池と砂は多いけれど、久しぶりの広くて素直なコースに癒やされました【太平洋クラブ六甲コース】

名門・太平洋クラブ六甲コース。

久しぶりどころか2007年11月以来、13年半ぶりの六甲ラウンド!普段は太平洋でも有馬Cや宝塚Cに行くことはあっても六甲コースは敷居が高く、なかなかチャンスがありませんでした。シグネチャーホールの18番以外あまり覚えていませんでしたが、やっぱり印象どおりの良いコース!

クラブハウスも名門の構え。美しいですね。

白いフカフカの砂のバンカーに黄色いフラッグ。
マスターズ開催のオーガスタ・ナショナルを彷彿とさせますね。バンカーの砂が良いから簡単に出るし!

OUT7番のショートではピンそばバーディーも取れました。
ショートのバーディーは嬉しい!

ランチはカレーで。

こちらが最終18番。

ジャンボ尾崎をして18番の美しさは日本有数とも言わせた名物ホールです。13年前の記録ではパーで上がったようですが、今回もパーで上がることができました。

いつものメンバーで記念撮影!
良い天気に恵まれ、最高のラウンドとなりました!

普段、狭くてドッグレッグの多いホームコースの千刈CCで鍛えられているので、たまにこういう広くて素直なコースに来ると普通に良いスコアが出て驚きます。

そういう意味では、ホームコースに感謝です。笑

六甲最高!縦走トレラン〜TENRAN CAFEゴール

所属ランニングチーム、ウメランの皆さんと一緒に阪急宝塚駅に集合して六甲縦走路トレランの日。緊急事態宣言前、最後のチームランでしょうか。

薄曇りで気温もちょうど良い感じでした。マスクを外してスタート前の集合写真。

慣れたルートですが、いつ登っても走りごたえのあるコースです。何度走ってもハード。今日は皆さんとおしゃべりしながらなので気は紛れてソロランニングよりも全然楽ちんでした。

山頂でパチリ!六甲最高!

ゴールのTENRAN CAFEで、ランチをいただきました。
大好きな山みつカレー。

エントリーしている鯖街道ウルトラが開催されるかどうか微妙になってきましたが、こうして皆さんとトレーニングできるのはありがたいことです。

お世話になったN田さん、ご一緒させていただいた皆様、ありがとうございました!

【最強ネーミングセンス】大阪城28kmランの打ち上げは、立ち呑み「庶民」で

日曜日は、プロ・アドベンチャーランナー北田雄夫さん主催のアドベンチャークラブの「第6回みんなで走ろう2021km」イベント。参加者全員で走って、オンラインで走行距離と動画、画像を共有しあうというランイベントです。

同じクラブのラン友さんと淀川で合流して大阪城を目指すことになっていたので、いつものように自宅から走って合流地点まで向かいます。最近、大阪城へは電車や車ではなく、走って向かうことが定番になってきました。ランナーにとっての20km、30kmは走って行く距離なんです。こういうこと言うから変態と言われるんですけど。

ラン友さんと合流して、まずは福島の名物自販機で補給。ここは、10円、50円という激安でドリンクが買えます。自販機には50円の表示と「何が出るかわかりません」というボタンだけで、品物は選べません。

闇・自販機。

購入した動画を撮影したのですが、僕は50円で天然リンゴの微炭酸が出てきました!喉乾いていたので、ちょうど良かった!ヒット!

補給後は、中之島を遡上して行きます。
走っていてとても気持ちのいいボードウォーク。

大阪市役所前を抜けて、

大阪城へ

大阪城へは、同じチームのラン友さんとも偶然出会うことができました!やっぱりランナーの聖地、走ってりゃ友人に会う。

ジョーテラスのランステでシャワーをした後は、歩いて京橋へ。ラン友さんお薦めの「立ち呑み 庶民」で打ち上げです。

「立ち呑み 庶民」
このネーミングセンスよ。
高級店なら「レストラン 貴族」とかになるんですかね。

僕は初だったのですが、あちこちに支店がある大人気店らしいです。

キリンラガーの大瓶、350円!
刺し身三種盛り(湯葉つき)、500円!
揚げウインナー、150円!

値段もさすが庶民的!!
激安なのに、美味しい!!どうなっとるねん!!

