レストランもホテルも、空いているのは個人的には嬉しいけれど、これって業界にとってはすごく深刻な問題ですよね

新横浜といえば、このホテル。というくらいのランドマーク的大規模ホテルに宿泊して四日目。今日で出張もおしまいです。

外出禁止+出張禁止、原則リモートワークの号令が掛かりつつある今、この2月末週は、オンサイトでのアポや打ち合わせが可能なギリギリ期限だったようです。

四日間の出張の内、「外出禁止」でリスケになったのは、たったの一社だけ。その一社がリスケになった分、他の企業との評価試験に時間を使うことができたりして、結果的には良い結果になりました。

相手はほとんど大企業ばかりなのですが、聞くと、3月から原則リモートワークという指令も出ているらしく、3月の出張やMTGは厳しそうです。良かった、2月末週にしておいて。いや、非常事態だから良くはないか。

さて、朝食はその大規模ホテルのビュッフェ会場でいただくのですが、いつもはたくさんの宿泊客でごった返しているレストランも、ガラ空き!もうね、びっくりですよ。
大好きな目玉焼きも取り放題!

いつもは行列ができるステーキスタンドも待つことなく、コックさんも暇そうで、すぐに食べれるので嬉しいのですが、こうも宿泊客が少ないと・・・経済的損失は火を見るより明らかです。きっと、飲み屋や居酒屋も同じ状態なんでしょうね。

いや、深刻だ。

今こそ、全員力。
早く収まるように、それぞれが出来ることをし、お互い協力し合うべきですね。

寝起きに富士山

ホテルの部屋の窓から美しい冠雪富士。
昨日と打って変わり、今日は朝から最高の晴天でした。

朝起きて、富士山が見えると元気になりますね。
朝からたくさん食べて、

丸一日、目一杯仕事でした。

それにしても、街にも店にも人が少ない。大手の取引先さんも、会社から原則リモートワークや出張禁止令が出ていると聞きます。

一日も早く、平時に戻ってほしいものです。

関東、ホテルがらがら。来日予定の来客キャンセル。新型コロナの影響を肌身で感じます。

こんな時期ですが、今週は金曜日まで関東出張。

普段は外国人観光客いっぱいの大型ホテルも、ロビーはガラガラ。チェックイン待ちの人もゼロ。当然のようにアップグレード。朝食ビュッフェは、ひょっとして自粛かな?と思って聞いてみると、こちらは通常どおりの営業だそう。いずれにしても、新幹線もホテルも、普段に比べ明らかに人が少ない。二週間前の麹町のホテルもガラガラだったから、恐らく全国的にそうなんでしょう。

今週来日するはずだった米国からの来客もキャンセルになり、いやーすごいですね、新型コロナウイルス。そりゃ、心情的に飛行機乗ったり、新幹線乗ったり、ホテル泊まったり、動くの嫌になるわな。

でも、あれこれ言っていても仕方ない。
僕は、マスクに手洗い、アルコール除菌の完全防備です。

しっかり対策してこの危機を乗り越えましょう!

やっぱり味噌活ですね(みそカツもいいけど)

友達に、朝のお味噌汁は身体にいいんだよ、腸に届くから肌にもいいよ、と聞いてから約半年。

それ以来、毎日の味噌汁づくりを欠かしたことはありません。

朝に作る時もあれば、夜に作っておいて朝に食べる時もある。今日は、冷蔵庫にあった野菜を入れました。白菜、しめじ、にんじん、玉ねぎ、ほうれん草、ネギ。そして、卵が好きなので、必ず火を止める直前に溶き卵を入れて、火を止めて卵がきれいに羽衣状になってから味噌をゆっくり溶きます。

本当は出汁からちゃんと取ったらいいんでしょうけれど、そこまでは手が回りません。周りには白出汁を作り置きしておいてそれを料理に使っているという人もいますけれどね、まあ、今後のお楽しみということで。

そんな日々ですから、最近は海外出張にもインスタントの味噌汁を持っていくようになりました。海外一週間の間、インスタント(顆粒より、レトルトの生味噌がいいですよ)の味噌汁がどれだけ身体を癒やしてくれるか。

味噌活、当分続けて行きたいと思っています。

【マラソンレポート】第58回愛媛マラソンの底しれぬ魅力と、自分の走りについて回想してみる

愛媛県庁前、スタート直前!

