自分のことは自分で決定する

 
次女の誕生日、たまたま新大阪駅の本屋に立ち寄った際に目に入った本を、そうだ、これを買って帰ってあげようと思って手に取りました。

そう。今話題の、「漫画・君たちはどう生きるか」。

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まあ、40歳を過ぎている自分が、未だに「自分はどう生きるか」の答えが見つかっていないのに、それを子供にも問いかけていいのか悩むといえば悩みます。もし、子供に「パパはどうなの?」と聞かれてはっきり答えれない(多分、上手に言葉にして返答できるとは思うけど・・・な)親が、本のタイトルに押し付けてどうすんだとも思いました。

しかし、時代が変化し、格差が生まれ、経済的閉塞感があり、拝金主義的な世の中で心が貧しくなっていく一方、その揺り戻しで本質思考、公益主義、人道主義、心の豊かさに今一度目を向けられる世の中で、これからどう生きていくか、子供たちにはしっかり考えてほしいと思ったからです。

もちろん、この本を読んで感じ方は人それぞれあるでしょうけれど、考えるきっかけにはなるでしょう。そう、考えるきっかけと、自分で考えて決めることが大切です。自分のことは自分で決める。コペル君のようになっても、ならなくても、別でいいんです。

夜寝る前に、次女が自分なりに感想を色々と言ってくれたことが嬉しかったです。
 
 
 
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篠山ABCマラソン:過酷なレースも笑顔でファンラン

5回目の出走となる篠山ABCマラソン、やっぱりここには魔物が住んでますね〜。

毎年この時期、寒くて曇天の日が多い篠山ですが、今年は最高気温20度の中を走るという過酷なレースとなりました。今年は登録、未登録合わせて9015人が出走し、完走者7069人、完走率78.4%と昨年よりも厳しいレースとなったようです。

それでも、地元の祐子さんには着替えの場所を提供いただいて今年も大変お世話になり(ありがとうございました!)、38回も開催されているマラソンの町、篠山ならではの熱い沿道の皆さんの応援、私設エイド、学生ボランティアのおもてなしに触れると、心が温かくなり、また来年も帰って来ようという気持ちになります。

さて、今年も地元の同級生ラン友たちと出走です。毎年の恒例行事、朝から車を乗り合わせてワイワイ言いながらのドライブは楽しいですね。
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所属チーム、うめランの皆さんと。今年は僕以外に3人が出走されました。Uさんはなんと初フルとのこと!初フルが制限時間の厳しい篠山とは、素晴らしいです。
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今年は登録の部からのスタートとなりました。一般の部よりも10分早くスタートします。
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スタートしてから、祐子さんが待ってくださっている17Kmまでは順調で、ラン友H君とペースを確認しながら抑え気味に走っていたのですが、20km手前から急に身体が熱くなり、意識朦朧気味、蛇行気味に。あ、これは熱中症の一歩手前だと思って、エイドでしっかり水分と栄養補給しながら走っていましたが、今度は足腰が前に出なくなってきました。

そこからはだましだましのランに。とりあえず、タイムは捨てて完走目的のファンランに切り替えることにしました。正確にいうと「ファンラン」にしなければマラソンが嫌いになってしまうほど、辛くて苦しい後半となったからです。今年はエイドというエイドは全て立ち寄りました。篠山名物「しし汁」、やっぱり美味しい!

ペースを落としてファンランに切り替えても、ゴールが近くなるわけではありません。身体が言うことを聞かず、至るところが痛みはじめ、ああ、もうフルマラソンはこの大会で引退かなあと思いながら走っていましたが、ゴールするとまた次のレース(とくしまマラソン)の事を考えてしまうのですから、ランナーって変な生き物ですよね。

タイムは昨年の3時間45分から32分も落として4時間17分となりましたが、諦めずに完走できて良かった!
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祐子さんにお礼を言ってお別れし、丹波荘でゆっくり湯に浸かり、地元に戻って宴会スタート。ああ、ビールが美味しい!
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篠山ABCマラソン、毎年一筋縄で行かないのが魅力なのかもしれません。

