ホームグラウンドならぬホームエアポートとBali Gallery


各国の空港も良いですが、やはりホームグラウンドならぬホームエアポートであるKIXに帰ってくるとホッとします。

こちらの写真は出国時のものですが、アジア各国のキャリアが揃っているところが萌えますね。

ベトナム航空からフィリピン航空を望む

ガルーダインドネシア航空

昨日バリから帰国し、そのまま会社へ直行。
旅モードから仕事モードへと即切り替えなところが我社らしいところでもあります。

では、幾つかバリの写真を並べてみましょう。

今回はニュークタゴルフで3年ぶり2度目のプレーでした。

慣れないレンタルクラブに最初は苦戦しましたが、前回のラウンドを思い出しながらのプレーはとても楽しかったです。しかし海外ゴルフは難しい!芝も強くてねちっこいし、なにせ暑い!スコアは47、47の94でした。まあ及第点でしょう。

またひとつ学ばされた


12月に入りましたね。

今年も12分の11が過ぎ去った訳ですが、そろそろ今年の振り返りと同時に来年の絵も描かなくてはなりません。年齢と共に一年の経過がどんどん早くなっていくことは既成の事実で、その速度と共に本来であれば成長速度も上げて行かなければならないのですが、まあ、一日一日が勉強という感じで遅々とした歩みではありますが、一歩一歩がんばって行きましょう。


そんなこんなで、11月最後の日曜日は今シーズンのフルマラソン初戦でした。場所は加古川。独立系の非公認大会ですが、陸連公認コースを走るので初戦の足慣らしとしては問題なし。今年3月の篠山ABC以来の「42.195km」を久しぶりに体験して来ました。

しかし結果は・・・自己ワースト記録。
マラソン初参戦以来、ずっとサブ4(4時間以内で走ること)を自慢にして来たのですが、マラソン初参戦の時よりも35分も遅い、4時間30分でゴール。個人的には今まで走った中で一番過酷なレースとなってしまいました。

しかし、マラソン大会というのは良いものですね。
幾らレースが過酷なものになったとしても、大会の雰囲気が大好きです。

気温が高くて軽い熱中症になったことも、25Kmから両足が攣ったことも、コンディションの悪さと準備不足ですね。走る前から「明日はヤバイかもな」と思っていたのが的中。無事に完走出来ただけでも良かったと思っています。

次回は年明けのハーフマラソン、そしてメインに据えている3月の篠山ABCへとシーズンは続きます。これだけしんどい思いをしても、まだ走りたいと思うのが「始めにくく、やめにくい」マラソンの魅力かもしれませんね。

またひとつ、マラソンから学びを得ることができました。

細かすぎて伝わらないコダワリのポイント


朝は大雨だった大阪も、午後にはすっきりと晴れました。

今日は全社ミーティングで、来年の方針発表を行いました。創業15年の当社も来年は大きく変わります。これは NEXT STAGE へステップアップするための準備期間を終えて実行に移す時が来たということで、とても喜ばしいことです。スタッフ全員も気を引き締めてモチベーションを更にアップしているということは、会議の盛り上がりからも伝わってきました。

来年、いよいよだなー。とても楽しみ。


細かすぎて伝わらないコダワリポイントというのは誰もが持っていると思います。

季節が逆戻りしたのではないかというほど暖かかった昨日の大阪の気温は20度。春のような格好で出勤したことは良かったのだけど、やっちまったーのコーディネート。

皆さん、分かりますかね?

はい、そうです。
ピンと来た方もたくさんいると思いますが、靴の色とベルトの色が統一されていないのです。ベルトが黒で靴が茶色。あーやっちまった。

一応逃げ道はありまして。

シャツの上にスプリングコートを羽織っていますが、夜は寒くなるかなと思って薄手のセーターも持参していたのです。しかし、暖かいので着るチャンスもなく、ベルトを隠すことには至りませんでした。最終的に黒ベルト+茶色靴という出で立ちで一日を過ごすことに。

以前は駅であべこべなことに気付いて、ベルトを換えに家まで戻ったこともありましたっけ。全く気にしない人からすると、「なにそれ」と思うようなことでも、本人にとっては重大なこともあるのです。

さて、今週もあっという間に終わろうとしています。

明日は今シーズンのフルマラソン初戦。コンディションも準備も万端とは言えませんが、足慣らしに頑張って楽しんで来たいと思います。

楽しみ凝縮、極楽トレラン(温泉・ビール・サプライズつき)


こんなに楽しいことはない!!