今回で第58回という歴史ある大会、愛媛マラソン。

今年は過去最多の1万408人が出走されたとのこと!さすが、ランネットのマラソン大会人気ランキングでも7位(2019年)という人気の大会、抽選倍率もかなり高い難関大会ですが、前評判どおり本当に素晴らしい大会でした。

開会式で知事が話されていましたが、もう松山や沿道の人にとっては、マラソンが文化として根付いているとのこと。決して大きな街ではないし、田舎のコースを走るのに、沿道に応援の人が途切れず、力いっぱい応援してくれるのを見ると、本当にそのとおりだなと、一人のランナーとして感銘を受けずにはいれませんでした。

という訳で、すっかり愛媛マラソンの魅力にハマってしまった訳ですが、ご当地スイーツエイドの数々を、自らの走りとともに振り返ってみたいと思います。

スタート前、堀之内から松山城を望みます。快晴の天気でした!

愛媛マラソンといえば、やっぱりご当地スイーツエイド。

ポンジュースに(肝心のジュースの写真忘れたw)

山田屋まんじゅう

坊っちゃん団子

ハタダのどらやき(絶品)

私設エイドの豚汁

他にも、一六タルトのエイドも!もう愛媛づくしです!
団子にどらやきって喉乾くんじゃ?と思うかもしれませんが、ちゃんとお水も用意してくれています。笑

風光明媚なコースも最高でした。山に海。

ボランティアの皆さんも元気いっぱい!

まあ、これだけ写真を撮ってコースを堪能することができたのも、スタートから10kmで脚が止まってしまったからなんです。笑

昨年12月の大阪マラソンでPB更新してから、急激に持病が悪化したのと、年末年始の出張ラッシュもあり、まったく走れずに本番を迎えました。両脚がマラソンを忘れていて、スタートから10kmまではフワフワと脚が地に着かない走り。ずーっと空中を蹴っているかのような感覚でしたが、それでも、最初の10kmは53分で通過。

ただ、そこから脚がピタリと止まってしまい、21kmを2:00ちょうどで折り返すと、後は、ウルトラマラソン並のゆっくりペースでご覧のとおりの観光ラン。

今までの自分ならリタイアしてそうなところ、せっかく愛媛に来たのだから絶対に完走しやる!という気持ちと、ウルトラマラソンで培った「ゆっくりペースで細く長く走る術」を駆使し、自分でも驚くほど楽ちん、かつ、ニコニコしながらゴールにたどり着きました。

それに、本当にこれは胸を張れるのですが、

一度も歩かなかったよ!!!!!

これも、ウルトラマラソンで学んだ走法のおかげですよね。4:38という記録は、大阪より1時間も多く掛かってしまいましたが、その分、目いっぱい楽しめたし、ゴール後の達成感もあり、マラソンランナーとして、また新たなマラソンの楽しみ方に出会えた気がします。

JCの芋煮も最高でした!

こうして完走できたのも、松山にいる兄妹のように仲の良い大親友、そして、従兄弟夫婦、たくさんの地元の方の応援あってこそ!皆さんに支えられてのマラソン大会。

筋肉痛は想像以上に辛いですが、素敵な思い出をたくさん作ることができました!

感謝!愛媛!

