社内での評価が低い・・・出世できない・・・その原因は何でしょう。答えは意外なほど簡単なんです。

最近、社外の知り合いから立て続けに「社内の評価が低い」「なかなか出世ができない」という相談を受けました。一般的になったテレワークは仕事のパフォーマンスを明らかにしますし、長期的に見ても、コロナ禍で先行き不透明な中、働き手が将来を憂いて焦ってしまうというのもあるかもしれません。

このような相談について、実は僕、とても明解な答えを持っています。

「がんばっているのに・・・」という声を持っている人はとても多く、以前からまとめたいなと思っていたことでもあるので、この機会にその理由と解決策を書いて行きたいと思います。

はじめに

下記の方には本記事の内容は当てはまりません。

・「右肩上がりの成長モデル」を前提にしているので、この前提に否という意見の方は当てはまりません。

・リーダー、マネジメントというキャリアに特化しています。

・研究開発、技術、職人として極めたい人は当てはまらないかもしれませんが、先輩としての振る舞いについては参考になるかもしません。

指導された後に誰の元に行くか

まず、評価が低い、出世できない人を見分けることはとても簡単です。

それは「指導やアドバイスを受けた後にその人が誰のところに行くか」を見ることです。成長する人は、すぐに指導してくれた上司に時間を取ってもらい、具体的にどうすれば良いかを尋ね、事あるごとにフィードバックを求めます。

これ、当たり前のことに思えるかもしれませんが、これが出来てない人が9割5分。ほとんどの人ができていません。9割5分の人はどうするか。怒られたらショックですよね。同僚や友人に「こんなん言われてさー」と相談します。同僚は慰めてくれるかもしれないし、アドバイスをくれるかもしれません。でも、その人のレベルでのアドバイスです。限界はあるでしょう。居酒屋で愚痴る時間があれば、一冊でも本を読んだ方がましです。

最悪なのは、新人や若手社員に相談する人。
この手の人はそもそも器ではないので、潔く出世は諦めましょう。

理由を説明します。まず、後輩や若手、新人は、友達ではありません。会社は利益を上げるための集団です。それぞれがそれぞれの役割を担っています。特に新卒は、会社にとっては3年間は投資の期間。会社は里親のようなもの。彼らを育てるのが会社の役割であり、彼らは子供のようなものなのです。大人が子供に自分の愚痴を吐き出す時点で、その人は(会社組織の中では)その器ではありません。そして、リーダー、マネジメントの役割は、

①利益を上げるための意思決定を迅速かつ正確に行うこと
②チームメンバーの士気を上げて彼らのパフォーマンスを上げること

この2つです。

自分の身の上話を相談するということは、上記のどれにも当てはまりません。つまり、会社にとっては「何を足を引っ張ってくれてるねん」となりますし、若手からも「そういう人」という目で見られてしまい、一度ついたイメージは払拭できません。あるいは出来る若手にすぐに抜かれていくでしょう。でも意外と、中年サラリーマンが後輩や若手を連れて「俺もがんばってるのによー」と酒を片手に愚痴っているのを良く聞きますので、残念ながらこういう人がほとんどなのでしょうね。

ちなみに、もっと最悪なのは、取引先に相談する人
これは論外なので触れる価値もありません。

社内で友達と呼んでいいのは同期だけ

評価が低い、出世ができない。こういう悩みがあれば、相談すべき相手を良く考えましょう。少なくとも、自分よりハイレベル層に近づくべきです。そして出世したい人は「組織とは」をイチから学びましょう。そこには明確な役割とルールがあります。上司は上司、部下は部下、後輩は後輩です。友達と呼んでいいのは、同期くらい。そこをごっちゃにしてもいいですが、その人はずっと平でいてください。

もちろん、明らかにイジメられている、誰の目から見ても理不尽な事を言われている、こういう場合もあるかもしれませんが、その場合は、スパッと会社を辞めて自分が活きる場所を探せばいいです。

これからは「個」として強くあるべき

さて、これからの時代は「個」がいかに強くなるかが求められます。「作業」はテクノロジーに取って変わります。その時に価値のある人は「その会社でしか通用しない人」ではなく、「どこに行っても通用する人」です。つまり、会社の中での評価、役職、出世などを考えている時点で、見ている世界が狭いといえるでしょう。評価や役職は追うものではなく、ついてくるもの。こういう人は外で通用しないので社外に放り出された時に苦労するかもしれません。

