純粋で、スレていない青年たち

飛行機での移動が多い自分ですが、時と場合によっては新幹線を利用することもあります。以前はダントツで新幹線の利用が多かったのですが、東京までの2時間半超が長いこと、理由は分かりませんが、年齢と共に新幹線での仕事(PCを開いてメールチェックなど)が苦痛になってきたことなどがあります。飛行機は飛行機で空港から目的地までの移動が面倒くさいなどデメリットはありますが、なにせ乗っている時間が短いのが助かります。

とはいえ、電車に乗るとそれはそれで色々と旅情を感じる素敵な光景を目にすることもできます。

今朝、移動中の在来線での出来事です。中国人と思われる青年二人(揃って背丈も一緒、メガネ着用)が「◯◯的青年行自由〜大阪・京都・奈良」みたいなガイドブックを熱心に読み込んでいました。そのうちの一人が対面に座っている僕の足元に「◯◯的青年」をドスンと落としてしまったのですが、とても礼儀正しく、はにかみながら黙礼してくれたのは、なんだか純粋でスレてなくていいよなあと感じた次第です。そうだ、若い頃って、純粋でスレていなかったよなあと懐かしく、寂しく思い出したのです。僕は色々と悪い意味で「こなれて」「やつれて」しまっているのかもしれません。

新幹線で癒やしの友と共に帰阪中です。
なんだかバタバタと忙しい一週間でした。なにか色々と抜け漏れがありはしないかと心配です。
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降りるべき滑走路にソフトランディング

朝が気持ちの良い季節になってきました。

日も長くなり、朝5時台から明るく、爽やかで涼しいのはありがたいことです。今朝は久しぶりに早朝ラン。好天の中、軽めのジョギングを楽しみました。

GW中はずっと信州の山の中にいたので、久しぶりというほどでもない通勤電車と梅田の高層ビルの景色に、ああ都会に帰ってきたなという感を感じずにはいれません。ギャップは時間を遠ざけますね。

朝のジョギングによって徐々に身体も通常の生活に慣れ、仕事を楽しみ、帰りの飲みを楽しみ、緩やかに降りるべき滑走路にソフトランディングして行くのでしょう。

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山の稜線と空の継ぎ目

雨まじりの風がごうごうと吹き、雲が東に流れていきます。

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時折風がやむと、静寂が訪れます。標高1400mに位置する広大な牧場では、山々の稜線と空の継ぎ目がよく見えます。アルパカと水平線の継ぎ目も。

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午後からはすっかり天気もよくなり、3日連続のテニスを楽しむことができました。テニスで疲れてしまって、結局ランニングは一日だけ。同じだけカロリーを消費しているので、良しとしましょうか。
 
 
 

湧水となって湧き出る雪解け水

今、蓼科高原は雪解け水と桜のシーズンです。

八ヶ岳山麓に積もった雪が雪解け水となり、岩肌や隙間から湧水として湧き出ています。中でも、女の神氷水(めのかみひょうすい)は、蓼科山の山麓にあり、こんこんと水が湧き出ています。氷水という名のとおり、手が痺れる程の冷たさ。ペットボトルに汲んで飲んでいる地元の人もいる、天然無添加の湧き水です。

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ドライブしているとあちらこちらで満開の桜を目にすることができます。
桜の名所である蓼科山聖光寺はもちろんのこと、小さなペンションの軒先でも、道の傍らでも、白やピンクの桜が目を楽しませてくれます。

個人的には、ピンクの桜が好みかな。
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こちらは聖光寺の桜
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山の中で経験すること 〜 小鳥のなきがらと静寂

自然の中で生活していると、ちょっとしたこと、例えば、小鳥のさえずりとか、小さな花とか、雲の流れに目が行きます。

時間に支配されないからかもしれません。人や車が少ないからかもしれません。里山を走っていても、聞こえるのは、風の音と小鳥のさえずりくらいです。普段の生活とは比べ物にならないほど、限られた情報だけが五感に伝わってきます。