過酷だけど、嫌いになれないコース。それはやっぱり、篠山の皆さんの年に一度のマラソン大会に対する温かいおもてなしの心と、自然豊かな城下町の風情にあるのでしょうね。また来年も帰って来れますように。

 
 
 
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アンテナは高く、フィルターはきめ細かく

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日々、目や耳から入る情報が多過ぎると消化不良を起こしてしまう時があります。

見方によっていろんな意見があるのは当然のことで、今日ニュースで出ていた「アラフォー世代は一生貧困を宿命づけられている」という記事でも、ある人にとってはそうかもしれないし、別の人にとってはそうではないかもしれません。

コップを真横から見たら長方形、真上から見たら円、というのと同じで、同じ事象でも見る角度が違うだけで別物になってしまうのに、それをあたかも「コップは丸いに決まっている。丸くないという人間は変人である」というような断定的な記事があまりに多いので、人はニュースやSNSから離れていってしまうのでしょう。

情報過多で胃もたれしそうになったら、そこからできるだけ遠くに離れることです。

知りたい情報だけ知っておけば、知らなくていいことは知らなくていい。賢い人、なんでも出来る人、エスタブリッシュメントな人に世の中を任せておけば良い。自分は自分の強みを活かせば良い。

ポイントは、自分に必要な情報だけで上手に取り入れることができるテクニックと、自分のフィルターの精度を上げるということですよね。

アンテナは高く、フィルターはきめ細かく。
 
 
 
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夕暮れランニング 向かい風の時は、歯を食いしばって前のめりに地面を見ながら走り、諦めないこと

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海外でのランニングもいいけれど、やっぱり地元を走ると落ち着くというものです。
おおげさに言うと、目を閉じていても走れるくらいのルートですし、小さな突起や凸凹まで覚えているくらいの道路ですから。

夕焼けが見たくて、進路は海の方へ。
浜辺のグラウンドをぐるぐる周り、
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強風吹きすさぶ堤防へ。六甲アイランドのコンテナクレーンのシルエットがきれいです。
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追い風の時は、力を使うことなくスイスイ走れますが、向かい風の時は、どれだけ走っても前に進んでいる気がしません。

人生も仕事も、同じですね。
風を上手につかむことと、向かい風の時は、歯を食いしばって前のめりに地面を見ながら走り、諦めないことです。

それにしても、夕暮れ時の雲はきれいです。

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走るのをやめるための理由なら大型トラックいっぱい分はあるけれど、今日はやめなくて良かったと思えた日

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午前中は業界誌用の原稿作成、午後からは実家へ。
 
夕方早くに帰ってきて、温泉ラン(温泉をゴールに走ること)をしようと目論んでいたのですが、予定が長引き、スタートする頃にはもう暗くなっていました。
 
小雪混じりの天気だし、暗いし、疲れているし、それこそ「走るのをやめるための理由は大型トラックいっぱいぶん」(村上春樹)はあったのですが、今月は残り13km走ればトータル100kmに到達するし(走り込めてないなあ)、明後日からアメリカに出張するので今月はもう日数がないし、えいやと家を飛び出しました。

走り続けるための理由はほんの少ししかないけれど、走るのをやめるための理由なら大型トラックいっぱいぶんはあるからだ。僕らにできるのは「ほんの少しの理由」をひとつひとつ大事に磨き続けることだけだ。暇をみつけては、せっせとくまなく磨き続けること。 〜 村上春樹

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

すっかり暗くなり、雪混じりの幹線道路を西へ西へ。

スタート地点から6.5km地点で律儀に折り返し、御影公会堂の手前、石屋川でトイレ休憩。そこで見た張り紙、心が温かくなりました。

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注意書きのメッセージ自体、とっても素晴らしいのだけど、その注意書きに対する利用者の「落書き」がまたいい。この、ありがとうの連鎖、落書きコミュニケーション。そうじのおじさん、嬉しかっただろうな、もしかしたら泣いたかもしれないなと思うと、心がほっこり。

