山菜、山麓、湧水


この時期の八ヶ岳、地元のスーパーや農園では山菜がいっぱいです。
こちらは原村の「たてしな自由農園」での一コマ。山ウド、こごみ、こしあぶらなどたくさん。

今回の滞在では調理しなかったのですが、天ぷらやお浸しをイメージするだけで美味しそうです。


今年は4月が暖かく八ヶ岳に降り積もる雪もとけてしまって、いつものゴールデンウィークに比べて山の雪は少なめでした。

こちらは「女の神展望台」から見た山麓の景色です。

この展望台から少し下に下ったビーナスライン沿いに岩肌から雪どけ水が滲み出ているところがあります。特にこの季節、水が勢い良く噴出している様は見ていて爽快です。

信州蕎麦と地ビール


信州での楽しみは、なんと言っても蕎麦と地ビールです。

蕎麦についてはビーナスライン沿いの「長寿更科」にもう長年通っています。ここはとにかく混む。土日祝は並ばなければまず入ることができません。という訳で、昨日は並ぶことを避けるため11時の開店と同時に入店しました。

ここでは、絶対に納豆蕎麦。

蕎麦いなりも人気のメニューです。

毎回書いているのでしつこいようですが、新鮮な蕎麦はやっぱり塩と山葵です。昨日は残念ながら十割がなくて二八だったのですが、それでも蕎麦の香りを十分に楽しむことができました。


夕方は八ヶ岳ベースで、もう一つの楽しみである地ビール片手にBBQです。

こちらのスーパーでは地ビールが並んでいるので簡単に入手することができます。

定番はもちろん「よなよなエール」ですが、「軽井沢浅間高原ビール」のクリアや、地元諏訪の「諏訪浪漫」のアルトとスタウトもとても美味しいです。とくに諏訪浪漫は、そのビールの色によって名前が付けられているところがおしゃれ。アルトは「りんどう」、スタウトは「くろゆり」と名付けられています。

あとは肉と野菜を焼いて飲むだけですね。

火を見ているだけで酒が進みます。
昨夜は、地ビールを楽しんだ後はいつもどおりウイスキーにシフトしました。

地元の美味しいものをいただきながら、自然を楽しむ。穴場のたんぽぽ畑です。

今日も良い天気になりそう。
良い景色に出会えますように。

山桜の控え目な美しさ


八ヶ岳の蓼科高原に来ています。

毎年ゴールデンウィークと秋のシルバーウィークにくることが多い「八ヶ岳ベース」ですが、今年は少し気温が高かったこともあり、ソメイヨシノの満開時期は過ぎて今は山桜が満開です。

こちらには昨夜到着したために外の様子が分からなかったのですが、朝起きて庭を見ると山桜が雨露にしっとり濡れてキラキラと輝いていました。今もふと外に目をやると、窓の外に山桜が見えて嬉しくなります。

山桜は葉芽と同時に花が開きます。
華やかさはないけれど、地味な美しさがあって好きです。

今日から数日、こちらでゆっくりと骨休めをしたいと思います。

【Gallery】蓼科高原、原村エコーライン、入笠山


朝起きてカーテンを開けた時、青空が見えた瞬間の嬉しさ。
着替えて、キリッと冷えた高原の空気を肺いっぱいに吸い込み、走り始める。

ガサガサッと物音がしたら、野生のキジがいたり、リスが走っていたり。
鹿が木の皮をはいでいたりする。


入笠山(にゅうかさやま)は、360度のパノラマが楽しめる絶景ポイントとして有名。富士見パノラマスキー場(この季節はマウンテンバイクのメッカだ)からゴンドラに乗り、駅から山頂まで1時間30分のトレッキングを楽しむ。

白樺の生息域を超えると、寒冷に強い岳樺(ダケカンバ)を目にする。
白樺よりも幹が太く、色も少し茶色がかっているのが特徴。

入笠山山頂、1,955 m

甲斐駒ケ岳から富士山

そして正面に対峙する八ヶ岳連峰


原村のエコーラインから眺める八ヶ岳も大好きだ。そしてこんなに良い天気に恵まれるとは思っていなかったので、とても嬉しかった。

最後はビーナスライン沿いの長寿更科の名物、納豆蕎麦で。

完璧にリフレッシュできた三連休でした。
さあ、今日から心機一転がんばるぞ!

