チェックアウトしてホテルを出た朝、ほんの少しだけ秋を感じました

チェックアウトしてホテルを後にした朝はなんとなく涼しい感じがして、ちょっとだけを秋を感じました。ほんの一瞬ですけれど。

コロナ前までは長めの出張も多かったのですが、今回のように二週間もホテル住まいをするのは久しぶりで。最初は多少不安もあったのですが宿泊先が定宿ということもあり意外と慣れるものですね。とにかく、仕事あり、学びありの充実した期間でした。

夜間のオンラインミーティングも多かったのと、体力的な問題もあり、会食の予定はあまり入れていませんでしたが、それでも会いたい人には会えて、色々と刺激をいただきました。ありがたいことに周りの仕事仲間や友人たちは勉強熱心な人が多く、滞在中に色々な人から様々な本を薦めていただきました。

それがすべて興味をそそるものばかりで。特に脱成長コミュニズムに関するものや、哲学に関するものはしっかりアマゾンでブックマークしています。まあ、いろんなプロジェクトに参加していると視野が広がるのは良いのですが、まだまだ圧倒的に知識が足りてない。自分の興味の幅もシュリンキング・エコノミーから現代のコモンズまで幅広く、もう少し絞ろうかなとも考えますが、すべてが複雑に絡みあっているので可能な限り色んな文献を読んで自分の中での考えを組み立てていきたいと思っています。

足元を固めながら時代の先を見ることって結構難しいのですが、経営戦略を考える時に製品でもサービスでも、社会に必要とされないものではなく必要とされるものを創出していきたいですからね。

なにはともあれお疲れ様でした。久しぶりに家に帰ります。

帰りの新幹線は、やはり定番のこちらです。

単線の魅力 〜世田谷線と江ノ電〜

乗ったり撮ったり時刻表を研究したりはしないのですが、鉄道の単線が大好きでして。

地元の阪急甲陽園線が、夙川駅から甲陽園駅までの単線というのもあるかもしれません。子供の頃から見慣れた風景にはいつも単線があり、それが理由なのかどうか分かりませんが、単線を見ると異様に気分が上がり、自然と笑みがこぼれてしまいます。(ちなみに、阪急梅田駅や南海なんば駅のようなターミナル駅も好きです。)

先週と今週、たまたまなのですが二週連続で単線に乗るという経験をしました。

先週は東急世田谷線。会食に呼んでいただいた場所が世田谷駅で、滞在しているホテルからのルートを見ると、田園都市線で三軒茶屋まで行き、そこで世田谷線に乗り換えろと指示が出ています。田園都市線はいつも乗っているおなじみの路線ですが、世田谷線は初めての乗車です。もちろん三軒茶屋駅に着くまでここが単線とは知りませんでした。

もうね、改札入ってびっくりですよ。
世田谷線の三軒茶屋駅がターミナルであることで喜び二倍増しです。しかも区間一律料金で、乗る前にバスのようにピッてやるんですね。一般道を横断する時は信号待ちまでするし、ちょっとした路面電車感もあり、素敵すぎます。

ああもうたまらん

そして今週。

日曜日がオフだったので、鎌倉まで足を伸ばしました。鎌倉は好きな街で、海山が近いのも地元阪神間を彷彿とさせるので関東滞在中に海が恋しくなれば鎌倉に行くという感じです。

単線といえば、みんな大好き江ノ電ですよね。
狭い住宅街を縫うように走る江ノ電、最高です。

なぜ魅力的なのか。

電車と人や住宅の距離が近いから良いのかな。自分でも良く分かりませんが、長期出張の良い思い出になったことは確かです。

もちろん、鎌倉ひとり街歩きも良かったですよ。前回来た時には新しいお店ができていたりして。お盆休み真っ最中だからかな、観光客も海水浴客も結構おられました。

夏ですね。

由比ヶ浜で自撮り

複雑なモデルのインプットを繰り返していると「ひらめき」のようなものが降りてくることがある

今週は出張ウィーク。

元々スペックの低いCPUとメモリを搭載している自分には到底こなせないレベルでスケジュールを詰め込んでいるため、昼夜関わらずミーティング等による大量かつ複雑なインプットとアウトプットにより少し脳疲労気味です。人間ってどこまでマルチタスクをこなすことができるんでしょうね。超人や天才みたいな人に憧れます。

