【笑って読んでください】一番嫌な持病が再発した今日、思ったこと。今は身体が古きから新しきにアップグレードする過渡期なんだろうなあ。

いやあ、面白いなあ、人生って。

健康な人もいれば、そうでない人もいる。不健康なことをしていても90歳まで元気な人もいるし、健康オタクなのに短命な人もいる。無茶してもびくともしない人もいれば、無茶すらできない人もいる。

人生色々で、それはそういうものなのでしょう。何かにすがって良くなろう、とか、無理にこうしよう、とかではなく、受け入れること、できることを重ねよう、これが大切なんだろうと思います。

そんな自分も、たかだか44年しか生きていないのに、いろんなことが身に起きます。ちなみに今は、自分の身体が色々とアップグレードする前の脱皮のような状態だと理解していて、捨てるものと、新しく身に着けるものの間(はざま)を楽しんでいる状態とでもいいましょうか。とにかく、過渡期なんだろうなあと日々実感しています。

僕にはいくつか持病があります。中には、克服したと思っていたものもありましたが、今日、8年前に消えたと思っていたメニエール病が再発しました。

薬で落ち着いた今、同じように、何かで苦しんでいたり、戦っている人がいれば、自分もそうだし、同じように苦しんでいる。だから一緒に戦いましょう、一人じゃないですよ、というつもりでこの記事を書こうと思います。実際、過去の記事(一人のランナーがリウマチ発症に際して考えること、感じること(急がず焦らず、マラソン復帰を目指します!)2018年9月23日)をネットで検索して読まれたリウマチ発症したての女性が、インスタで直接連絡をくれたこともありました。その方とは今でもつながり、情報交換や近況報告をしています。仲間がいると嬉しいものです。

さて、その「いくつかの持病」の内の一つ。

まず、2018年に診断されたリウマチですが、2019年はとても調子が良く、症状も大人しくしてくれていたおかげで、5月の鯖街道ウルトラをサブ10で完走、10月の富士五湖ウルトラ100kmを12時間30分で完走、そして12月(たった三ヶ月前だ)の大阪マラソンで3:42のPB更新と、思い出に残る調子の良い年となりました。

しかし、年末から途端に調子悪くなり始め、朝の関節のこわばりと痛み、そして微熱が毎日続いています。微熱も毎日続くとしんどいもので、薬とロキソニンで抑えているという状態。

そして、二番目の持病が自律神経失調症。
こちらは悪寒と不眠、頭痛。全体のバランスが崩れてこちらもしんどい。でも、睡眠サプリメントとやはりロキソニンで乗り切れています。(ロキが切れると辛い)

そしてさらに更に。
2010年に発症し、8年前に克服したと思っていたメニエール病。

なんとこの、ラスボス級にきつい病(経験された方は全力で同意いただけると思いますが)が、今日、まさに今日のお昼に再発してしまったのです。

ここ二週間くらいでしょうか。耳のつまりと目眩が出始め、メニエール経験者としては「嫌〜な予感」がしていたので、今日のお昼、会社近くのかかりつけの耳鼻科に受診に行きました。久しぶりに会う先生に症状を告げ聴覚検査からスタートしたのですが、その最中から視界ぐるぐる。もはや立っていられなくなり、その後の検査もフラフラになりながらなんとか通過。先生に「まさに今、強烈な目眩が来てます」というと、目を見ていれば分かります、とにかくすぐに薬を色々とアレンジしますね、と言ってくださいました。

その後が地獄。

クリニックの待合でもフラフラ。薬局では立つこともできず、床に汗をボタボタ落としながら椅子にうずくまる僕を見て、すぐにメニエール患者だと察知した薬剤師さんが薬からお会計から全部持って来てくれて、しんどいですよね、大丈夫ですか、と優しく扱ってくれました。こういうの、ほんと嬉しいです。

会社に戻らなければと、梅田の繁華街をフラフラと右に左によろめきながら歩いているとやはり嘔吐。たくさん人が歩いているところで嘔吐なんて。でも、どうしようもなく、ビルの影に隠れてとりあえずうずくまる。そして、またよたよたと歩く。

ああ、9年ぶりだ、この地獄。以前は、地下鉄でもどこでも発作起きていて、視界がゆがみ、歩くこともできず、嘔吐を繰り返していた、あの、トラウマ級に辛い思い出。それがまた蘇るなんて。一番ぶり返してほしくない病気だったのに。

なんとか会社に戻り、会議室で横にならせてもらって(途中でまた嘔吐二回)、3時間後にようやく復活しました。でも一度発作が来ると、当分クラクラが収まらないんですよね。大量の薬を飲んで、随分落ち着きました。今回の再発、一過性だといいな!

