旅先で、まず初めに探すもの


プライベートかつ自分一人で学びが目的の旅において、まず探すのはスーパーです。

お惣菜コーナーが充実していたり、デパ地下のような感じで多店舗が同居しているような駅直結型であれば尚良し。こういうところは閉店間際になるとお惣菜が割引になりますからね、一人だし本やスマフォ片手に食べるだけのことなのでファーストフード以外の惣菜テイクアウトが一番良いのです。

ちなみに、今回のステイ先の近くには駅直結の「スーパー+多店舗+飲食店街」があり、とても便利。ちなみにこちらは、本格中華のお惣菜屋さんで買ったもの、通常1パック450円のものが、閉店前に行くと2パックで520円(ほぼ半額!)になりますのよ、奥様。オホホホ。

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美味しい。ちなみにここは唐揚げやビーフンも抜群です。

またスーパーがあれば、酒や炭酸水に困ることもありませんし、日用品もコンビニに比べて安いし便利そのもの。たまに気取ったところに行きたければ、そういうところを探せば良いし、何でも出来てどうにでもなるのが一人旅の良いところでしょうね。

そして、もう一つ。
ジョギングロードも忘れてはなりません。

国内であろうが、海外であろうが、どこにでもウエアとシューズを持参しますから、走れるところの確保は必須です。欲を言えば、大きな公園や海沿いのジョギングロードのようなところがあれば尚良し。とはいえ、道路さえあればどこでも走れますので、交通が少ないところ、歩道が広いところを探し、Google Maps片手に走るようにしています。

今回も少し良さ気なコースを見つけたので、ジョグってくることにします。
それでは、また。

運動後の飲酒はトレーニング効果を打ち消すと聞いて


どうも、美味しく飲むためだけに走っているエンジョイ市民ランナーの僕です。

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ハフィントンポストにこんな記事が掲載されていまして、愕然としております。そりゃもちろん、アルコールは身体に良くないことは重々承知、しかし走った後の酒があまりに美味しく(走っていなくても美味しくて)、フルマラソン完走直後にビールを一気飲みすることを一芸にしているくらいですが、やはり、この記事は堪えましたね。耳がとても痛い。

運動後の飲酒はトレーニング効果を打ち消す(ハフィントンポスト)

上記はペンシルバニア州立大調べですが、運動する人ほど酒を良く飲むということにも触れられています。体育会系=酒を良く飲むというイメージができていることからも分かりますね。記事の中には、博士の以下のようなコメントも掲載されていますが、

「今後は、なぜ人は運動するとお酒を多く飲むのか解明したいと思います。おそらくは、運動後のご褒美としてより多く摂取してしまうか、もしくは身体を活発に動かしていると、より多くアルコールを消費する機会に遭遇するのかもしれません。私たちが、アルコールと身体活動の関係を理解すれば、アルコールの消費を抑えながら運動を促進する、新たな介入方法を設計できます」(記事抜粋)

先生、「かもしれない」じゃなくて、そうなんです、本当にそのとおりなんですよ。ご褒美だし、機会も増えるし、間違いありません。いいところ突いてくるなー!!(←誰

ランナーに特化すると、こんな記事も出ていてとても参考になります。

ランナー的お酒のたしなみかた(ジョグノート)

量は控えて、食事と一緒に飲むこと、ましてや運動後の酒はもってのほか、という感じ。

しかし夏場なんて酒の楽しみくらいしか走るモチベーションが生まれないのに、一体どうしたら良いのでしょうか。飲むために走っているとはいえ、やっぱりハーフやフルで楽に走れるに越したことはないし。こういうワガママランナーには、それこそ意識改革が必要ですね。僕はビールを飲んだ気分になりたくて、水ではなく、炭酸水を飲むようにしているのですが、タイムを上げたり、楽に走りたいと思うのであれば、やっぱり、色々と気を遣わなければなりません。

エンジョイ市民ランナーの良いところであり、悪いところは、ワガママなところです。笑

No pain No gain というより、Much pain Little gain


少し早めに帰宅できたので、ランニングへ。

一昨日に15kmを難なく走れたのは「良く食べたおかげ」なのか、それとも単にコンディションが良かったのかを確かめるためです。ちなみに今日も良く食べましたよ。朝はカツサンドにスムージー、昼は肉そばとおにぎり一つ、そして夜はボールいっぱいのチキンサラダと魚のフライ、そしてご飯二杯。

少し前では考えられないような食生活です。蕎麦はともかく、おにぎりやご飯なんて!