どこに行っても通用するというのは幾分ざっくりとした表現ですが、具体的にいうと、各分野で専門的な知識を有し、実績もあるプロであるということ。例えば、何を売っても数字を作る営業のプロ、技術のプロ、採用のプロ、マネジメントのプロ、ビジネス・デベロップメントのプロ・・・身につけるべきは、目的をしっかり理解し、遂行する能力と、結果が出るまで妥協しないことです。

まとめ:優秀なマネジメントは、組織と働く人を幸せにする

ドライに感じるかもしれませんが、優秀なマネジメントは、組織と働く人を幸せにします。

①利益を上げるための意思決定を迅速かつ正確に行うこと
②チームメンバーの士気を上げて彼らのパフォーマンスを上げること

この2つは、自分だけでなく、チームとして勝つ要素です。自分ことだけを考えている人は評価されません。

ぜひ、そのことを念頭に置いて日々励んで行ければと思います。


追記:
冒頭で述べたように、あくまで「リーダー・マネジメント」を目指す人のための記事です。これ以外の幸せな生き方もたくさんありますので、自分に合った選択をしていただければ良いと思います。

久しぶりに出社しましたが、会社で仕事するのっていいものですね

ほぼ一ヶ月ぶりくらいに出社しました!

オフィスは「疎」状態なのでいいとして、電車に乗るのは最新の注意を払いながら、恐る恐る。でもそんな不安は必要ないくらい三密一切なし。空いていました。

それにしても、久しぶりの会社。
会社で仕事をするのはいいものです。

何がいいかというと、メリハリが出るというか。
人と会えるというか。
設備や測定器もあるし。(そこかい)

もちろん、弊社でも6割くらいのメンバーがテレワーク中なのですが、逆にいうと4割は出社しているわけで、まあ、集団の中で仕事をしていると寂しくないし、時間もあっという間に過ぎてしまいます。

馴染みの店でランチを食べたりね

みんなのがんばりによって、少しづつコロナも落ち着いて来ているのかな。詳しくは分かりませんが、そうなればいいなと思っています。

一人ひとりのがんばりや我慢が報われるように、コロナが落ち着いて少しでも世の中が正常に回るようになればいいですね。子供たちも学校に行けますように。

【中年の新発見】ジャスミンの花って良い香りしますね

二日連続、花のネタとなります。

百花繚乱とまではいきませんが、実家の庭は季節の花でいっぱい。

普段のGWは信州で過ごしているので、花といえばタンポポや、満開の桜(標高が高いのでGWに満開を迎えるのです)に馴染みがあったのですが、地元でもこんなにきれいに花が咲いているのかと、昨日のツツジと共に驚いてしまいました。そう考えると、GWって本当にいい季節に設定されていますよね。

上の写真ですが、手前はジャスミン、奥はモッコウバラです。特にジャスミン。めちゃくちゃ良い香りがしますね。癒やされるわー。

以前、友人と「おばさんは、なんであんなに花の名前に詳しいのか」というテーマで議論したことがあったのですが(答えは出ず)、母なんて花や木の名前にめちゃくちゃ詳しいですからね。

興味をもって色々と覚えると楽しいんだろうなと思います。

【No Adventure No Life】アドベンチャークラブのBuffとオンライン飲み会

朝から一時間のワークアウト。

最近、ランナーさんの間でも、Buffやマスクで走っている人が増えてきて嬉しいです。自分も含めてエチケットの意識を高めて行きたいと思います。

ちなみに僕が付けているBuffは、アドベンチャーランナー北田雄夫さんのクラブ限定オリジナルBuff。最近めっちゃ愛用しています。

さて、そんな休日の夜は、その北田雄夫さんをお招きしての、オンラインZOOM飲み会!一緒に鯖街道ウルトラマラソンを走る予定だった仲間たち(残念ながら2020鯖街道ウルトラは中止になりました・・・)と一緒に楽しいラン談義。

僕、正直体調崩してて少し腐り気味だったのですが・・・本当にパワーをいただきました!

No Run No Life、No Adventure No Life 

やっぱりそうやわ。腐らずに一歩一歩がんばろう。

北田さん、そしてご参加のラン友さんたち、ありがとうございました!
めっちゃパワーをいただきました!

がんばるぞー!!

北田雄夫アドベンチャークラブでは新規メンバーの方を募集しています。日本人初の世界七大陸アドベンチャーマラソン制覇、情熱大陸出演、世界4大極地の最高峰レース走破挑戦中の北田さん、パワフルなだけでなく、とても気さくな方で、そのお人柄に励まされるランナー、数しれず。笑

興味のある方は是非こちらから!

