人が動けば街が動く

奈良での抱腹絶倒ラウンドの後、お誘いを受けて梅田で酒場放浪記。
久しぶりの梅田飲みです。

こだわりの旬の刺し身盛り合わせが最高でした。

梅田は土曜日の夜ということもあり、すごい人出。特に若い人たちの姿が目立ちます。横断歩道や交差点も混んで歩きにくいくらい。人が動くと街も動く。

行ったお店も満員御礼。客足が普通に戻って来ているようです。このまま冬に突入していくわけですが、第六波も来ず、飲食店の数字が回復することを願います。

飲食に使うお金の一部がゴルフに回っていたのか、どこのゴルフ場も盛況でビジターのラウンドフィーも(感覚的にではありますが)高くなっていたように感じますが、徐々に余暇の楽しみ方も元通りになっていくのでしょうか。それとも、コロナで慣れたスタイルが継続されるのでしょうか。いずれにしても、個人的には毎晩のように飲みに行くというスタイルは過去のものになりそうですが。

航空関連、ホテル関連株も徐々に回復していますが、この二年間で失った損失は図りしれず、補填には相当時間が掛かるでしょうね。今後の人の動きと経済活動に注目です。

【極楽六甲トレラン】走れる幸せ、飲める幸せ

阪急宝塚駅スタート、六甲山縦走路を六甲ケーブル山上駅のテンランカフェをゴールとする、まいどおなじみ「極楽トレラン」の日です。

前日、思いがけずに腰を痛めてしまい、あーやっちゃった、これは明日DNSか・・・と気をもみながら、マッサージをしたりストレッチをしたり、考えうる限りの対策をしたのが良かったのか、起床時はだいぶマシに。それでも通常の状態とは程遠かったので、湿布を貼り、コルセットを巻き、痛み止めを飲んで、集合場所へ向かいました。

ラン友さんたちと合流し、いざスタート。腰の安全のためトレッキングポールを使うことにしました。恐る恐る走り始めると・・・あれ?なんか大丈夫そう。いけるかも。皆さんとのトークが楽しすぎて紛れたのか、走りながら自然に腰があるべき位置戻っていったのか分かりませんが、意外なほど痛みはなく、スイスイ。日頃のアップダウン走の成果が出たのかもしれません。

標高が上がってくると、徐々に木々も色づき始めます。

六甲山頂を経由して、ガーデンテラスへ。
ここでは「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2021」が開催されていました。

記念撮影。
雲が近いでしょう。

18km、登り標高1270m、下り標高550mの山行です。
ゴールのテンランカフェで、最高の六甲クラフトビールをいただきました。

こうして、素敵な仲間と走れる幸せ、飲める幸せ。
やっぱりいいなあ・・・この幸せをしっかりかみしめました。

ご同行の皆さん、楽しい一日をありがとうございました!

環境適応能力と食欲について

もう11月なんですよね。

駅前から山の上に引っ越してきて丸三ヶ月が経過しました。人間の環境適応能力ってすごいもので、もうすっかりこの環境に慣れてしまいました。以前までは駅前の便利な場所にいたし、河川敷や海沿いなどジョギングルートもそこかしこにあったので山の上の生活には少し抵抗があったのですが、今となれば快適です。

ジョギングルートもだいたい決まってきました。
まずは見晴らしの良い場所まで登って、景色を見ながら深呼吸。

大好きな海が遠くにしか見えないのが残念ですが、爽快感はあります。

その後、電柱がなく、空が広い街を建物探訪しながら走る。
素敵な建物を見ながら走るのは最高ですね。庭造りの参考にもなるし。

当たり前のことですが山の中腹に住んでいれば、平坦な道がほとんどありません。登れば下らなければならないし、下れば登らなければならない。平坦道がなく、アップダウンだらけというところが自分の人生のようで、走りながらそういうことを良く考えます。

継続するためには、目の前にご褒美をぶらさなければなりません。

たまにハイカロリーのものが食べたい時がありますが、しっかり走ると、食べる言い訳もできます。というわけで、ラーメンとしゃぶしゃぶを週末のご褒美にしました。

それにしても良い季節です。
食欲の秋とはよく言ったものです。

新そばとひやおろしで感じる季節のうつろい

関東出張から帰ってきて、新大阪駅から梅田の馴染みの蕎麦屋へ。
秋といえば、新そばと、ひやおろしの季節。この季節ほど、日本人で良かったと思う季節はありません。

恥ずかしながら、今日蕎麦屋に行くまで「ひやおろし」のことは忘れていたのです。
手書きの品書きを見て、あっ!と。

そして、やはり日本酒には、新そばなのです。

飲みとか、外出とか、そういうのが少なくなってきたので、うっかり季節ごとの美味しいものを忘れていました。外に出るということは本当に大切なことですね。

明確かつ明快なメッセージの元に人は集まる

今日のゴルフ帰り、以前からゴルフ仲間の中で話題(というより、推し)になっていたラーメン屋さんに一人で立ち寄りました。そこはラーメンといより中華そば専門店。食べログ評価3.55で、近傍のラーメン店の中でも際立つ存在です。