内容はコンフィデンシャルなのでかなり抽象的な表現になりますが、複雑なモデルのインプットを繰り返していると「ひらめき」のようなものが降りてきて、抱えているプロジェクトで顕在化しているボトルネックに対するブレイクスルーのアイデアであったり、新たなビジネスモデルのアイデアなどがどんどん湧き上がってくることもあります。これはこれで100本ノック効果といいますか、セレンディピティといいますか、一見関連性がないように見える事象が結びついたりすることも多いので面白いですね。ただ、そこまで行くためには「かなりの無理」をしなければならないことが条件です。生みの苦しみって、やっぱりあります。苦労しなければ成し遂げることができない。分かっちゃいるし、ずっとその繰り返しですが、たまには楽したいなと思うこともあります。笑

最近不思議なことに、山積する課題を洗い出した上で、あるべき未来社会のイメージが自分の考えと良く似ている方とのつながりが増えているということです。類は友を呼ぶというのか、引き寄せられているというのか。時代の変わり目でしょうかね。まだまだこれからやること盛りだくさんです。

そんなことを考えつつ、明日もがんばろうと思います。

こちらは昨夜の一献

副業人材の活用で業績を伸ばしている企業が多くなってきた

自分の顧問先はテック系企業が多く、どの会社も常にエンジニア(特にプログラマ)を募集しています。慢性的なIT人材の不足は、これからアクセルを踏んでビジネスを加速させたい企業、特にベンチャー企業の大きなリスクになっています。

とはいえ、真正面から中途採用をしようとしても人はなかなか集まりません。そこでリファラル採用やダイレクト・リクルーティングをするんですが、結果が出ている企業はごく一部です。そこで、僕が社外取締役を務めている企業などでは、副業人材の活用を積極的に推進し始めました。開発中の自社製品、プロジェクトを切り出しやすくし、0.2〜0.3人月でもジョインしていただけるようにすると、ハイスペック人材を比較的低コストで手に入れることができ、なおかつ人材不足による開発遅延を解消することができます。

これには色々と工夫が必要ですが、管理コストをできるだけ下げ、フルリモートでもteams、slack、バージョン管理ツール等を駆使してリアルタイムで進捗が分かり、副業人材が孤独や不安を感じないようにすることが必須です。

私の場合はLinkedIn等を活用してOpen to Work のエンジニアの方々と接点を持ち、勤め先が副業を解禁しており、なおかつ副業先を探しているエンジニアと面談を行い、自社で採用するということに取り組んでいますが、最近よく聞くのは「副業を会社として認めなければエンジニア人材流出が止まらない」という点です。

大企業を中心に副業を解禁している会社が増えてきましたが、これの一つの要因は良い人材を確保するためである、ということもいえます。さらにいうと、リモートワーク、在宅ワークが選択可能かという点も人材確保の重要な要素の一つになっています。

また積極的な見方をすると、受け入れ企業側のメリットとして、低コストでハイスペックな社外人材を助っ人として雇えるので、社内に新しい風を吹き込み、社内人材の活性化も期待できるという点、副業人材側からすると、収入を増やし、スキルと視野を広げるという面で双方にメリットがあります。

前述したテックベンチャー以外にも、私が関わらせていただいている別の大手メーカーでは、すでに社外副業人材の活用に積極的に取り組んでおり、専門人材をチームに招き入れてプロジェクトを推進するということで結果を出している(出しつつある)企業もあります。

