スタンフォード大学の街、パロアルトについて

展示会が始まる前に、パロアルトのPlaygroundへ。

Playgroundについてはほとんど何も知らされていません(情報統制がしかれている様子)。サイトもご覧のとおり、ティザー感がバリバリです。Playgroundはハードウエアに特化したアクセラレータプログラムで、オーナーは、かのAndroid生みの親、アンディ・ルービンです。中に通され、Vice Presidentにミーティングルームで聞いた情報はほとんど公開できませんが、ファンド総額は恐ろしい数字(数百億円と思ってください)、エンジニアのメンターが多数常駐し、ハードウエア開発の支援をしています。いやはや、こんなことされたら・・・恐るべしシリコンバレー。

IMG_3364

ご存知の通りパロアルトと言えば、スタンフォード大学です。全米トップ大学の一角を占め、SUNやGoogleを生み出したTech大学としても有名。西海岸では、UCバークレー、Caltechと並んで優秀なITエンジニアを輩出しています。また、年収1500万円以下の家庭の子弟は学費がタダという金持ち大学。折角なので移動の合間に、そんな名門中の名門スタンフォードを訪れました。

IMG_3377

卒業生であるハーバート・フーヴァー第31代合衆国大統領にちなんだ高さ86メートルのフーバータワーがスタンフォードのシンボルです。
IMG_3381

展望台からの眺望は抜群。
見渡すかぎり(と言えば大袈裟ですが)キャンパスが広がります。日本でこの広さに対抗出来るのは北大くらいではないでしょうか。しかしキャンパスの美しさったら!
IMG_3385

IMG_3386

IMG_3391

ベルです。
IMG_3394

全米屈指の広さを誇るスタンフォードでは、学内の移動は自転車かスケボーがメジャーです。
IMG_3374

IMG_3379

IMG_3382

IMG_3384

ギャラリー風に紹介させていただいたスタンフォード、いかがでしたでしょうか。この大学を中心にシリコンバレーには秀才が世界中から集まっています。エコシステムですね。

それにしても、一昨日のレセプションパーティーでラッキーにもゲットしたAppleWatch、かなり役立っています。

IMG_3328

SFの PIER 39 で「ラオスにいったい何があるというんですか?」を読む

4ヶ月ぶりのシリコンバレーです。

前回の訪問は昨年の9月中旬。その頃はまだ夏の名残が残っていて(と言っても、ここには日本ほど極端な四季というものはないと思いますが)、車でも冷房をガンガン掛けながら汗をかきながら走り回っていたと思います。そういう意味では、今の気温は15度程度で気持ち良く過ごせます。

すっかり馴染みとなった SFO(サンフランシスコ国際空港)に到着後、サニーベールの定宿にチェックインする前に市内の PIER 39 でランチをすることにしました。ランチのお供は、村上春樹さんのこの本。サンフランシスコのベタな観光スポットで読む本のタイトルとしては、なかなかシュールです。

IMG_3216

ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集

この本は数々の国を旅している村上さんの旅行記、エッセーです。冒頭のボストンの話は「走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)」に含まれる内容とも被っていたりするのですが、それでもとても面白い。9時間のフライト中も時を忘れて読むことが出来ました。

ちなみに、PIER 39 ではお決まりのクラムチャウダーとシュリンプサラダを。これを食べなきゃ始まりません。ボウル代わりのパンも美味しい!

IMG_3207

今日は曇天でしたが、マーチン・ルーサー・キング・ジュニア・デーで祝日ということもあり、たくさんの人で賑わっていました。

IMG_3219

明日からは怒涛のスケジュールですが、今日は早めに休んでしっかりがんばりたいと思います。
 
 

広島空港で広島三昧御膳(御膳!!)をいただく


広島空港のレストランで、「広島三昧御膳」をいただきました。

「御膳」を辞書で調べると、「2,天皇や貴人の食事、飲食物を表す語の上に付いて、3,最上等なものである意を添える」とあります。つまり、意味2によると、僕はランチに天皇級の食事をいただいてしまったのです。確かに素晴らしい献立でした。牡蠣ご飯に、牡蠣の天ぷらに、ままかりの刺し身に、竹原牛!

IMG_2375

これは明らかに「定食」とは一線を画すものですね。
確かに「御膳」です。

以前、仲間の経営者から聞いたことで面白かったのが、工場で働く社員さんに残業時の夕食を支給する際に、ほか弁で好きなメニューを注文できるらしいのですが、自分は「すき焼き弁当」を頼んでいるのに、皆は「すき焼き”御膳”」を頼むのを見て、「”御膳”ってなんやねん!」と心の中で突っこんだという話を聞いて面白いなと思ったことがありましたが、まさか天皇陛下や貴人がほか弁で弁当を注文するはずもなく、やはりこの場合は、辞書の意味3にあるように、「最上等なものである意を添える」という意味が適用されそうです。

さて、広島空港は典型的な地方空港なのですが、エアフェチとしては写真で紹介しておかなければなりません。ということで、以下にてどうぞ。

これだけ見ると、なんとなく San Jose 国際空港にも似ています。
IMG_2379

IMG_2366

IMG_2371

IMG_2372

地方空港の役割としては、周辺住民の憩いの場となっているという点を挙げることができます。ちょっと食事に、空港へ。買い物をしに、空港へ。飛行機を見に、空港へ。そう考えれば、伊丹空港もそういう使われ方をしていますね。