オンライン飲み会の様子

PCR検査受けた人ってあまりいないと思うんですけど、僕、先日受けました。

もうコロナの話題なんてうんざりだ、しっかりステイ・ホームしているしと思われている方も多いと思うんですけれど、なかなか身近にPCR検査まで行った人っていなくないですか。

実は、僕、先日の月曜日にPCR検査を受けました。幸いなことに木曜日に「陰性」の結果が出たのですが、まあ、先週の発熱以来、しんどかったですね。今も体調は悪いままですけれど。

事のはじめは、4/14。その日の夜に熱が38℃まで上昇。持病があるので発熱自体はそんなに珍しくないのですが、やはり上がり方が普段と違うわけですよ。そこから毎日38℃くらいをキープ。火曜日に発熱してなかなか下がらないものだから金曜日に病院にいくとやはり発熱しているからと、特別外来で診察。

肺炎の症状がまったくなく、血液検査もきれいで「熱しかない」というの状態なので先生も内臓を疑っていたのですが、やはり時期が時期だから保健所に相談しますね、ということで週末を挟んで月曜日にPCRとなりました。その間、土日も腹部と背中の痛みに悩まされていたので(ほんと辛かった)、コロナはないやろうなと思っていましたが、やはり結果が出るまでは本当に怖いものです。テレワークで人に接しないとはいえ、同じ屋根の下に住む家族はね。もう妻も娘たちもビビりまくり(笑)

今となっては笑い話ですけれど、そりゃもう僕も相当ピリピリして予防しようとしていましたもん。

さて、PCRの検査ですけれど、院内感染を避けるために、僕が住んでいる自治体では車に乗ったまま屋外の駐車場で鼻の中に綿棒インとなります。検査自体はすぐ終わるのですが、結果が出るまで中2日は掛かります。僕の場合は月曜日に検査を受け、結果が出たのは木曜日。待っている間、結構長いですよ〜精神的にしんどい。その間、特別に腹部と胸部のCTも撮ってもらっていたのですが、こちらも特に問題はないとのこと。

とはいえ、なんとか結果も出て病院の先生とも今後について電話で話し、とりあえず今のまま様子を見て、また腹部の検査をやりましょうか(結石の疑い)という風になっているのですが、皆さん、この時期に発熱しちゃうと大変な大事になりますから本当に気をつけてくださいね。下手したら受け入れ先がない、診てくれるところがない、ということもありますから。

今回、自分の場合は陰性でしたけれど、今までも潔癖なくらい注意していたのですが、さらに注意しようという気になりました。

今回親切にしていただいた最初の病院の先生方、そして、2つ目の病院の先生や看護師の皆さん、本当にありがとうございました。医療関係者の皆様に感謝です。そして今まさに闘病中の方がいらっしゃれば、一日も早く良くなりますように。

僕たちにできることは「Stay Home」ですね!


シン・ジブン この期間にしっかりジブンもアップデート

ようやく手をつけ始めた、慶応・安宅先生の「シン・ニホン」。シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成 (NewsPicksパブリッシング)

前評判どおり、面白くてどんどん読み進めてしまいます。国や社会という大きな単位での潮流について膨大なファクトをベースに理解できますが、もうひとつ、この本を読みながら思うのは、自分自身のアップデートをどうするかということで、突き詰めるとこれが一番大きなテーマだし、この本を読む間じゅうずっと付いて回ります。

僕の場合、今回のコロナ禍で社会構造、会社構造、資本主義構造は大きく変わるでしょうから、このタイミングで一回全部ぶち壊してリセットして、またフラットベースでイチから組織を立ち上げて新時代のやり方を追求していくのも悪くないかなと思っています。過去の成功体験をベースに化石みたいなやり方してても延命措置でしかないですから。

このように「もう限界だ!」「今、動きたい!」と思っている人、少しお値段する本ですけれど、浮いた飲み代一回分よりは安いので是非、手にとってみては。知的欲求がビンビンと刺激されますし、自分とニホンの再構築を見据えて今から動こうと思いますよ。

さあ、この時期に自らをアップデート!
皆さんも一緒にがんばりましょう。ここでものすごく差がつきますから!