デスクワークがメインとはいえ、平日の夜はそれなりに疲れて帰宅しているので、週末に比べてコンディションが良いとは言えません。それでも結局、10kmをなんなく走ることができました。大量発汗で気持ちいい!!

しかし身体ってすごいですよね。15km走り、中一日でまた10km。一番走りこんでいた数年前のようなペースです。二週間前までは5kmでへばるほど体力が低下していたのに。これはきっと、良く食べているからだ。良く食べ、良く飲み、良く働き、良く学び、良く走る。よし、この夏はこれで行こう!


走りながら考えていたのですが、No pain No gain という言葉がありますよね。

「痛みなくして、得るものなし」という英語のことわざです。いつも近くに置いている言葉なのですが、考えてみると、痛みなくして得るものがないのは当たり前で、人生って、ほとんどがしんどいことばかりで、得るものはほんの少しだよな、と思うのです。言い換えるならば、

「Much pain Little gain」(痛みは多いけれど、得るもの少ない)

ですね。

カスのような存在の僕でさえ、「こんなことが出来て良いですね」と言われることがあります。しかし、もし僕が今出来ていたり、持っていたりするものがあるとして、それをどのように手に入れたかと言うと、時間と、金と、血ヘドと汗と引換えに得たものばかりです。辛いことや、誹謗中傷、悪口、村八分にされたこともありましたっけ。

特別な才能なんてこれっぽちもない凡人以下の人間にとっては、日々が「pain」です。痛みを感じながらも努力をコツコツと重ねるしかない。もう、それでやっと、なんとか社会の邪魔にならないように、やりくりすることが出来るんです。

マラソンもそう。42kmもあるのに、タイムを5分縮めることがどれほど大変か。鬼のように練習しても、当日のコンディションによってはリタイアしなければならないこともある。必ずしも、努力が報われる訳ではないのは、マラソンも人生も同じではないのかなと思います。

それでも。

それでも、見えないものを見ているかのように、日々何かを重ねることだけしか出来ないのが人間なんでしょうね。しんどい。でも、やるしかない。願わくば、そこに楽しみを感じながら。

仕方ないなー、やるか。


(写真は今年2月のサンフランシスコ・バーリンゲームでの朝ラン風景)

夏場の体力維持法


ここ一年くらい、糖質制限を続けることによって体重をキープしていました。

僕の場合の糖質制限は、決して専門的なものではなく、単に白飯、麺類を出来るだけ控えるようにすることです。そのお陰で、野菜やタンパク質はしっかり食べながらも体重は一気に5kg減り、その後キープしています。

しかしここへ来て、弊害(?)が出始めました。夏場の著しい体力低下です。普通に生活する分には全く問題ないのですが、走ることが出来なくなって来たのです。少し前のブログにも書きましたが、10kmなんて「ちょっと散歩」くらいの感覚でスイスイ走れていたのが、最近は5kmを超えるとペースがガクンと落ち、歩いたり走ったりを繰り返してしまう状態。あれ・・・なんだこれ、一体どうなってるんだろう・・・と焦った僕は、元気自慢の先輩方に元気の秘訣を尋ねてみることにしました。

まず一緒にラウンドした取引先の方(50歳過ぎて2時まで飲み、翌朝7時からラウンドするような人)にお聞きしたところ、「僕が知る限り、元気な人はね、とにかく飯食いますよ!めっちゃ食べる人は元気ですわ」とおっしゃいました。同じように取引先の社長(50歳前にしてバリバリ、引き締まった身体が自慢のトライアスリート)にも同じ質問をしたところ、「そりゃ、酒も飲むし、飯もむっちゃ食うで、がははは」と言っておられたのです。それを聞いて僕の単純な脳みそは一つの答えを出しました。

「やっぱ、飯食わなあかん」

試しに一週間、ご飯、ラーメンなど普通に食べ続けました。するとどうでしょう、先週は出張ばかりでかなりハードだったにも関わらず、日曜日の夜に15kmをなんなく走ることができたのです。そう、以前のように。もちろん、夜とはいえ暑いので二回の水分補給はしましたが。

こんなに顕著に成果が出るなんて。やっぱり、僕のように走ったり、登ったり、クラブを振ったり、常に体力を使うことしかしていないような人間は、飯食わなあかんということですね。ただ、あまりハードな運動をされない方で、体重落としたり、美容に気をつかってらっしゃる方は、糖質制限効きますよ。どの方法を選択するかはライフスタイルによりますよね。

さあ、今日もご飯食べて元気いっぱいがんばります!

