Eテレで放送されている、ベニシアさんの「猫のしっぽ カエルの手」を見てから一度行ってみたいと思っていた京都・大原。
紅葉シーズン終盤。
三千院を始め、清流が流れる里山の大原は、冬に入る直前の最後の紅葉を見せてくれていました。ああ、日本の秋。なんて美しいのだろう。
なんとも癒やされる里山の景色です。
やはり、山があり、川が流れ、田んぼや畑が広がる。
原風景ですねえ。
お昼は、「はんじ」さんで。
ランチタイムのピークを過ぎた後だったからか、貸し切り状態。自分のことを「おばあ」と言うおばあちゃんが一人で切り盛りしているこのお店、メニューは、単品の卵かけ飯か、卵かけ飯の定食のみ。
「何もようせんで。卵かけしかないんやけどね」
と、石油ストーブにかけたやかんからお茶を入れてくださいました。よく話してくれるおばあちゃん(と言っても若々しい方なのですが)。とっても良い人です。優しいお出汁のおでんと卵焼き、お豆腐、お漬物など、地元の食材と共に。全部優しい。間違いない田舎の家庭の味。
この卵も地元産。濃厚でとても美味しかった。
日本の里山、とても良い時間を過ごしました。