こういう動きを肌身で感じている自分としては、このブログで何度も書いているように変化に柔軟に即応する企業と、そうでない企業との差がものすごい勢いで開いているということを実感しています。顧問業、コンサル業をやっていると、良くも悪くも客観的視点で色んな会社を見ることができますから、ここは伸びる、ここは右肩下がり、という会社はかなりの高精度で判断できます。

今日のニュースであったように円安背景に好業績に湧く大手企業がボーナスをたくさん支給できるのも、こういう柔軟な働き方を採用できる背景があるからだと分析しています。

大手企業の夏のボーナス、4年ぶり増加…増加率は81年以降で最高の8・77%(Yahoo News)

中小企業と大手の業績格差が益々開いていく理由は、中小企業の経営の意思決定がオーナー社長にほぼ100%依存してしまうからだといえます。多くのオーナー社長は自己の成功体験に基づいて会社を舵取りしようとしますが、10年前、20年前と今とでは大きくビジネス環境が変わっていますから、柔軟な判断ができず、決断を遅らせてしまい、いつの間にか取り残されてしまうんですね。

僕がいつも見ていて可愛そうだなと思うのは、その会社の社長はどうでも良いとして、そこで働く社員です。副業も禁止され、業績も上がらず、給与もボーナスも低い。逆にキーエンスのように厳しい会社では、高額な給料を支給することによって社員のがんばりに報いていますが、給料も安い上で、色々と制限がある会社にいる意味は全くないといえます(やりがいやビジョンに共感できるのであればそれもまた良しですが)。今からでも遅くないので、もし転職可能な人がいれば、どんどん動くべき時だと思います。今、思っている以上に(転職、副業含めて)稼ぐチャンスはゴロゴロしていますから。

というわけで、これから副業人材活用といった新しい取り組みと成果について、定量、定性評価の両面から注視していきたいと思っています。

楽しみ!

嬉しいサービス満載、シャトレーゼ運営の吉川カントリー倶楽部にて

この猛暑の中ではありますが、今週末は二日連続でのラウンドでした。初日はホームコースの一つである関西クラシックGC、そして二日目は、吉川カントリー倶楽部です。

夏場のラウンド連チャンは僕にとっては体力的に大きな挑戦となるのですが、同伴者の強者ゴルファーの皆さんはシーズン問わず、すごいペースで回っておられるので、3連チャン、4連チャンは平気なようです。色んな意味ですごい!

プロのゴルファーも女子は一試合で3日ラウンド、男子は4日ラウンド、出場権を掛けた予選からスタートしたら何日連続ってやるわけですから、テクニックもさることながら体力の有無もプロの中では重要な要素となるようですね。

さて今回、お誘いいただいてラウンドしたのは、自身初めてのラウンドとなる「吉川カントリー倶楽部」。ここは関西では唯一のシャトレーゼグループが運営するゴルフ場です。今まで知らなかったのですが、シャトレーゼは本社がある山梨県を中心に、国内外で19コースを運営しているようですね。菓子メーカーとゴルフ場って結びつかなかったな。

元々は東急が運営していたのでしょうか、コース自体は非常によくメンテナンスされていますし、グリーンのコンディションも良かったです。

さて、こちらのゴルフ場は、シャトレーゼグループらしく、スイーツのサービスが充実しています。中でも驚いたのは、マスター室横にある「アイスクリームルーム」。ここではシャトレーゼのアイスクリームが試食し放題、ドリンクバーもあります。

端から全種類いただきたいところですが、実際、一個二個程度しか入りません。笑 
宇治抹茶アイスという渋いチョイスをしましたが、美味しかった!