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朝起きると、家のデッキで小鳥が死んでいました。

黒と黄色で彩られた羽に覆われた小さな身体が横たわり、今にも飛び立ちそうでした。家の屋根か壁にぶつかったのか、原因は分かりません。しかし、小さな命が儚くも消えてしまったという事実だけがそこに残っていました。

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子供たちと一緒に大切に、庭に穴を掘って埋めました。山の中だからこそ、経験できることかもしれません。山では色んな経験をすることができます。

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普段と同じことを高原の中で

標高1200mの八ヶ岳ベースに来ています。山々には雪が残り、桜は満開、新緑の絨毯はようやく芽吹き始めたばかりです。

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こちらに来てもやることは変わらずで、走り、本を読み、レポートを書き、仕事をし、肉を焼き、酒を飲む。テニス部に入ったばかりの長女のためにテニスコートも抑えました。

普段と違うのは、山と森の景色と、水と空気の美味しさと、リスなどの野生動物が庭を走り回っていること。この違いが値打ちなんです。

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小さなことがキラキラと光る

車の窓を全開にして走っているだけで幸せを感じる季節です。
柔らかな陽射しに爽やかな風。

市内の図書館に調べ物に行きました。図書館は住宅街の真ん中にあり、細い路地にはたくさんの木が植えられていて木漏れ日の中を親子が手を繋いで散歩しているのは微笑ましい光景です。図書館の中では、あまりの気持ち良さからか本を片手にソファに座り、そのままいびきをかいて寝ているご老人もいました。平和な日曜日です。

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小さなコトやモノがキラキラ光る季節が春なのかもしれません。
街路樹や、風の強弱や、道に咲く草花や、光の射し方、それら一つ一つが気持ちを高揚させてくれます。実家の庭も草花が元気に育ち、花を咲かせていました。

ゆっくりと過ごすことが日曜日でした。
明日と明後日はしっかり仕事です。

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いよいよ明日!第一回 芦屋ジャズフェスティバル開催!

企業によっては明日からGWに入るところもあるのでしょうか。そんなゴールデンウィーク初日と言ってもよい明日29日、第一回芦屋ジャズフェスティバルが開催されます。パチパチパチ!

公式サイトのタイムテーブルはこちらから。 FBの公式ページはこちらから。

ジャズファンとしては地元でジャズフェスが開催されるのはとても嬉しいことです。天気も良さそうですし、明日は芦屋の街を散策しながら、それぞれのステージをタイムテーブル見ながらハシゴするのも面白いのではないでしょうか。当日はボランティアも募集しているようです。興味のある方はホテル竹園3階の実行委員会本部まで。

と、こんな感じで告知しているものの、僕はどうしても出場しなければならない取引先のコンペで昼間は不在。夜のステージに間に合うように帰ってきて、少しでも楽しみたいと思っています。

実行委員会の皆さん、連日連夜寝る間も惜しんでの準備…本当にお疲れさまです!ミュージシャンの皆さん、ボランティアの皆さんも、がんばってください!

そしてオーディエンスの皆さん、明日は思いっきり楽しみましょう!!

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各地から届くランレポを楽しみつつ

ランナー同士の絆は強いもので、普段から一緒に練習しているランニングチームの皆さんとはもちろんですが、今、アメリカに長期出張中のラン友さんからも「今日はこんなところを走った」、「このストリートを何キロ走った」など、随時LINEで写真付きの報告が届きます。

仕事の合間にそんな風景の写真を見ているだけで、ああ、気持ちいいだろうな、Google Maps片手にルート検索してるんだろうな、と色々と想像して、一緒に走っている気分とまではいきませんが、こちらまで楽しくなってしまいます。

FBやInstagramなどを見ていてもランナー属性の方々の友達が多いので、タイムラインはランネタが多くなるのですが、これは僕にとってはとてもありがたいことです。時に励みになるし、気分転換になるし。

さて、自分の方はと言うと、シーズンが終わった今月はここまで86kmの走行。あと14km走れば100kmになりますが、さあ、この週末でクリアできるかどうか。

もう4月も月末、GW前ですね。
一日一日がまるでジェットコースターのように過ぎて行きます。

(こちらはシリコンバレー滞在時にいつも走っているランコースです)
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