いつの間にか3月に入っていた。
なんだかあっという間に時間が流れていく。そしてバタバタしていると3月に入って三日も経つというのにブログの更新も出来ずにいたことに気付く。まだ先だと思っていたけれど4月の入社式もすぐそこだし、春以降の予定もどんどん入ってきて、自分の意思とは裏腹に、時間は正確かつ急ぎ足で進んでいく。
そんな中、今夜はグローバル人事塾の第142回セミナー。リークルートワークス研究所の主任研究員の中村さん、千野さんをお迎えし、働きがいの原資となる【トータル・リワード】について。グループディスカッションもある非常にインタラクティブな回で、学びが多かった。金銭的な報酬(リワード)だけなく、多岐にわたるというトータルリワードの視点から「FESTimeリレーション」という概念が提唱された。FESとは、幸福度を Financial(金銭的報酬)、Enviromental(環境的報酬)Social(関係的報酬)を三項目に分けて縦軸に、横軸にキャリアの時間軸を、安心、喜び、成長、展望という4つの項目に分けて配置してマトリックス型に考える。さて、もはや金銭的報酬について先進国で最下位に沈む日本、これからどうするか。
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どうしてもマラソンの話になってしまうのだけど、4月の富士五湖ウルトラマラソン100kmの中止が発表されて意気消沈していた時に、5月の鯖街道ウルトラマラソンのエントリーが始まり、2年ぶりに72km、累積標高差1800mの行程を走れる権利を獲得。
ぎっくり腰などで2月はほとんど走れなかったので焦りもあるけれど、またロング走とトレイルランを再開しないと。
そんな忙しくも充実した日々が、速いスピードで過ぎていく。
「学び」カテゴリーアーカイブ
覚悟を決めてチャレンジする人の言葉には無駄がなく、そして温かい
逃げ道をなくし、覚悟を決めて挑む前人未到のチャレンジ。
日本人で初めて挑む、極寒のアラスカ Iditarod Trail Invitational レース(標高1000m、最低気温マイナス40度、距離560km)に出場されるプロ・アドベンチャーランナー北田雄夫さんと、大和田さんのお二人と現地アラスカをつないだZoom交流会が行われました。
氷点下0度〜40度の極寒、民家もなく、マーキングもない道なき道を、食料や着替えなどをソリで引きながら昼夜問わずに進む。サポートはなし。野生動物遭遇、氷が解けた河川や湖転落などの緊急事態も自己責任で対応。10日間という時間制限で560kmを走破。560kmというと、東京から岡山くらいの距離ですからそのすごさが分かります。
そのような前人未到のレースに日本人として初めてFootの部で挑む北田さんと、大和田さんの言葉には、命の危険を掛けて挑む人の決意と哲学が見えました。必ず完走してみせる、生きて生還するという決意と、一方で、命より大切なものはないのでエスケーププランも用意しておくという冷静さ。
逃げ道をなくし、立てた旗に向かう人が語る言葉には無駄がない。
そして、温かい。
積み重ねた努力から来る自信、力のある人間が語るクレバーな言葉。そして、他の人を傷つけない愛情あるメッセージ。
学ぶことばかりです。
■告知
そんなプロランナーがクラウドファンディングを開始されました。既に目標を半分以上クリアしていますが、まだまだご支援お待ちしています。
日本人初アラスカ560km・ヒマラヤ850kmに挑戦し、日本中に希望を届けたい!
