【仕事終わりにハッカー学生たちのピッチ見学】自作のIoT製品に、英語でローカルエンジニアたちの前でプレゼン。おじさん驚いちゃったよ

現地取引先とのミーティングを次々にハシゴして、仕事終わりに向かった先は、初日に訪問した Hacker Dojo 。

滞在している大学2年の学生さんたちが、金曜日の夜に、この二週間のサマーキャンプの成果発表を行うというのを事前に知っていたので、参加して来ました。

参加した感想を先に述べると・・・

学生さんたち、めっちゃ優秀!!

なんていうのかな。
技術がすごいとか、英語ができる、とかだけではなくて、これだけの「いかつい」ローカルエンジニアたちの前で物怖じせずに話ができる、その度胸と勇気、これがすごい。

そして、みんなグダグダにならずにちゃんとまとめてくる。何より、みんな心の底から楽しんでいる。

いわゆるビジネスアイデアコンテストのようなものではなく、「こんなことができる、こんなものを、こんな技術を用いて作りました。」という分かりやすさがあるとはいえ、大したものですよ。おじさんびっくりしちゃった。

それと忘れてならないのは、オーディエンスの態度。

「日本から来た学生がなんか電子工作みたいなの作ってるわ」と下に見るのではなく、敬意を持ってちゃんと真剣に聞く、ローカルのエンジニアたち。誰一人、偉そうに聞いている人はいません。

ほんと、日本の偉いおじさんたちに煎じて飲ませたいわ、この聞く態度を。

男の子も女の子も、みんな個性が強くて、素晴らしかったです。

特に面白いなと思ったのは、AI搭載の知育玩具のようなもの。レゴで作った動物を、カメラの前に置くと、AIが認識した動物の鳴き声を出す。犬を作れば犬の鳴き声、象を作れば、象の鳴き声。要するに、レゴで、上手に動物の形をつくらないとAIが認識しないというものです。レゴづくりの腕も上達しますよね。

これ、某メーカーで発表したときはすごく好評だったそうで、ああ、やっぱりなと頷きました。

他にも、叩いて被ってジャンケンポンのようなものや、

サーボモータ(サーボ使うところがなかなかチャレンジング!)を使った楽器演奏ロボなど、見ていて飽きなかったです。


面白い製品の周りには人が集まってきて、ああだこうだと質問をします。これも良い文化ですよね。

いやあ、元気をもらったなあ。

学生さんたちにとってもこの二週間は素晴らしい経験になったでしょうね。仕事で少し疲れていたのですが、またまたエネルギーをもらってしまいました。

さあ、今週もこれで終了。

ベイエリアでの週末を楽しみたいと思います。

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