そして、鉄火があふれんばかりの巨大鉄火巻250円!
一口で食べるのも大変なくらいの鉄火巻です。

この後も、大瓶追加、レモンチューハイやら麦お湯割りやらを何杯も飲み、あさり酒蒸し、揚餃子、おでん盛り、冷やしトマトなどを頼んで、一人2,000円いかないくらい。立ち呑みって奥が深いなあ。

ここは大阪城ランナーの聖地らしく、見るとランナーさんらしき人もちらほら。ランナーって飲むために走っているようなところありますからね。

あまりに安く、あまりに楽しかったので、ついつい飲みすぎ、二軒目の座るお店では座りながら一瞬寝てしまいましたが、最高に楽しいラン行となりました。

身近な場所でも旅ランを楽しめる

先日、神戸方面をランニングしていたのですが、いつものルートだとやっぱり飽きてしまうので、気持ちの赴くままに普段走らないルートを走ることにしました。

気になる坂道があれば登ってみたり、線路の下のガードトンネルをくぐってみたり、見晴らしに良い場所に行ってみたり。走っているからこそ色々と発見があるものです。

その中でも、商店街は良いものですね。

その地域に密着した商店街って、生活感と旅情の両方を感じられて楽しくなってしまいます。どこも商店街が廃れてしまって、大型のモールに吸収されていく中で、まだこんな店があるんだ、そして、地元のお客さんが買い物に来るんだと思うと、昭和の名残を感じられて嬉しくなります。

中古の道具を扱う商店。

古い町並みの中にお洒落なヘアサロンがあったり。

あまりどこにも行けない今日この頃ですが、半径20km足らずの身近な場所でもまだまだ知らないところがあるものです。

近所で旅ラン。
色んな場所をコースを変えながら走ってみたいものです。

ビールもがまん、カレーもがまん。ケーブルカーもパスして脚で下山。でもなんだか乗り切れないなあ・・・

晴れてるうちの走りに行く!それが最近の行動パターン。土曜日に走って、日曜日は屋内作業。日曜日が三週連続で雨ですもんね・・・

というわけで、今朝は阪急宝塚駅スタートで六甲縦走路を攻めることにしました。一応、ケーブル駅をゴールに。もし体力があれば新神戸駅をゴールにと考えてスタートです。まあ、六甲はどこから登ってもしんどいですな。宝塚ルートも、割と短い距離で一気に標高が上がるので芦屋川ルート同様、なかなかのものです。

それにしても体力落ちてるわ〜すぐバテる・・・スピードに乗り切れない。錆びついた体をギシギシいわしながら、壊れそうな関節を恐る恐る動かしながらの今日の山行。まあ、こういう日もありますよ。

写真では分かりませんが、山頂、大混雑でした。みんな天気の良い今日を狙って来ていたようです。

山の上は結構寒い。下半袖、上にウインドブレーカーでちょうどいい感じです。

六甲ガーデンテラスのジンギスカンの良い香りが誘惑ですが・・・

なんとかケーブル山頂駅まで到達。足は売り切れ。

本来であれば、ここでビールとやまみつカレーを堪能してケーブルカーで下山といきたいのですが、一応今日は練習日なのでお楽しみはお預け。TENRANカフェで写真だけ撮りました。

油こぶしルートをケーブル下駅まで下山。

登りのトレーニングも大切ですが、下りの練習も必要ですからねえ。ここまで来たら六甲道駅まで下山したら良いのですが、膝に違和感を感じたので、無理せずバスに乗車しました。

今日の距離の三倍以上ある5月の鯖街道ウルトラまでもう一ヶ月半。

今のままでは完走もままならん。一応毎週末30kmはコンスタントに走っているんですけど、まだまだ調整が足りません。特に山練がねぇ・・・残り日数でしっかり調整したいと思います。

7種類の挨拶を使い分けながらのトレラン

鯖街道ウルトラのトレーニングのために六甲山へ。

芦屋から六甲山頂経由、有馬温泉の往復です。ファンランなら、そのまま有馬をゴールにして温泉入ってビールプハーしてバス帰りなのですが、今日は来た道を戻るというスパルタンな日。芦屋川からは六甲のゴールデンルートということもあり、今日もたくさんのハイカーさんが登っていました。

ご存知のように、山では誰かとすれ違う時に必ず挨拶をすることがマナーとなっています。

やっぱり挨拶は気持ち良い方がいいですよね。僕も意識して、にこやかに大きな声で「こんにちは!」と挨拶をするのですが、反応は人それぞれ。みなさん普通はちゃんと「こんにちはー」と返してくれるのですが、ソロハイクしているシャイなおっさまなどは無言で会釈か、「・・・ちゎ」「・・・っス」ということもあります。今日は初めて「・・・ぬ」という人に出会いました。「ぬ」てなに。