https://camp-fire.jp/projects/view/362974
心が震えることって実はそんなに多くない。だからこそ一生懸命にやりたい。
心が震えることってなんだろうなと考えた時に、実はそんなに多くないことに気づきました。
これだけ世の中にいろんな情報が溢れていて、簡単にアクセスができるようになったとしても、自分の心の琴線に触れて、震えるようなことってどれだけあるでしょうかね。そう思うと、そのことをとにかく一生懸命やって行きたいですよね。諦めたり、出来ないことを言い訳したり、人や環境のせいするのではなくて。人の目を気にせず、好きなこと、テンションが上がることを貪欲にやる。
人生ってそんなに長くないし、自分が心身共に健康で、意欲的に取り組める時間もそんなに多くはない。いつかはと思っていてもその時に元気があるかどうかは分からない。僕も今日はロング走するぞ!と意気込んでいたのに、絶不調でほぼ一日寝こんでいましたし。うまく行かないことがほとんどだということを織り込んで、元気な時を最大限に活用する。
時間も体力も有限です。
だからこそ、その限られたリソースの使い方も真剣に考えなければならないし、誰とどのように過ごすかもとても大切。真面目というのは、嫌な環境で歯を食いしばって我慢することでも、人の目を気にして自分の気持ちを押し殺すことでもなく、日々、良くなるためにはどうするかを真剣に考えて行動することなんですよね。
とういうことで、昨日よりも今日、今日よりも明日。
毎日笑顔で!
モノを書いたり、話をしたりするアウトプットの力が今までになく求められている時代だなと思う
コロナで最近は少なくなって来ましたが、居酒屋やバーで酒を飲みながら話している普通のおじさんたちの会話や、公園のベンチで普通の主婦が話している会話ほど面白いものはないよな、と思っていて。これ録音したいなと思ったことすらあるくらいなのです。
TVやメディアに出ている「すごい人」とか「有名な人」ではなく、普通の人の普通の言葉。その中にきらりと光るセンスや世の中の課題を解決するようなソリューションやアイデアがあったりするのです。ほんと何度はっとしたことか。
そういう言葉の数々や、市井の民が持つ感覚などを集めて集合知にするとすごいよねと思うのです。良くクラファンなどでも言われることですが、一人が100万出すのではなく、1万人が100円を出す方がパワーがあるよね、と。
ただ、いくら良い考えやアイデアを持っていたとしても、やっぱりそれは人の目に触れるべきだし、それを上手にアウトプットできる方が良いとも思う。そう考えると「すごい人」だけではなく「普通の人」でさえ、モノを書いたり、話をしたりするアウトプットの力が今までになく、求められている時代だなと思います。より上手に書く。より上手に(人に伝わるように)話す。
高級ブランドや派手なメディアに人の関心が向かなくなるのと同じで、普通の人が普通の感覚で話す言葉にもっと関心が集まるといいなと思います。自分も「普通の人間」の一人として、もっとアウトプットの力を磨かないとな、と痛切に実感しています。
真冬なのに小春日和。だれかのいたずらに心もポカポカ
ぎっくり腰も治り、昨日のゴルフですっかり自信を取り戻したので、今日は朝のうちに仕事を終わらせてジョギングに。さすがに体力は落ちているので無理せずゆっくり、ゆっくり。
昨日同様、今日も汗ばむくらいの陽気に気持ちも高まります。
だれかのいたずら。
スーパーヒーローが背中に哀愁を漂わせながら海を眺めていました。あなたは一体なにを眺めて、なにを考えているのですか?
アンパンマンの人形にほっこりしながら、走りながら考えていた言葉を紹介します。
異なる二つの選択肢があったとき、人に優しく親切な方を選択する
お金とか仕事とか、なにかが足りないと思う人は、努力の総量がそもそも圧倒的に足りていない
キャリアを考える前に、自分が何が出来て、何が人に負けないかを棚卸ししてみる。キャリアの話はそこからだ
囲い込もうとする人からは離れるべき。成長を阻止されてしまう。自分の人生は自分で決めるもの。能力を見つけ、伸ばしてくれる人が本当のメンター
それでは、また明日からがんばって参りましょう!