2020年の2月2日に44歳の誕生日を迎え、ああ、今年は良いことあるかな、自分の年だな、と思っていたのですが、まあ、毎日しんどいことよ!笑うしかない!笑笑

こんな状態なので走れず、愛媛マラソンはぶっつけ本番でなんとか完走できたものの、それ以降も1kmも走れない日々が続いており、色々とフラストレーションも最初の内はたまっていましたが・・・まあ、今はとにかく休む時と言い聞かせています。

なんとか仕事も出来ているし、身体以外は順調すぎるほど順調だし、本当にありがたいです。感謝。3月は仲良しラン友さんと、お城周りをぐるぐる周るランの予定もあるし、とても楽しみ。ゴルフの予定もある。できることを楽しもう。

同じような境遇にある方、ランナーなのにちっとも走れなくて辛い方、大丈夫です。僕も同じですから。きっと今はそういう時期。休めと言われている時期なんです。

身体をいっぱい甘やかせてあげましょう!

その先に、きっといいことありますよ。

【松田瑞生選手ナイスラン!】大阪城ランからの、偶然出くわした大阪国際女子マラソンの選手たちの激走を見てめっちゃパワーをいただきました!

応援していた26km地点。松田瑞生選手、ナイスランでした!

今日は楽しみにしていた、中之島から大阪城ラン10km。

淀屋橋のミズノで着替えて友達と合流。ゆっくりと中之島を走り始めました。久しぶりの大阪城、ああ、我がランニングチーム「うめラン」の聖地。

最近忙しくてほとんど参加できていない練習会ですが、こうしていつものコースを走ると、やっぱりいいですね。なんだろう、この場が持つ空気とか、ラン友さんたちとのいろんな思い出とか。

走りながら気づいたのですが、そういえば、今日は大阪ハーフマラソン+大阪国際女子マラソンでした。「もしかすると、ランナーさんたちに会えるかもね」なんて友達と話をしながら、ぐるっと大阪城を一周。

大阪城の梅林も暖冬の影響でしょうか、もう花が咲き初めているようです。

少し周ると、大阪ハーフのランナーさんたちがたくさん現れはじめました。僕も数年前に一度出場したことがある、大阪ハーフマラソン。大阪国際女子マラソンの前哨戦として開催されるので、関門制限が厳しく、ゴールも120分でクローズという大会です。その時はたしか100分ちょうどでゴールした記憶があります。

手荷物預けのトラックに、まるで自分が出場するかのような胸の高まりを覚えました。

中之島に戻ってきて、ミズノでシャワーを浴びてランチ。
今日は寒かったので、浪花そば北浜の「かにあんかけ蕎麦」を。本当に美味しかった。これは。身体の芯まで温まりました。

それまで、大阪国際女子のコースは全然チェックしていなかったのですが、どうやら、自分たちが今いる北浜を通る様子。警察官やボランティアさんたちがたくさん道路上で待機しているではありませんか。

蕎麦屋でくつろいでから、そろそろかなと思って通りに出ると、しばらくして、先頭集団が!

隣にいたおじさんから「松田瑞生がトップやで」と教えてもらっていたので、カメラの準備もばっちり。しっかり動画を撮影することができました。目の前を実際に力強く駆け抜ける松田選手、結果的にそのままぶっちぎりでゴール!2時間21分47秒という好タイムでゴールしましたよね!おめでとう!!

しばらくすると、別のランナーが棄権しているようです。近くまで行くと、福士加代子選手でした。沿道に深々とお辞儀をして、関係車両に乗って行きました。

悲喜こもごも。
その姿を見てなんとも悲しく寂しい気持ちになりましたが、次の名古屋ウイメンズでがんばってほしいと思います。

その後もランナーさんたち続々と。
みんな(当たり前だけど)速い!!!!