しっかり13km走れたし、いいものを見せてもらえたし。

今日も走って良かった日。
 
 
 
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御年九十歳の祖母と共に

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御年九十歳の祖母はとても元気。

多少耳は遠くなっているものの、畑を耕し野菜を育て、旅行に行き、お酒も飲むし、たくさん食べるし。驚くことに22時までボーリングに付き合い、そしてよく寝る。

田舎だから食べるものが良いのか、ストレスコントロールが上手なのか。

両方の祖母が元気でいることは、僕にとってはとても嬉しいことです。
これはエゴだということは分かっているのですが、孫として元気でがんばっている姿を見せることで、少しでも安心して欲しい、(恐れ多いけれど)頼りにしてもらいたい、そして長生きしてもらいたい。

長寿を前にすると、いつまでたっても気が抜けません。
 
 
 
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庭仕事

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天気予報を見ると、18時から雨。
それまでに実家の掃除を少しでも進めようと、刈り込み鋏と竹ぼうきを持って庭に出ました。松や盆栽の剪定はできませんが、これくらいなら適当で許されるのでちゃちゃっとやってしまいます。

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いよいよ、今年も残すところあと一週間。

一人黙々と手を動かしながら、一年を振り返っていました。良かった点と悪かった点。成長できたところと課題。年末までに考えをまとめて、来年の目標を立てたいと思います。

それにしても、陸王のダイジェスト版見ているんですが・・・アツいなあ。
身震いします。 
 

だからそう簡単にリタイアするわけにはいかないんです。社員一人ひとりがこのタスキを繋ぐランナーなんです。だから一人欠けてもゴールすることはできないんです。このマラソン足袋の開発は、こはぜやにとっての悲願なんです。

 
 
池井戸さんのドラマは全部アツいですね。

 
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普段の仕事と週末の仕事のギャップ

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12月は年末に掛けて、平日はおろか週末も含めて様々な予定が入っているので、細切れの時間を利用して実家の手伝いに。一度に全部は終わらないので、行ける時に数時間でも行って少しずつ庭掃除を行う予定です。

大量の落ち葉を前に先が見えないと感じても、掃き進めていくと自分の後ろに整えられた石畳が続いているのを見るにつれ、「コツコツ・・・」とか「塵も積もれば・・・」の精神を思い出すことになり、健全性を保つことができます。とかく、現代は良くも悪くもジェットコースターのように動きますから。

一人黙々と落ち葉の掃き掃除をしていると、ランニングしている時と同じく単純作業の繰り返しなので、思考のデフラグ、インプットした情報の整理整頓が出来て良いですよね。

今週出会った人たち、見聞きした情報、今抱えている仕事、来週以降のスケジュールやタスクのこと。デジタルで動きの早い仕事に携わっているので、竹ぼうきや熊手をもってコツコツと作業する仕事とのギャップがある意味で良い作用をしてくれるのかもしれません。

それにしても時間があっという間に過ぎて行きます。
 
 
 
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【11回目のフルマラソン・大阪】ギックリ腰の不安と戦いながらも、一度も歩かなかったことが今回の誇り

年に一度のビッグイベント、大阪マラソン2017に出場しました。

大阪マラソンは2015年の大会以来2度目の出場、フルマラソンは3月の徳島マラソン以来、約8ヶ月ぶりとなります。9月に出場したサンフランシスコでのトレラン30kmレースを除くと、今シーズンの初戦となりました。

フルマラソンは過去10回走っていますが、今回の大会ほどスタート前に不安を感じたレースはありません。というのも、ここ最近腰痛がひどくて、何度もギックリ腰寸前の状態になりコルセットを手放せないこと、三週間前の西宮ハーフでもコルセットを装着して出場したこと、大阪マラソン前日に海外から帰国するため疲労ピーク状態であることなど、腰の不安を語るには十分な理由があったからです。

