静岡・山梨グルメと富士登山競走の原点

4/16 – 18 まで、チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン 4lakes 100kmの部に出場するため、静岡から山梨県を巡りました。チャレ富士は2年半ぶりの出場。前回大会は2019年10月。その時は12時間30分でゴールしたのですが、今回は諸々のトラブルのため70kmでDNFという残念な結果に。ただ、僕としては悔しいというより、今のコンディションで70kmも走れたことが嬉しかったのです。無理して押すということも出来たのかもしれませんが、先々のことを考えて冷静に撤退しました。

スタート前
記念撮影

今回、今まで経験したことのなかった部位を故障したので、今後のウルトラ対策についてイチから考えなければなりませんが・・・このあたりの攻略法を考えるのも一つの楽しみです。

さて、久しぶりの静岡、山梨ですが、食べたものを備忘録変わりに載せておきたいと思います。

静岡といえば、さわやかのハンバーグですよね。

浜松出張の際は必ず寄っていた「さわやか」。今回、新富士ICの近くにお店があるということで行ってきました。げんこつバーグ、やっぱりここでしか味わえない肉々しさとオニオンソースの組み合わせが最高でした。

その後、白糸の滝を経由し、

朝霧高原から富士山を眺め、

夜はおなじみの不動ほうとうでカーボローディング。
山梨といえばほうとうを食べずには帰れませんね。

レース翌日の帰路の途中では、あの過酷な山岳レース「富士登山競走」で有名な北口本宮冨士浅間神社にある、富士吉田ルート登山道の始点に立ち寄りました。正確にいうと、「ここがあの有名な富士登山競走の場所だったんだ」と、後から分かったのです。なんとラッキーな。

現代ではレースになっていますが、大昔から富士講を中心とした修験道の始点だった場所だそうです。ここから行者さんは命賭けで富士山山頂を目指されたんですね。

解説を読んだり、ガイドさんの説明を聞きながら、ふむふむと勉強させていただきました。歴史の重みを感じる場所でした。まだまだ知らない歴史がいっぱいです。

そして、ランチは、お隣にある浅間茶屋で。
雰囲気抜群の日本家屋で、牛肉入りのほうとうを、ラン友さんにご馳走になりました。

二泊三日の旅、多くの学びを得て帰ってくることができました。
さあ、またイチから鍛え直すぞ。

ご同行のJさん、Mさん、楽しいラントリップをありがとうございました♪

課題を解決するピースとして、ぴったりとフィットする人材になるために

今朝の東京は少し薄曇り。
今までが快晴続き、日中は暑いくらいの晴天でしたので多少の崩れは仕方ありません。

先週の土曜日にブログを投稿してから日にちが経過してしまいましたが、こちらでは予定どおりに朝昼晩、様々な方とお会いして仕事をし、ミーティングをし、ランチをし、飲み会に参加し・・・と、とても忙しく動いています。

独立起業してまだ一ヶ月も経っていませんが、個人の事業開発コンサルタントとして、多くの会社からお声掛けをいただき、日々課題をお聞きしています。「まず来てくれ、話を聞いてくれ」と言われることがどれだけ嬉しいことか。個人で動いていると特に、必要とされていることのありがたさが身に染みます。

話のテーマは様々で、もちろん詳しく書くことはできませんが、業界全体が抱える課題や、行政が絡むまちづくりと言った大きな視点から、企業が抱える個別の課題(たとえば、人の採用、チームづくり、システム開発、新規事業開発)や品質管理、工程管理といった分野まで、多岐に渡ります。

いずれの場合も言えることは、中にいる時間が長いため現実的な視点でモノを考える癖がついてしまい(それはそれで悪いことではありません)、視野が狭くなり、全体を俯瞰できないこと。ブレイクスルーのポイントは、少し引いたところから全体を見ることで見つかったりするものです。一方で、客観的視点で自社のビジネスや製品を見て、是々非々でボトルネックを抽出して課題意識を持っておられる方ももちろんいらっしゃいます。

自分の仕事は、それらの多岐にわたる課題を解決するためのピースとして、必要なところにぴったりフィットし、一緒に汗を流すこと。今回も様々な業界、企業の皆さまから宿題をいただきました。中には壮大なテーマで、根が深く、自分だけではどうにもならないこともあります。仲間たちと協働しつつ、今までの知識と経験をベースに、自らも視座を上げて取り組んでいきたいと思います。

ここからは、ここ数日の出来事を一部、ご紹介したいと思います。

銀座での天香回味鍋

日曜日の夜、銀座でおすすめのお店があるということで大学関係者数名の仲間たちと集いました。きのこたっぷり、薬膳鍋です。もう見た目から身体に良さそうでしょう?

