一種のジャンキーであることを堂々と認める


強烈なアプトプットの後は、発散や充電ではなくインプット。
脳みそがスカスカになってしまうと、食欲と同じく、知識欲を満たさずにはいれなくなる。出張先からの飛行機で爆睡したので、疲れは癒えた。帰宅して本を貪り読み、楽しみにしていた23時からのEテレ「ハリウッド白熱教室」を気持ち良く視聴。映画制作界で世界最高峰といわれるUSC映画学部のドリュー・キャスパー教授の講義が、リモコンひとつで簡単に、しかも茶の間で視聴できるなんて、どんなに素晴らしい時代になったのだろう(「MIT白熱教室」といい、正直、Eテレはすごいです。EテレだけがTV番組としてあれば、日本人はもっと賢くなっているに違いない。多少バイアスがかっているかもしれないけど)。テンポ良く語り、次々と生徒に質問を浴びせ、とにかく脳を刺激し考えさせる。1時間があっと言う間、それだけ引き込まれる。講義中、講義の後で実際はディベートの時間などもあるかもしれないけれど、答えを与えたり、覚えさせたりするのではなく、とにかく考えさせて自分の言葉で意見を述べさせる。自分で考えて出した答えに疑問や違和感を感じるから、正しい答えに導かれた時に、ああ、そうか、なるほど、と腹落ちする。毎晩、毎朝、こういう具合に欲求を満たさなけば一日が終わった気がしない。お腹も脳みそも一杯になったので、気持ち良く眠れそうです。


都会でソフィスティケートされた東京もいいけれど、地方で、田舎で、サイズも程良い芦屋に帰って来ると落ち着く。

駅から家に帰る途中の、こんな芦屋川の風景が大好きだ。
後ろを振り返れば、六甲の山並みが月明かりに照らされ、南を見れば、湾岸沿いを走る高速の明かりが見える。その下は海。

明日はリフレッシュの時間。
今週もお疲れ様でした。

良い週末を。

人に教えることを意識しながら学ぶ


朝6時から長女の勉強を見るということが習慣化して来ました。

きっかけは、彼女が塾に通うになってから。算数と国語の宿題をたくさん持って帰ってくるのですが、分からなかった問題だけを残しておき、パパに唯一会うことが出来る朝に教えてもらうのです。

僕は教える際、とにかく分からない問題があればその内容を紙に書けと言っています。下手な絵でも何でも良い。例えば、「お父さんとお母さんとA子ちゃんと弟の年齢を足すと、ちょうど100歳になります。お父さんと弟の年齢を足した数とお母さんとA子ちゃんの年齢を足した数は同じです。弟は6年前に生まれ、4年前、弟の年齢の3倍がA子ちゃんの年齢でした」という文章題があるとします。一問目は「弟の今の年齢は何歳ですか」というもの。二問目は「A子ちゃんの今の年齢は何歳ですか」、三問目は「お父さんとお母さんの今の年齢は何歳ですか」。

一問目は分かったとしても、二問目、三問目は小学3年生には少し難しい。文章をさらっと読んだだけでは内容を理解しづらいこともある。でも、文章題というのは、問題の中にヒントがたくさん潜んでいるものです。そこで、自由帳などに絵を描かせる訳です。家族4人の絵を描き、与えられているヒントを書き込んで行く。そうすると、全体像が見えてきます。某◯◯ハイスクールの先生ではないですが「数式ではない、言葉です」という通り、問題の意味と意図をすばやく把握できる子供というのは、頭の中で情景を思い浮かべることが上手な子なんだと思います。絵を描かせるのは、そのための訓練だと思っています。慣れてくれば、そのうち紙に描かずとも頭の中だけで整理しながら読み解くことができるようになるでしょう。

もう一つのポイントは、人に教える事を想定して、自分が学ぶということ。自分は理解出来ている問題を、分からない子にどのように説明するか。こういうことを意識すれば、問題の意図を理解しやすくなると同時に、記憶にも焼き付けやすい。人に何かを教える時、教えている側の方が頭を使いますよね。時として絵を描きながら教えたりもするでしょう。そう意識すると、自然と問題の意図を理解できるようになります。アウトプットを意識したインプット、という訳ですね。