こちらは小原選手。筋肉がすごいです。

元々、出会えると思っていなかった大阪国際女子マラソンですが、本当に運良く沿道から応援することができました。

弱っている身体に思いっきりカツを入れてもらったような気がします!

よっしゃ、リウマチなんかに負けへんで!!!!

最後まで諦めない姿勢を見せてくれた選手の皆さんに感謝です!!

久しぶりの日常、久しぶりの温泉ラン(今日はちゃんとゴールできました)

久しぶりの休みのような、そんな感覚。

今日は銭湯をゴールに設定し、ゆっくりと走り始めました。なにせ前回は5kmでDNFしてしまいましたから、今日こそは、という気持ちです。地元のいつものコースを走ると、ああ、日常だなあと思うのです。日常って、一旦いろんなものをリセットしたり、調律したりするのに必要ですよね。

ただ、ペースは6分〜7分の間のゆっくりペース。

やっぱりまだまだ本調子とは行きません。景色を楽しもう、100kmを走るペースのつもりで走ろう、そう思いながら、ゆっくりゆっくり歩を進めました。関節は節々が痛いし、来月の愛媛マラソン本当に大丈夫かな。あかん、あかん、弱気になっては!気合で克服じゃー!!

天気は最高でした!

なんとか15kmを走りきり、ご褒美の灘温泉へ。
源泉と熱い湯と交互に浸かり、仕上げはもちろん、水風呂との交代浴。
ああ、最高!

今日はノンアル。

近くの松屋でネギたっぷり卵のせ牛丼を。
日本はいいですね、430円でこんな美味しいものが食べれる!!!!

しっかりリフレッシュできたので、今週もしっかりがんばります!

得るものと捨てるものがある時、これから得ていくものに対してワクワクしていたい

2019年に得たものと、捨てたもの。

それは、ものであったり、考え方や思想であったり、健康面であったり様々ですが、捨てたものについて考えることはやめ、新しく得たものと、これから得ていくものについて考える時に常にワクワクしていたいと思うのです。

というのも、昨年の疲れがまだ身体の芯にずっと残っている感覚があって何をしてもしんどいのと、小康状態だったリウマチがここ数日ひどくなって来て夜中や起床時に手足に痛みが出て目が覚めるようになったりしてくると、否応無しに「やりたいこと」「やらなければならないこと」に制限が出てきてしまいます。明日は朝から走ろうと思っていたのに、痛みで走れない、とか。

そうなった時、積極的な意味で「あきらめる」ことも大切で、もう手に入らないものは仕方ない、でもだからこそ、別のものが手に入る可能性がある、そう思う方が顔を上に上げて前を向けると思うのです。

得て、捨てて、また得て、捨てて、を繰り返していくことで、結果的に、「今が一番いい」「今が最高」、こうなれば良いと思いますし、少なくとも、今の自分はそう思っています。

常にワクワク!

野球少年たちに話すイチローの言葉「厳しく鍛えることが難しい時代、自分で自分を厳しく鍛えてほしい」と、「国民の皆さん、これからは自分でなんとか生きていってくださいね」という国の方針と合わせて考えてみる

久しぶりに地元をジョギング。

12月はシンガポールで走り、ベトナムのダナンで走り、今週は皇居ランもしたけれど、やっぱり地元の芦屋川を河口まで下り、海沿いのキャナルを見ながら平坦な道を走るのは、僕の中で「ああ帰ってきたな」と心が落ち着く場所です。

ちょっとした窪みやクラックまで足が感覚的に覚えているくらい走っているコースですが、Herbie Hancock の 名盤「Maiden Voyage」にジャケットを彷彿とさせるような風景は、やっぱりいいんだな。

日本も本格的に「衰退先進国」としてシュリンクしていく社会への歩みを始めています。でも、一体どれほどの人が、これからのキャリアや働き方について真剣に考えているか。時折、色んな人を見ていて「本当に大丈夫?ちゃんと分かってる?」と思う時があるのです。もちろん、それは自分への問いかけでもあるのですが。

