路地の中の日常と平和

海が見たくて、朝ラン。芦屋浜に向かって走るも、途中で雨が降ったり、風が強まったりして、ノースリーブシャツ一枚では少し肌寒いランニングとなりました。

海を見てすぐに引き返すこともできたのですが、せっかく家を出て走り始めたのだから10kmは走りたいと思い、雨に追われて帰るのはやめて、距離を確保するため住宅街の中を通るコースを選択することにしました。

いつもと違うコースを通ると、新たな気付きを得ることができます。

閑静な住宅街は立ち並ぶ家を見ているだけで楽しい気分になりますし、一本路地を入った旧商店街の通り(ここは阪神大震災で壊滅し、区画整理された地域です)は、点在するお店が元気に営業していたりして微笑ましく感じます。それに何より、公園で子どもたちと遊んでいるお父さん、ベンチに座るご老人を見ていると、なぜだか急に、ああ、これが平和というものなのかなと思いました。

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当たり前の、何でもない日常というのは宝です。例えば、それば脅かされるようなことがあったり、自然災害に見舞われたりすると、その日常は脆くも崩れ去り、また、その「当たり前の、何でもない日常」を取り戻すためには多くの時間と労力を払わなければなりません。一度壊れてしまうと、元に戻すのは至難の業である。それは熊本城の復興に数十年も掛かるのと同じようなものなんですよね。だから大切にしなければならない。

たまに、住宅街を走るのも良いものです。そこには平和な日常がきっとあります。

目的地に向かう

近かろうが、遠かろうが、その時々で大小の選択を重ねつつ、目的地に向かうのが仕事であり人生ですよね。人生って決定の連続です。

一つの選択をするまでに、様々な検討を重ね、歩きながらでも走りながらも、その事を頭の中で考え、相談や打ち合わせをし、最適解を導きます。スティーブ・ジョブズじゃないけれど、人は将来を見ることができません。できることは、その場面、場面で、一生懸命考えて、数ある選択肢の中から一つを選び、その方向に歩を進め、その選択と決定を信じることだけです。

テクノロジーの世界にどっぷり浸かりながら、ビジネススキームを描く仕事は性に合っています。選択が正しいかどうかというより、選択した方向へ歩を進める時(例えばプロジェクトのキックオフなど)の高揚感はたまりませんし、実際それが形になり、ビジネスとして成功すれば最高です。そういう意味では、昨日も今日も、それぞれのプロジェクトで良いミーティングをすることができました。

今週もあっという間の一週間でした。

皆様、よい週末を過ごされますように。

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ランナーとしてよちよち歩きだった頃の桜は

誰も歩いていない深夜の芦屋川の夜桜。満開の桜を眺めながらの家路に、ランナーとしてよちよち歩きだった頃の自分を思い出したりして。

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7年前、健康のために走り始めた頃は、ほんの2、3Kmでも自分にとっては達成感があり、今なら最低でも10km走らないと走った気にならないような自分なんて、その当時は全く想像できませんでしたよね。平日の夜であろうが、飲んで帰って来ようが、家の周りをこうしてぐるぐる回って、芦屋川の桜を見て、ちょっと汗かいて満足して。

それが成長なのかどうかはともかく、過去の自分と比べてある意味退化している自分がいるのは事実ですが、一度始めたことは、12年書き続けているこのブログもしかり、走ることもしかり、少なくとも根暗な性格は昔も今も変わっていない。

そのことは、川の流れと春に咲く桜の花と同じくらい不変なんです。

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収穫のための種まき

収穫のための種まき。

そんな感じの一日です。今日はサンノゼからアメリカ人のパートナーを大阪に迎えて4時間会議をし、東京とSkypeを繋いで一時間会議、そして夜は案件の打ち合わせ。

長い一日でしたが、しっかりと種まきを行うことができました。あとは育てて刈り取るだけ。愛情を持って育てれば、きっと豊かな季節を迎えることができますよね。何事も愛情と情熱をもってすれば良い結果が生まれると信じています。