もちろん僕はプロの教育者ではなく、ただの「お父さん」ですから教え方に間違いも色々とあるでしょうが、そういう訳で、今は教えることが僕にとって、とても楽しいことになっています。懐かしさ半分、先生になったような感覚半分。また、娘を見ていると、しっかりしているな、とも思います。僕が小3の時はどうだったか、と考えると朝早起きして勉強なんてしてなかったよな、何も考えていなくて、うんこみたいな子供だったよな、と思うのです。いいオッサンになった今でもあまり変わっていませんが。


今日は読み応えのある記事に二本出会いました。

INTERVIEW この10人のイマジネーションが、日本に変革をもたらす:VOL.4_福山太郎【wired.jpより】

育った家庭環境も大きく影響しているとは思いますが、まずやってみよう、と向こう見ずに挑戦するチャレンジ精神、年齢関係なく見習うべきですね。

社員旅行で眺めた日本(NewsWeek 日本語版より)

社員旅行で初めて日本を訪れた中国人4人による座談会です。自分達が中国に対して持っているイメージと彼らから発せられる言葉には大きな隔たりがあるとも感じました。純粋に、そう思ってくれていて嬉しい、という気持ちになります。メディアから入ってくる情報だけでイメージを固定化するのは良くないとも思いましたね。いつでも答えは現場にある。

まるで箱庭のような街


小さなエリアに色んな要素をギュッと詰め込んだ、箱庭のような街、芦屋。

家から歩いて5分で人々が散歩やジョギングをしている芦屋川に、同じく5分で車やバスが行き交う駅の北側にアスセスできます。家族が友達の家に遊びに行っている間、僕は自宅に引きこもっていたのですが、気圧の関係で鈍重な頭を少しでもすっきりしたいと思い、気分転換にコーヒーが飲めるところへ家出しました。

フルオープンに開かれた店、タイピングに疲れると時折目を上げて目の前を行き交う人や、ホテル竹園前のタクシー乗り場に降り注ぐ雨を眺めたり。雨の日はいいですね。静かだし、軒下にいる安心感が心地良い。

ほぼ予定通りにスケジュールをこなすことができました。
明日からまた新たな一週間が始まります。

気持ち新たに、5月後半戦、がんばって参りましょう。

環境を整えることと、会いに行くには理由がある、ということ


来週末に提出のレポートがあり、今日は朝から図書館にでも出掛けて一日閉じ籠ろうかなと思っていたのですが、朝から娘たちがバレエに出掛けているので、結局自宅に閉じ篭っています、今のところ。

自宅に篭るメリットは、移動に費やす時間を削減できること。ただしデメリットも。眠たくなったらすぐにソファでコロンと昼寝が出来てしまうのですね。これは問題。そのために、人の目がある公共の場所に出掛けていく訳です。以前にも書きましたが、そこに行くと「それしか出来ない」環境に強制的に身を置くことになります。「それしか出来ない」ということは素晴らしい。


雨の昼下がりです。

昨夜はカフェでひたすらライティングをした後、疲れを取るために電車に乗って苦楽園のthe Barnsへ行き・・・やはりというか予想通りというかウイスキーを飲み過ぎてしまいました。ここには飲み過ぎるために行っているようなものです。途中から親父のようなマスターも巻き込んで、ほとんど会話もせずに一緒に僕のボトルを飲みましたが、起床時の頭は鈍重。それにしてもマスターにこれを言うと嫌がるかもしれないけれど・・・親父みたいな人だな。だから僕は、通っているんだろうな。ある店に通うということは、ウイスキーが飲みたいからではなく、お店の人に会いに行きたいと思っているから。会いに行くには理由がある。気まぐれで神出鬼没で行けば飲み過ぎてしまうけど、歓迎するしない関わりなく、いつも店を開けてくれているマスターに感謝。