それでも、DNSは絶対にしない、最悪途中で棄権してもいいやという気持ちでスタートラインに立ちました。大阪マラソンのあの最高に楽しい雰囲気、沿道の応援の凄さ、温かさ、盛り上がりを知っているからです。帰国してすぐに前日エントリーに行き、その日の夜、考えうる限りの腰のケアを行い、痙攣防止のコムレケアや葛根湯などの準備をして臨みました。

大阪城でランニングチーム、うめランの仲間たちと恒例の記念撮影。みんなの顔を見ると一気にテンションが上がりました。
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そして、スタート地点へ。ああ、この雰囲気。好きだなあ。
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いざ、スタート。
今年は、ランニングチームの応援隊の皆さんをはじめ、姉妹団体のメビランの皆さん、友人たち、知人たちがたくさん沿道で応援してくれて本当に力になりました。また、現場には来れなくても「ランナーズ・アイ」を見ながら動きをウォッチしてくれている同僚や友達がLINEでエールをくれたりと、本当に皆に支えられたマラソンになりました。

中之島公会堂前で。
チームの皆さんが応援してくれていました。うめランの皆さんは本当に温かい!
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コルセットをガチガチに巻いていた腰は、なんとか持ち堪えてくれましたが、練習不足と疲労により、ラスト8kmは痙攣しそうな脚を押さえ込みながらのズリ脚走行。お陰で後半は随分タイムを落としてしまいましたが、止まれば攣ると思ってひたすら足を前に出すことだけを考えました。

一番しんどかった36km地点では、メビランの皆さんが応援してくれていて、本当に涙が出そうになりました。皆さんのお顔を見た時の喜びでバンザイポーズ。
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ズリ足走行の図。もはや足が前に出ていません。歩幅、狭っ!
しかし、この時の声援が最大の難所、南港の橋の上り坂を止まらず走り切らせてくれたのだと思います。
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ようやく見えてきたゴール。
歩かず、絶対に走り切る!!
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そしてゴール。
ゴール横では、飲み仲間+ラン友でもある先輩が運営スタッフとして働いておられました。お顔を見るとホッとしました。
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タイムは3:55と、もちろん自己ベストには遠く及ばずでしたが、この時期、このコンディションで無事に完走できただけでなく、サブフォーをキープできたことは大きな喜びでした。そして何よりも「一度も歩かなかった」ということが今大会の大きな誇りと自信になりました。

前日のエントリーでは、「腰に勝つ!」という訳の分からない目標を立てましたが、結果的に、勝てたのか、敵ではなく味方になったのか、いずれにしても、良くがんばってくれました!腰と脚!
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皆さんの応援と、ボランティアの方々の声援を思うと、感謝の気持ちしかありません。

僕はボランティアの方々になんとか謝意を表したいと思って、給水やエイドでは、皆さんに笑顔で御礼を伝えること、手を振ること、そして拍手を送りながら通り過ぎることを必ずするようにしています。

そして、今回も(出来る限り)常に笑顔で走るように心がけました。笑顔と笑いは人を元気にしますよね。そして、きっと、見ている人も楽しいと思います。

今年のビッグイベント、大阪マラソン2017。
マラソン大会は、本当に走っている人も応援している人も、前向きな力とパワーに溢れています。

全てに感謝!

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忙しい時期だからこそ、身体を温める

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新サービスリリース前で忙しい社内です。

この時期が忙しく感じるのは、もちろん実作業によるものも多いと思いますが、やはり日の短さではないでしょうか。17時には外が真っ暗になってしまいますから、一日の終わりが早く感じます。

そんな中ではありますが、明日からは毎年恒例の社員研修が始まります。帰国後は、大阪マラソンに出場し、翌週からは社屋移転に向けての準備。この師走は、近年稀に見るバタバタになりそうです。

こういう時期は体調管理が大切。
最近は宿泊先でも自宅でも、しっかり風呂に浸かって身体を温め、葛根湯を飲むようにしています。葛根湯は身体を温めて発汗させる効果があるようですね。冷えは万病のもと。温めて乗り切って行きましょう!
 
 
 
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