メニューは、中華そば、塩中華そば、魚介中華そば、チャーハン、ご飯。トッピングは味玉とチャーシューのみ。派手な看板もなく、シンプルな店内にはカウンター10席。余分なものは削ぎ落とし「うちは中華そば一本で勝負します」というメッセージが感じられます。15時前だから空いているかなと思っていたら、3人ほど待ちが。自分の後にも次々とお客さんが入ってきました。

15分ほど待って、ようやくカウンター席が空きました。僕がオーダーしたのは、中華そばと半チャーハンのセット。セットメニューはこれだけです。

出てきたのは、昔なつかしの中華そば。チャーシュー、ネギ、メンマ、ナルト(ナルト!) れんげでスープを一口。旨い。麺も普通の麺なのに、旨い。もうこのお店はこのスープだけで勝負しているのでしょうね。

シンプルだからこそ、いい。
そこには奇をてらうわけでも、流行に流されるでもない、正真正銘の「中華そば」のみを提供したいというメッセージが込められているように感じました。

このラーメン店のように、明確かつ明快なメッセージの元に人は集まるのでしょう。

どういうことかというと、この店の場合は、

「中華そば一本で勝負します」=明確(はっきりしていて確実)
「だしにこだわっています」=明快(はっきりしていて分かりやすい)

これが、明確かつ明快なメッセージであり、それを実際に食した人は「ああ、確かにそうだ」と納得するのです。仮に万人受けはしなかったとしても、本物のファンがつく。

この要素、政治の世界でも、ビジネスの世界でもとても重要だと思うのです。

最近の総裁選ニュースを見ていると、政策、話し方、質問の受け答えに各候補者の特徴が出ています。何を言っているのか良く分からない人もいるし、真意が見えない人もいるし、だましだまし、逃げ道をつくりながら話す人がいる一方、「明確かつ明快なメッセージ」をぶれずに発する候補者もいます。

企業経営でも同じ。トップ・マネジメントがどれだけ明確で明快でぶれないメッセージを発することができるかにより、その会社は成長もすれば衰退もします。どっちに転んでも大丈夫なように、逃げ道を作りながら話す経営者に社員はついて行きたいと思うでしょうか。

情報が価値を生む時代、日和見でもなく、逃げ道を作りながら、どちらとも取れる曖昧な話し方をするのでもなく、話す人によって意見を変えるのでもない、ぶれないメッセージが、特にこの混沌とした時代に暗闇を照らす一筋の光のように輝きます。

なるほど、これが外で食べるラーメンの味か

緊急事態宣言中は在宅ワークが基本となっていますが、週に一度くらいは出社しています。先日、技術カンファレンスの講演収録があったので、一週間ぶりに出社しました。こちらの講演はオンラインカンファレンスの期間中、オンデマンド配信されます。

講演の収録も、以前はスタジオか会場に行ってカメラの前で話すという感じだったのが、今はzoomでの遠隔収録ですからね。便利は便利なんですけど、こちらは自社の会議室でPCを前にして話しているだけなので、臨場感や緊張感がない。まあ、一長一短ありますよね。

そして、大阪に出てきたタイミングで、取引先のメーカーを訪問。車で移動していたので、打ち合わせ帰りに幹線道路沿いの「丸源」というラーメン屋に入りました。駐車場のある大きなラーメン屋さんですが、今はどこも透明のアクリルパーテーションで区切っていて、どのラーメン屋も「一蘭」状態です。まあ、こっちの方が安心。

こちらはオーダーした「肉そば」。
なんか久しぶりに外で食べるラーメンだ。美味しい。

鉄板チャーハン

いろんなことを恐れずにいうと、チャーハンに関しては自分が作るチャーハンが一番美味しいと思っているので、こちらのチャーハンは、まあ普通に美味しかったです(怒られるで)

コロナ前までは夕食を自宅でとることは少なく、あれだけ毎晩飲み歩いていたのに、今となっては外食がランチも含めて「たまの出来事」になっているのですから。ほんと不思議なものですよ。逆にいうと、飲食業界にそれだけのお金を落としていたのが、それがなくなったということもできます。マクロ的にみて飲食業界がしんどくなっているのは当然ですよね。

元に戻るか戻らないかの議論はさておき、一度ある習慣に慣れてしまうと、その前の「当たり前」が過去のことになってしまうのですから、人間の順応力ってすごいと思います。

年を重ねたからこそ分かる感覚って面白い

素麺の味なんて、若い頃は分かりませんでした。どれを食べても味は同じだし、ガッツリ食べた感がないし、夏休み中の母の(言い方は悪いけれど)手抜き料理の一つくらいにしか思ってなかったのです。

でも、今、素麺好きだなあ・・・本当に美味しい。
どの素麺も好きだけど、やはり関西にいるので奈良の三輪素麺が好きです。しっかりコシがあって、歯ごたえがあって、風味が良い。

いつもゴルフ場に行く道すがらに素通りしがちな奈良駅前ですが、先日やっぱり素麺が食べたくなってお店に入り、注文しました。美味しいなあ。自宅用に素麺も買って帰りました。

素麺、蕎麦、湯葉、みょうが・・・
大人になって、というより、年を重ねて分かる味があるし、自分の好みも変わっていきます。本当に、毎年、毎年、新しい発見がある。今まで気にもしなかったことに興味を持ったり。

こういうの、本当に面白いですね。
また来年、そしてこれから先に新たな発見があるかと思うと、ワクワクします。

というわけで、今日も新しい世界が広がりますように。
毎日ワクワク!