体内の毒素がデドックスされる感じ、食べながら爽快でした。もちろん、皆さんとのトークからも刺激をたくさん受けました。何歳になってもチャレンジする姿勢、自分も見習わねば・・・ご同伴の皆さま、素敵な時間をありがとうございました。

新百合ヶ丘でのランチミーティング

こちらご招待いただきましたランチミーティングでは、イタリアンのコースをご馳走になりました。技術話に花を咲かせながらのお料理、一品一品素晴らしかったです。小さなお店で、シェフとマダムがお客様と対話しながら、丁寧に、心を込めて作っておられる姿に、仕事の原点を見た気がします。仕事とは、お客様を満足させ、喜ばせること。それによって、自分も幸せになる。そういうことなんだ。

お誘いいただきました社長、大変ご馳走さまでした。

合間を見て、軽くランニングもしています。
半蔵門の定宿ですから、皇居も走りました。ウルトラマラソン前なので、軽めに調整。

池袋でグローバル人事塾も開催。

162回目の今回は【ワカモノのトリセツ ~Z世代にスイッチが入る3つの対話術~】がテーマ。自分が中年になって思うことは、ワカモノから積極的に学ぶ姿勢が益々必要だということ。固定観念に捕らわれず、柔軟な姿勢で自らも変化していく。
この気持ちが保守的にならず、新しいことにチャレンジする原動力になるのではと実感です。

ご参加者皆さまとの懇親も大変楽しいものでした。
講師の皆さま、参加者の皆さま、会場提供のリングロー株式会社の皆さま、ありがとうございました!

他にも書きたいことが山ほどありますが、追って小分けにしていきたいと思います。

それでは、今日も素敵な一日をお過ごしください。

今週のアップダウンと来週の話

一週間前の土曜日、ゴルフから帰ってくると体調不良を感じました。

しばらく横になっていると全身寒気がして熱をはかると38℃。念のため、無料PCR検査を受けましたが案の定、陰性。どうやら季節の変わり目の恒例行事、発熱ウィークに入ったようです。これで3年連続。几帳面な性格なので、Googleカレンダーにその日の体調や熱を記録しているのですが、昨年や一昨年の記録を見返しているとやはりこの時期に同じように体調を崩しています。先日NHKのクロ現で天気病について特集されていましたが、やはり季節の変わり目はダメですねえ。

そういうわけで、38℃台の発熱が木曜日まで続き、その間のランチミーティングや訪問などの予定はすべてキャンセル。お約束していた方々には大変なご迷惑を掛けてしまいました。申し訳ございません・・・

ようやく昨日になって何の前触れもなくスッと熱が下がり、通常の生活に戻りました。やれやれ、一安心です。嬉しくなって軽くお花見ジョグに出掛けました。今年は桜、長持ちですね。

芦屋川
夙川

散った花びらが川面に浮かんでいるのも素敵です。

さて、週末ではありますが、本日から来週の木曜日にかけて少し長めの東京出張です。

久しぶりに始発の新幹線に乗りました。関係先の社員総会に出席するため、朝から重ための駅弁で気合を入れています。今回、日程も長く、予定に少し余裕を持っていますので、突然ランチのお誘いとかするかもしれませんがよろしくお願いします。笑

東京出張が終わると、今度はチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンが待っています。事前の発熱もあり、今回も相当な準備不足ですが、さてどうなることやら。ま、楽しければそれで良しとしましょう。

それでは皆様、良い週末を!