りんごと栗に囲まれて


さあ、今日は雨だし、こちらでゆっくりしようと思ったのに、先に来ていた両親に駆り出され、契約している立科のりんご農家さんのところへ・・・

しなのゴールド、しなのスイート、王林、ふじ。よりどり35kg分を分けていただきました。


そのまま上越自動車道に乗り、小布施町へ。
小布施町は紅葉真っ盛り。

ここは栗、ぶどうが名産です。
町には栗を原料にしたスイーツがいっぱい。

栗ジェラート

焼き栗

栗菓子で有名な「桜井甘精堂」本店。

人気の栗の木テラスで、モンブランと栗シュークリームを購入

小布施町は小京都のような町並みでなかなか良かったです。

こちらは八ヶ岳ベース近くの鹿の群れ。
こんな感じで初日があっという間に過ぎて行きました。

【八ヶ岳通信vol.1】技術とニーズがうまく重なった時に、企業は飛躍的に伸びる


ところ変われば視点も変わる。
という訳で、今、信州八ヶ岳の蓼科高原で更新中です。

明け方4時に起きて車を飛ばし、先ほど到着。
わずか4,5時間で標高1,000m、気温9度の森の中、庭をリスが走り回っている八ヶ岳ベースにいるのですから不思議な感じです。


天気予報の精度が上がっていることは喜ばしいことですが、時として恨めしく思うこともあります。予報ではこの三連休は全国的に雨模様。まさにその予報が的中し、こちらもあまり良い天気であるとは言えません。ちょっとくらい外れてくれても良かったのになー。「あ、間違えちゃいました、本当は晴れでした」とかにならないかな、とか。

庭木の手入れや家のメンテナンスなど、こちらでやることもたくさんあるのですが、外に出れないことも考えて本もたくさん持参しています。もちろんPCもネット環境もあるので仕事もばっちり。


昨日の記事でエントリーしましたが、この連休は視点を変えて物事を考えてみようと思っています。今のことではなく、先のことを真剣に。

日々の生活に追われていると、過去、現在、将来まで脈々と続くであろう「時間」という軸の上で、自分の存在と仕事の領域が、世界的な大きな潮流のどこに乗っかっているのか、特に「IT」という巨大なフィールドの上で、今何をすべきなのか、これからどうすべきなのか、そこで自分はどんな役割を果たすのか、などを考えることを忘れてしまいがちです。

そういう時こそ、例えば、Gartner の Tech Trend などをヒントに、今トレンドになっているテクノロジーがどのようにビジネスやサービスとして社会に浸透していくのか、今後どうなっていくべきなのか、といった「テック視点」と「社会性(マーケットニーズ)」、そして、「概念先行型のビジョン」の三軸で分析して行くことが必要だと考えています。そうじゃないと、今は良くても、遅かれ早かれ、この先、道に迷ってしまう。気付いた時には手遅れということにもなりかねません。

今歩いている道の足元を確認しつつ、俯瞰的な目線でゴールまでのどの地点に今いるのかを見る作業って、とても大切です。


仕事柄、日々色んな情報を目にします。

その中には、今このタイミングでテクノロジーとニーズが上手く重なって飛躍的に伸びていく企業のニュースもたくさんあります。そういう集団に共通しているのは、「審美眼」と「見極め」がとても優れているという点です。

テクノロジーは素晴らしくても、マーケットニーズがなければ、映画版ナウシカに出てくる朽ち果てた巨人兵のように「ちくしょう、早すぎたんだ」という風になってしまいますし、逆にニーズはあるのに、技術がまだ存在しなかったり、資本がなかったりすると、そのタイミングを逃してしまって何にもならないというパターンもあり得ます。

