思い出を辿るランニングルート

午前中に仕事を終わらせ、午後からランニングへ。

自宅よりもさらに山手の方へ向かうことにしました。キツい登り坂を黙々と走ります。とりあえず、聖母修道院と、鷲林寺まで行きましたが、登りはここまで。そこから北山貯水池方面に下って行くことにしました。

素晴らしい天気です。

北山貯水池から六甲山を
西宮市のシンボル、甲山

この北山貯水池と甲山は、娘たちが小さい頃にお弁当を持って良くハイキングに来ていた思い出の場所です。

その当時のブログを見てみると、2011年、2012年とありますから今から10年前ですね。6歳と4歳。今でもかわいいですが、こうして当時の写真を見てみるとまだまだ小さくてかわいかったなあ。

2011年当時の写真。親子三人ピンクで揃えてます。

娘たちが大きくなり、それぞれ部活や学業に忙しくなってきたので、最近は自分のトレーニングのためにハードコースばっかり走っていましたから、このハイキングコースは随分久しぶりでした。

懐かしく思いつつ、当時お弁当を食べた岩の上などに行ったり、

今日の岩と、
10年前の岩。お友達も一緒に。

当時と変わらない景色を眺めたり

冬場なので植物園も人は少なめ。

走って冷えた身体を、自販で買ったホットミルクティで温めました。10km無補給でしたから、甘いミルクティが体全体に染み渡りました。

冬のさびしい植物園も良いですね。
なんだか貸し切りのようで。

今日は偶々このコースを選択したことで、思い出を辿るランニングとなりました。

夜間飛行からの日常ルーティーン

久しぶりに夜間飛行。

夜のフライトは美しい夜景を楽しめる反面、一度海に出てしまうとほとんど何も見えないというデメリットもあります。まあ、国内の移動ですから、寝ていればすぐに目的地に到着するんですけどね。

往復とも、減便の影響で満席のフライトとなりました。通常ダイヤから間引いて運行しているので満席は当然。利用させてもらう者としては各航空会社にはがんばっていただきたいので、フライト変更や満席なんてなんのその。がんばれ航空会社さん。

家事全般が好きなもので。

お金を稼ぐ仕事よりも家事の方が本来は向いているなあと若い頃からずっと思い続けているし実際そうなのですけどね。そんなことを考えながらのアイロンがけ。

何も考えずに無心で取り組める瞬間が良いですね。

そういう意味では洗濯も、料理を作るのも同じ。物干し竿に洗濯物を干したり、野菜の皮をむくのも、煮たり焼いたりするのも無心になれる時間。食器洗いも食洗機を使うのはあまり好きではなく、ついつい手洗いしてしまうのも同じ理由です。

今、自分の中でいくつか課題があって、その課題に向かうためには何にも邪魔されない静かな時間が必要になってきます。基本的には、自分の限られたリソースをどこに集中させるかを考えています。そしてこれからの自分の歩み方も、今回の旅でなんとなくおぼろげに見えてきました。今まで考えもしなかったことが現実になるかもしれない。意外と身近なところにヒントはあったのです。

この二年くらいもがき苦しんでいますが、すっと抜けるまでもう少しかな。

あっちへふらふらこっちへふらふら

あっちへふらふら、こっちへふらふらと動いていたら、いつの間にか木曜になっていました。この季節、ゴルフ場でも旅先でも、どこも紅葉が美しくて嬉しくなってしまいます。

先日のラウンド、朝もやに浮かび上がるゴルフ場です

祝日を絡めてふらりと旅に出てきました。

あてもなく、良さそうだなと思って入ったお店。味は最高、店員さんも良い方で、本当に良いおもてなしをしていただきました。

旬の白子ポン酢です。

ホタテをあてに日本酒で。

こういう素敵な出会いと美味しい酒が人生を彩ってくれます。


厳しい時期ですが、漁師さんも農家さんも、酒蔵さんもお店も、がんばって欲しいです。

一つ一つの味と、一瞬一瞬の景色を目にしっかり焼き付けて帰ってきました。

もうすぐ12月です。

旅先での馴染みの店、人のぬくもり

仕事柄、関東に行く時の出張先はだいたい決まって来ますし、宿泊するホテルも定宿になってきます。たとえば、半蔵門、武蔵小杉、新横浜などは最も出没する街です。

それぞれの場所に馴染みの店も出来始め、お店の人にも覚えてもらうようになりました。出張中は大体忙しいので、一山越えた時、ちょっとホッコリしたい時に、見ず知らずの店よりも馴染みの方がリラックスできるというものです。