最近の出来事:街角イタリアンとGive&Giveと夜桜

いつの間にやら4月です。

先週末は本当に寒くて、どうしようかと思ったくらいでしたが、そのおかげもあってか、桜が長持ちしているように感じます。でもやはり寒いよりは暖かい方が良いので、なんとかこのまま気温上昇のままで行ってほしいなと願っています。

相変わらず、日々色んな方とお会いしたり食事をしたりしていますが、先日は肥後橋のとあるイタリアンの名店で、独立起業祝いとして、こんなデザートプレートを用意していただきました。サプライズだったので、本当にびっくり!とても嬉しかったです。

みんな応援してるからね、という言葉ほど心強いものはありません。どんな人でもそうだと思いますが、新しい一歩を踏み出した時ほど、どこかに孤独や不安を抱えていますから。

そこをちゃんと「大丈夫だよ」とか「応援してるよ」と肯定してもらえると、本当に安心するのです。そして、こういう時に、自分は一人で生きてないな、皆さんの力で生かされてるなと感謝するのです。こういう仲間がどれほどいるか。人は財産ですよね。

「ギブアンドテイク」という言葉がありますが、僕の周りの素敵な方々は「ギブアンドギブ」の精神をお持ちの方が多く、結果、ビジネスでも成功しているという方が多いように感じます。常に与え続ける。見返りを求めない無償の愛。そしてその恩送りが結果として自分にも帰ってくるという循環。

こういうことってどんな本にも書いているし、当たり前のこととして言われますけれど、ちゃんとこの好循環を実現できている人ってどれくらいいるのだろう。与え続けるって割と勇気のいることなんですよね。結果はあとから付いてくる、という言葉も自分が経験しなければ実感が湧きません。でも少なくとも今の自分が言えることは、その言葉は真実だということ、そして毎日お仕事の相談をいただいたり、多くの人に支えていただけているという日々を過ごしながら、少し前の自分に「ほら、心配しなくて良かったやん」と実感を込めて伝えることができます。

自分はもっともっと人の役に立てるし、立ちたい。
そのためにレベルアップする。

新年度スタートと同時に、日々、そのことを考えながら生きていきたいと思っています。

ここからはプライベートな近況報告です。

■入学式
次女の高校入学式がありました。これで我が家からは中学生がいなくなり、娘二人はともに高校生になりました。中高一貫なので新鮮味はありませんでしたが、4月1日といえば前職時代は入社式だったので中学の入学式は出れなかったんですよね。部活の友達と一緒に楽しそうに写真を撮りまくっている次女を見て、とてもうれしくなりました。

■街角イタリアン
冒頭のイタリアンは、肥後橋のイル・クアドリフォーリオさんです。
すべて写真は撮れませんでしたが、スパークリングから前菜、パスタ、メインまでとても美味しくいただきました。ここはまた再訪だな。

■夜桜
芦屋から苦楽園に引っ越してきて最初の春。
今までは芦屋川の桜を見に行っていたのですが、今年は自宅から近い夙川に何度も足を運びました。関西随一の桜の名所、やはり夙川は良いですね。特にライトアップされた夜桜は最高です。屋台も出店も宴会もないので、桜が夜空に映えてとても美しかったです。

最近の仕事と、新たなライフスタイルについて

おはようございます。独立して約二週間が経過しました。

今でも朝9時になったら朝礼のためにMeetをONにしなくは!と思ってしまうのは、長い会社生活で身体に染み付いたものなんでしょうけれど、徐々にそのような時間拘束から自由になっている感覚もあります。

今は、午前中に数本のオンラインミーティングをし、午後からランニングに出かけ、夕方の早い時間から会食するような日もあれば、早朝スループレーでゴルフに行き、みんなでランチをし、午後から仕事をスタートするような日もあり、新しいワークスタイルを楽しんでいます。いつまでこのようなスタイルが続くか分かりませんが、少なくとも今は毎日とても楽しく過ごせています。そしてありがたいことに、とても忙しくさせていただいています。

二回に渡って投稿した「なぜ会社を辞めて独立したのか」という記事に対する反響が思いのほか大きく、多くの方から、お祝いの食事に招待いただいたり、仕事の相談をいただいたり、その思いに至った経緯を詳しく教えてほしいとご質問を受けたりして、日々オンライン・オフライン問わず、たくさんの方とお会いしてお話をさせていただいています。

特に仕事のご相談は予想していた通り、技術分野から経営、事業承継に至るまで、多岐、他業種に渡ります。内容によっては詳しく書けないことも多いのですが、今回、明確な理由と目的を持って新しい生き方を選んだ経緯がありますので、今後、自分の思う仕事に対する考え方や仕事をもらえる(=声が掛かる)人の特徴について、魅力的な人や成功している人を自分なりに観察して分析したことをお知らせしていきたいと思います。