「衰退先進国」の重み、どこまで深刻に感じているでしょうか。

日本が働き方改革を推進している真の目的について、僕はシンプルに「これからは誰も面倒見てくれないので、自己責任で生きていきましょうね」という公式かつ正式な宣言だと思っています。

保険や年金も破綻するから国は国民を守れない、だからiDeCoなどを活用して老後に備えてください。企業もどうなるか分からないから利益の内部留保に走り、自分たちで自分たちの足りない分を稼いでねと、副業を解禁する。そのうち、法律も緩和されてアメリカのようにディブディスクリプション型になり、解雇も自由自在にできるようになるでしょう。日経平均が今年の最高値を記録しましたが、国金が大量に注ぎ込まれているからで、実際企業の業績は軒並み低迷。人減らしが更に加速し、間接部門の自動化が進みます。

そのような中で生きていかなければならないことをどこまで真剣に捉えることができているだろう。

これからはシンプルに、他責ではなく、自責で生きていくしかない。イチローが地元の野球少年たちに話していたことがすべてで、「厳しく鍛えることが難しい時代、自分で自分を厳しく鍛えてほしい」に尽きるのです。

すべて自己責任なら、自分で力をつけるしかない。他責にして甘えている人は容赦なく軒並み切られてしまいます。だって、価値がないのですから。

そうした時に重要ななのは、自分のスキルや人脈に対しての自己投資をどこまでやっているか。受け身ではなく、自分で取りに行く進取の気性。誰も怒ってくれない時代に、本気で怒ってくれる人をどれだけ大切にできるか、そして、自分をどこまで厳しく鍛えることができるか。

皮肉なものです。

自由主義が発展して人の心やゆとりに重きが置かれるようになり、資本主義が発展して技術が飛躍的に進化したにも関わらず、暮らしは豊かになるどころか、「精神と根性と情報収集力」が求められるようになるのですから。

このテーマ、観測点によって全然違う意見が出てくるのですが、基本的に「自己責任で生きていきましょう」は変わることがありません。

この年末年始、この想像以上に重たいテーマを真剣に考えてみたいと思います。


・・・というわけで、ジョギング中の僕の頭の中を文章にしてみました。

【4回目の大阪マラソン】ああ、この前日のエキスポの雰囲気、ほんと最高!楽しみ過ぎて眠れそうにない!

静かに黙々と明日の出走準備を進めています。

新コースで開催される大阪マラソン!四回目の出場ですが、昨年リウマチのためにリタイアしたという「忘れ物」を取りに帰りたいと思っています。今年、復活戦を心に刻んで、身体を鍛え、鯖街道72km、富士五湖100kmとウルトラを二回完走して自信を取り戻しました。そして、ようやく明日。
ここまでこれて嬉しい!感謝!

PB更新とか、目標タイムがある訳ではありませんが、とにかくニコニコラン、女子プロゴルフの渋野日向子ちゃんのように(笑)常に、笑顔で楽しみたいと思います!

今日は前日受付のためにインテックスのエキスポに。
やっぱりこの雰囲気、本当にたまりませんね!

いつもこのブログに書くように、僕はマラソンのこの雰囲気が大好きで走っているようなものです。ボランティアの皆さん、スタッフの皆さん、ありがとう!

ああ、楽しみで眠れない!
でも明日はもっと楽しんで走るためにがんばって寝ようと思います!

明日出走される皆さん、応援に来ていただく皆さん、明日は最高の一日にしましょう!

朝焼けが美しい季節です!