素直にそう思える極楽トレランのススメ。

朝6時半に芦屋川駅にラン友N君と待ち合わせ。街角ローソンカフェでホットコーヒーを飲みながら作戦会議をする。このワクワク感がたまらない。N君は地図を出してきて、先週はここを走った、このコースは人がいなくて寂しかったなど、目をキラキラさせながら話してくれる。僕もそれを嬉しそうに聞き、自分が好きなコースを話す。

そうそう、これだよ、これ。

趣味を共にする者同志の世界。この一体感がたまらない。僕もN君も基本的に単独行動をするタイプなので、誰かと一緒に走るということはとても嬉しいことなのである。さあ、今日はどうしよう。六甲山頂まで2時間、有馬までそこから1時間弱。走れるところは走りながら、3時間行程で温泉にザブン、ビールをごくり!よし、決まり!

芦屋川から風吹岩〜雨ヶ峠〜七曲り〜山頂〜魚屋道〜有馬温泉という王道かつ最短ルート。時間が時間だけに六甲山のメインストリートというべきこのコースも人はまだら状態。ところどころで紅葉を楽しみながらトレランを楽しむ。

予定どおり、2時間弱で山頂に到着。ひとしきり記念撮影をし、汗が冷えて寒いので早々に魚屋道へと歩を進める。

裏六甲も紅葉真っ盛りだ。台風の影響でところどころ道が崩れているが走行には問題なし。

山頂から45分程で有馬に到着。銀の湯が改装中のため、金の湯へザブン!

あ〜極楽!!! 

そう、極楽としか言いようがない、
だって、この充実感でまだ朝10時なんだもん!

さっぱりした後は、有馬の風情ある温泉街を「ビール」を求めて散策する。まだ店がオープンし始めたくらいの時間。

N君が、日本酒も充実していてお勧めというので、バス停前の立ち飲みバー「酒市場」へ。

カウンターにつき「まずは、生ビール」と声を掛けると・・・なんか見た事ある顔が・・・

そう、旧友がカウンターでサーブしていたのです!
恐らく10年ぶりくらいの再会!!

もうね、予期しないとはこのことですよ。嬉しいなあ。こんなことがあるから、人生楽しいなあと染みるのです。しかも彼女、なんとマラソンは3時間10分、トレランの大会もしょっちゅう出ているようで、その当時からは全く想像すらできないアスリート女性へと変身していたのでした。ここはランナー、ハイカーの聖地なのか。笑

懐かしい昔話、そしてラン話に、三人で花を咲かせながら飲むビールの旨さよ(N君はひたすら、にごり酒をリピート)。そして時間はまだ11時である。なんだこの充実感は!!

ひとしきり飲んだ後、夙川までバスで帰ってきました。

日曜日の午前中。
この短い時間に、こんなに楽しみが凝縮されるなんて。

山と海が近い阪神間ならではの楽しみです。

あー、最高!!!

海、川の風景色々


この土日、時間が許す範囲でランニング。
土曜日はポッカリ空いた一時間を利用して13Km、今朝は娘達のピアノ発表会の前に20km。

週末が大好きな僕としては、土日がすっきり晴れてくれるというのはとても嬉しいことです。この二日間は体を休めながらも、景色を楽しみながのランを楽しむことができました。

賛否両論あるけれど、それでも「がんばる」という気持ちを応援したい


仕事から帰宅してすぐに見始めた今夜の男子フィギュア。

羽生選手と中国のエンカン選手が6分間練習中に激突したアクシデントをリアルタイムで見た。両者共、絶対に棄権すべきだろうという状況を乗り越えて最後まで滑り終えた。僕は今夜の大会を見ながら涙した。