では、ここからプライベートな近況報告。

■チップインバーディー
先日早朝スルーで回った六甲CCにて、残り108yをチップインバーディーしました。

飛び跳ねて喜んでいたら、隣のホールのティーグラウンドで見ていた若い女性グループからも祝福の歓声をいただき(嬉)、良いラウンドとなりました。

普段プレーしているメンバーコースは難易度高めなので、たまにこういう素直なコースでプレーすると良いスコアが出ますね。


■桜満開
春は良いですね。ランニングしながら、満開の桜を楽しんでいます。母校の小学校の桜もほぼ満開。

今週末がピークかな。楽しみ。

■飲み会、会食
まん延防止法も開け、ほぼ毎晩のように会食のお誘いをいただいています。
 
今まで飲みといえば梅田が多かったのですが、そちらに出ることも少なくなったので、地元の夙川、苦楽園を開拓しようと思っています。
 
昨夜はゴルフ仲間の経営者にお誘いいただき、苦楽園のイタリアンで。ホタルイカ、牡蠣、菜の花、アスパラ、アカハタなど、旬の食材満載で、美味しかった!

久しぶりに白ワインも。

美味しい食と、楽しいトークは心を豊かにしてくれますね。楽しい日々に感謝です。

会社を辞めて独立した理由 ② 〜 正社員制度・ピラミッド型組織に対する否定、プロジェクトごとに個が集まるチーム制の働き方、社会課題の解決に向けて

前回の記事で、会社を辞めて独立した理由について、客観的視点、自分自身のスキルを一つの会社だけでなく、複数の会社にも使っていただくというスキルシェアリング、組織の新陳代謝、自分自身のアップデートという4つの要素を上げてみました。

とはいえ、46歳家族持ちが会社を辞めるということは、それなりに勇気がいることです。転職には全く興味がなく(理由は後述します)、独立一本で考えていたのですが、もし仕事がなけばどうしよう、収入がなくなったらどうしようと、社会面での孤立と経済面での不安を抱えていました。中高生の娘二人はまだまだこれから山のように学費が必要ですし、それなりに安定しているものを手放すことって大変です。
 

プロジェクトごとに個が集まるチーム制の働き方

一方で、社会システムが大きく変容していくことも目の当たりにしました。2020年のコロナ禍で、人々のワークスタイルが大きく変わり、時間と場所を選ばず仕事ができるようになりました。そのため、「課題に対して、会社組織を横断してチームを集めて取り掛かる」という自分の理想の形が非常にしやすくなるとも思いました。このブログでは10年ほど前から「個としていかに強くあるべきか」を事あるごとに論じてきたつもりですが、コロナにより、強い個が集まるためのハード、インフラ面が整ったという印象でした。

転職に興味がなかったと書きましたが、その理由は「会社員」になるのが嫌だったからです。どこか一つの組織にフルコミットすることで制限が発生し、不自由を余儀なくされることは、自分の中でもはや意義を感じられることではないのです。まあそのうち、会社員っていう制度そのものがなくなると思います。そうなると出世競争も社内政治闘争もなく、仕事ができる人がちゃんと報われるという健全な社会になるとは思いますけれど。

今後、仕事はピラミッド型の組織で正社員が集まり行うのではなく、プロジェクトごとに個が集まるチーム制になると考えていますし(メーカー、製造業、インフラ、官公庁等は別かもしれません)、そのためには自分がフリーでいなければならない。個人事業主なのか、法人の社長なのかはさておき、身軽で自由であること。それが必要かつ最低条件だと思っています。そのような理由で、なんでも自由に自分で決裁し、迅速に動くことができる「独立」を選択しました。
 
 
自分が持てるスキルを様々な会社に提供したい

今後ですが、自分が持てるスキルを様々な会社に提供したいと思っています。一言でいうと事業開発コンサルタント、ってやつですかね。自分は今まで技術畑でシステム開発に携わり、サービスをリリースし、EMC、電子、エレクトロニクスの分野で技術営業、セミナー登壇、講演活動をしてきました。また、会社役員として、事業拡大、新事業創出、海外への事業展開、国内海外企業とのビジネスアライアンス、人事採用教育など、会社運営のほとんどすべてに携わってきました。

