雨のサンノゼを離れ、モントレーで過ごす週末

モントレーのフィッシャーマンズワーフでピルスナーのランチビールです。

それにしても、良く降る雨。雨を避けるように101を南下し、ジャズ・フェスティバルで有名なモントレーとペブルビーチへ。

田舎の港町でゆったりゆらゆら過ごしています。週末の土曜日は町も人々もゆっくりしています。雨なので外を走れず、ホテルの屋内ジムでがっつりワークアウトしていますが、消費カロリーを軽く超えていく量の食事。帰国したらファスティングしないと身体が重たくて仕方ない。

港町には必ずフィッシャーマンズワーフがありますよね。
海の景色を写真でお届けします。

お祝いメッセージ御礼 〜 サニーベールのホテルのジムで過ごす一日早い誕生日

バースデー ジム自撮り

カリフォルニア時間、2/1(金) 22時。

一週間の工程を終えて、食事に行き、誰もいないホテルのジムで汗を流しています。ベイエリアにしては珍しく、今日と明日は雨模様。外はパラパラと雨が降っていますが、乾燥地帯のサンノゼにとっては恵みの雨といったところでしょうか。週末のトレランを楽しみにハードな週中を過ごしていたのですが、明日は屋内でワインを飲んだりして過ごすことになりそうです。

さて、2月2日は僕の誕生日。43歳になりました。

ここ4年ほど毎年サンノゼで誕生日を迎えていますが、当然日本とは17時間の時差がありますので、日本では先に2/2がやってきます。たくさんのお祝いメッセージをいただき、ありがとうございます。

おかげさまで僕は元気にやっています。

ありがたいことに、家族、友人たちに支えられて、また一つ年を重ねることができました。やるべき仕事も山ほどあるし、目標もあります。それら一つひとつに向かって丁寧に準備をし、クリアして行きたいと思います。

「やることもりだくさん」

今年も昨年の自分を1mmでも乗り越えて行けるよう、しっかり、丁寧に、圧倒的に、がんばります。

サンタクララの取引先のヘッドオフィスにて

相変わらず新しいサービスや技術が次々に生まれるエレクトロニクスのメッカ、シリコンバレー

こちらに来てから、たくさんの友人、知人、取引先と再会し、楽しくも刺激のある日々を過ごしています。

エレクトロニクス業界に身を置く自分としては、いわゆる日本でいうところの「シリコンバレー的」な、スタートアップやピッチイベントなどには縁遠いのですが、逆に本来の「シリコンバレー的な産業」である、半導体、電子部品、電子回路基板、センサーやモジュールなどのメッカであるこの場所で、同じ業界に身を置く企業や仲間たちと情報交換したり、新しい製品を学んだりできるのはとても喜ばしいことです。またこんなレガシーな業界でも、新しい製品やサービスは出てきています。特にインドやアジアががんばっています。

また、QUADCEPTもここ4年連続で出展していますので、さすがに業界での知名度も上がって来ていて手応えを感じます。

とにかく専門的な業界ですから、PhDホルダーがたくさんいるのはもちろんのこと、セミナーでは様々な論文やペーパーが発表されていますし、学歴や専門性がリアルに求められる世界です。

一緒に晩飯を食べながら、UCバークレーに通っている自分の娘がFacebookに内定をもらって、新卒初任給が1200万だと教えてくれた友人もいましたし、巷言われている「シリコンバレー」のすごさに日々出会うのも、ああ、ベイエリアに来たなあと実感する瞬間です。

なにはともあれ、自社の製品をアメリカでPRし、逆にこちらの製品を日本に紹介するという仕事をしていますから、プロダクトリサーチ、商談、契約など、毎日があっという間に過ぎていきます。

Where the chip meets the board – DesignCon2019 Silicon Valley 開幕

さあ、今年のエレクトロニクス業界の最先端技術が集まる DesignCon2019が開幕しました。今年もQuadcept ブースには多数のお客様に来場いただいています。

Thanks all attendees for visiting Quadcept booth, dl evaluation license from here.

5G技術、PAM4など、大容量高速化の技術を発信している Silicon Valley、ベイエリア地域ですが、 その中で注目されている我がソフトウエア。やっぱり時代のニーズをいち早く汲み取って先手を行くソリューションをいかに迅速にリリースするかが大切です。

ちなみに、お隣は、我らが日本の代理店を勤める Amber Precision Instruments 社。仲良く共同出展。彼らはEMC Scanner、ESD Scannerの世界最先端の技術を保有しています。

この世界最先端の技術が集まる地域で、たくさんのビジネスパートナー企業、クライアントと出会えるのはとても嬉しいですね。たくさん話しすぎて喉が痛くなりました。

ミーティング・セットアップ・レセプション

朝から取引先とミーティング。

クラウドベースのシミュレーションツールを開発しているシリコンバレー・ベンチャーのファウンダーは、過去二回、自社をバイアウトしているシリアル・アントレプレナー。その経験から、今新しい事業にチャレンジしています。

我々も彼の会社と協業して早3年。長い付き合いになりました。アフターミーティングは、CISCO本社の横にある、いつもの Koi Palace で。

その後、間借りさせていただいている Fremont の 当社オフィスへ行き、展示会出展の準備。

明日から、シリコンバレーの半導体・基板の祭典、DesignConがスタートします。

レセプション・パーティーはHyattで。

明日も一日がんばります!