風向きの変化と新しい出会い
2月に入ってから、面白いなあと思うことが幾つかありまして。
今まで自分がいなかった業界の方々と一緒に話す機会が増えてきました。例えば、行政の方、まちづくりの方、そこに関わる大学関係や研究機関の方であったりとか。いわゆる住環境やインフラと密接に関連している方々です。
僕の場合は仕事柄、エレクトロニクス関係やIT業界の方とお話する機会は多くても、なかなか「都市」や「人口」と密接に関わっておられる方との接点は少なかったのですが、自分自身の興味関心の分野がもう何年も前から「シュリンキング・エコノミー」(人口減時代の経済モデルとはどうあるべきか)であることから、そのような記事をブログで幾つも書いています。
人口減少に対応して、開発した宅地を「自然」に戻していくという試みは生まれてこないのだろうか(2013/10/13)
スクラップ&ビルドではなく「スクラップ&クリーンアップ」を選択したい(2014/4/15)
「縮小ニッポンの衝撃」を視聴して(2016/09/25)
で、そのような分野の方々との接点が増えてくると、時を同じくして2013年(7年以上も前!)の「逆開発」(人が住まなくなった宅地を自然に埋め戻していくこと)に「賛成です」とコメントをいただいたりして。
流れというのはあるのでしょうかね。
明らかに2021年に入ってから流れが違う。身内の不幸や不調など色々あるけれど、人との出会いも時間の過ごし方もすべて良い方向に向かっているような気がします。
いずれにしても、目先だけではなく、視座を高く上げることで常に広くて遠い世界を見ておきたいと思います。
今日のランチ。
家から徒歩3分の武蔵さんで久しぶりの「むさし丼」。とんかつとエビカツが半々で入っているんですよ。
モニターに 映る自分は グレイヘア
中年45歳、自分の髪が意外なほど真っ白であることを、モニターに映る姿で知る。
先日のオンラインセミナーのリハの際、カメラに映る自分の髪が真っ白なのにおののきました。光の加減もあるんでしょうけど、それにしてもね。
どちらかというと「グレイヘア良し」とするタイプなので、染めようとは思わないのですが、今、中途半端な時期なのでいっそ真っ白にするか、シルバーにするか。銀髪もいいよなあ。仕事的にマズいかな。
なにかの糸が切れて、急に真っ白や銀髪にするかもしれませんので、驚かないでくださいね。笑
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今話題のclubhouse
ご招待をいただき少し前から始めているのですが、みなさん夜の時間に良くおしゃべりをされていること。アウトプットの情報量がすごい。個人が集まるラジオ局という感じでしょうか。Youtubeでチャンネルを持つよりもとっつきやすいかもしれません。自分は聴く専門でまだRoomをオープンしていないのですが、これからそういうことも出てくるのかもしれませんね。
もしされている方がいらっしゃれば是非フォローしてください。何か一緒に楽しい発信ができればと思います。
明るく前向きな言葉っていいですよね。自然と頬が緩み、気持ちが前を向く。
冬場は味噌ラーメンが欲しくなります。
今日はラーメンを食べながら考えたことを書いてみたいと思います。
今年に入ってから特にですが、取引先とのメールのやり取りで「がんばりましょう」「乗り越えましょう」など、前向きな言葉が文末で飛び交うようになっています。お互い状況を気遣い合い、労り、励まし合う。
これってすごくいいことだと思うんですよね。状況の良し悪し問わず、垣根を越えてみんなで励まし合い、前に進む。自分が経験してきた中では震災後の光景を思い出します。そうやっていつの時代もみんなで力を合わせて乗り越えてきたんですよ。
うちの会社は、ガチガチのエレクトロニクス・IT業界にいるので、コロナ禍の影響を受けている訳ではないのですが、それでも先行き不透明な時代、閉塞感は感じます。業界団体の会合でも、この状況を乗り越えるために様々な意見交換がされています。個人レベルでも感染防止に気を付けながら生き抜いて行かなくてはなりません。困っている人もたくさんいるのも知っています。人によっては今まで当たり前に出来ていたことが出来なくなるというストレスもあるでしょう。
