かつてはテレビを見る時間が多かったのが、生活が全く変わってしまいました。見たいものは、YoutubeかAmazonプライムで選んでみるようになってきたし、スポーツはDAZNなどの有料専門チャンネルで視聴。地上波はほとんど見なくなりました。
こうなると、いわゆる芸能人にも疎くなってきて。
Costcoや業務スーパーなどで買ったものを紹介するチャンネル、家事や掃除のチャンネルなど、一般人が自らチャンネルを持って情報発信するのですから、そこから必要な情報を得ることさえできれば、発信者は有名人や知識人や芸能人じゃなくても良いわけです。いや、一般人の方がむしろ変なバイアスやしがらみがなくて良い。
でも、僕と同じような考えを持ち、自分が欲しいと思う情報は自分で探し、取りに行き、良し悪しを判断するという属性の人と、お年寄りのようにずっとテレビの前にいてそこからの情報を当たり前のように信じる属性の人とでは、まだまだ後者の方が多いように感じます。若い人デジタルネイティブ世代の人たちなんて完全に前者でしょうけどね。
最近特に感じるのが、こういう情報取得のパラダイムシフトというべき変化に対して自然に順応している人と、そうでない旧態依然とした人との差が著しく広がっており、その差がそっくりそのまま仕事にも表れているという点です。
具体的にいうと、前者は競合他社の動向や、市場環境の変化、自社製品・サービスのポジションについて自分の頭で周囲の情報を収集し、分析し、答えを導き、次の打ち手を考えることに長けています。一方後者は、自分で考えるというより、上の人から言われることをそのまま鵜呑みにするか、過去の成功体験から物事の良し悪しを判断するか、同調圧力に流されて漫然と仕事をしているので新しいことを生み出すことができないし、市況の変化に疎い人が多い。
後者のタイプが多い会社は一見穏やかな社風で平和に見えるかもしれませんが、合議を重んじるために会議が多くなり、成長はなく、やがて埋没するケースがとても多いのです。
ちょっと話がそれてしまいました。
やはり、自分で調べて、頭で考えて、行動すること。
これがとても大切ですね。
一つ肩の荷が降りた気分
先日、ようやくファイザー製ワクチン2回目の接種が終わりました。
その後の二日間は特に大きな発熱もなく、少しの頭痛と倦怠感はあったもののほぼ通常どおりの生活ができ、仕事にも支障をきたすことはありませんでした。良かった良かった。
こうして無事に二回目を終えると、なんだか肩の荷が降りた気分になります。やるべきことをやったという感じ。今後ワクチンパスポートも流通するかもしれないし、そうなると今ストップしている海外出張などにも行けるようになるかもしれない。
僕は比較的後ろの方の順番でしたけど、やはり打っておいて良かったと思うのです。ワクチンの効果は別にして。もちろん、打たない自由もあるとは思います。
緊急事態宣言も明け、お陰さまで仕事の方も忙しくなってきました。今は出社するよりも在宅ワークの方が多いのですが、ほんとどこにいても仕事ができる今の時代、良いですよね。
こんな時期ですけれど、あちこちで粛々と研究開発は進み、ビジネスも進んでいます。何も停滞していないし、日々新しい技術が開発されている。なんだかんだ言ってすごいよなあ、社会というものは。金利上昇、テーパリング、米国デフォルト危機の影響で株価は軒並み下落していますけれど、足元をしっかりみて出来ることを日々積み重ねていくと良いことありますよ。
それでは明日もがんばりましょう。

色は黒く、歯だけは白い
本格的なシーズンインということで、ほぼ毎週ゴルフです。
今日はホームコースでラウンド。朝一番の練習場は誰もいない貸し切り状態。静寂の中、ひんやりとした空気が最高に気持ち良かったです。

さすがに朝晩は涼しくなって来ましたが、日中の日差しと紫外線の強さは夏の比じゃありません。むしろこの時期の紫外線はかなりきつい。
もちろん、ラウンド中は日焼け止めを何度も塗り直し、保湿にパックを念入りにしていても、ゴルフとマラソンしかしていないような人間にとっては、現状を維持するよりも早い速度で黒光りへの道を歩むようになります。
家族からは、パパ黒い!でも歯は白い!って。
ちゃんとした仕事人で色黒歯白の人なんてあまりいないですよね。そんな人は何の仕事しているか分からない怪しい人です。僕は普段は外に出ることもなくPCをカチカチしているだけの善良なビジネスマンなのですが、職業不詳の人と誤解されそうで不安になっています。
室内なのでこれでも肌は白く映っています。
実際はもっと黒いと思います。
これで開襟シャツを着て、MCハマーのようなネックレスをしたら、完全にそっちの人になりそうです。日焼け止め対策、大切です!