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今シーズンラストラン

毎年出場している地元芦屋のローカル大会、芦屋さくらファンラン。
今年はハワイバケーションも予定していたので、出走せずに応援だけに回ろうかとも考えていたのですが、色んな人に背中を押されてエントリー。季節外れで満開の桜の中、ハーフを出走してきました。

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街の中はどこも桜満開ですね。NASAの発表によれば3月の冷え込みは、太陽活動が停滞していたからとあり、それはそれで心配ではありますが、桜の花が長持ちするのは嬉しいことです。

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予想通り、篠山と徳島で出し尽くした身体は錆びついた機械の如く、重たくて全く言うことを聞きませんでしたが、なんとか1時間45分でゴールし、無事に6年連続で完走を果たすことができました。完走後は地元の仲間達とお花見宴会、そして夕方からは店を移してまた宴会。笑 
共に楽しい一日を過ごすことができた仲間に感謝です。

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途端に鉄板

帰国すると、だしの味と、粉物が恋しくなるものです。

昨夜は米国から半年ぶりに大阪にいらしたYさんも交え、ボスと一緒に鉄板とお好み焼きを囲ませていただきました。ああ、やっぱりだしの味!普通のお好み焼きでも十分美味しいのですが、そこに油かすが入っていたり、サイドメニューが充実していると更に嬉しくなるものですよね。

残念ながら、昨夜と今日は、雨が降っていたこともあって桜を楽しむことはできませんでしたが、雨の予報だった日曜日がなんと晴れの予報に代わり、今シーズン最後のレースとなる明日の芦屋ハーフマラソンはお花見ラン・宴会日和となりそうです。

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Boeing 747 の機内で

ホノルルの青い空に映えるDELTAのBoeing747に搭乗し、昨夜帰国しました。太平洋航路の復路は、大抵ずっと昼間を飛ぶので夜間飛行のような旅情はありませんが、帰国後すぐに寝れるので時差ボケにならずに済むというメリットはありますね。

復路9時間の機内では、映画を3.5本見ることができました。まずはハワイの雰囲気に浸りたく「モアナ」を視聴し、二本目はガラッと雰囲気を変えたくて「プラダを着た悪魔」をエントリー、そして三本目は長女の薦めで「セトウツミ」を(これがなかなかおもしろかった)、そして最後に往路でも視聴した「シン・ゴジラ」を途中まで。ここでKIXにランディングです。

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ほとんど寝なかったものですから、昨夜は自宅でぐっすり寝ることができ、今朝は元気に出社しています。久しぶりの満員電車とラッシュ時の駅を行き交う人々を見て、ああ、やっぱりこの国は勤勉で優秀な国民によって成り立っているんだなと実感し(多少、シン・ゴジラの影響もあるかもしれません)、自分の仕事にも力が入るというものです。

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少なくとも、自分は仕事が好きな人種で良かったなと思います。現地ハワイでも仕事は毎日していたからかもしれませんが、何のギャップもなくソフトランディング出来ているのですから。

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体に刻まれた記憶

オアフのイーストサイド、ウインドワードエリアに位置するカイルアタウンはハワイの中でも大好きな場所の一つです。いかにも郊外の住宅街といった趣の、のんびりと落ち着いた町を抜けると青い海に真っ白な砂浜が映えるとても美しいビーチが現れます。ここが、カイルア・ビーチ・パークです。

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渡ハの度に必ず訪れる場所ですが、タウンに入ってからの行き方も体がちゃんと覚えているようで、ほとんどナビも使わず来ることが出来ました。体に刻まれた記憶は正確ですね。脳と体を分離して考えることは科学的に間違っているのかもしれませんが、時に脳の記憶は曖昧だったり歪曲されたりすることも多いですから。

このカイルアタウンには、とてもノスタルジックな佇まいをみせる、KALAPAWAI Market があります。地元の便利スーパーといった感じで、食料品、生活用品からお酒まで置いているのですが、ここの人気はグロサリー。地元の人がテイクアウトで食材を買って、外で食べるという光景が見られます。

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カイルアタウンは、リタイアされた方が多く住む町です。それなりに住宅の値段も高いのですが(カハラほどではないと思いますが)、その分、ゆったりとした余裕のある空気が流れています。いつかこのような場所でのんびりと余生を過ごせたらいいなと思います。