飲食代が本代へ、交通費が電気・通信費へ。お金のトランスファーに行動変容を見る

ゴルフもなくなり、マラソンもなくなり、会食・飲み会もなくなると、残された趣味、余暇の過ごし方は、読書と音楽。

元々、本好きの僕はかつて(もう「かつて」という言葉を使って良いと思いますが)飲食代や飲み会に使っていたお金を本につぎ込んでいます。

今日も仕事帰りにジュンク堂に立ち寄ったのですが、事前に営業時間をチェックしておいて良かった!時短営業になっていたのです。あっぶねー

そしてもちろんレジはソーシャルディスタンス

今日も400ページを超える大作を購入。
さあ、読むぞ。読んで知識の海に身を投じるぞ。

今は黙ってインプット。

飲食代が本代へ、交通費が電気代と通信費へ。コロナによって人間の行動変容はこうも変わりますか。

あまりにドラスティックで、正直、驚いています。

早寝早起き毎朝ランニング

一ヶ月、一週間単位で見える世界が変わっていく昨今です。ほんの2、3ヶ月前には想像すらしなかった景色が、ものすごいスピードで展開されていきます。

このような状況になってから、外飲みはまったくなりなりました。馴染みの飲食店のことがとても気になります。ああ、早く治まれコロナウイルス。

外がなくなれば、じゃあ家飲みで、という話なのですが、昨年から家で飲むこともほとんどなくなっていたので、夜寝るのが早い早い。最近は毎朝5時30分に起きて、走りに出掛ています。

ちょうど桜もきれいですしね。

コロナ前、コロナ後で生活スタイルも変わるものです。

今はみんな苦しい時期ですが、そんな中でも、出来ることをこつこつと積み重ねるしかありません。

「花の咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」

ピンチの時こそ、その人の器の大きさが見える

いよいよ緊急事態宣言が出されました。

記者会見を見ていましたが、このまま行くと二週間後には1万人、一ヶ月後には8万人に増えるという予測が立っています。人と人との接触を7割〜8割に減らすということが求められ、オフィスワークは原則自宅でとのこと。まさに、オール・ジャパンでの踏ん張り時。一人ひとりの行動に責任を持たなければなりません。

可能な限り自宅にいる、三密を避ける、というような当たり前の今後の行動指針については今さら触れることもありませんが、僕が注目しているのは、こういう時に人が発する発言です。その裏にはその人の本性と、普段口には出さないけれども内奥の考え方が出るものなのです。

このような緊急時、ピンチの時にこそ、人間の器の大きさと、その人の本性が見えますよ。身近な人を観察してみましょう。

自分のことだけを考えている人はいませんか。不安と不信に駆られている人はいませんか。焦って間違った判断をしている人はいませんか。他人を攻撃している人はいませんか。優柔不断に物事を先送りしている人はいませんか。他責にしている人はいませんか。

そういう人がもしいれば、反面教師にして学ぶのも良いかもしれません。ピンチはチャンス。良い意味で、人を観察して、自分も観察してみる。

人のふり見て我が身を直せ。

こういう時こそ、今一度、自分自身を見つめ直すのに良い機会だと思います。

一日も早く普段の生活が戻りますように。

アップグレード後の「新しい自分」が見え始めたような

皆さまには随分ご心配をお掛けしましたが、体調がかなり落ち着いてきました。

家族の支えはもちろんのこと、皆さまからの様々な形での励まし、本当に力になりました。ありがとうございました。身体がしんどい時、なんどメッセージを読み返したことか。

体調不良の原因となるストレスを軽減させるために、そもそも僕が感じている「ストレス」とは一体何なのか、真剣に考え、向き合ってきました。その、約三ヶ月間の低空飛行の期間は、身体はしんどかったけど、今振り返ると必要な時間だったのかもしれません。(ちなみに鬱にはなっていません)

最初は焦り、自暴自棄になりかけた時期もありましたが、「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」という言葉や、この低空飛行をくぐり抜けた先に「アップグレードした自分」に会えるという楽しみもあり、なんとかその時にできることをコツコツと重ねてきました。

タイミング良く(いや、世界的には決して良くはないのだけど)、新型コロナの影響で出張がなくなり移動や外泊がなくなったことも体調を回復させる大きな要因になったのかもしれません。

おかげさまで、ストレスを感じている根本原因も見つかりましたし、今からはそれを排除するために自分の進むべき道を開拓して行きます。もう道ははっきり見えた!

今までの自分の棚卸しをし、これから自分が何をしていくべきなのか、割とクリアになったら身体も軽くなります。いろんなシガラミがあり、大きな変化を遂げることもなく色々と続けてきた部分もありますが、本当にやるべきことがクリアに見えて、気持ちも整理でき、なんだかスッキリした!

まだおぼろげですが、アップグレード後の自分が見えてきた気がします。

2020年がようやく明けたかな!

独り言のような記事ですいません。ただ、応援いただいた皆さまには素直に感謝の気持ちを伝えたいと思います。

これからもよろしくお願い申し上げます。