使う人が使いやすく、作る人が作りやすいものを設計することが自分たちの価値提供

先日、横浜の某一部上場メーカーさんの研究開発センターに行った時のこと。開発部の方と話をしていると、自分たちは設計者として、これを使う人はどういう風に使うのか、製造の人がそれを作る時はどうしているのか、それを想像しています、いくらスペックが良くても、使いづらいもの、作りづらいものは世に出してはいけないと思っているので・・・という言葉が出てきました。

使う人(エンドユーザ)のことを考えるのは当たり前だとしても、設計工程よりも下流にある製造現場のことを考え、作りやすいかどうかまで考えるのは、当たり前のようでなかなか出来ないことです。なぜなら大抵の場合、工程は縦割りされているので相手の顔も見づらく、自分たちは設計者の論理で良いと思うものを作り、時間に追われながらも納期さえなんとか守っていればそれでOKと思ってしまいがちだからです。

価値というのは、それを使う人が決めること。設計だけでなく、全ての面で同じことが言えますよね。自分が良いと思っていても、相手がそう思わないなら、相手にとってそれは価値がないことと同じ。思いやりを持ち相手の立場に立って、キャッチしやすいパスを投げてあげたり、分かりやすい言葉を掛けてあげたり、そういうことだと思います。

仕事柄、技術者の方と会うことが多く、今日も日本の代表するメーカーのユーザービリティ評価の専門家と話をしていたのですが、どこのものづくりの現場にも、自分の専門分野に誇りと責任を持ち、その技術を通していかに世の中を良く出来るかを真剣に考えているエンジニアがこの国にはたくさんいるなと、毎回実感します。日本の製造業を取り巻く問題はたくさんありますが、現場一人一人のそういうポジティブな精神が何かを変える力になって欲しいなといつも思います。

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日常のちょっとしたアクセント ー 先頭車両の景色とマグロ

打ち合わせでポートアイランドへ。

週末のポートライナーの最前列は子供連れの楽園ですが、平日の夕方早い時間は通勤通学ラッシュにも重ならずガラ空き。誰の目を気にすることもなく、最前列の景色を堪能し、我が世の春を謳歌しました。

なんて素晴らしい景色なんでしょう。ゆりかもめの最前列も良いですが、神戸の小さな町のサイズもまた素敵です。
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神戸港の景色
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日々の活動の中に、このようなちょっとしたアクセントがあると嬉しくなりますね。そういえば昨日はプロジェクト会議で大阪府大に缶詰っておりましたが、となりの市場にはこんなオブジェがありました。これもなかなか素敵です。

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【Airport Gallery】Suvarnabhumi International Airport (タイ・スワンナプーム国際空港 BKK)

飛行機や空港が好きなエアマニアは意外とたくさん存在しています。僕も自他共に認めるエアフェチですが、このブログの恒例シリーズとなっている「世界の空港・AirPort Gallery」を楽しみにしていただいている方も多いようで、「あのシリーズ好きなんですよ」と言っていただくことも多く、同じ趣味を共通化出来ているような気がしてとても嬉しく思いますし、行く先々で写真を撮っていて良かったなとも思います。

さて、今回は往復のトランジットで利用したタイのスワンナプーム国際空港(BKK)をご紹介したいと思います。建物のデザインも斬新ですし、国際線のラウンジも充実していてお気に入りの空港になりました。

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それでは、写真でどうぞ。
まずは外観です。
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三角形のデザイン、内装はテントになっています。一瞬、関空とも良く似たデザインですね。
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シンガポールのチャンギ、深センや香港もそうですが、いかにもアジアの空港という感じで似通っています。そういう意味では、どこも特色がなくなって来て寂しい気もしますが、機能的には良いんでしょうね。
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こちらはラウンジ。
Priority Passが利用できるラウンジが充実しています。夜ご飯、朝ご飯も簡単であれば済ませれることができます。(実際、朝ご飯はラウンジで済ましました)
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コンコースの様子。夜はとても幻想的です。
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番外編。バンガロールから朝焼けと共に戻ってきました。海側からのアプローチはとても美しい景色でした。
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いかがでしたでしょうか。
明日はバーチャルトリップ第二弾、インド・バンガロールのケンペゴウダ国際空港をご紹介いたします。お楽しみに。

