【Airport Gallery】サンディエゴ国際空港(SAN)


KIXからサンフランシスコを経由して、はるばるサンディエゴにやってきました。明日から我が社の製品Quadceptが出展する展示会「IPC APEX EXPO 2015」にアテンドするためです。

サンフランシスコからサンディエゴへの国内便は、まず海上を飛び、コースト沿いからサンディエゴのダウンタウンをかすめてUターンするようにしてランディングします。

「サンディエゴに来た!」というような青空と海。

緑が多くて美しい街並みであることが機内から良く分かります。

サンディエゴ国際空港は、ローカルで小さな空港のように見えますが、滑走路一本の空港の中ではアメリカで一番ビジーな空港らしく(wikipedia参照)、たくさんの乗降客が出入りしています。

こじんまりしている中にも、ソフィスティケートされた雰囲気が漂い、この土地ならではの爽やかな青空と相まって、とても開放的な雰囲気です。

これまで色々な空港を紹介していますが、どこの空港もそれぞれの味があって良いです。それに、サンディエゴという町は想像していた以上に素晴らしい町です。

また明日の記事で、その町並みを紹介させていただきます。

2/24 – 26 San Diego APEX 2015 に出展します


告知です。

2月24日〜26日にかけて開催される IPC APEX EXPO 2015 in San DiegoQuadcept を出展します。西海岸で開かれる Electronics Tech系展示会では最大級のEXPOとなります。Silicon Valleyのど真ん中で開かれた2週間前の DesignCon に引き続き、今度はサンディエゴで存在感をアピールしますよ!

会場は San Diego convention center です。

図らずも一ヶ月に二度も渡米することになりますが(帰国が篠山ABCマラソンの当日ということで、フルマラソンを欠席することになりますが・・泣)、どこかで時間があればマラソン気分を味わうために、恒例の旅ランでもしてこようと思っています。

もし会場にお越しの方は是非遊びに来てくださいね。


Quadcept の今年のテーマは海外展開強化。2月末のAPEXの後は、台北でのセミナー、そして東京でのセミナーも予定されています(これらには別のメンバーがアテンドします)。この調子で今年も突っ走りたいと思います。

歴代トップ3に入るジョギングコース


昨日、無事にKIXに到着しました。

リムジンバスの窓から見える日本の景色、自宅、家族で一緒に食べる夕食。やっぱり良いものです。そして、毎度ながら帰国したらすぐに「うどんと粉もん」を食べるというのもいつもの儀式。米国でも日本食は食べているのだけど、帰国した瞬間に絶対に食べたくなる。なんだろう、ダシの味が恋しいんでしょうね。

さて一日バックデートしますが、当日の朝は、サンフランシスコ国際空港に近いバーリンゲームのベイサイド沿いのトレイルをジョギングしました。滑走路にランディングする飛行機と並走するように走ることができるこのコースは、自分が今まで走った中でも、三本の指に入るほど気持ちの良いコース。鳥のさえずりを聴き、海に浮かぶグースを見るのも癒されます。

ちなみにあとの二つは、LAのマンハッタンビーチ、ハワイのカピオラニ公園です。そして「ここは気持ち良いなー」と思うところには、やはりたくさんのジョガーがいるものです。すれ違うジョガーと挨拶をしながら気持ち良く走ることができました。

とは言うものの、やっぱり一番好きなジョギングコースは、地元である芦屋川から浜沿いのロードです。ああ、早く週末になって、芦屋浜を走りたいな。

それでは、金曜日!
今日も一日がんばりましょう!

アメリカ国内線の機内で考えること

アメリカ国内線に乗ってミネアポリスからサンフランシスコへ戻ってきました。

毎度のことながら機内は満席。皆、荷物の追加料金を払うのを避けるために手荷物を多くするから、収納スペースは早いもの勝ちで埋まり、行き場のない荷物は足元のスペースに入れるから座席も狭くなってしまうのはいつものこと。今回のミネソタ行きは直前に決まったので、良い席も確保出来ず、残席数席という状態で予約したので文句も言えませんけれど。