11月に入ってからようやく天気が安定し、気持ちの良い日が続いていることもあり、普段よりは順調に走ることができています。朝の時間は最高ですね。

今朝は特別、朝焼けがきれいでした。下の写真、燃えるような朝焼けでしょう?まるで夕焼けのようです。

朝日を浴びて、六甲山もほんのりピンクに染まっています。

仕事前の6時台に走っているのですが、結構ランナーさんも多くて、シーズン真っ只中を実感させられます。

関西ではこれから、神戸、大阪、奈良、と、大きな大会が続きます。自分は12/1の大阪が今年のフルマラソン初戦(と言っても、次は2月の愛媛マラソンで終了なのですが)。

今朝で今月80kmを達成しました。
この調子で順調に積み重ねて行きたいところです。

ウルトラのダメージなのか、胃腸が弱くなってるような気が。アルコールの回りが早くなりました。

連休明け、怒涛の忙しさで日々があっという間に過ぎていきます。気づくと木曜日の夜。ブログを二日も飛ばしてしまいました。

昨夜は新大阪で同業の集まりがあり、マニアックな技術ネタでさんざん盛り上がりつつ、海鮮三昧。

美味しい刺身盛りだったのですが、ウルトラマラソン以来、胃腸にダメージが残っているのか、刺し身+ビールの組み合わせでお腹を壊すことが多くなってきました。すぐにアルコールも回るので経済的といえば経済的です。

今日は、中部方面。刈谷の車載関連企業をハシゴした後、名古屋経由で帰阪。梅田で火の通ったベトナミーズ。最後はフォーでシメてお腹に優しい感じです。

毎日秒速で過ぎて行きますが、大充実!
楽しくて仕方ありません。

【なぜウルトラマラソンは面白いのか】長時間、長距離ゆえの苦しみと、ランナー同士の交流、そこから生まれる数々のドラマ

チャレンジ富士五湖100kmウルトラマラソンを完走して一夜明けた今日。朝、ホテルから見える富士山、ほんとに美しかった!

ホテルに隣接した温泉での朝風呂にスタートし、お世話になったラン友さんたちに別れを告げ、午後からの仕事のために高速バスで新宿に移動しました。

もうね、足も脚もどこもかしこも筋肉痛。

「辛い、痛い」という言葉しかありません。おまけに、レース後半でパンパンにむくんだ持病の右足ですが、どうやらスネを痛めたらしく、骨を打撲をしたような痛みで(筋膜炎?)、ほんと大げさではなく歩けないくらい。脚をひきづって歩く姿、新宿の人にはどのように映ったのでしょうか。訪問先の担当者さんも実はランナー。ウルトラも二回完走されているので、僕を見て「いやー、ナイスランでしたねー」と労いの言葉を掛けていただき、改めて、ランナー同士の絆の深さを知るのでした。

さて、やっぱりウルトラマラソン・・・大好きだ。なんて魅力的なスポーツなんだろう!

2:00に起床。4:30にスタートし、100kmを12時間31分かけて無事にゴール!終盤の登り10kmが雨で大変でしたら、なんとか気持ちだけでゴールしました。

しんどかった!苦しかった!だからこそ、ゴール後の達成感は格別でした。

最高の瞬間!

起床2:00、スタート4:30(118kmの部は4:00スタート)。ウルトラマラソンならではのクレイジーな時間ですよね。スタート前、変態ランナーが会場に続々と集まり始めます。

いよいよスタート!
プロデューサーの坂本さんの掛け声で雄叫びを上げます。

この頃はまだ元気まんまん!

それにしても、ウルトラマラソンの魅力って一体なんなんだろうかと考えた時、やっぱり、その途方もない距離と、時間、そして同じくゴールを目指すランナー同士の交流にあるのではないかなと思います。

一日で、フルマラソンを二回半走るようなもの。強烈な長距離を、みんなで励まし合ってゴールを目指すので、ランナー同士の絆を生むのです。

40km地点なんて、まだ半分も来ていないのですから!フルなら、もうゴールですよね。

特に、ラスト20kmになると、疲労も脚の痛みもピークに達します。その頃に出会ったランナーさん。歩道で脚を伸ばしているので、攣ったのかな?と思って声を掛けると、大丈夫です〜と笑顔で応えてくれました。その後、そのランナーさんとはエイドごとに出会って抜きつ抜かれつするのですが、会う度に励まし合い、お互いゴールすることができました。

90km地点。もう、残り10kmが長い、長い。

エイドやボランティアの皆さんの応援が本当に力になります。

エイドの風景。エイドのみなさんの応援に元気をもらえます。
ボランティアのみなさん、ありがとう!