元気なのはちびっこ。韓ドラ「愛よ、お願い」のヨルムのような男の子(分かる人いますかね)なんかは大きな声で「こーんにーちはー!!!」と言ってくれてとても気持ちいいのです。

そんなことをずっと繰り返していると、自分は7種類の「こんにちは」を使い分けていることに気づきました。

「こんにちはー」
「ちわー」
「ちわっす」
「ちゃー」
「ちゃーす」
「ちゃす」
「っす」

走っている時はどうしても短め。疲れてくると短めに「ちゃ」「ちゃす」になってしまいます。

困るのは、相手方が5、6人のパーティーの時。どでかい一発「こんにちはー!」で5人分をまかなえるのであればいいのですが、そうはいかない。なので、各々すれ違いざまに「ちゃー、ちーわー、すーーーー」(4番目、5番目の人は「ーーー」)のように合せ技になってしまいます。いや、挨拶はちゃんとしないといけませんね。

あと、疲れてくるとブラックな一面が出てくることも。
すれ違うハイカーさんの会話が聞こえてきます。

「おれ、あそこで川の水飲んだの覚えてるわー」
「川の水かー あはははは」

・・・何がおもろいねん(心の声)

いや、あかんあかん。
みんな気持ち良く登ってるんだから、何で笑ってもいいじゃないか!疲れは人に余裕をなくさせますね。

六甲山頂にて

阪神電鉄グループが神戸市に寄付したお金で建てられた素晴らしいトイレと休憩所がついに完成!めちゃくちゃきれい!すごいですよ、これ。サイクリストには嬉しいチャリンコホルダーも完備。

誰もいなかったので、パチリしてしまいました。六甲山頂に全自動水洗式トイレなんて、これは夢なのか。

ホテルのような洗面台。女性も嬉しいですね。
阪神さん、神戸市さん、ありがとう。

雨が降る前にスタコラサッサと帰ります。

距離25km、累積標高2400m。昇り標高だけなら1200m。そこそこ負荷のかかる練習ができました。

インドシナ半島に昇る朝日はあの時、何を教えてくれたのだろう

随分と暖かくなってきましたね。
生暖かい風がそうさせるのか、ふと一年半前にハノイのノイバイ国際空港にいた時の自分を思い出しました。

ーー
ドイモイ政策で急速な経済発展を遂げた社会主義国家の国の玄関。日本の大成建設によって建てられた空港とはいえ立派だった。アメリカからベトナムにかけての長い出張の最後、羽田に飛ぶ前の早朝の空港。大きな窓から朝日が差し込み、明るかった。

知らない土地に一人でキャリーバッグを引いて向かい、現地の取引先と合流して仕事。そして最終日の朝6時。まだ人の少ない空港で膝の上にPCを置いたまま、ぼんやりとインドシナ半島に昇る朝日を眺めていた。

寝起きでぼんやりした頭で、ここはどこなのだろう。僕はなぜここにいるのだろう。もちろん仕事で来ているのだけど、仕事ってなんだろう。この国はどのようにして経済が回っているのだろう。映画「インドシナ」に出てくるカトリーヌ・ドヌーヴのような人は本当にいたのだろうか。

気づくとボーディングの時間。
禅問答のような問いに対して明確な答えが出ないまま飛行機に乗り込みました。
ーー

一年半後の今。

「何かを待つ」という時間がありません。ただひたすらPCに向かい、会議とオンラインミーティングをこなすという隙間のない日々。たまには禅問答も良い。自分で意識して何もしない時間を作る必要がありそうです。

答えのない問いに対して、孤独と、その場の空気と、あてもなく漂う時間が何かの答えを提出してくれるかどうかは分かりませんが、このような時間そのものに、味わいと深みがあるのではないかと思うのです。

関西唯一のシーサイドコースで海を眺めながら風に翻弄される

一度はラウンドしたいリンクスコース。しかしながら、関西では、いや日本で「リンクス」と言えるコースはほとんどありません。

実際のところ、北海道の稚内カントリーくらいしかないのではないか。というわけでリンクスの聖地スコットランドでのラウンドは老後の楽しみに取っておくとして、今日は関西唯一のシーサイドコース、南海電鉄運営の名門「大阪ゴルフクラブ」でラウンドです。

川奈ゴルフクラブさながらの海に向かって打つのは気持ちいい!