僕は、飛行機でも新幹線でも窓側の席を(空いていれば)確保するようにしています。しかし今回はそのような事情のため、三列シートの真ん中に座ることになりました。

いつも不思議に思うのですが、窓側の人はどうしてあまり外の景色を見ないのでしょうか。国内線の機内からなんて、地形がハッキリ見えるのに。僕の隣の巨漢の紳士は、窓の外の光景には目をくれず、ひたすら村上春樹の、厚さ5センチはあろうかという「1Q84」のペーパーバックを読んでいます。彼の身体の隙間からは、砂糖を上から振り掛けたケーキのような美しい山々が見えます。ああ、写真撮りたい・・・いや・・・できない。一声掛ければ心地よく撮らせてくれるとは思うのですが、なんだかそれも恥ずかしくて、またチャンスはあるだろう、と諦めました。

と言いながらコソッと撮影。

そんなことを考えている僕も、彼の横で、同じく村上春樹の「走ることについて語る時に僕の語ること」を読んでいました。考えてみると、遥か異国の地の、しかも国内線の機内で隣り合わせた二人が同じ日本人の小説家の本を読んでいるなんですごいことです。ちなみに斜め前に座っている若い黒人女性はMacBookでドラマを見ているのですが、彼女のDesktopのウォールペーパーは、葛飾北斎の富嶽三十六景。僕が見る限り、日本人なんて一人も乗っていないのに、日本、ここまで米国人の生活に影響を及ぼしていますよ。誇りに思っていいのではと思います。

とここまで書いて、そろそろランディング。このタイミングでようやく老若男女がそわそわと外の景色を見始めましたよ。そうか、皆さん、ランディング前の低い景色を見るのが好きなんですね(あくまで仮設)。

さて、この長い出張も大詰めです。
今夜はサンフランシスコにて最後の一泊。

その前に、今からシリコンバレーに戻って二件の打ち合わせと、ディナーミーティングです。さあ、最後の仕事がんばります!

大きな山場を超えました


ノースアメリカの寒さにも慣れて来ました。

今日はほぼ丸一日、某大企業とミーティング。議論に議論を重ねた末、弊社プロダクトのグローバル展開全面バックアップを確約していただきました。契約も巻けたし。はー、大きな山を超えた。本当に感謝です。そして、プレッシャーから解放され、今はホテルで放心状態となっております。ランチミーティングに、ディナーと、ご招待いただきました皆様に、本当に感謝。

田舎ですし、何もないところで冬場は寒い土地ですが、僕はここが大好きです。

写真はホテル周辺の景色です。
やっぱり空の色が美しい。

明日は、またサンフランシスコに戻ります。

【Airport Gallery】ミネアポリス・セントポールから、ノースダコタ・グランドフォークスへ。空港をつなぎ、北を目指す。夕日に背中を押されるように。

こちら、米国時間2月1日の日曜日です。日本時間では2月2日。まさか自分の誕生日をレンタカーを運転しながら迎えるとは思っていませんでした。米国にいると、時差の関係で誕生日を二回迎えることができるので良いですね。

さて、今朝は8時半にSFO(サンフランシスコ国際空港)からMSP(ミネアポリス・セントポール国際空港)に向かうDELTA便に乗り、そこから更に飛行機を乗り継いでノースダコタに移動して来ました。ではいつものように写真を幾つか掲載してみます。

サンフランシスコ国際空港、スリーレターで「SFO」。こちらは約20度。
半袖の人もいるくらいの快適な気候です。

向かう先は気温マイナス20度の寒冷地。

気温差40度(!!)もありますが、飛行機に乗るとやっぱり半袖半パンの人もいて、アメリカ人の「個人的な温度感」も間近に見ることができます。だって、ノースダコタに向かう地方便の機内に半袖のオッサンが5人くらいいるのですから。外はマイナス20度なのに。まあそこも含めて、あまり大きな問題ではないのでしょうね。

機内から見下ろすミネアポリスの街は凍てついています。川も池も真っ白。

こちらは8ヶ月ぶりのミネアポリス・セントポール空港です。やっぱりこの空港は美しいし、落ち着きます。好きな空港の一つ。


夕方の16時半にノースダコタに到着。ノースダコタ州はカナダと国境を制する州です。雪は少ないけれど、とにかく寒い!屋外に5分いると、僕のような温室育ちの人間は軽く死ねます。

夕日が綺麗ですね。

ここから更にレンタカーを1時間運転して目的地を目指します。ダッシュボードに示される外気温は 2度F(華氏)、つまり摂氏マイナス19度。窓が凍りついてパワーウインドウが動きません。