週末の癒やし

忙しい一週間が終わり、週末に突入。

しかしこの一週間、忙しさに対して体力がついていかず、ブログの更新もままならないまま、土日の二日連続ゴルフを酷暑の中でこなし、今ようやくホッとしております。

それにしても暑い週末でした。
長雨も身体に悪いですが、酷暑も身体に良くないですね。

さて、アウトドア以外はおうち時間が多くなりますが、だらけてしまいがちな時間の起爆剤として、家で流しそうめんをしてみましたよ。

こちらがインスタにアップした動画です。
これがなかなか楽しいのです!

これからも色々楽しみを見つけていきたいですよね。

週末の癒やしがテーマですので、この二日間のゴルフランチをご紹介しておきます。

こちらは新奈良ゴルフ倶楽部。
焼きそば定食(麺二玉無料)

こちらは千刈カンツリー倶楽部の唐揚げ定食。
唐揚げとノンアルコールのレモン酎ハイってなんでこんな合うんでしょうね。

さて、今週も盛りだくさん。
一週間しっかりがんばってまいりましょう!

色々ある世の中ですけれど、穏やかに、健やかに、機嫌良く

どうせ生きてるなら、毎日機嫌良く過ごしたいものです。

このご時世ですから、今まで上手にできていたことが出来なくなったり、行動も制限されたり、それによってストレスも溜まることもあるでしょう。

だからなのか分かりませんが、メディアのニュースやツイッターなどを見ていても、なにかと文句、不平、不満、嫉妬が多くなっているような気がするんですよね。言葉も強めですしね。強く攻撃的な言葉は人を弱く見せるってことにも気付かないくらい、色々と余裕がないのかもしれません。

まあ、そんなものばかり見ていても仕方ないので、僕はできるだけ自分にとって「あまり良くないよな」って思うものからは遠ざかり、心地良いと感じるものの側にいるようにしています。

ほら、ちょっとしたことでも見方を変えればバラ色だし、ハンバーグに目玉焼きを2つも乗せちゃえばめちゃくちゃハッピーになるじゃないですか。自分の機嫌はちゃんと自分で取れるのです。

色々ある世の中ですけど、穏やかに、健やかに、機嫌良く。

予測ができない時代の予測ができる味

「止まない雨はない」と言いますが、本当にこの雨、いつまで降り続けるのでしょう。

僕の記憶の中では、少なくともお盆の夏休みがすべて雨だったことってないんです。良い季節を選んで滞在する八ヶ岳の滞在期間も、すべて雨ということもなかった。

これは異常気象の影響なのか、日本という国が亜熱帯地域になってしまったのか、僕は専門家ではないので良く分かりませんが、少なくとも「例年はこうだから今年もこうだろう」という予測がまったく当てはまらなくなったという点は間違いなさそうです。

コロナ禍でビジネス環境も大きく変化しましたけれど、それと同じですね。今までこうだったから、こうだろう、という固定観念はまったく通用しない。今回、一部上場企業の四半期決算が発表されましたけれど、15%の企業が上方修正しています。もちろん回復需要というのもありますが、僕の見立てでは変化に迅速かつ柔軟に対応した企業が大きく業績を伸ばしています。見事にくっきりはっきり明暗が分かれている。

自分の会社はどうでしょう。
これ、ちゃんと宿題にしたいですよね。昨年予想していたとおり(変化できるかできないかで明暗がくっきりと分かれる)のことが起きています。(2020年2月16日の記事「変化に柔軟に対応するって、具体的にどうすればいいの?」参照)

慈善事業ではなく、ビジネスをしているのであれば、見るべきは実績です。精神論やモノの考え方なんて、いくらでも模範解答があるのですから、もうそこは情報十分でしょう。実績に繋げれるか繋げられないか、ですからね。

さて、話が横道にそれてしまいましたが、八ヶ岳山麓も雨が降り続いています。もう家に苔が生えるんじゃなかろうか、と心配になります。

そんな心配をよそにお腹はちゃんと空くもので。
八ヶ岳山麓の富士見町にあるカントリーキッチンさんに行きました。ここは昨年からお気に入りのお店で、ステーキランチが美味しいのです!

大雨のカントリーキッチン。混雑を避けて早めに行ったのが功を奏し、すぐに入れました。(ハイシーズンは並ぶので注意が必要ですよ)

まずはサラダとオマール海老のスープ。

サラダはドレッシングが最高。オマール海老のコクが際立つスープも美味しい。

そしてメインのステーキ。

柔らかくて美味しいんです。これにパンorライス、それにデザートのプリンがついて、2000円なんだからね。お得でしょう。

屋内から屋外を眺めるのも良いもの。
雨によって緑が青々としています。

それにしても、雨、止んでほしいですよね。