見上げた空が燃えていた
在宅ワーク中はオフィスにいる時と違って、空を見上げる時間が増えました。朝のジョギング中に空を見上げ、仕事中の息抜きにベランダから空を見上げる。
オフィスは梅田のど真ん中にあるので、周りはビルばかり。空の広がりに制限があるんのですが、自宅は山の中腹にあるので、空が広いのです。
こちらは朝の空。
うろこ雲が秋の訪れを告げます。


夕方、ベランダから見上げた空は燃えていました。
美しい夕焼けです。

山といえば、今朝、庭でたぬきが死んでいるのを発見しました。
かわいそうだけど、市役所に電話をして、すぐに回収に来てもらいました。庭で野生の生き物が死んでいるなんてね。見かけることはあってもこういうケースは初めてです。最近はイノシシもあまり見かけなくなってきたのですが。
山の中で生活していることを実感します。
インパネはタブレット一枚、スマホで制御
今日は納車日。
3年乗ったSUVから、同じメーカーのほぼ同じグレードのSUVへの乗り換えです。わずか3年とはいえ、その間に車も進化するもので。
特に驚いたのはインパネが細長いタブレット一枚になっていること。

奥行きがなく、ペラペラの板一枚。
左側のタブレットはタッチパネルで操作。奥行きがないことに慣れてしまえば便利なのは便利です。テスラは最初から縦長のタブレット一枚でしたけど、他メーカーも追随していますね。
今の車はインターネットで接続されており、それが故に「コネクテッド・カー」とも呼ばれていますが、もうひとつの進化は、スマホの専用アプリからの制御。
車の位置情報の取得はもちろんのこと、ドアのロックの開け締め、ウインドウの開け締めまでスマホから遠隔操作で行えます。ライトを点灯させることもできるし、燃料の残量や走行距離、ウォッシャー液、タイヤの空気圧、ブレーキオイルの状態まで確認可能。
まさにコネクテッド・カーですね。内燃機関を積んでいるとはいえ、もはや自動車は走るコンピューター。これが故に半導体、IC、ハーネス、ケーブル、コネクタ、ワイヤレスモジュールなどの部品が大量に使われるようになってきました。逆に、昨今の半導体不足など供給の問題が発生すれば、一部の機能を削減して販売するなど臨機応変な対応も可能なわけです。
とはいえ、シンプルではないなあ。
システムとしては複雑だし、コネクテッドなゆえにセキュリティリスクとも背中合わせ。
今日もラウンド中にゴルフ仲間が「70歳越えたら車運転してゴルフ場なんて行けなくなるよね」と言っていたのですが、いやいや、20年先なんて車は全部自動化されてますよ、形もどうなっているか分からないし、と話をしていました。
実際、車や移動方法も形を変えているでしょうね。人が運転するということはなくなっていると思います。間違いなく。
信念があれば越えて行ける。
それがたとえ高過ぎる山だと感じても。
信念を信じて、越えて行く。信念があれば、越えて行ける。
今日はそんなことを考えさせられた一日でした。
まずは、ドイツの最長トレイルレース「megarace 2021」に出場され、10日以上かけて今日の夕方にゴールされたアドベンチャーランナー北田雄夫さん。なんと総距離1001km (実際は1003kmとも1004kmとも・・・) のトレイルを無事完走されました。本当におめでとうございます。
毎日、GPSと連動したマップで位置を確認していましたが、とてつもなく長い距離を少しづつ、少しづつ、しかし着実に進んで行かれる姿を見、さらに今日の感動のゴールを映像で目の当たりにして、人間の持つ強さを垣間見た気がします。
さて自分はどうか。自分ならどうするか。
人は誰でも目の前に大きな山が立ちはだかった時に悩み、尻込みするものです。
真剣に生きていれば、越えれそうにない壁に直面することもあるし、登り始めるとあまりのしんどさに途中で止めようかと思うこともある。見えない明日に不安になって寝れないこともある。それでも前に進まなければならない時がある。
気が狂いそうなくらい悩みつつも、なんとか自分を信じ、自分の信念を信じて進む。たとえ人にどう思われようが、反発を受けようが、身体がどれだけ痛かろうが、信念を持って突き進む。
自分もこれからが人生の勝負どころ。
自分はどこまで出来るだろう。
さて、やってやろうじゃないか。