たまにはこうして場所を変え、山と森に囲まれた高原で視点を変えて物事を熟考しつつ、そのタイミングを逃さないように鍛えたいと思います。

山から海へ


八ヶ岳山麓にはたくさんの直売所や、道の駅など地元の野菜を扱うお店があります。「たてしな自由農園」もその一つ。朝採りの野菜がたくさん並び、新鮮そのもの!今は季節柄、山菜が多いですね。ここで山菜の中で一番好きな「こごみ」や地元の野菜などをたくさん購入して、「八ヶ岳ベース」に持ち帰って調理します。もうその美味しいこと!

信州は野菜はもちろん、蕎麦や肉など美味しいものがたくさんありますので、ついつい食べ過ぎ、飲み過ぎてしまいます。夜はもちろん、白州蒸留所で購入した「白州12年」で。ああ、森の香りのシングルモルト・・・やっぱり美味い。

さあ、連休明けからダイエット再開!


渋滞を避けるために深夜に車を飛ばし、昨夜のうちに帰阪。明日からの仕事に備えて(とはいうものの、毎日メールはチェックしていましたが)、今日は海沿いで、読み物+仕事+書き物など。

山から海へ。
考えてみれば、なんとも贅沢。


久しぶりにテックネタでも。

Product hunt というサービスが、Tech Watch で紹介されていました。

海外で注目のサービスが一目で分かる!HackerNewsのプロダクト版、Product Huntとは?創業者Ryanへのインタビュー

Hacker NEWSのプロダクト版と言えば分かりやすいでしょうか。仕組み自体はめちゃくちゃ単純なんだけど、情報発信する人達、それらを購読する人達がすっかりセグメントされているのがポイント。Product Huntの場合、購読者のほとんどがスタートアップスのファウンダーかVC関係者。集まる情報も自然とそうなるし、地域的にはベイエリアが10%(ベイエリア以外の米国55%、米国外45%)となっている。収益については、単純に広告。メルマガ登録者の属性に合わせたターゲティング。シンプルですね。

しかしこのサービスを見ているとVOTE機能やコメント機能などがしっかり搭載されていて、皆で新プロダクトに対してディスカッションを行うことができています。こういう同じ属性の人々が情報を共有し合うサービスって、本当に便利なんですよね。

それでは、今日はこの辺で。

八ヶ岳通信:ハイジの村〜聖地巡礼 甲州街道の旅


ハイジの村(山梨県立フラワーパーク)は、ちょうどチューリップの季節。

ハイジの村はとにかく花々が美しい。
また、そのロケーションも最高。今日はあいにくの曇天でしたが、八ヶ岳に南アルプスが美しく見えます。アルプホルンを吹けるという体験もできるので(無事に音が出た)、家族みなで楽しめる場所ですね。

さて、甲州街道(国道20号線)を北上すること30分。

目指すは、サントリー白州蒸溜所
甲斐駒ケ岳の麓の広大な森林の中に広がるディスティラリーです。
「南アルプスの天然水」もここで採水されていますね。

世界でも珍しい「森の中の蒸留所」。

この景色の美しさよ

山崎蒸留所とはまた違った良さが白州にはあります。
自然、空気、環境、地場から感じる空気というか気の流れというか、全てが素晴らしい場所でした。ウイスキー好きにとっては、ディスティラリーそのものが「聖地」ですね。ああ、ここに住みたい。(笑

さて、今日も最後はアルパカで占めましょう。
八ヶ岳アルパカ牧場ではたくさんのかわいいアルパカに会えますよ。

写真ギャラリー:Lounge in the nature


好天に恵まれた日曜日。
自然の中にどっぷりと浸りました。

森の中の、雪どけ水が流れる小川

水はとても冷たい

天然のわさび

左から、南アルプス、御岳、乗鞍

蓼科山登山口下から臨む八ヶ岳連峰

アルパカ

何もない牧場でぼーっとする贅沢さ


夜は「山崎」のシングルモルトをカランと。

良い夜です。