セレンディピティなビストロ


夏時期はランナーにとっては辛い季節です。

暑さに慣れるため出来るだけ日が出ている時間に走ろうと思うのですが、仮に夕方であったとしても普段の2倍くらいの体力を消耗します。冬場なら「ちょっと散歩程度〜」というくらい軽く走れる10kmも、夏場は20kmくらいに感じます。日頃の不摂生も相まって、足が出ない。

でも、今しっかり走っておかないと秋のフルマラソンでの結果は見えているので、どうしても走らないといけないのです。いやー、夏場のランのしんどさよ・・・


走る理由はもうひとつあります。
それは、美味しくお酒を飲み、ご飯を食べること。運動してカロリーを消費し、汗を流さないと、なんだか後ろめたくて食事も酒も気にせず楽しむことができません。

今日、久しぶりに美味しいビストロに出会いました。
夕方走った後にシャワーを浴び、三ノ宮をブラブラしながら、なんとなく入ったお店が大当たり!

最近は飲むばっかりで食事には拘っていませんでしたが、やっぱり、一皿ひとさら丁寧に仕事された料理を楽しむことって、本当に素晴らしいことですね。素材の下準備や細かい味付けまで、シェフのこだわりを見ることができました。

セレンディピティな出会いだった今日のお店はこちらです。

ビストロ・ガニオン 三ノ宮

日差しと汗と宴会と


晴れ間がのぞいた日曜日

バッグにタオルと着替えとソーダ水のペットボトルを入れ、2月の米国出張以来の水着を引っ張りだし(出張には必ず水着を持参します)、市民プールへ向かいました。普段から走ってばかりで、膝や腰の負担を減らすべく、たまには水泳も取り入れようと思っているのですが、ジムに行く時間はまずないし、温水プールはなんだか気が乗らない。ですから、屋外プールがオープンする夏場はチャンスなのです。

子供に水泳を教えつつ、自分もしっかり泳いで身体のバランスを整えます。それでも、夕方にはガツンと汗をかきたくてランに出掛けました。

飲んだ酒が体内からバーっと出て行くような感じがしてスッキリ。

とにかく昨夜は地元のバーで飲んだ飲んだ。新しく知り合った方々に加え、久しぶりに再会する常連さん達もたくさん来て、めちゃくちゃ盛り上がり、2時、3時まで飲んでしまいましたね。いや、本当に楽しかった!!そして最後は泥酔するというお決まりのパターン。

とにかく、いつも迎えてくれるC君と、Sピー君、そして昨夜ご一緒した皆様、どうもありがとうございました。こんな楽しい夜があるから、前を向いていられるのです。

ニップレスはハート型


風が強ければ洗濯物は良く乾く。

早朝からまたもやスイッチが入ってしまい白パン関係はすべて漂白剤につけ置きし、すすいで干す。一気にアイロンも済ませ、朝のまだ涼しい時間に走っておこうとウエアに着替えて出掛けました。

朝とはいえ、気温はグングン上昇、あっという間に汗ビッショリ。ビー◯クには当然、Tシャツによる擦れを防止するために絆創膏をハート型に切り抜いて装着しているのですが、それでもTシャツに汗がまとわり付くのが気持ち悪く、芦屋浜ではトップレスに(ニップレスは解除)。

ウェストに巻いているランニングポーチに、タンクトップとTシャツを巻きつけ。さながら「人間物干し竿」のようです。

芦屋浜では、思いつく限りの、と言っても過言ではないくらいの海系のスポーツが行われていました。フィッシングにビーチバレー、クルージング、ヨット、カヌーにウェイクボードの大会。コートでは、テニス、フットサル、バスケ、野球・・・