例えば上の写真はその一つ。
座るカウンターも決まっていて、店員さんと言葉を交わしながらお酒と料理を楽しむ。人との交流からぬくもりを感じることができるお店って本当に貴重です。

そういえば、ちょうど「ほぼ皆既月食」な部分月食も見ることができました。iPhoneを最新モデルに変えたのですが、カメラの性能は向上していますね。

今日は一日ゆっくりできました。

洗濯してアイロンして、靴のメンテをして。明日はゴルフ。しっかり気分転換してきたいと思います。

自律走行ロボットがしのぎを削る「つくばチャレンジ」

出張最終日は、新横浜からつくばへ移動。

自律走行ロボットの祭典、つくばチャレンジ2021が今日から日曜日まで開催されています。つくば市では、2007年からつくば市内の遊歩道等の市街地で移動ロボットが自律走行する技術チャレンジを開催し、先端技術の実証実験の場となっています。

弊社の方でクラウド側の開発のお手伝いをさせていただいているPiezoSonic社の搬送用ロボット「Mighty)が大会にエントリーしています。定められたコースを走る本番は日曜日ですが、今日はコース検証と本番に向けての準備をされていましたので、検証を兼ねて陣中訪問させていただきました。

この度、Mightyは、CES2022の「Drones &Unmanned Systems」部⾨でCES2022 Innovation Awardsをめでたく受賞され、益々勢いづいています。

つくば市役所前をスタートし、歩道を走り、信号を認識して横断歩道を渡り、研究学園駅を抜けて、公園のルートを走る。全長3km弱のコースを自律走行させるのですから、各チームの技術が試されます。

チームの内訳は大学が7割、民間企業が3割、くらいでしょうか。ぱっと見た感じですから大学チームの方がもっと多いかもしれません。

ちなみにMightyですが、実用販売に向けて現在、急ピッチで開発が進められています。

法整備との兼ね合いがありますが、近い将来、日本でもサンフランシスコのように自律走行ロボットが街なかを走り回る日が訪れそうです。

戻ってほしいことと戻ってほしくないこと

週の半ば。おかげ様で朝から晩まで終わらぬ仕事に追われて忙しくさせてもらっています。どうしてもコロナ前後で考えてしまうのですが、コロナ前の方が良かったことっていうと、やはり渡航の自由と顧客訪問の自由さ。

経済界の要望で海外からの入国隔離期間が14日間から3日間に短縮されたとはいえ、空港へは受け入れ側が迎えに行って期間中ずっと帯同しなければならないし、残りの7日間は事前に提出した行動予定表に基づいて行動、PCR検査も3日に一回受けなければならないって、制限緩和ではない気がします。自分が海外出張できないのはまあ良しとして、技術フォローで海外から人が来ないと仕事にならないような場合、手続きが本当にめんどくさい。制限は良いとして、ちゃんと効果がある制限、意味にある制限にしてほしいものです。

コロナ前後といえば、感染対策によってもたされたリモートワーク。

人事界隈で言われているのは「ほとんどの業務がリモートワークで何の問題もなく進めることができることが実証された」ということ。うちの会社もそうですが、G-SUITEとSlackを導入している時点で、PCがあってネットさえ繋がっていれば、コミュニケーションを取りながら何の問題もなく「仕事」が出来るわけです。

ドキュメントをクラウドで共有し、カレンダーで全員の予定を確認し、backlog等のツールでプロジェクトの進捗を確認。Slackで仕事のやり取りや相談。実はほとんどの企業で、リモートはすでに準備万端だったってわけですよね。今後は、オンラインの良さを残しつつ、必要時は出社、など、選択的になっていくでしょう。そんな中で行動制限同様、しっかりとした意味と効果を提出できずに「出社に戻します」という動きは多くの人の同意を得られないでしょうね。

ただ、やっぱり、仕事はリモートOKだったとしても、社外交流はオンラインよりもリアルだと思います。昨夜はグローバル人事塾の第155回が池袋で開催されたのですが、久しぶりのリアル回、やはりライブはいいですね。

感染防止対策をしての懇親会。
会社や所属の枠を超えた学びの交流。

関東入りと時期が重なったため、久しぶりに仲間たちと顔をあわせて楽しく、爆笑のひとときを過ごすことができました。

こればかりはオンラインでは実現できない、リアルの醍醐味です。

偶然の出会いを呼ぶ、新横浜の中華料理店

今週は金曜日まで新横浜に滞在しています。

毎日、日本を代表するメーカーの方々と測定実験をし、学会活動の一貫として新しい取り組みを企業横断的なチームと一緒に実証する、楽しくもプレッシャーの掛かる一週間となります。