“THE LINKS KITAHAMA“ オープニングレセプション ー 大阪の新しいコミュニケーションのハブとして

親友の中川社長がプロデュースし、僕も少しお手伝いさせていただいている、コワーキングスペース「THE LINKS KITAHAMA」のオープニングレセプションに出席させていただきました。ファウンダーでオーナーの坂井社長、コファウンダーの高室社長の素晴らしいお人柄、とても感じが良くホスピタリティに溢れたスタッフの皆さん、そして「大阪から起業家をどんどん輩出し、大阪をもっと盛り上げたい!」「起業した時に必ず悩むオフィスの問題を解決し、理想的なオフィスを作りたい!」というコンセプトの中で生まれたコワーキングスペース「THE LINKS KITAHAMA」。(設立の経緯は、こちらに詳しく書かれているのでご覧ください)のレセプションは、パーティに集まった方々も素晴らしく、今後「LINKS」の名の通り、人と人、情報と情報が繋がり、大阪のコミュニケーションのハブとして、また起業家が集まる新しい名所として飛躍する予感に満ちていました。

写真もたくさん撮ってきたので掲載して紹介したいと思います。

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内装はとにかくシックでお洒落。まるで高級ホテルのロビーラウンジのようです。フリースペースにもいたるところにコンセントが配置されているのが嬉しいですね。

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なんとパウダールームも完備
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大会議室と小会議室
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いかがでしたでしょうか。
僕が起業家なら迷わず入居します。笑) あるいは、社屋移転したらこんな内装にしたいと思うような、お手本のようなインテリアでした。

日本の中心である東京に人・物・金が流れてしまい、地盤沈下が止まらない大阪において「起業家やフリーランスを本気で応援するコワーキングを大阪で作りたい!!」という思いの中から生まれた「THE LINKS KITAHAMA」。ただいま会員、入居者募集中です。地下鉄淀屋橋、北浜から5分の好立地。オフィスビルの一階でアクセスも抜群。是非、一度見学に訪れてみてはいかがでしょうか。

541-0042 大阪市中央区今橋2-3-16 MID今橋ビル1F

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■ 公式FBページ
https://www.facebook.com/theLINKS2016/

■ 公式WEBサイト (11/10公開予定)
http://links-kitahama.com/

■ クラウドファウンディングページ
https://faavo.jp/osaka/project/1527

朝礼暮改

昨日、天気のことをボヤいていたら今朝はこの空。
ああ、なんだかありがとう。救われました。

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とはいえ、各地で台風の被害に合われた方のことを考えると自分だけ救われても仕方ありません。早朝ランニングをしながら新鮮な空気を吸い、クリアな空を見上げつつ、ニュースで見た韓国の映像を思い出していました。

朝は多少、混沌とした思考でしたが、しかし今はさっきまで一緒に飲んでいたイキの良いスタートアップスのファウンダーの面々の顔を帰りの電車で思い出し、未来は明るいなと感じています。色々苦労はあるが、乗り越え乗り越えを繰り返してゆえのイノベーション。彼らのような人種がいるからありがたい。一種の朝礼暮改。

閑話休題。

最近、うちのクリエイティブ部のマネジャーの影響で、味噌があれば味噌ばかりをオーダーする癖がついてしまいました。こちらは先日、希望軒で食べた、胡麻味噌ラーメン、そして今日のランチは亀王の味噌ラーメン。味噌、味噌、味噌。豚骨、醤油、塩ばかりを食べていると飽きちゃいますよね。今は、味噌っす。そして、ラーメン食べると元気が出ます。

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国宝にふれ、縄文に想いを馳せる

長野県の茅野市には、国宝の「縄文のビーナス」で有名な尖石遺跡があり、市立の縄文考古館が併設されています。ここには実物の「縄文のビーナス」そして同じく国宝の「仮面の女神」に加え、様々な土器(一部は国宝)が多数展示されています。

ここに来るのは初めてではありませんが、縄文時代(5000年前!)の土偶を目の当たりにすると宇宙的なパワーを感じずには入れません。ちなみに5000年前と言えば、イエス・キリスト誕生より更に3000年も前の話です。エジプト文明(ピラミッドの時代ですね)と同じですからね!すごいなあ。それらの一部を写真で紹介します。(撮影はフラッシュをオフにしていればOKです)

国宝 縄文のビーナス
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国宝 仮面の女神
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この施設には縄文土器を作る体験コーナーがあります。
今回お手本にしたのは、この土器。
お手本どおり出来るかな?