夕日に押されるように、ひたすら真っすぐな道を運転しました。

明日は訪問先企業で一日かけてミーティングです。
良い成果が出ますように。

最後になりましたが、皆様、素敵な誕生日メッセージありがとうございました。皆様の応援が大きな力になっています。アン・サリーをBGMに、一人、ホテルの部屋でメッセージをひとつひとつ読みながら、喜んでいます。

Ann Sally ( アン サリー) – 時間旅行

4ヶ月ぶりのサンフランシスコ・ベイエリアは、やはり快適です。


9時間のフライトの後、サンフランシスコに到着したのは16時半でした。

久しぶりのベイエリアは曇り、摂氏15度とは思えないくらい暖かく、半袖の上にパーカーで十分な気候は、やはりこの土地がとても住みやすいところであるということを認識させられます。

空港到着後、すぐにレンタカーに乗ってホテルがあるシリコンバレーのサニーベールにやってきました。ホテルのロビーでは今夜のディナーMTGを約束していたIさんが待っていて下さり、その場で打ち合わせをした後に、何度か通っているお気に入りの「BLACK ANGUS STEAK HOUSE」へ。

肉をガッツリいただきながらの打ち合わせ、到着してからぶっ通しではありますが、とても有意義なものでした。

ビジネスって面白い。

夜間飛行


羽田空港国際線ターミナル。
今から深夜便で、9時間半かけてサンフランシスコを目指します。

「夜間飛行」

サン=テグジュペリのドキドキハラハラも良いですけれど、やはり、城達也のジェットストリームの方がしっくりきます。

次回の更新はシリコン・バレーから。

それでは、また。

【Airport Gallery】ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンノゼ・・・空港の魅力は良い「気」が流れていること


僕は空港フェチ、エアフェチを公言していて、このブログでも良く飛行機や空港ネタを取り上げています。出張に行くといろんな空港を周遊しますよね。それぞれの空港によって、雰囲気やカラーの違いがあり、それぞれに魅力があります。

航空会社や旅行会社、空港関係者でもないのに、空港をスリーレターコードで呼ぶ(僕の場合はドヤ顔で)というのが、エアフェチの特徴でもありますが、そこは自己満足の世界なので特に気にしないでください。(発着回数の表記についてはWikipediaを引用)
それでは、幾つかの空港を紹介して行きたいと思います。

1,LAX(ロサンゼルス国際空港)

発着回数世界3位の巨大空港。
この空港は同時並行で飛行機が離着陸をするが醍醐味。
これは本当に!!鳥肌ものです。

太平洋に向かって離陸する飛行機。
マンハッタンビーチから見るとLAXはロケットの発着台のようにも見えます。

ビジーな空港は滑走路が空くことがありませんが、先の飛行機が離陸しているのが見えるでしょうか(機内モードで撮影)

2,SFO(サンフランシスコ国際空港)

こちらは発着回数で世界23位。
サンフランシスコらしく、霧っぽいですね。
夏は濃い霧が名物です。

海のそばです。
まさにベイサイド。

こちらはトラムの駅ですね。
レンタカーセンターまでこれでヒュイーンと移動します。

3,MSP(ミネアポリス・セントポール空港)

SFOよりも規模が大きいのがMSP。発着回数世界16位。
ここもすごく大きな空港なのですが、モダンな作りとシックな雰囲気が大人っぽくて素敵。

ゲートの待合。
各席に一台づつiPadが設置されていて、電源もあり。
料理や飲み物もiPadで注文することができます。

広い空港は長い渡り廊下で移動。
LAXはコンコースの移動にトンネルを使ったりしますね。

4,GFX(ノースダコタ・グランドフォークス)

パイロットの訓練施設もあるGFX。ノースダコタ大学には全米最大級の航空宇宙学部があって世界中から生徒が集まっています。堀北真希の「ミス・パイロット」の撮影も行われました。

田舎の空港らしく、とても小さくてアットホーム。
スタッフものんびりしていて、とても親切です。

5,SJC(サンノゼ国際空港)

シリコンバレーの玄関口。
テック企業が並ぶ街のど真ん中にあります。

ゲートからはイースト、ウェストのマウンテンが見え、ここが「二つの山に挟まれたバレー」であることを認識させてくれる、いかにもバレーな空港です。

カリフォルニアの青い空に、モダンな作りが映える美しい空港。

色々と紹介して来ましたが、エアポートは「ポート」というように、新しい土地、新しい世界への玄関口。出会いもあれば別れもある。空港って、本当に良い「気」が流れているような気がして、僕は本当に好きです。