少させる効果でしかなく、仕事の満足感を引き出すには「動機づけとなる要因」にフォーカスしなければならないという訳です。

心理的な成長から来る満足感=「やりがい」を感じるのは、至極個人的な主観によるものです。何にやりがいを感じるかは人それぞれ。一方で成長企業は人を必要とするものですが、一方的な夢やビジョンを押し付けて賛同を得られれば御の字ですが、そこに響く人ばかりではないということも忘れることはできません。少なくとも、不満要因を取り除くことが企業努力として求められていることなのかもしれません。

我々の会社は誰に話をしても「すごいね!そんな会社、大阪にあるんだね!」と言っていただける会社ですし、そのような評価をいただいていることを誇りに思っています。しかし、そこに甘んじることなく、不満要因を取り除きつつも、妥協せずに賛同いただける人を探し続ける努力を怠らないように邁進して行きたいと思っています。もし、Quadceptの開発に興味がある方、是非、コンタクトください。よろしくお願いします。


努力を何で評価するかは人それぞれです。
僕は他者からの評価よりも、自分で自分を評価する事を何よりも優先していると思います。しかし、その評価は何かで可視化したいと思っている、言い換えれば(承認欲求)があるのも事実で、それはランニングしかり、休肝日しかり、カレンダーにレコーディングするようにしています。同じように、ほとんどが出張ベースとなる海外渡航についても、毎度感じるプレッシャーを可視化するために、本来剥がすべき手荷物バーコードを油性マジックで消しながら(消し忘れもありますが)も剥がさずに置いています。

このプレッシャーを感じた分、成長出来ていると自己評価して承認欲求を満たすくらいの弱さは持っていますし、馬鹿にされても良いと思っています。それで、明日もがんばれるのなら。

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例えば、過去を振り返ることがあったとして

その時はきっと、積み重ねた何かが形になる時だろうと。

普段は振り返る時間もなく、ただ目の前にある壁を乗り越え乗り越え、どうせ乗り越えなきゃならないのなら楽しまなきゃ、笑ってなけりゃ、前向いて、おもしろ可笑しく過ごそうよと思い、その思いを今と明日の活力にし、気が付けば遠くに来たなとたまに振り返りがら終電で缶ビールを飲んでる程度の凡人であったとしても、一人で出来ることなんてとても限られているから、こうしてみんなで喜怒哀楽しながら一緒にいるという組織という環境、それがやっぱり楽しく愛おしいのです。みんな、ええ奴だ。

写真 (4) のコピー

明日はいよいよ、今年イチバンの大きなリリースが出来そうです。
アメリカ、起きてるかー!!

祖母に教わる「Just Smile」


先日、御年90歳になる祖母と会ったのですが、とにかく元気。

自転車は乗るわ、杖もつかずにスタスタと長距離歩くわ、旅行には行くわで、見た目70代に見えてもおかしくないくらい若い。多少、耳は遠くなっているけれど、頭もしっかりしていて良くしゃべるし、我が祖母ながらもすごいなあと感心しました。

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高台にあるバス停まで歩いていって、バスに乗ってリハビリセンターに行くのが日課らしいのですが、車中で馴染みの人たちと一緒におしゃべりをするのがとても楽しいようです。祖父は僕がまだ幼稚園の頃に亡くなり、娘(僕から見たら叔母)も若くで亡くなったのに、

「毎日、畑耕してね、おしゃべりしてね、楽しいよ〜」

と言って前向きに生きる祖母はすごいなと思いました。やれ腰が痛いだの、頭が痛いだの言っている自分が恥ずかしい!周りはどんどん亡くなっていくので寂しくないわけないし、問題もないわけではないからこそ、「毎日楽しい」と口に出して笑顔でいることがどれだけ、生きる力になるか。

毎日、笑顔で元気に楽しく!

そんな基本的なことを教わったが気がします。

Carol Duboc – Smile

足を引きずりながらゴールした後に、また次の大会のことを考えるのがマラソン

今年は嬉しいことに大阪マラソンに初当選し、今日、本番を迎えました。

普段は篠山や加古川など地方大会に出ることが多いので、このような本格的な都市型マラソンは初めてです。だって、大阪も京都も神戸も、倍率が高くて当たらないんですもん!ちなみに今年は13万5千人のエントリーがあり、3万2千人が出走したとのこと、走りたくても走れない人が多いので、その人達の気持ちも背負って走りました。

気温も天気も最高のコンディション、陽射しがキツくて今も顔がヒリヒリしますが、とても楽しく走ることができました(35kmまでは。笑)予想通り、走り込みが足りず、タイムは4時間を切ることが出来ませんでした。ラスト7kmは足の痙攣との戦い、ホント、しんどかったなあ。でも、なんとか諦めずにゴールできたので、大満足です。これで、フルマラソン5戦目、サブ4(4時間切り):三回、サブ4.5(4時間半切り):二回という結果になりました。二年前の篠山ABC以来、サブ4から遠ざかっているので、来年はなんとかしたいものです。やっぱり走りこみですね!一つのレースが終わった後にすぐ次のレースを考えるのが、マラソンです。笑

さて、大阪マラソンは本当に素晴らしい大会でした。友達にも会えたし、LINEやメール、FBでたくさん応援をいただきました。みんなの声で、心が折れそうになってもゴールを目指すことができました。本当に感謝です。沿道の皆さんも、ボランティアの皆さんもすごい応援!さすが大阪の大会ですね。こんなに沿道に人が途切れることなくいる大会なんて。温かかったなーほんとに。

僕がマラソンを続けている理由の一つは、まさに人々とのふれあいと、大会が醸し出すポジティブな空気です。本当に、マラソン大会ってポジティブな空気で満ち溢れているんです!だから、あんなにしんどいことをやっていても、元気になれるんです。

走った方も、応援の方も、ボランティアの方も、みんなみんな、本当にお疲れ様でした。

では、ここからは写真でどうぞ。

スタート地点に並ぶ前に、太閤さんにご挨拶
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体にガタが来ているので、エアサロンパスとキネシオテープは手離せません
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スタートです
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中之島公会堂前
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そしてゴール!この距離すら長く感じるんです。笑
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ゴール後は、特設会場でビール!
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「建設的」という言葉の魅力について


「明日からもまた生きていく」というメッセージを残したまま、また数日が経過してしまいました。朝昼晩と予定がぎっしりと詰まっていて、良い意味で隙間がありません。

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昨夜も今夜も、大阪市内でビジネスディナー。

ビジネスを全力で先に進めようとしている人達との「建設的な」ディスカッションほど、充実感を満たすものはありませんね。念ずれば叶う。動けば、必要な人たちと出会うことが出来る。価値を共有することができる。僕は会社としても個人としても、ここ数年でこの言葉を肌身に染みて感じています。

「ビジネス」とか、「仕事」とか、そういう括りはどうでも良くて、職業人としてもインディビデュアルとしても正しいこと、生きていく上で正しいことは何なのか、この答えは幾ら複雑な世の中であったとしても、とてもシンプルだと思います。

それは、一緒にいて気持ち良いかそうでないか、一緒に仕事がしたいかしたくないか、そんなとてもプリミティブで単純な感情だったりするんだろうと思います。世の中はとてもシンプルですし、そういうところに仕事も金も人も集まってくるんです。周りの気持ちの良い人達を見ていると、本当にそう思います。