ちょっとした気遣いや励ましの言葉がいつも以上に心に染みる時期ですね。
みんな元気で、無事に乗り越えましょう。
前向きな言葉で、自然と前を向けますね。
今日のハイライトは30km走できたことと、作った八宝菜がとても美味しくできたこと
前日のワクワクをそのままに朝は5時に目がぱっちり。今日はロング走だ!嬉しい!予定どおり6:30に家を出て、まだ暗いなか国道を大阪方面に向かって走り出しました。
今朝の予定は、芦屋から淀屋橋まで走り、ラン友たちと合流して大阪城をぐるりと一周して淀屋橋でゴールするという30km走です。RadikoでFMを聴いて走りながら26年前の今日という日に思いを馳せました。様々な震災のエピソードがイヤフォンから流れてきます。今こうして走れるのも命あるおかげ。感謝しかありません。
朝焼けが美しい武庫川を渡り、
淀川を渡り、
梅田の高層ビル群を見ながら、
中之島を通って、
淀屋橋に到着。先に到着していたラン友さん二人と合流して、三人で大阪城ぐるりと一周してきました。今朝はランナーさん多かった!夜の外出が自粛している分、昼間に活動しようということでしょうか。
僕としては、国道で大好きなラン友さんと会えたし、大阪城でも同じチームのラン友さんを見かけたし(後でLINEで「走ってたよねー」っと盛り上がりました)、なんだか出会いの多さに幸せな気分になりました。皆さん、ありがとう!
午後からは実家に母の見舞いに。
今日はなぜか元気で会話もできたし、テーブルでイスに座って食事もしていました。寝たきりで会話すら出来なかったのにびっくり!
父と帰省中の弟の夜ご飯のために八宝菜を作ったのですが、自分でもびっくりするくらい美味しくできました。母も食べたいというので、具は少なめにしてお出汁をメインに取り分けてあげると、美味しい美味しいと言って食べてくれました。嬉しかった。
ここでも、命あることに感謝です。
明日からもしっかりがんばって生きます(行きます)。
弱さを見せると人は助けてくれる
病で弱っている母を、90歳を越えてまだまだ元気な祖母や、叔母、父や弟、そしてもちろん我々家族や友人たちが一生懸命看病しているのを見ていると、弱った時に人って助けてもらえるのだなと実感します。
若くて元気な頃は尖っていて人の世話にはならないと、(もし仮に)本人は思っていたとしても、やはり弱れば周りの人間が助けてくれる。もちろん仲良くて良い関係の家族や仲間がいるということが前提になるのでしょうけれど。人は一人では生きていけないのですよね。
これは会社組織でも同じなんです。
自ら弱さを見せることが出来る人は組織で用いてもらえます。表面を取り繕ったり、良く見せようとしているにも関わらず、結果としてボロが出る人のことではありませんよ。自ら弱さを認めて自ら伝えることができる人のことです。
「自分はここは苦手です。その代わり、この分野は任せてください。人一倍がんばります」と言えるかどうかです。優秀なマネジメントがいる組織では、その人の弱点を知らずして適材適所、最適配置は実現しませんので、そういう人を組織は用いやすいのです。
逆に、弱さを見せれない人は、組織で活かせてもらえません。この人の弱点は何か、逆に強みは何かが分からない。とりあえず、雰囲気で愛想がいいので営業させておくか、きっちりしてそうなので経理をさせておくか、となります。でもそれが本当の自分でない場合は、パフォーマンスを発揮できませんよね。働く本人もストレスです。
ただ、人って弱さを見せることに異常に抵抗します。弱みを見せたくない、すごい人と思われたい。弱みを握られるとなめられる。それこそ、弱い人の発想です。弱みを握られたと萎縮し逃げるのではなく、弱さを知ってもらえた、受け入れてもらえたと感謝し恩返しできる人が本当の意味で強くて優しい人なんですよね。
より本質的な世の中になった時、自分を良く見せようと思う人、去勢を張る人、八方美人はこれから没落していきます。
謙虚な気持ちで弱さをさらけ出すこと、オープンであること。そして、人の弱さも受け入れてあげること。それこそが本当の強さだし、そういう人たちがいてこその「強みを活かす組織」となるわけです。