そんな中、たまたま日本に一時帰国中(2週間の隔離期間も乗り越えたそう)のアメリカのパートナーさんからお誘いをいただき、会食をすることになりました。メンバーは日本在住のドイツ人、米国在住の日本人、そして、日本在住の僕です。公用語はもちろん英語。半導体産業やコロナ禍におけるビジネスなどをネタに、なかなかおもしろい会となりました。

会場は、新横浜に滞在中は必ず一度はお世話になる、アスリート中華ダイニング「イーチャン」さん。浅田真央さんが愛する汁なし担々麺で有名なお店で、至るところに有名アスリートのサインやグッズが飾られています。

なんとこのお店で、まったく偶然に、アドベンチャークラブの仲間である、ウルトラランナーYさんと再会しました!このお店は元々Yさんに教えていただいたとはいえ、ピンポイントの出張中にお会いするとは!Yさんは、日本各地の超・長距離レース(300km、400kmなどのウルトラマラソン)を走っている超人。普段はクラブのオンラインミーティングで顔を合わすくらいなので、久しぶりの再会に盛り上がってしまいました。

美味しい中華をいただきながら、様々な業界の人との交流。
人が人を呼ぶお店で、楽しい夜となりました。

【極楽六甲トレラン】走れる幸せ、飲める幸せ

阪急宝塚駅スタート、六甲山縦走路を六甲ケーブル山上駅のテンランカフェをゴールとする、まいどおなじみ「極楽トレラン」の日です。

前日、思いがけずに腰を痛めてしまい、あーやっちゃった、これは明日DNSか・・・と気をもみながら、マッサージをしたりストレッチをしたり、考えうる限りの対策をしたのが良かったのか、起床時はだいぶマシに。それでも通常の状態とは程遠かったので、湿布を貼り、コルセットを巻き、痛み止めを飲んで、集合場所へ向かいました。

ラン友さんたちと合流し、いざスタート。腰の安全のためトレッキングポールを使うことにしました。恐る恐る走り始めると・・・あれ?なんか大丈夫そう。いけるかも。皆さんとのトークが楽しすぎて紛れたのか、走りながら自然に腰があるべき位置戻っていったのか分かりませんが、意外なほど痛みはなく、スイスイ。日頃のアップダウン走の成果が出たのかもしれません。

標高が上がってくると、徐々に木々も色づき始めます。

六甲山頂を経由して、ガーデンテラスへ。
ここでは「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2021」が開催されていました。

記念撮影。
雲が近いでしょう。

18km、登り標高1270m、下り標高550mの山行です。
ゴールのテンランカフェで、最高の六甲クラフトビールをいただきました。

こうして、素敵な仲間と走れる幸せ、飲める幸せ。
やっぱりいいなあ・・・この幸せをしっかりかみしめました。

ご同行の皆さん、楽しい一日をありがとうございました!

新そばとひやおろしで感じる季節のうつろい

関東出張から帰ってきて、新大阪駅から梅田の馴染みの蕎麦屋へ。
秋といえば、新そばと、ひやおろしの季節。この季節ほど、日本人で良かったと思う季節はありません。

恥ずかしながら、今日蕎麦屋に行くまで「ひやおろし」のことは忘れていたのです。
手書きの品書きを見て、あっ!と。

そして、やはり日本酒には、新そばなのです。

飲みとか、外出とか、そういうのが少なくなってきたので、うっかり季節ごとの美味しいものを忘れていました。外に出るということは本当に大切なことですね。

六甲トレラン、ビール、有馬温泉食べ歩き

ラン友さんに急遽誘っていただき、久しぶりの六甲トレラン。

今日のコースは、芦屋川スタート、六甲山頂、有馬温泉の極楽ルートです。楽ではないけど、そこまでスパルタンでもないちょうど良いルート。レース前などは、芦屋、有馬を往復するトレーニングをするのですが、今日はみなさんと一緒に片道一方通行です。

もちろんご褒美は、有馬の温泉と、さっぱりした後のビール。いやあ、このコース、テッパンとはいえ本当に最高ですね。

台風一過で空気がクリア。
今日は本当に良い天気でした。

六甲最高!

一軒茶屋で一本目のビール。

そして、有馬温泉へ。
金の湯でさっぱりした後は、有馬麦酒を片手に、天ぷらと焼き立て炭酸せんべい、ジェラートなどをバスの時間まで食べ歩き。

8月はほとんど走れていなかったので正直、足に不安はありましたが、ここは六甲山。

庭みたいなものなので、身体はちゃんと覚えています。

なんだか拍子抜けするくらい楽に登り、走れました。天気も良く、最高の気分転換になりました。