もちろん、しんどいことも山ほどありましたし、ストレスで身体も壊し持病も増えましたが、小さな会社にいたからこそこれだけのことをさせていただいたわけで、感謝しています。そして、自分も「強い個」であるため、ロジックだけでなく泥臭い実践経験を積み上げ、社外活動やスキルアップにいそしみ、決して立場に安住してきたつもりはなく、弱く脆い自分を少しでも強くしてきたつもりです。

自分の視界に入る会社の中には、素晴らしい技術やサービスを持っているのにも関わらず、事業拡大するための人が足りない、ノウハウをもった人材が不在で、伸び悩んでいる会社が多くあります。自分の経験とスキルで少しでもそういった会社のお役に立ち、押し上げ、日本の会社を元気にしたいと思っています。

今はまだ独立したばかり、これから少しづつ、様々な会社のお話を聞いていきたいと願っています。また自分の時間の20%は、引き続き、お金にならないことに全力投球、社会課題の解決や、面白そうなプロジェクトに割きたいと考えています。

どんなことでも結構ですので、お気軽にお声掛けくださいね。

会社を辞めて独立した理由 〜 スキルシェアリングという発想、組織の新陳代謝、自分自身のアップデート。

このブログでは事後報告になってしまいましたが、3/20付けで16年勤めたCSi Global Alliance株式会社の取締役、およびグループ会社のQuadcept株式会社のCOOを退任し、独立いたしました。正真正銘の「身一つ」です。

今後の所属ですが、既に7期目を迎える株式会社のオーナーを勤めていまして、こちらの代表取締役として仕事を続けて参ります。この会社というのは、家業である不動産管理をベースに2015年に設立した会社で、元々表に出すつもりもありませんでしたから、実家で飼っていたチンチラ猫のティモシー君の名前をそのまま会社名とする「ティモシーズ株式会社」という社名がついております。当時は特に理念もなく、社名の由来を聞かれると非常に困ってしまうのですが、飼っていた猫にもちろん思い入れはありますし、財務も非常に健全です。笑

さて、今回の退任に際し「今流行りのFIREですか?」とか「家業を継ぐのですか?」とか色々とご質問を受けたのですが、FIREでもありませんし、家業を継ぐと言っても専業にするほどでもありませんので、いずれもNOです。今回の独立に関しては、2年以上、体を壊すほど悩みましたし、それなりの準備もしてきました。また経営に関して「こうすべき」という強い想いもあります。思い入れのある会社を離れるという決断は、それなりに辛く、重たいものです。

退任後の3/22に、Facebookに役員退任と独立のお知らせを投稿したところ、びっくりするほど多くの方から反響やお祝い、激励のメッセージをいただき、本当に嬉しかったと同時に、正直驚きました。ああ、こんなに皆さん見てくださっていたんだな、と。

何人かの方からはお電話をいただき、なんでやめたのか、これから何をするのか、と、ご質問を受けました。そうですよね、ちゃんと説明していませんでしたよね。

そこで今日は、会社を辞め、独立した理由について書いてみたいと思います。


ワークシェアリングならぬスキルシェアリングという発想

コロナ禍に見舞われた2020年。

中国で新しいウイルスが発見されたと皆がマスクをし始めた1月末、関西国際空港でサンフランシスコ行きの飛行機を待ちながら考えたことがあります。それは、事業がうまく行かなかったとき、経営者は何を考えるか。出国前にこのような記事を投稿しました。

こうして空港で一人ボーディング待ちをしていると、いろんなことを考えるのですが、今は「ビジネスには客観視点が重要だよな」ということがずっと頭の中をぐるぐると回っています。そして、僕はいつも、その「客観視点」を大切に生きているような気がします。

こうしたら売れる、こうすれば成功する。そのように初志貫徹で信じることは大切ですが、それで結果が出ない場合は、あ、違ったね。じゃ、やり方変えようか、という柔軟性を完全に持ち合わせている場合のみ、正しいと思うのです。

特にビジネスの場合は、相手あって成立するものですから、その相手という視点をとにかく持つこと。そのためには、やはり、内向きではなく、外向きの視点を常に持つこと、社内ではなく、社外の人間と意見交換をすること、競合他社(いわゆる業界のリーディングカンパニーと呼ばれるような企業)が今、どのようなことをしているのかを知ること、これがとても大切です。