そして、さらにチケットを持っていると、ラウンド後にはケーキセット(ケーキ食べ放題)のサービスも!こちらもドリンクバー併設、三色団子などの和菓子もあります。

お菓子とゴルフ場の組み合わせ、面白いですし、顧客満足が高くて良いですね!
女性ゴルファーが多いのもうなずけます。

自分自身がずっとB to Bの世界で生きてきたので、食品・菓子などの to C 向けの会社がスポーツ・レジャー産業と結びつくとこういうことができるんだな〜と、少しだけうらやましく感じました。自社製品のモニタリングやPRも兼ねれますしね。

なんとなく分かりますかね、このテック側にいる人間の嫉妬のようなものを・・・笑

なにはともあれ素敵なラウンドになりました。
ご同伴の皆様、楽しいラウンドをありがとうございました!

海に面しているからという理由だけで、料理もドリンクも映えてしまう

人間というのは不思議なもので、その季節を迎えるたびに「春だからこれがしたい」「夏だからこれがしたい」というように季節ごとのイベントをしなければ気が済まないということってありますよね。

先日は鱧(はも)についての記事を書きましたが、四季がある日本で生まれたからなのか、実は僕も季節事に敏感だったりします。体が欲するというか。京都の人は祇園祭りで夏を感じるのでしょうし、野球ファンは高校野球で夏を感じるのでしょう。

若い頃のように、海水浴に行くことは娘たちが大きくなったのでなくなりましたが(ベトベトする、準備・着替えめんどくさい、長時間運転めんどくさい、日焼け嫌など理由はたくさんあります)、やはり海は見たい、海の側で快適に過ごしたいという思いは残っているようです。

先日、海欲が強くなり、淡路島が見える神戸のカフェを探してランチに行きました。海に面したカウンターに座した時に広がる明石海峡の景色、期待を裏切らない!

これだから神戸好きなんですよね。

こういう景色を目にするとスパークリングが飲みたくなるでしょう。車なのでノンアル・スパークリングです。近頃はノンアル系が充実してきて便利になりましたよね。

このまま暑中見舞いの絵葉書にしたい。

海に面しているからという理由だけで、料理もドリンクも映えてしまうから不思議です。

カフェの定番、タパスとパエリア

ついつい、写真を撮ってしまいますが、ロケーションが良いのでどこを切り取っても絵になるな。

皆さんはどんな夏を過ごされますか?
僕は海水浴は行かずとも、ゴルフとランニングで真っ黒になっています。

技術とビジネスと幸福度の関係についてモヤモヤする日々

二回目の梅雨も空けたようで気持ちの良い夏空が広がっています。
今日の写真は朝ジョグ中に撮った、木々と青空。

ふと目を上げた時に、青空と黄緑色のコントラストがハッとするくらい美しく、この色が再現できれば良いなとiPhoneで撮影したら、それ以上の写真が撮れました。無加工ですが、カメラの性能が良いのと、ひょっとしたら標準でHDR加工されるのかもしれませんね。ちゃんと調べてませんけれど。こんなにきれいに撮れるのだから、もうこれ以上カメラの性能上げなくてもいいよとすら思います。

最近、技術とビジネスと幸福度の関係について毎日モヤモヤとしています。
巷でよく言われていることですが、モノが行き渡った時代の先には何があるのだろう。

技術は進歩しているけれど、それを何のために使うか、何が成し遂げられるかを真剣に問われた時、答えに窮する自分がいることに気づきます。要するに「別になくても良いものを一生懸命作って売り込む」という無駄な作業の繰り返しがビジネスとするのであれば、技術をビジネスに転用するのってつまらないな、と思うのです。

ディスプレーを舐めたら指定した料理の味がするデバイスとか、料理の写真と共にその香りが漂うデバイスとか、バーチャル海外旅行とか。カーボンニュートラルという曖昧なもののためにEVを作るとか。ビジネス視点でいうと、常に新しいものを作って市場に供給しなければ成り立ちません。どんなものでも、必要か不要か、意味があるかないかは一切関係なく、売らなければ成り立たない。