爽快感は最高ですが、風が強い〜!
どのホールからでも海が見えます。良いコースだ。

前日の雨でフェアウェイも一部ぬかるみ、バンカーも水たまりの箇所がありましたが、また良いコンディションの時に来たいものです。

お昼は、大瓶ビールとラーメンのセット。
僕の中で「大瓶」を置いているゴルフ場は、良いゴルフ場としています。いや、実際そうなんですよ。名門は大抵、大瓶があります。笑

外国人エグゼクティブたちとのラウンドは、月イチ。せっかくなので良いゴルフ場に行こう!と毎月、月替りでラウンドをしています。

来月は、太平洋クラブ六甲コース。もう何年ぶりだろう。
今からとても楽しみです。

SNSでつながらないという選択。とっても心地良いのです。

ゴルフ帰りに運転しながら、心地よさとはなんだろうと考えてみました。もちろん今日のラウンドがとても楽しかったからなのですが、この楽しさ(=心地よさ)って一体何なんだろうなと。

少なくともデジタルではない。SNSでもない。オンラインでもない。

それとはまったく真逆の、オーガニックで、オフラインで、アンプラグドな関係。そこにはスマートフォンもアプリも充電器も必要ない。僕はそこに心底「心地よさ」を感じているのだなと実感したのです。

その証拠に、今日ご一緒した皆さんとはSNSでのつながりがない方ばかり。一年ぶりに一緒にラウンドした方(僕が尊敬する大好きなジェントルマンです)もおられます。久しぶりでも、やあやあお元気ですか、またあのお店に飲みに行きましょうね、と、懐かしい昔話と近況報告で盛り上がるのです。

最近、プライベートで一緒にいる人たちは、SNSで「つながらない」あるいは「つながっていない」人が特に多いと気付きました。SNS上の滞在時間は減っているし、つながりも増えてはいないけれど、それでいい。それがいい。(孤独のグルメ 井之頭五郎 風)

別につながっていなくても、会いたい人にはいつでも会えるし、ゴルフにも山にもランにもご飯にも行ける。連絡を取ろうと思ったら携帯やLINEで十分。常日頃から何をやっているか知らなくても、会った時に近況報告ができればいいじゃないか。

「あえてSNSでつながらない」という選択。

なんだか開放された気分になりますよ。デジタル・デドックスという意味ではなくて、最初から「つながらない関係」。

とはいえ、冒頭で書いた「オーガニックで、オフラインで、アンプラグド」なことって、今の時代、一番贅沢なことではあるんですけれどね。

覚悟を決めてチャレンジする人の言葉には無駄がなく、そして温かい

逃げ道をなくし、覚悟を決めて挑む前人未到のチャレンジ。

日本人で初めて挑む、極寒のアラスカ Iditarod Trail Invitational レース(標高1000m、最低気温マイナス40度、距離560km)に出場されるプロ・アドベンチャーランナー北田雄夫さんと、大和田さんのお二人と現地アラスカをつないだZoom交流会が行われました。

氷点下0度〜40度の極寒、民家もなく、マーキングもない道なき道を、食料や着替えなどをソリで引きながら昼夜問わずに進む。サポートはなし。野生動物遭遇、氷が解けた河川や湖転落などの緊急事態も自己責任で対応。10日間という時間制限で560kmを走破。560kmというと、東京から岡山くらいの距離ですからそのすごさが分かります。

そのような前人未到のレースに日本人として初めてFootの部で挑む北田さんと、大和田さんの言葉には、命の危険を掛けて挑む人の決意と哲学が見えました。必ず完走してみせる、生きて生還するという決意と、一方で、命より大切なものはないのでエスケーププランも用意しておくという冷静さ。

逃げ道をなくし、立てた旗に向かう人が語る言葉には無駄がない。
そして、温かい。

積み重ねた努力から来る自信、力のある人間が語るクレバーな言葉。そして、他の人を傷つけない愛情あるメッセージ。

学ぶことばかりです。

■告知
そんなプロランナーがクラウドファンディングを開始されました。既に目標を半分以上クリアしていますが、まだまだご支援お待ちしています。

日本人初アラスカ560km・ヒマラヤ850kmに挑戦し、日本中に希望を届けたい!
https://camp-fire.jp/projects/view/362974