【出国前のKIXにて】ビジネスに客観的視点と、ダメなら方針を変える柔軟性が必要な理由について考えてみる(2020/01/27)

 
そう、客観的な視点。

中にどっぷり浸かっていると、この視点を忘れてしまいがち。視座が下がり、目先しか見えない。社内は同じような人間ばかりなので、意見を求めてもこれと言ったアイデアが出ない。社長が怖いという忖度もある。これ、結構多くの企業が陥っている問題だと思うのです。

でも中には、この「客観的な視点」と「組織の中だけでなく、社会全体を見る」という高い視座を持っている人もいます。そういう人の視点(=能力)は、最近でこそ社外取締役の重要性が日本でも見直されてきましたけれど、やはり、多くの企業が必要としているポジションでもあります。

一つの会社にどっぷりフルコミットするのも良いと思いますが、僕はその客観視点を自分の会社だけでなく、必要とされる他の会社でも活かしてもらおうと思いました。そう、スキルシェアリング。業界全体、社会全体、日本全体で見た時に、どうか。みんなで限られたリソースを共有し、強みを差し出し、弱みを補完し合っていかなければ、シュリンクしていく日本に未来はありません。そして、自分の会社だけ良ければOKではなく、業界全体として発展するためにどうすれば良いかを考えなければなりません。


組織は新陳代謝が必要

さらに、組織には新陳代謝が重要です。

いつまでも代わり映えのしない面子が役員にいても、下が育たない。上が詰まっているとみんなやる気なくすでしょ。そういう意味では、せいぜい経営陣は10年が賞味期限かもしれませんね。血を入れ替えるために、他の会社からヘッドハンティングしてもいい。

そういう意味で、16年いた自分は長すぎたかもしれませんが、とにかく組織も自分もうまく行っている内に、バトンタッチ、アップデートの必要性があると感じました。自分がいなくても組織は自走する。自分はまた一段上のステージでやればいい。そんな風にも思いました。常に変わり続けること、新陳代謝を促進すること。

そういうわけで、この度、新たな一歩を踏み出しました。

次回の記事では、今日書き切れなかった他の理由、独立する前に感じた不安、そしてこれからのことについて書いてみたいと思います。

脳がオーバーヒートした時に効くコミュニケーション

複雑なプロジェクトが同時進行で何本も重なった時、自分のCPUとメモリのキャパにおのずと向き合わなければなりません。多くの場合、現実(容量不足)を目の当たりにしてゲンナリということもあります。

若い頃に比べると経験値は増しているので、CPUの低下をノウハウでなんとか補っていますが、冷却装置が弱くなってきているのか、オーバーヒート = 脳疲労 を起こしやすくなってきました。

こういう時、今までは趣味のランニングで汗を流すことによって脳のクールダウンを行っていたのですが、それに加えてもうひとつ、良い方法に気づいてしまいました。それは、一人でぼーっとするわけでも、気分転換に映画を見るのでもなく、人とのコミュニケーションです。

誰かとのコミュケーションは、脳疲労を回復させてくれます。

まず、自ら発する言葉によって自分の考えを整理できること。そして、相手の発する言葉によって、こちらの脳の神経回路が刺激され、複雑に絡みあってスパゲティになっているエッジが最適化され、分散されたノードがあるべき位置に戻される。まさに、コミュニケーションによる思考のデフラグ、整理整頓です。少なくとも、僕はそのような感覚になります。

この場合、相手は誰でも良いというわけでもありません。
理想的なのは、向き合っているテーマに対して別角度から取り組んでいる人、X軸方向を進んでいる自分に対し、Y軸方向で交わった交点上の相手、課題の共有が出来ていてブレイクスルーできるアイデアを持っている人。こういう人とのコミュニケーションは特に大きな効果を生みます。

停滞していた淀みが一気になくなり、水がさーっと流れ始めてクリアになり、一気に手が動き始める。そんな感覚です。

ここ数日の停滞とうっ血していた脳が、今朝また流れ始めたようです。
そのままの勢いで20kmランに出掛けましたが、運動することでさらにスッキリしました。

こういうことがあるから、オーバーヒートも悪くないなと思うのです。

朝ランで登った甲山の山頂から

成長とか、視座の高さとか

日々、事業の相談を受ける中で、いわゆる「勝ち筋」とはなにかをずっと考えています。

ある一定の期間、継続してリソース投入しても結果が出ない事業。ゆるやかに売上が右肩下がりになっている事業。うまく行かない事業は多くの場合、そもそも「勝ち筋ではない」と思うのです。