太平洋に面した箱庭のような町

出張の楽しみといえば、渡航先で過ごす週末です。

サンノゼから日帰りで行けるところと言えばある程度決まっていて、ワインで有名なナパ・ソノマや、ミッションピークへのトレッキングや、地元のマラソン大会に出るとか、色々あるのですが、今回は両親のお土産を求めて南のペブルビーチを目指すことにしました。ちなみに、我が家の女子チームのお土産には、毎回アウトレットの洋服と決まっているので、こちらは考える必要なし(笑)

ペブルビーチへの道中で、太平洋に面した大好きな町、キャピトーラに立ち寄りました。高台に上がって見下ろすと、まるで箱庭です。

週末ということもあり、ビーチはたくさんの人で賑わっていました。みんな何するともなしに、思い思いの様で海を眺めています。

ここには小さなギャラリーがたくさんあります。

地元のアーティストが描いた素敵な絵がたくさん。結構いいお値段するのですが、思わず買ってしまいそうになります。

こうやって外から眺めているだけでも楽しい気持ちになります。

毎年同じタイミングで来るペブルビーチは、今年も男子PGAツアーのAT&T開幕前ということもあり、トーナメント準備一色でした。

それにしても、ここはいつ来ても美しい。美しいの一言。
両親への色違いの帽子を買って、目的達成です。

2020年02月02日に44歳になりました。昨年と同じくモントレーのパブでハンバーガーです。

ちょうど一年前にこの写真を撮ったモントレーの、全く同じアイリッシュ・パブで、同じハンバーガーを注文して誕生日を過ごしています。

全然図ったわけでもないのに、なんの因果やら。そもそも、土曜日をどこで過ごそうかと考えた時に、闘病中の母と、看病の父のために、ペブルビーチゴルフリンクスのおそろいのキャップをお土産にプレゼントしようと思ったのがきっかけなのでした。そういや、昨年もモントレーに行ったなあ。

おかげ様で44歳の誕生日を迎えました。いつもと違うのは、今年は2020年02月02日というゾロ目に、2の倍数の44歳になったということです。何かいいことあるのかな。きっとあるよね。がんばっていれば、きっとご褒美もらえるよね、そう思うためのきっかけのようなものです(笑)

そして、厳密にいうと、今この瞬間のカリフォルニアはまだ2月1日ですので、もう一回誕生日を過ごすことができるのも、例年と同じです。

今年はクラムチャウダーを追加したんだった。
昨年と同じ、ロンドン・ブリッジ・バーガー

昨年の後半から体調を崩しがちで、なかなか本調子に戻らないままずーっとここまで来ていますが、やはり「気持ちを強く」することが一番の処方箋かなと思っています。

「今、この瞬間が一番若い」

その言葉をテーマに、今年も前のめりで倒れるまで走り続けたいと思います。みなさん、どうぞよろしくお願いいたします!

今年のDesignConは、5Gと高周波がメイン。もうほんと日進月歩の世界で速い速い。

今の半導体と設計技術と測定技術の最先端の情報が集まる、DesignCon2020が開幕しました。

時代は進んでいます。もうすごいわ、どこの企業もやっていることが。今年は、やはり5Gと高周波と耐放熱関連がメインです。

業界の巨人たちが今年も。

エメラルドグリーンの巨人は、シミュレーション一本で勝負。

Autodeskの躍進

一緒にお仕事をさせていただいている神戸大学の永田先生は、ANSYSのブースでPower Integrityの講演をされていました。日本人の活躍はうれしいです。

もちろん、我がQuadceptのブースもがんばっています。

ただでさえ、日進月歩のこの世界、特にこの業界はすさまじい。置いていかれないように必死です。

ベイエリアでもコービー・ブライアントへの追悼が続いています

サンフランシスコ国際空港でレンタカーをピックアップして、FMを聴きながらサンノゼへ。ラジオからもホテルのTVからも、急死したスーパースター、コービー・ブライアントに関する哀悼の話題が流れて来ます。今週の日曜日はスーパーボウルなのですが、その特集番組でも、コービーの話題が。スポーツのジャンル、垣根を超えての追悼。

若すぎる死、突然の死、愛娘と一緒という死。
あまりに悲しいニュースでした。

ホテルにチェックインして、すぐに取引先とのミーティングへ。新製品の試作機を二つ見せてもらいました。今年の春には日本のお客さんにもご紹介できるかなー!とても楽しみです。