あまりに雨の昼下がりが気持ち良いので、そろそろ出掛けようかとも思っています。
Nicola Conte が 雨の日に心地良すぎる。

Nicola Conte – Other Directions

人脈は社内ではなく、社外で作ること


常日頃から皆にも良く話し、かつ僕自身も実践していることの一つに「とにかく社外の人間と積極的に交流し、人脈を広げる」ということがあります。社内の人間関係を疎かにするという意味ではありません。社内の人間とは月曜日から金曜日まで一日12時間 × 週5日間もずっと一緒にいる訳ですから、そこは当たり前の事としておきます。

社外の人、出来れば利害関係がなくて共通の話題がある人達との人脈を広げることは、生活に彩りを添え、自分自身のためにもキャリアのためにもとても重要なことだと考えています。色んな人と交わることによって様々な気付きを得ることができる。人と人の繋がりで色んな人と出会える。誰しも時間とお金には限りがあるのですから、せっかくお金を使うのであれば、普段会わない人との方が良いという訳です。

そこから仕事に繋がることもあります。
例えば、先日、ほろ酔いで電車に乗っている時のこと。
隣に座っている真面目そうな男性が難しい資料を見ながら、「うわ、これすごいな」を連呼しているのに気付きました。普通なら「何この人、独り言ブツブツ言って気持ち悪い」と思うかもしれません。しかし、そこは昨日のエントリー「問い続けること」。様々なことに興味を持つことは成長のために肝要です。僕はその人が読んでいる学会のレポートが気になり、横目でずっと文字を追っていました。すると、その視線に気づいたのでしょうか、「あれ、同じ業界の方ですか?」と声を掛けてくださいました。

いえ、僕はITなので構造解析や化学は分野外なのですが、あまりにも「すごい」を連呼しておられるので気になりました。と正直に答えました。彼は某製薬会社に勤める博士号を持つ研究員で、学会の帰りでした。いかにこの学会で発表された論文がすごいか、ノーベル賞級だ、と、そこから熱心に教えてくれたのです。駅に着き、彼が降りる時に「折角なので名刺交換でも」と申し出てくださいました。名刺交換をしていただいた方には、仮に仕事で全く絡まないような人でも御礼のメールを送るようにしています(最近はFBのメッセージも多いのですが)。次の日にメールを送ると、ある解析シミュレーションに興味があるのだが、なにか良い製品があれば教えてほしい、とすぐに返答をいただきました。そこからトントン拍子に話が進み、先日パートナー企業の専門家を連れて、デモンストレーションに行って来たのです。そして今も提案中です。

これは、どこから何が始まるか分からない良い例だと思います。
もちろんビジネス目線の下心を常に持つことが大切である、と言いたい訳ではありません。僕も人と交わる時、仕事のことなど全く考えていません。ただ楽しいし勉強になるから一緒にいる。しかし結果論ではありますが、仕事に繋がることも多いのです。

終身雇用制が崩壊し、人は会社に頼らずに生きていくことがシビアに求められるようになりました。一つの会社に長年勤めたからと言って給料が上がる保証もありません。つまり、何かに頼るのではなく、一人一人が自立し結果を出さなければならない世の中になっています。仮に今の仕事を辞めざるを得なくなったとしても、社外に人脈があればどうにでもなります。また、会社としても色んな人脈や繋がりを持つ社員達がたくさんいるのは、とてもありがたいことです。ですので、是非、社外に人脈を作るようにしましょう。社内政治に気を遣ったり、同僚と飲みに行って愚痴を言い合う時間があれば、どんどん社外の人間と出掛けましょう。


最近、企業説明会で既卒者と話す機会が多いので、ついついこういうテイストの記事が多くなってしまっていますね。こうしうて書くことで、自分自身の思考の整理にもなっています。

さて、明日の午後から東京入りです。
週の後半もがんばって行きましょう。

問い続けること


なぜ? 
どうして?