この件については、賛否両論あると思う。

一つは、かなりの衝撃で頭部を打撲しているし、自分では歩けないほど足も痛めている状態で、今後の事を考えプロのアスリートとして絶対安静を優先すべきだし、コーチも周りも滑らさないで棄権させるべきだという意見。そして、もう一つは、羽生選手の体を心配しつつ祈りながら、彼の意思を尊重するという意見。

僕は後者の意見に与する。
もちろん激突した直後と治療を終えて真っ青な顔で練習を滑り出し始めた時、「長いシーズンが始まったばかり、流血もしてるし脳震とうも怖い。足も大変なことになっているのではないのか?ここは絶対に無理せず、棄権してほしい」と思った。

でも。
周りが何と言おうと羽生選手は絶対に滑る決意だったのだと思う。コーチは絶対に棄権を進めたはず。周りの大人も絶対にそう言ったはずだ。

でも、最後は羽生選手の意思に任せた。緊張感で痛みを感じないというのも分かるけれど、自分のコンディションは自分が一番良く知っているし、大げさに言うと生死についてもそうだろうし、何よりも、それが彼自身の生き様であり美学であり、絶対に譲れないポリシーなんだろう。それでもし競技人生が終わったとしても、後悔はしないという絶対的な気持ちでもって一試合、一試合を戦っている。彼のように強靭な精神と不屈の気持ちとストイックさを持つアスリートは、常にこれが最後の試合だと思って挑んでいるのだろう。


スポーツが素晴らしいなと思うのは、今夜の羽生選手やエンカン選手のようなプロアスリートでなくても、名も無き一般市民でも必死にゴールや勝利を目指すことにあると思う。みんな、己と戦い続けているのだ。

僕も市民ランナーとしてマラソン大会に何度も出場しているけれど、もうこれ以上無理、足が動かない、歩いても痛む、痙攣が止まらないなどの状態を毎度経験している。それでも、必死で半泣きになりながらゴールを目指す。実際、名も無き市民ランナー達も、足を引きずりながらゴールし、倒れこむ人たちを何人も見てきた。ゴールした後に泣いている人もいる。みな、それぞれの事情とポリシーと美学の中だけで生きている。誰かに走れと言われている訳でもない。死ぬくらいやれと言われている訳でもない。でも、みな、明日がなくてもいいから、やるのだ。

賛否両論あると思うけれど、僕は、やはり、そういう人間でい続けたいと思っているし、そういう人達を応援したいと思っている。

ジーンズの太腿部分がパツパツになってくる季節


今週末の三連休が雨模様という話題で巷は持ちきりの様ですが、少しバックデートして先週末のトレランを書いておきたいと思います。

快晴に恵まれた土曜日。

家族が出掛けてちょうど一人になったので、朝6時半に家を出発し六甲山を目指しました。その日のコンディションで、雨ヶ峠まで行くか、東おたふく山まで行くか・・・トレランシューズで走れるところは走り、無理せず調整しながら行こうと思いながら出発。

早朝のロックガーデンから風吹岩はまだ空いているので、気持ち良くスイスイ登ることができます。

こちらは風吹岩のにゃんにゃん。

急勾配を登り切り、ちょっと休憩。
ここからは平坦路や下りもあって少し楽になります。

雨ヶ峠に到着。

さあ、ここからどうしよう。ハイペースで走りながら登って来たので、そこそこ疲れてはいるけれど、時間はまだ早い。このまま一気に六甲最高峰を目指すか、ここで無理せずに東おたふく山を目指すか・・・と思案していたところ、休憩していた一人の若い山ガールが本庄橋跡方面を登り始めたので、釣られるように山頂方面へ(笑

本庄橋跡を過ぎると、七曲り。ここから一軒茶屋までがキツいのは重々承知。まあ体力は十分残っているし、このまま一気に登ろうと思って黙々と山道を進んでいると、一軒茶屋へ。そのまま、一気に六甲山最高峰まで登り切りました。