いいですね、夏。
スポーツが盛んなことは文化的に良いことだと思います。

結局2時間くらい走っていたものですから、昨日のゴルフ焼けに日焼けが上塗りされてしまい、顔なんて真っ黒になってしまいましたが、気持ち良く汗をことが出来ました。

良い日曜日でした。

蒸し暑さとチキンライス


朝6時に起きてジョギング。

湿度80%、とにかく蒸し暑い朝でした。
そんな中、汗をたっぷりかきながら走るのは爽快です。暑いからこそ、汗も噴き出るってものです。


3年前のシンガポール、やはり同じようにホテル近くの公園の周りをジョギングしていました。あの時も早朝であるにも関わらず、とても蒸し暑く、ジョギングしている僕を颯爽と追い抜いていったスケートボードに乗った女性をうらやましく思ったものです。

今朝のジョギングで、シンガポールのローカルに人気の、Wee Nam Kee Chicken Rice のことを思い出しました。出張で降り立ったチャンギ国際空港からホテルに向い、ひとしきりメール処理をした後にMRTで向かったWee Nam Kee。一人で来ているのは僕だけで、他は皆グループや家族でしたが、全く気にせずに一人で大きな丸テーブルを独り占めして、タイガービールを何本も開けたことを覚えています。

やっぱり、記憶は風と空気の香りです。

疲労と老廃物は、汗と一緒に流し去る


出張先からの帰りです。
九州新幹線「さくら」は初めて乗りましたが、とても快適。指定席なのに二列✕二列の居心地の良さったら。某国立大学での教授陣を前にしたプレゼンを終えてホッと一時。

さて、昨日にバックデートします。
個人的に山を超えた日曜日の午後。とにかくスッキリしたい。溜まったストレスと老廃物を何かで流したい。こんな時の答えはひとつ。「汗」で流し去る。方法はロードを走るか山を走るかの二択です。

一度はランニングシューズを履いて外に出たものの、曇空の下ではどうもロードを走る気持ちにならない。そこで急遽、家に戻ってシューズを履き替え、トレランに行くことにしました。行き先は六甲中央稜線ルートです。やっぱり曇天時にあえて傍流を行くのは寂しいですし。

雨上がりで水量が増した高座の滝。

ところどころ沢と化した山道を進みます。午後からスタートだし、曇空だし、人も少なめでした。

土日の行楽シーズンは人でいっぱいの風吹岩も、なんと貸し切りです。

夕方には帰りたかったので、雨ヶ峠で折り返し。涼しかったけれど、やっぱり登ると汗が滝のように流れます。これですよ、これ。とにかく汗を掛けば、溜まった老廃物が体内から出て行くようで気持ちいい!これぞリラックス+デドックス。

高座の滝まで下山し、大谷茶屋でマスターとワインを飲みつつ地元の郷土史についてしばし語り合い、予定どおり夕方には帰宅。夜は夜で家族で集まり食事をし、弟と三次会まで。せっかく流した汗は酒で補ってしまいましたが、気持ちの良い一日でした。

やっぱり運動は、心身の健康に寄与しますね。

イングリッシュ・ベイの風の音と空気の香り


夏を飛ばして秋が来たかと思うくらい涼しい日曜日。

向かい風は走るには辛いけれど、この時期のジョギングにしては極めて珍しく、ほとんど汗をかかない薄暮の12Kmランです。

人間は視覚だけでなく、五感で記憶する。

そう実感したのが、ちょうど大学の競技カヌー部が一日の練習を終えて片付けをしている横をサイクリストがスーッと横切った時でした。

夕暮れの日差しが季節に違わず強い反面、涼しい風が強く吹いてゴウと耳元で鳴った時、バンクーバーのイングリッシュ・ベイをジョギングしている気分になったのです。

イングリッシュ・ベイにいた13年前の夏を何故フラッシュバックしたのかは分かりません。ジョギングしている芦屋浜の景色もバンクーバーとは違う。でも、あの夏でも特有の涼しさ、からりとした空気と強い風、そして浜沿いのジョギングロードと、日差しのコントラスト。それらをちゃんと五感で覚えていたようです。

不思議なものです。
ちょっとしたことがきっかけで昔の景色を思い出す。僕にとってそのきっかけになるのは、風と空気の香りなんです。