仕事でも学びのシーンでも、千本ノックのように問い続けることが肝要なのだろうと思います。問うことから、考える行為が生まれ、考えることからアイデアやソリューションが生まれる。そして、その生み出された何かに対して、さらに問う。どうしてこうなるのだろう、どうしたら良いのだろう、ひたすら問いを自分にぶつけ続けることによって、考える力が養われ、答える力が身に付く。反復練習。

しかし日々の生活に流されていると「問いかける」ことが少なくなりますよね。そんなこと考える時間がない。心身共にリラックスして落ち着いた状況の中でなければ、ゆっくり思い巡らすことなんてできない・・・。いやいや。普通に生活している人の中で、一日のうちに贅沢にゆっくりとリラックスできる時間を持つことができる人がどれほどいるでしょうか。きっととても少ないと思います。では、どうすれば良いのか。意識して問いかければ良いのです。ええ、先程そのことに気付きました。

今から1時間程前、帰宅途中の電車の中で政治関係の本を読んでいました。いつものようにただ文章を目で追っているだけ。お決まりのマルクス・レーニン主義について記載されている箇所で、ふと、いつもと違う感覚を覚えました。「・・・この革命がどのような仮定から生まれてくるかといえば、それは近代資本主義の発展の結果必然的に到来するというのである・・・」という一文があり、瞬間的に「え?なんで?」と思ってしまったのです。「なんで、必然的に到来するの?」この問いが発生してから、そこから先が面白い面白い。なるほど、あまり興味の持てない分野でも、意識的に「問いかければ良いのか」と思いましたですね。

普段の通勤電車で、景色を見て歩いている時、仕事のメールを打っている時、これをしなさいと指示された時、取引先と話している時・・・どんなシーンでも「問いかける」ことを意識して習慣付けることができれば、考えに広がりと深みが出る。

これからちょっと意識的に取り組んでみたいと思います。

So what, so why.

身体メンテナンス


2月以来のMRI。
ヘルニアの方は小さくなっており、経過良好とのこと。無事にスポーツも解禁になりましたので少しづつ復帰に向けて動いて行きたいと思います。しかし1月以来、ゴルフもランニングもストップしていた弊害が、身体の硬さになってあわられてしまっています。これは危険。そして一時的にヘルニアが収まったとしても、インナーマッスルをしっかり鍛えなければ腰痛肩こりの根本的な解決にはならない。

そこで、コアトレーニングを始めることにしました。
このブログでも良く登場する、パーソナルトレーナー滝川愛梨さんの「コアティス」。普段から一緒に仕事をしたり、飲みに行ったりする仲の良い友人なのですが、実際にトレーニングを受けるのは初めて。いわゆる普通の「筋トレ」とは全く違う。内筋を意識しながらのトレーニングは動きは激しくないのに、キツイ。しかも、数ヶ月運動をしていないものだから、身体が固い固い。ひー。

1時間のレッスンを受けましたが、普段使っていない筋肉をたくさん使ったもので心地良い疲れが。でも、腰痛やひざ痛などがある場合は無理をしないトレーニングの方法も教えてもらえるので、身体に負担は全くない。というわけで、自宅でも日々がんばりたいと思います。あと、呼吸法ね。これは教えてもらわないと分からない。ちなみに愛梨さんはミセス日本グランプリ受賞者でもあります。外面、内面の美しさを体現しておられることが何よりの説得力。栄養学とコアトレーニングを取り入れた断食プログラムも人気。興味のある方は是非。

骨の歪みから痛みが来るというのは、西洋医学でも東洋医学でも共通認識です。僕の場合はスポーツをしているので、骨の回りについているコアマッスルを鍛えることによって筋肉の力で骨の歪みを治したいと思って興味を持ちました。さあ、これからの季節、ダイエットにトレーニング、がんばりますよ!