ホテルに戻るとさすがに時差ボケでフラフラ。

スーパーでサミュエル・アダムスをボックス買いしたので、ガツンと飲んで早めに寝ることにします。それにしても、こちらはウォルマートでもIPAやらクラフトビールやらたくさん売ってるのが嬉しいです。

【出国前のKIXにて】ビジネスに客観的視点と、ダメなら方針を変える柔軟性が必要な理由について考えてみる

春節の関空。予想通りの大混雑。

今年は新型コロナウイルスの問題はあれど、もうこの時期の出張はほんと憂鬱です。ちなみに、普段マスクなんてしない欧米人でもしっかりマスク(しかも医療用みたいなごっついの)してたりして、空港という土地柄、皆さんパンデミック対策はしっかりされています。マスク着用率は90%あるのでは、というくらい高いです。(自分調べ)

毎週どこかの空港や駅でスーツケースをゴロゴロしている自分ですが、今週はサンノゼに一週間出張します。

皆さんシリコンバレーと聞くと「最先端」「毎日イノベーション」「熾烈な競争社会」という印象を抱かれますが、まあそれも一部正しいのですが、自分が身を置いているエレクトロニクス(電子分野)の業界においては、シリコンバレーがその名(シリコン=半導体の主材料)を冠している業界でもあり、ベンチャーやVCが山盛りいるような感じでも毎日ピッチイベントが行われるでもなく、非常にレガシーかつトラディッショナル、でも、新しい製品が続々と誕生しているような業界です。

自分は年に数回渡航し、現地の取引先を訪問し、業界の展示会やカンファレンスに出展し、様々な企業に製品を売り込んだり、業務提携の話をまとめたり、逆に彼らの製品を日本で売り込むための会議をしたり、あれこれ動くのですが、こちらで会う人はみんな、シリコンバレーで仕事をしているという感覚はなく、ただ、ここに仕事があるからいてるだけ、まあ気候はいいけどね、でも物価の高さには閉口しちゃうけどね、という具合で、僕が知る限り、意識高めの人にはあまり会ったことがありません。もちろん、保有している技術はすごいですけれど。

飛行機、少しディレイしているようです。

こうして空港で一人ボーディング待ちをしていると、いろんなことを考えるのですが、今は「ビジネスには客観視点が重要だよな」ということがずっと頭の中をぐるぐると回っています。そして、僕はいつも、その「客観視点」を大切に生きているような気がします。

こうしたら売れる、こうすれば成功する。そのように初志貫徹で信じることは大切ですが、それで結果が出ない場合は、あ、違ったね。じゃ、やり方変えようか、という柔軟性を完全に持ち合わせている場合のみ、正しいと思うのです。

特にビジネスの場合は、相手あって成立するものですから、その相手という視点をとにかく持つこと。そのためには、やはり、内向きではなく、外向きの視点を常に持つこと、社内ではなく、社外の人間と意見交換をすること、競合他社(いわゆる業界のリーディングカンパニーと呼ばれるような企業)が今、どのようなことをしているのかを知ること、これがとても大切です。ビジネスは結果がすべて。思うような結果が出ていなければ、何かが間違っている。すぐに軌道修正する。それくらいの柔軟さであれば、企業の規模関わりなく持てるはずです。前年うまく行かなかった年の翌年、前年と同じことをしていても、絶対にうまくいくわけがありません。

答えはシンプルです。

次の年にはもっと良いものが市場に出てくるから。

世の中のスピードはめちゃくちゃ早く、至るところで吸収合併が繰り広げられており、日本にいるとあっという間に取り残されてしまいます。

まあ、願わくば、相手が気づかないくらい今までの世の中になかった、画期的な「空飛ぶ絨毯」のようなものを生み出せるのであれば、勝手に売れていくのでしょうけれど、なかなかそうも行きませんから。

そんなことを考えながらの関空です。

次の更新はサンノゼから。
それでは、また。