富士五湖の魅力はなんと言っても、湖を順番に回って行くというスタンプラリー的な要素。RPG感というのか。

1つ目の山中湖に始まり、

ハマグチさんと一緒に、富士山をバックに。この頃はまだふたりとも元気!

2つ目、河口湖

3つ目、西湖

4つ目、精進湖

富士五湖のランナーさんって、靴や服装ですぐに分かるんですよね。羽田空港からのバスでも話をしましたし、宿泊していたホテルもランナーだらけ。温泉でも、ラントークに花が咲きました。

こういうのも、ウルトラならではの魅力。
全国から集まったウルトラランナーとの交流、まさに旅ラン。

ゴール後の乾杯!

このメダルがすべてを物語っています。よくやった、自分。

苦しくて辛いウルトラですが、次はどの大会に出ようかと考えてしまう不思議な魅力があります。

まずは、傷んだ身体をしっかり治し、12月の大阪マラソンを目指したいと思います。

すべてに感謝!

小さい世界で徒党を組んで傷を舐めあってる人間がとても残念な理由について(毒注意)

まあ、大中小関わりなく、生きている世界が小さい人間って本当に残念ですよね・・・見ていて辛い。そして、願わくば関わりたくない。時間の無駄です。

僕が残念に思う人間ってすごくわかりやすくて、例えばこんな属性です。

・小さいコミュニティで必死になってプレゼンスを保とうとしている人間
・イキること、偉そうに言うことによって承認欲求を満たしている人間
・傷を舐めあって目先のことしか考えない人間
・表だけ繕って、その場をやり過ごそうとしている人間
・傷つきたくない人間
・「自分らしく」を盾にして努力をしない人間

なぜ残念なのでしょうか。理由はいくつかあります。

・世界が、見えている世界の大きさ以上、広がらない
・努力をしているつもりでも、努力の総量が圧倒的に足りない
・己の弱さを定量評価できない
・自分のことで精一杯で、人に愛情を注ぐことができない
・己をさらけ出すことができず、嘘で塗り固められた人生を送るしかない
・弱さ、できないことを言い訳にする

最近の風潮として、「自分らしく」とか「本能の赴くままに」と言った言葉が自己啓発界隈で言われていますが、ほとんど麻薬と同じですよね。そこから何が生まれるのでしょうか。はっきり言って、何も生まれない。自己満足にもならない。

僕は技術の世界で生きているので分かるのですが、AIとかロボティクスとかって、結局、今の能力差のディバイドを広げるしかないんですよ。つまり、誰もができる単純労働は、すぐにAIとロボティクスで置き換わります。そこに情はないし、プロセスに対する評価が介在する余地はありません。「自分らしく」とか「本能の赴くままに」と言って惰眠を貪っている人間は、あっという間に、ベーシックインカムでシャブ漬けにさせられます。もしくは、ジェダイよろしく、世捨て人になるしかない(それはそれで幸せかもしれないが)

なぜか。

法律的に人の命は奪えませんから、養うしかないんです、AIとロボットが一生懸命(いや、彼らに意思はないのですが)働いて財を生み出すから。じゃあ、そこでシャブ漬けにさせられない人間になるには何が必要なのでしょうか。

・他責にせず、自責で物事を切り開く力
・誰よりも努力を重ね、学ぶ力
・常に居心地の悪い環境に身を置く覚悟
・自分の弱さを認め、公表し、長所で他者を圧倒する力

これがないと、多分これから先生きていくのは難しいでしょうね。

ちなみに僕は自己を正当化するつもりはありませんが、元ウツだし、腎臓もやられてるし、メニエール持ちだし、リウマチ持ちですよ。でも、日々学び、走り、ウルトラマラソンも、山ランも、とにかく乗り越え、昨年と同じ仕事はせず、新しいことにチャレンジし、英語を操り、技術もやるんです。みんな、よく言うんですよ、いや、あなたは特別ですよ、と。エリートです、と。

バカバカしい。

こっちもハンディ抱えながら日々生きるか死ぬかでやってんだよ。若い頃から今まで、どんだけ学び、努力し、居心地の悪い環境に身を置いているか。

目を覚ませ、皆。

必ずできる。
みんな、できる!

やってやろうぜ!