阪急芦屋川駅から六甲山頂までの所要時間は一時間五十分。
うん、これはかなり早い。納得のタイムです。

山頂からまた一軒茶屋に下りてきて、朝食。
後から登ってくるハイカー達とワイワイ会話をしながら飲むコーヒーの美味しいこと。

下山時は、風吹岩から保久良山経由、岡本方面へ。帰りは楽ちん。膝と転倒に気を付けながら走って下りてきたので、一時間くらいかな。六甲トレラン、かなり面白いです。次回は山頂から有馬温泉まで下って「温泉+ビール」でバス帰りという極楽コースだな。


翌日の日曜日はゴルフ。

早朝スタートの1ラウンドで、足には疲労が溜まっていたけれど、これもトレーニングだと思えばどうってことない。この時期、ランニングにトレランにゴルフに・・・と、足に筋肉がかなりついて太腿が一回り程大きくなります。

愛用のジーンズの太腿周りがキツくなって来ますが、これも好きでやっていることだし、それだけ鍛えることが出来ているということなので、嬉しいことです。

一ヶ月後のフルマラソンまで、まだまだトレーニングしないと。

克服型スポーツという共通言語


僕はマラソンを趣味にしているのだけど、同じく「ランナーな人達」とは時間を忘れるくらい話が弾む。多分、何かの制限がなければ、ずっと話し続けていれるような感覚だ。

誰しもタイムを1秒でも縮めたいし、1mでも長い距離を走れるようになりたい。出来れば、笑顔で楽に走りたい。そのために、雨の日も風の日も、仕事で疲れていても走りに行く。そして大会本番の、あの辛さや楽しさや達成感を同じように経験しているから、なんだか「同志」のように感じるのだと思う。要は、共感し合える仲なのだ。そして、マラソンやランニングは、その「共通言語」になっているのだと思う。

他にも共通することがある。
ランナーは、山にも行く人が多い。

同じ景色を見ながらのロードランは飽きてしまうから、気分転換に山ランをしたりトレッキングをしたりする。単なるトレーニング目的じゃなくても、ただ山道をリュックを担いで歩いているだけで楽しい。歩いて登るだけでこんなに楽しいなんて。

山もやはり「共通言語」だ。なんとか登り切って山頂で飲むビールの美味さや、行ったことのないルートの話や、登ったことのない山の話を聞いていると、自分も行きたいと思うし、チャレンジしたいと思う。今日は仕事の打ち合わせの際に、六甲縦走トレランがどれほどキツいかの話を聞いた。ああ、なんだかすごいなーって感心した。そのしんどさが容易に想像できるからだ。

マラソンや山は、共通して克服型スポーツの典型だと思う。

自分との戦い。
そういう意味では、これまた大好きなゴルフもそうなんだけど、ゴルフの場合は克服型というよりはメンタル面とテクニック面での作用が大きいし、社交性も含まれるのでちょっと違うような気がする。でも、同じようにゴルフ好きな人とも、ゴルフを共通言語として話が弾む。

「一回飲みに行くよりも、ゴルフを1ラウンドした方が仲良くなれる」

という話は良く聞くけれど、ゴルフは「大人のピクニック」という形容詞にあるように、朝から夕方まで一日を自然の中で過ごす訳だから、その人を知るという面では、一回の飲みよりもはるかに早く仲良くなれるのは当然だとも思う。プレースタイル、マナー、会話。いろんな観点から、その人となりを知ることも出来る。逆に嫌な面を見ることもあるかもしれない。

趣味には色々な種類があって、音楽、車、読書、映画鑑賞などから、テニスや野球と行ったスポーツまで、幅広い。それぞれに愛好家がいて、サーファーはサーフィンに出会っただけで人生の半分は成功したって言うし、鉄道愛好家も、コミケな人達も、みんな同じようにそう思っているのだろう。そう考えると、趣味って素晴らしいなあ。

僕も今までそれなりに色々としてきたけれど、マラソンや山は(スキーもだけど)、その中でも「共通言語」としては本当に深みと奥行きがある感じがする。そこがなんだか面白い。