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縄紐や竹ひごを使って模様を描いていきます。なんとなくそれらしくなってきました。この体験コーナーですが、300円の粘土代だけで好きなものを自由に作ることができます。子どもだけでなく大人も夢中になるので是非おすすめ。

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考古館の横には再現された縄文住居があります。

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縄文時代、日本の人口の20%が長野県に住んでいたとのデータもありますが、この肥沃な土地で文化が醸成されていたんですね。浪漫を感じます。

気分を変えて ー 写真も場所も

今朝はいつもの芦屋川ではなく、2号線を西に向い住吉川沿いをランニング。

勾配がきついのが住吉川の特徴ですが、それにも関わらず登り下り共にランナーが多いのも面白いところです。みんなストイックにアップダウンのトレーニングしているのかな。とはいえ海に向かっても山に向かっても、とても気持ち良い景色が続きます。

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こちらは同じ風景ですが、Instagramでアップした写真です。
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Instagramは最近また使い始めていますが気楽に楽しめて良いですね。FBよりも全然楽に使える感じ。やはり写真という手軽さと人間関係の薄さが受けている理由なんでしょう。僕の場合は、大体毎日書いているこのブログが情報発信のすべてで、各SNSに更新のフィードを飛ばしているだけなのであまり関係ないと言えば関係ないのですが、今一度、InstagramとTwitterの良さを見直しているところです。

こちらはプールの写真。
文献を読まなければならなかったため、今日は入らずに見張り番に徹しました。笑
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ふかひれラーメンの余韻と共に大阪へ帰ります

ビジネスパートナーに「メシでも食いながら話しましょうよ」と、東京駅の八重洲北口にある「筑紫楼」というフカヒレ専門店にお連れいただきました。いやあ、この名物フカヒレラーメンのうまかったこと!

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もちろんミーティングでの話は、フカヒレの味よりも味わい深かったですけれど。笑
昨日から東京入りしており、クライアント、取引先、ビジネスパートナーへの訪問、勉強会への参加など昼夜関係なく濃い仕事をすることができました。国内海外関係なく、どこにいても素敵な仕事仲間がいて嬉しい限り、感謝しきりです。

新幹線の車窓から見える外は大雨ですけれど、今回の出張で決まったことは雨であろうが酷暑であろうが、明日から粛々と進めるのみ。さあ、楽しくなって来ました!

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Windowless plane

「windowless plane」 って知っていますか?

全面ガラス張りの飛行機のことです。未来の飛行機のコンセプトイメージが 「windowless plane」 「windowless jet」 などでGoogle画像検索するとたくさん出てきます。雲の中を自分が飛んでいるかのような、大都会の夜景を見下ろしながら、稲光を見ながら空の旅を楽しむ。とてもスリリングなように思いますがとても素敵です。

こんな飛行機でフライトしたいなあ。

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http---mashable.com-wp-content-gallery-windowless-jet-cbncty

一昔前に想像していた未来が次々に実現していく時代です。旅客機はまだまだ進化の余地がある分野。このような「windowless plane」も将来必ず実現するでしょうね。

こちらは Futurism の youtube 動画。
夢が広がります。

The Plane of the Future: A Windowless Jet

非日常を感じたいなら

「日常」という言葉は「自宅」と密接に結びつくと思っているのですが、裏を返せば、自宅としてイメージ出来ないものは非日常ということになるのかもしれません。というのも、先ほど調べ物がしたくて画像検索すると、偶然、素晴らしい家々の画像がスクリーンに広がり、しばしの空想に浸ることが出来たからです。

皆さんも興味があれば、 「amazing cliff side homes」 というキーワードでGoogle画像検索してみてください。そこには非日常の光景が広がります。本物の家からコンセプチュアルなもの、空想のものまで含めて。

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