自動運転キットに見るトレンド

iPhoneとPS3のジェイルブレイクを世界で初めて成功させてその名を世界に轟かせ、自動運転カーをわずか一ヶ月で自作して更に世界を驚かせた天才ハッカー、George Hotzが今年末までに1000ドルで自動運転キットを販売する予定・・・とのニュース。わずか1000ドルのキットですよ。実用性、安全性はさておき、ブッたまげてしまいました。記事のソースはこちら。詳しくは下記のリンクからご覧ください。

Teslaに挑戦する自動運転車ベンチャー、AIが人間の運転を見てドライブ技術を学ぶ (Emerging Technology Review シリコンバレーからの先端技術分析レポート より)

George Hotz’s Comma.ai snags Tesla engineer to work on autonomous car tech (the verge)

よくよく読むと、 “自動運転キットはドライバーの運転をアシストする機能で、Tesla Autopilotと同じコンセプトとなる。Googleのような完全自動運転ではなく、運転の責任は全てドライバーにある。” (Emerging Technology Review より) とのことで、あくまで運転「支援」システムですが、それにしてもすごいですね。

最近オートモーティブ界隈のスタートアップスが群雄割拠しています。例えば最新の車を買うとコストが莫大に掛かりますが、今乗っている車にそういうデバイスをオンボードするだけで、最新のコネクテッドカーのように危険検知したり、コミュニケーションができたり、運転支援ができるようなツールがあれば、みんなもっと喜ぶし広がりますよね。

日本のスタートアップスPyrenee もその一つ。ダッシュボードに乗せるだけで危険検知し事故を未然に防いでくれる支援キットです。最初に目にしたのは昨年の SEMICON Japan の World of IoT でしたが、その同じ週の週末に行われた Gugen2015 にも出品されていて、同じ週に異なるイベントで二度も社長と顔を合わせてお互い「おお!」と驚いたことを覚えています。ちなみに Gugen2015 では優秀賞を受賞されていました。

車そのものも良いですが、こういうキット化することによって誰もが手に届きやすいものを作るというのも社会的な意義があって素敵だと思います。当分オートモーティブからは目が離せません。

(サンフランシスコでの運転風景)
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非日常を感じたいなら

「日常」という言葉は「自宅」と密接に結びつくと思っているのですが、裏を返せば、自宅としてイメージ出来ないものは非日常ということになるのかもしれません。というのも、先ほど調べ物がしたくて画像検索すると、偶然、素晴らしい家々の画像がスクリーンに広がり、しばしの空想に浸ることが出来たからです。

皆さんも興味があれば、 「amazing cliff side homes」 というキーワードでGoogle画像検索してみてください。そこには非日常の光景が広がります。本物の家からコンセプチュアルなもの、空想のものまで含めて。

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夜間飛行という言葉の響き

それは、サン=テグジュペリの「夜間飛行」にあるようなスリリングな、危険と隣合わせの郵便飛行のイメージではなく、なんとも言えないノスタルジックな、旅情を通り越した郷愁を感じます。

夜という響きと、暗くて静かな機内とは対照的に、月明かりに照らされた雲海、そして数時間後に到着するであろう異国の地に馳せる思いに繋がるのかもしれません。到着後のハードな動きを前にした、しばしの休息。出来るだけのリラックス。僕は大きなスーツケースを抱えてどこに向かおうとしているのだろう。

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ジェットストリームというFM番組がありました。
当時遠かった異国の地に対する憧れ、飛行機という非日常。それを彩るかのようなクラシックやラウンジミュージック。それは心地の良い音でした。

最近、Twitterを再開して「銀河鉄道の夜bot」をフォローしました。あのなんとも言えない言葉の数々にハッとさせられます。これもすべて暗闇の中を走る汽車の光景や月明かりに照らされた明るい野原の光景を思い出させます。夕暮れを走る汽車は、千と千尋の神隠しでも出てきます。

「その島の平らないただきに、立派な眼もさめるような、白い十字架がたって、それはもう、凍った北極の雲で鑄たといったらいいか、すきっとした金いろの円光をいただいて、しずかに永久に立っているのでした。」

「僕もうあんな大きな暗の中だってこわくない。きっとみんなのほんとうのさいわいをさがしに行く。どこまでもどこまでも僕たちいっしょに進んで行こう」

「カムパネルラ、僕たちいっしょに行こうねえ」ジョバンニがこう言いながらふりかえって見ましたら、そのいままでカムパネルラのすわっていた席に、もうカムパネルラの形は見えず、ただ黒いびろうどばかりひかっていました。

宮沢賢治の小説には死生観が出ています。死や別れは寂しいものです。旅も楽しさと同時に寂しさもあります。始まりがあれば終わりもあります。ただ時間は流れ、その先を見るのは、信じる心でしかありません。その先にあるものを信じることで、点と点が線として繋がる。