でも行き過ぎると作って売ることが目的となり、何も成し遂げられていないこともある。先のデバイスの例でいうと実体験に勝るものはないと思うし、技術的な部分では「すごい!」とは思うけど、それで人々の生活は豊かになり、幸せになるのだろうかと考えたらクエスチョンマークがつくのです。

「このシステムを導入すれば、仕事量50%削減!」とか日常的に目にしますよね。50%も仕事量が削減できるなら、社員全員一日4時間勤務で売上維持が「本当の実現」になりませんか。「システム導入で80%コスト削減!」といって、導入後、利益率80%向上して社員の給料が1.8倍になった会社、僕は見たことないです。ダイヤルアップが5Gになって送信できるデータ量がキロバイトからギガバイトになって、GAFAMが肥大化した以外、日本人の給料も労働時間も変わってないでしょ。みんなおかしいと思わないのかな。

もしかしたら、本当は実現できるかもしれないけれど、今まで労働時間と経済的豊かさが比例していた時代を生きてきた人たちにとってみれば、そういう世界に一歩踏み出すのは怖いだけなのかもしれません。その先には、人類の「大いなる暇つぶし」の時代がやってくるイメージが沸かないのかもしれない。

技術の話に戻ると、これがあったら便利!というものは、ドラえもんの道具ですべてアイデアは出されていたと思います。「どこでもドア」は誰が見ても「便利!」と思えるツールです。もし、どこでもドアが開発されれば、それは人類の幸せに益するものかもしれないし、農業など、一次産業の効率化は世界人口100億人時代に対応できるものかもしれません。そういうところにリソースを集中投下するとビジネスも面白く感じるかもしれないな。

今は新しい時代への過渡期、と言われればそうかもしれないけど、なんだかモヤモヤします。人間が暮らしていくのに、本当に必要なものは少ないということを年齢を重ねるに連れ実感するからこそ、モヤモヤも増大しているのかもしれません。

日常使っている何気ない言葉の意味について

毎日忙しい日々ですが、できるだけ集中力を高めたい時、締め切りに追われてお尻に火がついた時、「よっしゃ、気合いや!」という言葉が勝手に出てきます。毎日「気合い」という単語を何度つぶやくことか。それほどまで「気合い」は日々の生活と共にあります。

でも良く考えてみると「気合い」の意味について良く知らなかった自分がいました。さらに悪いことに「気合いじゃ〜」と言ったところで、やる気がでない時は何も起きないことも日常茶飯事です。そこで今一度「気合い」の意味について調べてみることにしました。

Weblioを見てみると以下のように定義されています。

き-あい 【気合(い)】
読み方:きあい

1,精神を集中させて事に当たるときの気持ちの勢い。またそのときの掛け声「_がこもる」「_をかける」

2,呼吸。いき。「_をはかる」「_が合う」

Weblio辞書 

 
なるほど、気持ちの勢いか。あるいは呼吸。非常に抽象的なのでちゃんと理解できたかというと良く分かりませんが、言葉には力がありますので、それを口に出すことで精神が集中され、事に掛かる時に勢いが生まれるのかもしれませんね。

あなどることなかれ。騙されたと思って、これからも使い続けよう。

同じように「癒やされる」という言葉も日常的に使用しています。この「癒やされる」も実はあまり意味を知らずに使っていました。ということで同じweblioで調べてみると、

癒やされる
読み方:いやされる

それとの関わりを通じて、辛い思いなどが和らぎ、穏やかな気分になること。ストレスが軽減されること。

Weblio辞書

 
そういえば、仕事で煮詰まった時、ホームセンターのペットコーナーに行くことがあります。僕は動物全般、特に猫が好きなので、猫コーナーでじーっとにゃんこ達を眺めていると自然と目尻が下がり、笑顔になっています。