サンクコスト効果(もはやコスト回収不可能なのに、せっかくここまでやったのだから引けないという心理)は、それに代表されるものですし、まさにウクライナに対するロシアがそのジレンマに陥っているのかもしれませんが、引くに引けないという状況は更なる損失を生みます。

また、頑張ったら成果が出る、というのも、勝ち筋なら「頑張り」に比例して成功の確度は上がるかもしれませんが、負け戦をいくら頑張っても勝ち目はないどころかどんどん消耗してしまうんですよね。

そういう時、「もっと頑張る」ではなく、発想の転換をし、冷静に「今やっていることを疑ってみる」「別のことを試してみる」「思い切ってやめる」とはならないところが難しいところ。考え方一つで今どうすべきかが分かるはずなのに、中にどっぷり浸かっていると分からないこと、判断できないことが多いのです。

よく「視座を高くしなさい」と言われますが、それは視野が狭くなって目先しか見えていないことに対する警告です。視座を高く=視野を広く することで、見える景色が変わり、全体を俯瞰して冷静な判断ができるかもしれません。技術は積み上げですが、経営は広い視野かつ高い視座で。

VUCAの時代で先行きまったく不透明ですが、それでも時代を見越して的確な判断ができるよう、常に視座を高く持ちたいと思っています。

極楽ランジャーニー:琵琶湖南湖一周歴史に触れる48km旅ラン

4月のウルトラを一緒に出走するラン友さんたちと練習を兼ねてロング走。舞台は琵琶湖。同じ関西にいるのに、実は走ったことがなく「いつかは走りたいな」と夢見ていた憧れの場所なのです。

地元のジマさん企画、石山駅に集合してビワイチ(琵琶湖一周)モニュメントの前で記念撮影。一周したら193km!これを一周するには、まだまだ修行が足りません。今日の目標は約45kmです。

雄大な琵琶湖を眺めながら、走り始めます。天気も良くて最高でした。

道の駅草津では、名産のいちごをいただきました。
甘い!糖分と酸味が体に染み渡ります。

約20kmで琵琶湖大橋に到着。この橋を走って渡るとは思っていませんでした。笑

橋の中央付近に写真撮影スポットがあります。
ここで、知り合いのランナーさんご一行に遭遇!
すごい偶然の出来事でした。

橋を渡り終えると、「道の駅びわこ大橋 米プラザ」があります。ここでランチ休憩。あまりに美味しそうだったので、思わずガッツリいってしまいました。カツカレーうどん。笑

食後、道の駅から琵琶湖大橋を眺めます。

ここからは湖の西側を南に向かって走ります。
湖西も見どころがいっぱい!

以前から行きたかった、近江八景、満月寺の浮見堂です。

ここは松の木も立派!
木が好きなので、何時間でも眺めていられます。

浮御堂から琵琶湖を眺める。
良いところだ。

観光客と思われる女子三人組に撮ってもらいました

この辺りは旧街道沿いの門前町なんでしょうねえ。
素敵な街並みでした。

南下していくと、明智光秀の居城として有名な坂本城跡。

明智光秀の像

近江八景の唐崎の松。
芭蕉の句。

湖岸は立派な松の木がたくさん

歴史に触れながら、大津市へ。
有名なミシガンです。

大津市民の憩いの場。
海のそばを走っているのかと思いますが、湖です。

大津プリンスを経て、

ゴールの水春!

流しっぱなしの手元アプリで48.4kmのランとなりました。
あちこち寄り道しましたからね〜!

最後は温泉でさっぱり!レモンサワーでさらにサッパリ!笑
冷水でクールダウンして筋肉痛もありません。

それにしても、琵琶湖。
豊かな土地から採れる野菜や果物。京都から近く、比叡山の麓ということもあり、見どころいっぱいの歴史遺産。雄大な湖。ロング走聖地、琵琶湖にどっぷりハマりそうです。

ご同走の皆さん、最高の企画をありがとうございました!