時差ボケ解消の秘訣は、辛い料理と寝ないこと

いつものように機内ではあまり眠れず、映画を二本見た後はシートに横になって寝たり寝なかったり。

サンフランシスコ国際空港で車をピックアップし、サニーベールまで一気に南下。ウォルマートで水やらビールやら買い溜めしてホテルにチェックインし、現地企業と夕方の打ち合わせに。到着してすぐに一発目の会議ですが、出張はどこもこんな感じです。

事前に用意して送っておいたアジェンダどおりに順調に会議は進み、2時間で打ち合わせ終了。春頃にはプレスリリースを出せそうです。内容はお楽しみに!

会議の後は早めのディナー。
辛いタイ料理で疲れも時差ぼけも吹き飛びました。まあ、時差ボケの特効薬は、いくら眠くても夜まで寝ないことなんですけどね。




ポケット全開で空港内を急ぐ

空港内を急ぐ急ぐ。

ダシの味が恋しくならないように、時間がなくても、うどんで腹ごしらえ。まあ向こうでも和食ばかり食べてるんですけど。いつの間にかイミグレもパスポートスキャンで顔認証パス。便利に早くスタンプだらけのパスポート更新の必要もなくスイスイ。

今からサンフランシスコに向かいます。

東京とSanta Claraでの展示会に関するご案内

新年スタートしたばかりですが、毎年1月は我々エレクトロニクス業界の展示会ラッシュ。新機能の開発などで社内が超バタバタしています。

まずは、来週1/16〜18まで、東京ビッグサイトで開催される インターネプコン ジャパン に出展します。詳細はこちらから。

また、1/30と1/31には、シリコンバレーのSanta Clara Convention Centerで開催されるDesign Con 2019に今年も出展します。Quadcept will exhibit to the expo of Design Con 2019 on 30 – 31 Jan. go to detailed information here

いずれの展示会でも、Quadceptの拡張された新機能、ワンクリックで試作基板が届く「ものづくりサービス」elefab、クラウド型ワークフロー管理システム、SI/PI シミュレーションサービスなど、盛りだくさんのご案内となります。

それに伴い、当然自分も出張ラッシュ。
体調をしっかり整えながら、1月と2月を乗り越えて行きたいと思います。

皆様にお会いできますのを楽しみにしています!

うんうん、昔はみんなそうだったんだよ

前夜、飲み仲間でもある某大学の教授方と来年のプロジェクトに向けて軽く一献・・・の予定が、話が盛り上がり過ぎてどっぷり飲んでしまいました。途中で、アカンアカン飲みすぎてると気付き、水とヘパリーゼを緊急注入、会の終わりに更にヘパリーゼとミネラルウォーターを注入、帰宅してダメ押しのアクエリアスとヘパリーゼで仕上げ。これだけ対策しても軽く二日酔いなのですから、まあ「飲みすぎるな」ということです。

それほどまでして翌日に酒を残したくなかったことには、ちゃんとした理由がありまして。

翌日の午前中に、大阪にある別の大学の経営学部のゲスト講義の機会をいただいていたからなんです。文系学生80名の前で学内セミナーとして会社説明、製品説明を熱心にしても、電子回路やプリント基板、IoTと言っても身近じゃないでしょうから、経営学部生に馴染み深いビジネスモデル論とオープンイノベーションについての事例を交えながら話すと、半分近くの学生の目がキラキラ。いいですね〜真剣な眼差し。

一方で、スマフォいじりや内職をしている学生もいるにはいるのですが、まあ勉学のありがたみを心底実感するのは、社会人になってから。うんうん、自分も昔はそうだったなあ、でも、今のうちにしっかり勉強しておいた方がいいよ〜と思ったりして。何人かの学生さんと講義後に話すことができましたが、こんなビジネスをやろうと思っているんですけどどうでしょうか、と相談してくれたりして嬉しかったですね。

とにかく、最近大学との連携仕事が多くなってきていますが、産学官連携の重要性を意識している自分としてはやってきたことが実り始めた実感もあり、とても嬉しいです。

松田知樹

セミナー後のランチは、二日酔いを癒やす胃に優しい湯葉と豆腐のあんかけ蕎麦で。この週末は寒くなるそうですから、あんかけ系がほしくなりそうですね。

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空港の手荷物検査で止められた

しょっちゅう利用する国内線でも、手荷物検査で止められることはあるもので。

過去には、ハサミをキャリーバッグの中に入れていて止められたことがありましたし、国際線では、2年前にハワイから帰国する際、娘がビーチで作った泥団子が引っかかり、成分分析までされるという事態に陥ってしまいましたが、今回も羽田空港の検査員を「ある代物」で驚かせてしまいました。

それが、これ。

シリコンバレーに本社を構えるプローブメーカー、PacketMicro社が開発している、Delta-L用の高周波プローブです(なんのこっちゃと思われる方はスルーしてください)。スキー板のバインディングに見えなくもない。ちなみに箱のサイズは長辺20cmくらいのものです。

パっと見、時限爆弾ですよね。見た目のボックスも怪しい。

固定用のポジショナーと一体化しているから重たいし。

検査員の方に「これはなんですか?」と聞かれたので、「高周波用のプローブです」と当たり前のように答えましたが、はっきり言って聞いたこともないでしょうね。こんなもの持ち歩いているやつもほとんどいないでしょう。一応、通してくれましたので事なきを得ましたが。

考えてみると、今年の9月にサンタクララのプローブメーカーのCEOに、

「トム(僕のアメリカでの呼び名)、これ手荷物検査で絶対に引っ掛かるから、持ち歩く時はそのつもりで。俺なんて、国内線なんか手荷物預けないから、毎回、検査場で説明してるんだぜ、ハハハ」

っと、言っていたことを思い出しました。
 
空港の職員さんも大変ですよね、いろんなものを持っている人がいるでしょうから。
 
 
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