同じことが自然の中でも起きます。森の中を散歩する、空を見上げる、砂浜から海を眺めるといった行為を通じて、自然と肩の力が抜け、こわばっていた表情が緩むのです。

「癒やされる」という言葉について深く考えた時、それは「これでいいんだ、大丈夫」という気持ちなることと同意義なのかもしれません。日常に追われているとどうしても近視眼的になりがち。人との関わりも多いので、余計に視点が狭まってしまいます。でも、自分が生きている世界なんてちっぽけなもの。

自然の中に身を置いたり、猫を見たりしていると、「これでいいんだ」と思うし、自己肯定感が高まります。忙しい時ほど、苦しい時ほど、自分が生きている多様な世界に目を向ける。人間から離れる。

見る対象を変えることは大切ですね。日々、勉強の繰り返しです。

旬のものをいただく喜び

関西の夏の味覚といえば、鱧(はも)。

今年二回目の鱧を「落とし」でいただきました。鱧の落としとは、湯引きのこと。天ぷらも美味しいけど、僕はやっぱり落としを梅肉でいただくのが一番好きです。

旬のものをしっかりいただくことで、季節を感じることができる。日本は四季がある国ですので、願わくばこのまま気候変動の影響を受けず、輸入に頼らずに旬のものがその季節にしっかりとれる国であり続けて欲しいと思うものですが、なかなかそうもいかないかもしれませんね。

旬のものを食べるということは、身体の健康にも良いらしいですね。最近はスーパーで旬の夏野菜をたくさん買い込んで、常備菜を作ることを日課にしています。

さて、美味しい鱧とお酒を楽しみながらの話題は「抽象化」について。

抽象化とは複数の事象を並べて汎化することですが、この抽象化スピードが早い人ほど、仕事ができる。課題に対して勘所をすぐに掴むことができる人は一緒に話していてすぐに分かります。

木を見て森を見ずにならず、常に高い視点で物事を見ていきたいものです。

トレランとグリーンワークで、暑さに身体を慣らしていく

少しバックデートしますが、先週末の土曜日は六甲山トレラン、日曜日は猛暑の中でゴルフの月例競技と、暑さの中で二日連続身体を動かすということになりました。両日とも曇り空で直射日光はなかったものの、湿度が高く蒸し暑い。これで直射日光が出たらと想像すると・・・恐ろしいです。

六甲山トレランは、ウメランの皆さんと一緒に宝塚駅から六甲山縦走路を登り、山頂経由でケーブル山上駅まで17kmの馴染みのルートでしたが、慣れた道でもこの時期はなかなか堪えますね!

宝塚駅でスタート前に集合写真

これでも(ほぼ)毎朝 5km〜10km坂道ジョグをして、暑さ順化してるつもりですが、まだまだ体力づくりが足りていないようです。

大量発汗すると、身体がいくらでも水分を欲します。水なんてどれだけ飲んでもすぐに汗で出ていくし。体内の水分が一旦全部入れ替わっているのではないかと思うほどです。

そして、やはり最後はこれが美味しい!!最高の瞬間!!
いつも本当に良くしていただく、テンラン・カフェさん。

干からびた身体には、クラフトビールも食事も全部染み渡ります。もちろん、ビールを飲む前にはしっかり水で水分補給をします。

人間、ご褒美があるとがんばれる生き物!実に単純!笑

土曜日にかなり体力を使ってしまったので、翌日のクラブ月例競技はどうなるかなと思っていましたが、なんとか18ホール回り切ることができました。

直射日光はなかったものの、気温が高いとやはり体力を消耗します。氷嚢、冷感スプレー、凍ったペットボトルなど、ありとあらゆる手段で身体を冷やしながらですが、前半は好スコアだったものの、後半はバテてきて大叩き。笑 まあ、こんなものでしょう。

こんな季節ですが、お盆休みまでは最低週一、多い時は週二でラウンドが入っているので、熱中症には注意しながら万全の準備で回りたいと思います。

仲間の中には、3連チャンとか平気で回る人たちもいるので、ほんとすごいなあと思います。でも過信は要注意ですね!