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こちらは、マカプウから見たラビットアイランドです。今日も最高の天気でした。
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30年前の記憶を辿る、母の旅

今回の旅は母と弟が一緒に来ています。本当は父も一緒に来る予定だったのですが、急遽どうしようもない予定が入ってしまって断念したのでした。忙しい弟も、こんな機会は滅多にないからと仕事を無理やり調整して来ています。嬉しいことです。

母は、僕(41歳)と弟(もうすぐ40歳、独身)が一緒なので、30年前のハワイを懐かしく感じているようです。僕が小学校4年生と5年生の夏に、家族旅行でハワイに来たのでした。今は孫の手を引いて遊びに行くホノルル動物園や水族館、ドライブ途中に立ち寄るハロナの潮吹岩も、どこも母の中では僕と弟が小さかった頃の思い出で詰まっているようです。事あるごとに、「ここでアザラシのぬいぐるみ買ったよね」とか「ここでうまく波に乗れて得意そうだったよね」と、思い出話を語ります。

共に過ごした一瞬、一瞬は、まるで宝物のように輝き続けます。

僕も恐らく、あと20年、30年すれば、自分がこうして娘達と一緒に来たハワイの思い出の数々を懐かしい思い出と一緒に語るんでしょうね。今でさえ、赤ちゃんだった頃の娘達の様子を、彼女たちに語っているのですから。

さて、ハワイの値打ちは、やはりサンセットでしょう。

幾つか写真をアップしたいと思います。こちらは、今日の夕暮れ時のサンディービーチパーク。娘ふたり、楽しそうにビーチを歩きながら、かけがえのない一瞬一瞬を刻んでいるようです。
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ダイヤモンドヘッドビーチパーク
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サンディーに向かう途中のLook Outから
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見上げるココヘッド
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ハロナブローホール(潮吹岩)
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夕暮れ時のサンディーは大好きな場所の一つです
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最後はココヘッドのLook Outから夕暮れに染まるハワイカイの町並みを
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やっぱりハワイじゃないとな・・・と感じるのは

他の国や土地ではあまり感じないのに、ここハワイに来ると、「やっぱりハワイじゃなければダメだよな」と思うことが多々あります。なぜそう思うのか分かりませんが、とにかく、ハワイじゃないとだめなんです。

今回の旅程の半分が過ぎた今(ハワイ時間の4/2、日曜日の朝6時)、ジョギングをしている間も、こうして早朝に起きてリビングでコーヒーを飲みつつ海を眺めている時も、ああ、やっぱりハワイじゃないとな、と思うんです。

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それはきっと、特別なことがなくても、ハワイの風に吹かれていると体の毒素が抜けていくように感じること、波の音が雑音を消してくれること、娘たちがとても生き生きとして(普段から元気いっぱいですが)、いろんな思い出を彼女たちの中に作っていること、自分自身いつでも気持ちが明るく、前向きになれること、・・・そういう一つひとつの要因すべてが重なり合わさって、とても良い循環が生まれ、やっぱりハワイ、となるのかもしれません。

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こちらで仕事をしていても、条件の厳しい仕事のメールに対して気持ちの沈み方が全然違います。どうでもいいや、というネガティブな感情ではなく、冷静に前向きに対応できています。日本とアメリカの間にいるから、双方の良い時間にメール・Skypeでやり取りができるし、仕事をする環境としても抜群に良いとも感じます。願わくば、社員が交代でハワイにやってきてリフレッシュしながら仕事ができるような環境を作りたいと心から思います。他の国でも良いかもしれないけれど、やっぱり、ハワイじゃないとな、と思うからです。

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暮らすようにステイすることが今回の旅のテーマですが、広いキッチンに冷蔵庫がついていると、外食をすることがほとんどありません。スーパーに行って買い物をし、朝晩キッチンでビールを飲みながら料理をしています。最近流行りのお店に疎くなりますが、それでも、自由に時間を使うことができることがとても良いと思っています。

こちらはきっと今がベストシーズンです。暑すぎず、寒すぎず、最高に心地の良い晴天が続いています。一分一秒を大切にしながら過ごしています。

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