【レポ】新調したトレランシューズを試してみた


トレランシューズとして、NIKE Wild Trail を購入したので早速試してみました。

ランニングシューズもNIKEなので、履き慣れているという点と安心のサイズ感が決定打。山は通常トレッキングシューズで登るのだけど、やはり平坦なところでは走りたい。くるぶしまで隠れるミドルカットのトレッキングシューズでは、重たい上に足首が自由に曲がらず走りには不向きです。


ルートはいつもの、六甲山、高座の滝〜ロックガーデン〜風吹岩〜横池〜雨ヶ峠。今日のパートナーは、次女。体力は長女よりもあるので、お昼に出発しても十分に雨ヶ峠までの往復は大丈夫そうです。もちろん、最初から走る訳にも行かないので、今日は歩きながら履き心地をチェック。

さて、 NIKEのシューズを買う時の注意点ですが、足幅が狭いということ。サイズは通常履いている靴よりも一回り大きめを選びましょう。そういう意味では、何もNIKEにこだわる必要ないのですが、そこは好みというものですね。

柔らかい歩き心地と軽さは抜群。ソールもトレラン用なのでグリップして滑りません。山走にはぴったりです。他のメーカーを試したことがないのですが、お値打ちな買い物が出来たと思います。


さて、体力自慢の次女(小2)と二人だけの山は、かなりスムーズに距離を稼ぐことが出来ました。やっぱりシーズンですね、山にはハイカーがいっぱい。良い天気にも恵まれてとても楽しく登ることができました。

さあ。次の山はいつかな。
今から楽しみで仕方ありません。

逆風に向かって走る時に思い出す一文がある


時折吹く突風にバランスを崩しながら、海沿いを走る。

雨が降れば引き返そうと思って、家を出た。出来るだけ走れるうちに距離を稼いでおきたいのが本音だ。少々の風くらいなら、走る分には問題ない。

もうすぐ大阪や神戸マラソンといった大きな大会が近づいているからなのか、こんな天候でもランナーは結構いる。明らかにタイムを狙っているランナーもいれば、完走目的のランナーも。長いこと走っていると、ペースや表情でこの人がどのレベルのランナーなのか大体分かるようになってくる。


少し気分を変えてみようと、いつも履いている「lunar glide」ではなく、ハーフマラソンなどのレース用にストックしている軽量の「ZOOM SPEED RIVAL +」で走ってみた。ソールが厚くてクッション性の高い lunar glide とは違い、ソールが薄くて軽い分、しっかり地面を捉えて走れている感じがして気持ち良い。でも、クッションが薄いと膝や脚の痛みが出るのが怖いので、また普段の練習は、lunar glide にしようと思う。併用が一番いいかな。


とにかく今日は風が強くて、海洋体育館に係留してあるヨットのマストに風が当たってヒューヒューと音を立てている。イヤフォンをしながら走っていても、風の音がうるさくて、サラ・ボーンの歌声も、1km毎にラップタイムをアナウンスしてくれる「Run Keeper」の女性の機械音も聞こえないくらい。

逆風の中を走るというのは本当にキツい。

走っても走っても全然進んでいる感じがしない。ティーグラウンドで超アゲインストの時に会心のティーショットを放ったつもりでも、全然距離が出ない時に良く似ている。ちょっと歩いて休憩しようかなと思うけれど、そんな時に思い出すのが、村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)」で彼が書いていた、

「マラソンは走るスポーツである。もし僕の墓碑銘なんてものがあるとしたら、[少なくとも最後まで歩かなかった]と刻んでもらいたい」

との一文だ。

僕は普段走っている時も、マラソン大会の時も、歩くし休む。ただ、かっこ悪くてもいいから3時間台でゴールを目指すだけの市民ランナーだ。でも、彼のフレーズは常に僕の頭の中にあって、ヘコタレそうな時に背中を押してくれる一言になっている。今日も台風が近づく逆風の中でそのフレーズを思い出していた。

今、外はすごい雨。
今日は家でゆっくり過ごすのが正しい選択の模様。