DIYで映えるインテリアと映えないインテリア
引っ越しで一ヶ月以上経つのに、なかなか落ち着かないのが世の常というものでしょう。少しづつ、少しづつ、考えながら進めているのですが、それでも「よっしゃー、ようやく完成!」とはいきません。
特に収納ね。
こちらは家のサイズに合わせて色々と考えなければならないのですが、あれこれサイズを測り、棚板とブラケットを買って来て、一部DIYをしてみました。
洗濯機の上のスペースを有効活用です。

この際だからと、家具も一部変えてみたり。IKEAやCostcoでリーズナブルなものをあれこれ買って来て、自宅でインパクトドライバー片手にひたすら組み立て。
まずはダイニングのチェア。Costcoで買ってきました。DIYではありません。既製品ですが、組み立てが必要です。
足のデザインがかわいいのと、イスの高さが海外向きで47cmと高めなので身長の高い僕にぴったり。最近の子たちは足長いですね。娘二人も普通に座ってます。

こちらはベンチの組み立て。
これはIKEAです。

シューズボックス。大きな靴箱はあるのですが、それだけでは足らないので、サブ用に買って、組み立て。こちらもIKEAです。

その他にも、屋外の倉庫の棚とか、キッチンの棚とかもDIY。
これらは地味過ぎて映えないので、写真は撮ってません。笑
映えるのと映えないのと。
いくら実用的で使えるものでも映えなければ写真すら撮ってもらえないという世知辛い世の中です。
今日は作業前に15kmランもしていたので、組み立てとのダブルパンチで疲れた〜!
久しぶりにしっかり体力を使った気分です。
今日は良く眠れそうです。
明確かつ明快なメッセージの元に人は集まる
今日のゴルフ帰り、以前からゴルフ仲間の中で話題(というより、推し)になっていたラーメン屋さんに一人で立ち寄りました。そこはラーメンといより中華そば専門店。食べログ評価3.55で、近傍のラーメン店の中でも際立つ存在です。
メニューは、中華そば、塩中華そば、魚介中華そば、チャーハン、ご飯。トッピングは味玉とチャーシューのみ。派手な看板もなく、シンプルな店内にはカウンター10席。余分なものは削ぎ落とし「うちは中華そば一本で勝負します」というメッセージが感じられます。15時前だから空いているかなと思っていたら、3人ほど待ちが。自分の後にも次々とお客さんが入ってきました。
15分ほど待って、ようやくカウンター席が空きました。僕がオーダーしたのは、中華そばと半チャーハンのセット。セットメニューはこれだけです。
出てきたのは、昔なつかしの中華そば。チャーシュー、ネギ、メンマ、ナルト(ナルト!) れんげでスープを一口。旨い。麺も普通の麺なのに、旨い。もうこのお店はこのスープだけで勝負しているのでしょうね。
シンプルだからこそ、いい。
そこには奇をてらうわけでも、流行に流されるでもない、正真正銘の「中華そば」のみを提供したいというメッセージが込められているように感じました。