「夜間飛行」という言葉のなんとも言えない複雑な響きは、見えない未来を見る強さと、過ぎ去った過去に対する小さな郷愁から来ているのかもしれません。

週末のメンタルケア

雨のためインドアの一日。

晴れていればランニングも出来るんだけど、雨なので仕方ありません。それに、曇天と降雨時は著しくパフォーマンスが低下(頭痛と自律神経系)してしまうので、ここはもうスパっと諦めてしまう。流されることと、自分にとって心地よいことを行うようにしています。

音楽を聴きながら寝そべって旅行記を読んだり、アイロン掛けをしたり、靴のメンテをしたり。疲れたら窓の外の雨音を聴きながら目を閉じて寝る。無理をしない。先日東京で開催された日経ヒューマンキャピタルでも、メンタルヘルスやヘルスケアのブースが活況でした。仕事で最大限のパフォーマンスを発揮するためには、やはり、心身の健康が不可欠という訳です。週明けからスタートダッシュを決めるためにも週末を効果的に使いたいものです。

僕にとって、整理整頓もメンタルケアの上で大切な要素です。
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発汗後のビールが最高である理由

取って付けたかのようなタイトルですが、そんなの理由なんてありません。
No Reason、うまいものはうまい。

例えば山を登り、大量発汗し、運動をしっかりした後の冷たいビール。更に温泉で汗を流し、熱い湯と冷水に足を交互に浸し筋肉の疲れをほぐす。そしてまた冷たいビールを飲む。こんな贅沢があるでしょうか。だからマラソンもトレランもやめれないんです。

そんな訳で昨日。早起きて窓を開けると快晴!
朝8時に芦屋川駅で同級生の山+ラン仲間と待ち合わせ。総勢6名で、高座の滝〜風吹岩〜雨ヶ峠〜六甲山頂〜有馬温泉を目指すという、六甲山王道コースの始まりです。日向は暑いですが、このコースは木々に囲まれた山道が多いので涼しく登ることができます。

それでも大量発汗。
運動中の汗はサラサラで、水のようです。かけばかくほどビールがうまくなる!

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前日の雨で小川も水量多め。
手を浸すと気持ちいいです。

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山頂まで2時間半という良いペースでした。
さすがみんな鍛えてるだけある!

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記念撮影中(笑)
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山頂から有馬温泉まで魚屋道を下ります。有馬まで一時間ちょっとくらいかな。

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登山道が終わり舗装された道路に出ると、そこは温泉街。ハイカーだけでなく、観光客、温泉客もたくさんいます。風情ありますね。

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有馬温泉にはバーもたくさんあります。
そしてついにこの時が・・・

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いかがでしたでしょうか。
このブログではいつも六甲山ネタを書いていますが、今日は「ビールがうまくなる、いや、いつもうまいビールがさらにうまくなる」という角度から書かせていただきました。

さあ、次の山はいつだ!!

国力とは

中国の工場を見学に行くと、若い人ばかりが手を動かして働いているのを目にします。とにかく、若い人が多い。勝手な想像ですが、日本の高度経済成長期に地方から集団就職で都会に出て働いていた親世代がいたという事実をプレイバック映像で目にしますが、今の中国もまさにそれだと感じます。

基板の手実装の風景
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もちろん、一人っ子政策の影響で中国も逆ピラミッド、近い将来、日本と同じような状況になる(あるいはもっと深刻)のは目に見えていますが、今の労働力を支えているのは地方からの出稼ぎの若者たちです。

女の子もいっぱい働く風景
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一概には言えませんが、このような光景は手による労働に支えられた経済であり、今後AIの台頭でガラッと代わる労働の光景の中でも、まだ残された「手による労働」が世界のものづくりを支えているんだなと感じます。しかし、このような経済もいつまで続くか分かりません。でも、とにかく若い労働者が多いというのは、日本のそれとは大きく異ります。

僕は40歳ですが、これからの日本を考えた時に75歳、いや、80歳まで何らかの形で働かなければならない超先進国に生きている自分の覚悟です。

ブログと共に迎える12回目の夏

毎年6月は拙ブログの誕生月。

2005年6月からスタートしたこのブログも、12年目に入りました。なんとなく始めた割には随分長いこと続いているものです。そして、日々稚拙な文章であるにも関わらずに読んでくださっている皆様、上手に伝えることができませんが、いつもありがとうございます。僕の励みです。

僕にとってブログを書くことは、一日一日を塗りつぶすこと。
願わくば、出来るだけ丁寧に。

時間は過ぎゆくものです。何かをしようがしまいが、起きてようが寝ていようが、時計の針は正確かつ無情に時を刻み、人はその刻まれた時間の分だけ、年を取り、死に近づいて行きます。