クリアな空気


風雨が過ぎた後のクリアな空気が好きだ。
桜はすっかり散ってしまったけれど。

こんな光の入り方と影の落ち方とか

夕方に少し家出、そして集中

夜は娘たちのリクエストで冷製パスタを。
冷たいものが美味しい季節になって来ました。
季節の移ろいを感じます。

知的欲求を刺激し、満たすこと


昨夜からスタートした
「バークレー白熱教室 大統領を目指す君のためのサイエンス」

仕事終わりでちょうど番組開始に間に合い、視聴。
物理学の人気教授で、「今この世界を生きているあなたのためのサイエンス 1」でも有名なリチャード・ムラー教授の講義ですので、以前から楽しみにはしていたのです。

なぜ人気があるのか。

「分かりやすく、話が面白い」

この一言に尽きます。専門的なことをいかに分かりやすく、完結に、そして面白く教えるか。話に惹きつける。例えば、チョコチップクッキー一枚と弾丸一つ、どちらがエネルギーを持っていると思いますか?TNT火薬と石灰では?水素とウランでは?こうした対比が興味を生むのです。そこからエネルギー問題に繋げて講義を展開していく。ソーラーパネル1k平方メートルで1GWの電力を生むことができる。でも、それは太陽が真上にある時だけ。車一台を動かすためには、どれくらいの電力が必要?とかね。

「例え」の使い方がうまいですね。自然落下させるハンマーと、腕の振りというエネルギーを加えたハンマーではどちらが仕事率が良いか。実演してみせる。僕もいつの間にかメモを取りながら食い入るように見入ってしまいましたね。理系ではない人間に分かりやすくエネルギー問題を提起して教えるという点、やはり非常に面白い授業だったと思います。それと、経済学の知識があれば、経済学的視点からも非常に興味深く見れましたね。物理と経済学似ているね。

また来週が楽しみです。


今朝も5時起きです。
早起き気持ちいい!

今日も予定がいっぱいですが、週末を楽しみましょう。
それでは、皆様も良い土曜日を。

モチベーションの源泉はどこにあるのか


答え:ワクワク感

仕事でもそれ以外でも、ワクワクした気持ちを持てれば、何でも楽しむことができ前向きになれると思います。モチベーションは「ワクワク感」から生まれる。

ワクワクした気持ちがないと、仕事は全て惰性になり、受動的になりますね。それが楽しい人生なのかどうか、僕は甚だ疑問に感じます。

自分が成長できる環境!
与えられる仕事にやりがいを持つことができる!

良く聞くフレーズですが、大きな落とし穴がそこにあります。「環境」「与えられる」というキーワードです。全て受け身、受動的。逆に言うと、与えられなければ何も出来ない。環境が整備されていなければ成長できない。怖いですね。そんな環境こそ不安で仕方ない。

ワクワクする気持ちになれるかどうかは、主観的に物事を捉えること、当事者意識を持つこと、道は自分で切り拓く気持ちを持つこと、「出杭力、道程力、造山力」(MITメディアラボ石井教授より)を身に付けること。とはいえ、それらに加えて外的要因も関係します。具体的に言うと、質の良い情報を取り入れることと、インスパイアしてくれる人と付き合うことです。

そういう意味で、最近ワクワクしたニュースと言えばこれ。

(出典:Wired.jp)
授業は無料、支払いは就職後に。プログラマー養成学校「Appアカデミー」

“サンフランシスコのプログラミングを教える学校が導入した学費の仕組みが大きな注目を集めている。それは「仕事に就くまで、学費は支払わなくていい」というものだ。卒業して仕事を見つけた人は、初年度に稼ぐ年収の15%を学費として6ヶ月間ほど支払う契約になっている。”

ああ、これこそがイノベーション。
教える立場の人間が飯を食うためには教え子を良い会社に就職させねばならない。教え子は教え子で入学倍率の非常に高いスクールに入ったからには、真剣に学ばなければならない。良いプレッシャーをお互い感じることからシナジーが生まれる。好循環を生むシステムです。本当に、良く考えた。でも何よりすごいのは実際これを良く実現させたということです。

イノベーションの原点にあるものは、発想やアイデアだけではない。
信念と覚悟と、ほんの少しの勇気。

あと、「思い込み」もね。