このラーメン店のように、明確かつ明快なメッセージの元に人は集まるのでしょう。
どういうことかというと、この店の場合は、
「中華そば一本で勝負します」=明確(はっきりしていて確実)
「だしにこだわっています」=明快(はっきりしていて分かりやすい)
これが、明確かつ明快なメッセージであり、それを実際に食した人は「ああ、確かにそうだ」と納得するのです。仮に万人受けはしなかったとしても、本物のファンがつく。
この要素、政治の世界でも、ビジネスの世界でもとても重要だと思うのです。
最近の総裁選ニュースを見ていると、政策、話し方、質問の受け答えに各候補者の特徴が出ています。何を言っているのか良く分からない人もいるし、真意が見えない人もいるし、だましだまし、逃げ道をつくりながら話す人がいる一方、「明確かつ明快なメッセージ」をぶれずに発する候補者もいます。
企業経営でも同じ。トップ・マネジメントがどれだけ明確で明快でぶれないメッセージを発することができるかにより、その会社は成長もすれば衰退もします。どっちに転んでも大丈夫なように、逃げ道を作りながら話す経営者に社員はついて行きたいと思うでしょうか。
情報が価値を生む時代、日和見でもなく、逃げ道を作りながら、どちらとも取れる曖昧な話し方をするのでもなく、話す人によって意見を変えるのでもない、ぶれないメッセージが、特にこの混沌とした時代に暗闇を照らす一筋の光のように輝きます。
六甲トレラン、ビール、有馬温泉食べ歩き
ラン友さんに急遽誘っていただき、久しぶりの六甲トレラン。
今日のコースは、芦屋川スタート、六甲山頂、有馬温泉の極楽ルートです。楽ではないけど、そこまでスパルタンでもないちょうど良いルート。レース前などは、芦屋、有馬を往復するトレーニングをするのですが、今日はみなさんと一緒に片道一方通行です。
もちろんご褒美は、有馬の温泉と、さっぱりした後のビール。いやあ、このコース、テッパンとはいえ本当に最高ですね。


台風一過で空気がクリア。
今日は本当に良い天気でした。
六甲最高!

一軒茶屋で一本目のビール。

そして、有馬温泉へ。
金の湯でさっぱりした後は、有馬麦酒を片手に、天ぷらと焼き立て炭酸せんべい、ジェラートなどをバスの時間まで食べ歩き。

8月はほとんど走れていなかったので正直、足に不安はありましたが、ここは六甲山。
庭みたいなものなので、身体はちゃんと覚えています。
なんだか拍子抜けするくらい楽に登り、走れました。天気も良く、最高の気分転換になりました。
なるほど、これが外で食べるラーメンの味か
緊急事態宣言中は在宅ワークが基本となっていますが、週に一度くらいは出社しています。先日、技術カンファレンスの講演収録があったので、一週間ぶりに出社しました。こちらの講演はオンラインカンファレンスの期間中、オンデマンド配信されます。
講演の収録も、以前はスタジオか会場に行ってカメラの前で話すという感じだったのが、今はzoomでの遠隔収録ですからね。便利は便利なんですけど、こちらは自社の会議室でPCを前にして話しているだけなので、臨場感や緊張感がない。まあ、一長一短ありますよね。
そして、大阪に出てきたタイミングで、取引先のメーカーを訪問。車で移動していたので、打ち合わせ帰りに幹線道路沿いの「丸源」というラーメン屋に入りました。駐車場のある大きなラーメン屋さんですが、今はどこも透明のアクリルパーテーションで区切っていて、どのラーメン屋も「一蘭」状態です。まあ、こっちの方が安心。
こちらはオーダーした「肉そば」。
なんか久しぶりに外で食べるラーメンだ。美味しい。

鉄板チャーハン

いろんなことを恐れずにいうと、チャーハンに関しては自分が作るチャーハンが一番美味しいと思っているので、こちらのチャーハンは、まあ普通に美味しかったです(怒られるで)
コロナ前までは夕食を自宅でとることは少なく、あれだけ毎晩飲み歩いていたのに、今となっては外食がランチも含めて「たまの出来事」になっているのですから。ほんと不思議なものですよ。逆にいうと、飲食業界にそれだけのお金を落としていたのが、それがなくなったということもできます。マクロ的にみて飲食業界がしんどくなっているのは当然ですよね。
元に戻るか戻らないかの議論はさておき、一度ある習慣に慣れてしまうと、その前の「当たり前」が過去のことになってしまうのですから、人間の順応力ってすごいと思います。