空港は単に飛行機の乗り降りをする場所ではない。

そこに、不採算空港の打開策があると思っています。

格納庫と飛行機の話を少し


少しだけ空にまつわる話を。

101沿いのサニーベールのステイ先から、車で10分も走ればモフェットフィールドにある著名な建造物「ハンガーワン」を見ることができます。ハンガーワンとは、NASAが管理するモフェットフィールド(モフェット・フェデラル飛行場)に1931年に米海軍により建設された航空機専用の建設施設で、歴史的建造物にも指定されています。ちなみに、GoogleがNASAと60年のリース契約をしたので、今はGoogleの管理なんですね(なんて企業だ)。
興味ある方はこんなの記事も。「NASAの巨大格納庫「ハンガー・ワン」がグーグルの“手中”に」(日経ビジネス)

p1-1
(写真:NASA)

現在では、外壁が老朽化のために外されて骨組みだけのスケルトンになっていますが、僕もこれを見ると、ああ、シリコンバレーに来たなと毎回実感するランドマーク的な存在です。

IMG_1781

このNASAのマークを見るだけで気持ちがアガるのは、航空宇宙好きの宿命でしょうか。

IMG_1771

ここにいると、San Jose 国際空港も近いので、車で走っていると離着陸する飛行機を間近で見ることができます。これは、サウスウェスト航空のお腹です。

IMG_1814


さて、出張も今日で終了。

最後の夜の和食屋さんで、いつもお世話になっている方に偶然出会って座席を共にさせていただき、同席された製造業の社長を紹介いただくなど、毎度のことながら偶然の出会いも含め、たくさんの方と出会うことができました。もちろん仕事も順調です。しかし、とにかく忙しい!MTGに次ぐMTGで、PCを開ける暇も資料をまとめる時間もあまり取れず、深夜や明け方に起きてはメールをチェックするくらいの状態。関係各所、連絡遅くなっていてスミマセン。もう昼も夜も日付も曜日も訳が分からなくなっております。

次の更新は帰国後の予定。
日本はシルバーウィーク真っ只中ですね。

それでは、また。

半年ぶりの Silicon Valley はやっぱり快適


現地時間の火曜日朝10時半にサンフランシスコ(SFO)に到着し、車を飛ばしてホテルがあるサニーベールまで来ました。101も空いていたので順調に到着。今は仕事前のランチに El Camino沿いのCarl’s Jr. で懐かしの Famous Star Burger を食べています。僕が子供の頃は関西にも Carl’s Jr. がニ店舗あったのですが、いずれも撤退してしまいました。

IMG_1599

空港を出た瞬間から、カラリとした空気に少しひんやりした気持ちの良い風。ああ、やっぱりベイエリアはいつ来ても快適です。着いた初日から、ミーティングに商談に目白押しですがしっかりがんばりたいと思います。

明日は Santa Clara convention center で PCB-WESTが開催されます。詳細はこちらから。ベイエリアの皆様、是非お越しください。

IMG_1598

IMG_1593

時代は変わる、それでも信念に沿って一生懸命に生き続ける


長くてあっという間の一週間。

今週最後のイベントだったゴルフコンペから帰宅し、洗濯機を回しながらビール片手に一旦リセット。ああ、ようやく一息つけた。娘たちもまだ帰ってきてないし、夕食の用意をしながら、今日は仕事もせずにゆっくりしようと決意。こんな時はどうするか。そう、自分を正してくれる映画である「紅の豚」を久しぶりに視聴することにしました。

紅の豚は、一コマ一コマが名言の連続です。

懐古主義的とも言われますが、僕はまったくその逆で、大切なものを大事にしながら生き続けようという、活力のようなものを得ることができます。その時代、その時代で人々が一生懸命生きてきたことに対する命への礼賛を感じるのです。

豚は戦争が嫌いです。

自身が飛行艇乗りとして出征し、仲間を亡くし(「いい奴はみんな死ぬ」とうセリフに表れている)、残された人(ジーナは三回結婚して三回とも夫を戦地で亡くしています)の辛さを知っているから、軍隊には入らず、殺しもせず、「戦争で勝つやつぁ、悪党だ。賞金稼ぎで稼げないやつぁ、能無しだ」と言いながら賞金稼ぎをやっています。

8月になると戦争のことを考えることが多くなりますが、一個人として、時代や世界の大きな流れを変えることは出来ないし、自分が生まれる時を選択できる訳でもない中、とにかく一生懸命生きるということが生に対する敬意なのではないかと思います。

さあ、今日は一日篭もる日。
仕事に書き物に。

カフェでも行こうかな。

紅の豚 – 時には昔の話を

【Air Gallery】CRJ700 初乗り


新潟空港から伊丹への最終便は、IBEXエアラインズ(親会社は会計ソフトのJDLですね)とANAのコードシェア便。IBEXに乗るのも初めてだったけれど、機体がCRJ700だったということにエアフェチとしては感動。飛行機にはたくさん乗っていますが、CRJ700は初めてです。

CRJはカナダ・ボンバルディア社の製品群です。国内線のプロペラ機で有名な、あのボンバルディアの小型ジェット。過去にはJAL系列のジェイ・エアのCRJ200などには搭乗したことはありますが、700はそれよりも少し大型、乗り心地もとても良く、快適な空の旅を楽しむことができました。

こちらは新潟空港です。
コンパクトながらも必要なものは揃ってる。そんな地方空港でした。

明日は6時で和歌山へ。
今週、すっごくハード。