時間に流されたり、目先の事に追われて、ただ漫然と日々を過ごすということだけは避けたくて、一日一日を振り返り、感じたこと、考えたこと、あった出来事を記録として残し、そして書くことによって考えを整理しています。聞いたことや学んだことをテキストとしてアウトプットすることで、インプットした情報がメモリーされるので、ブログに書いたことは良く覚えています。

そして、その繰り返しにより、少しでも成長して行きたいと願っています。昨日より今日、今日より明日。特別な才能もスキルも持ち合わせていないので、派手なことは出来ませんし、目立つこともできません。一足飛びに跳ねることもありません。ただ出来ることは、良いと思うものを継続するということと、遅いと言われても、鈍いと言われても、少しづつでも正しい方向に積み上げることです。少しづつ、少しづつ。そして、コンパスが指す方向へ一歩一歩、歩みを進めることです。

「世界の変化のスピードがこれだけ速くなると、〈地図〉はもはや役に立たない。必要なのは〈コンパス〉だ」

いろんな出会いと機会に恵まれ、仕事の幅も年々広げていただいています。少しでも、自分に関わる人たちのお役に立てればと思っています。家族、共に夢に向かう会社の仲間たち、友人たち。そして、様々な活動や仕事で触れ合う方々、そして、このブログを訪れていただく皆さん。何か少しでもこのブログに来ることが良かったなと思えるようなことがあればと願います。これからもよろしくお願いいたします。

Keep looking,don’t settle.
Stay hungry,stay foolish.

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普段聞くことが出来ない音を聞く

早い時間から大阪駅で打ち合わせ。
天気は下り坂でもないのに、どうも頭痛がひどくて取引先と飲みにも行かずに直帰しました。

今は一年で一番日が長い時期ですが、19時半の空はまだ全然明るく、「薄暮」という表現がぴったりのとても美しい空でした。普段であれば頭痛は飲酒で治療するという、チンパンを絵に描いたようなことをするのですが、最近は「飲む日以外は飲まない」という至極当然のことを固く心に決めているので、今日はジョギング・デトックスだなと思いつつ帰宅。なんとなく薄明るさが残る20時の国道沿いを走り始めました。

この時間、郊外の国道沿いはとても平凡かつ健全な人の営みを見ることができます。犬の散歩をする人、仕事帰りのOL、塾帰りに自転車に乗る学生。セルフうどんの店を覗くと、小学生の娘とワイシャツ姿の父親が二人で向き合って仲良く嬉しそうな顔でうどんを食べています。都会と自宅を電車で往復するか出張に出向くかの自分の生活の中で、このような平日の日常生活を目の当たりすることはまずありません。週末くらいです。

だって、静けさの中で自転車を漕ぐチャリチャリとした音を聞くことがとても新鮮に感じられるのですから。いかにも、自分が狭い世界の中で暮らしていることを感じることができます。さて、頭痛の方はジョギングでたっぷり汗を流したことで回復しました。

まだ少し、仕事の続きをすることにしましょう。

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ボロ雑巾からタオルへと

「ボロ雑巾」という表現が好きで、特にヘトヘトに疲れている状態、英語で言えば「exhaust」のことを、僕はボロ雑巾状態と言っています。

用法としては、急に飲みに誘われたりした時に「ボロ雑巾やけどいい・・・?」とか、「ボロ雑巾寸前やわ」などと使用します。あまりポジな表現ではありませんね。

味と環境は比例するといいますが、例えば今日の仕事帰りに立ち寄った天一と、昨夜、地元の仲間たちと行った芦屋モノリスとでは、僕の中で比べるもののなく、どちらも「美味しい」。ただ、どちらが、ボロ雑巾からタオルレベルまで回復させてくれるかというと、天一のスープだったりします。

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もちろん、モノリスのクラシックな店内も素敵でしたよ。

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とりあえず、ボロ雑巾とタオルを行ったり来たりしながら日々を超えて行くのが人生というものなんでしょう。仕事を前に進める唯一の方法は、仕事を一つひとつ終わらせること。

では、明日もがんばりましょう。

音と空間

次女のピアノ発表会。

長女は多忙のため今回はスキップ。子どもたちの演奏からプロの先生方の演奏まで、ゆったりとしたホールの客席に深く腰掛けて目を閉じ、奏でられるヴェートーベンやショパンに耳と身体を委ねます。時間の速度が普段の日常生活からは考えられないくらいゆっくりと流れ、五感で感じる空間のディティール一つ一つをしっかりと味わいながらの土曜日はとても素敵な一日でした。

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昨日までの日経ヒューマンキャピタルでも、メンタルヘルスやヘルスケアのブースが活況でした。会社は人なり、と言いますが、働き手がパフォーマンスを最大限に発揮し、チームとして売上と利益を右肩上がりで増加させるためには、身体と心の健康が不可欠です。

ちょっと無理しているなと感じた時には、自分が一番リラックスできる環境に身を置きリフレッシュすることが、仕事でのパフォーマンスを最大化するためにも必要だと感じます。

明日も晴れるといいな。

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